JPH04135484A - 8―ハイドロキシ―2’―デオキシグアノシンのモノクローナル抗体及びその製造法並びにモノクローナル抗体を生産するハイブリッド細胞 - Google Patents

8―ハイドロキシ―2’―デオキシグアノシンのモノクローナル抗体及びその製造法並びにモノクローナル抗体を生産するハイブリッド細胞

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JPH04135484A
JPH04135484A JP2258310A JP25831090A JPH04135484A JP H04135484 A JPH04135484 A JP H04135484A JP 2258310 A JP2258310 A JP 2258310A JP 25831090 A JP25831090 A JP 25831090A JP H04135484 A JPH04135484 A JP H04135484A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生体より発生するDNAの酸化分解物、8−
ハイドロキシ−2°−デオキシグアノシン(以下、8−
OHdGとする)を指標として、これを免疫化学的に迅
速・微量定量することにより、酸化的ストレスを評価す
ることを可能ならしめるもので、成人病、老化、ストレ
スなどに関係する医学・薬学・衛生学などの分野におい
てきわめて有用な8−(lIldGのモノクローナル抗
体及びその製造法並びにモノクローナル抗体を生産する
ハイブリッド細胞と、8−011+IG定量キツI・並
びにアフィニティクロマI・グラフィー用のカラムに関
する。
(従来の技術) これまで、放射線被曝、エネルギー代謝、薬物代謝など
により生じた酸化的ストレスによるI)Nへ構成塩基の
酸化分解物の定量には、標準となる標品を用いて、薄層
クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフィー、ガ
スクロマトグラフィー質量分析δ1により分離定量か行
われていた。
(発明が解決しようとする課題) 然し乍ら、前記各方法は、天然物試料の定性・定量にお
いては、共存類似物質の妨碍、II目的質がクロマ)・
グラ、フィーの検出限界以下の微量の場合、又カラムに
よる分離のために長時間要すること、その上比較的高価
な機器を必要としたりカラムなとの汚染のための、その
更新に多額の費用を要し、経済的でないことなとが指摘
されている。
即ち、天然に存在する低分子性の微量物質の定量評価に
は、その方法が特異的であることが第一の要件である。
その目的には免疫化学的な方法がすぐれているが、共存
する妨6す物質のことを考えるとき、特異性を保証する
ためモノクローナル抗体を利用するのが得策である。然
し、モノクロナル抗体の作製には、類似物質との交叉反
応性の低いことか要求され、その為多大の労力が要求さ
れる。
(課題を解決する為の手段) 本発明は、前記この問題を解決し、8−OHdGに対し
、特異性の高いモノクローナル抗体を産生ずる安定した
ハイブリッド細胞(以下、ハイブリドマという)を創出
することができた。又、この抗8−OHdG抗体を利用
して8−OHdG定最のためのキットを構築することに
より、本発明の実用化が可能となった。又、この抗8−
OHdG抗体を利用して8−OHdG定量のためのキッ
トを構築することにより、本発明の実用化が可能となっ
た。又、この抗8−O11dG抗体を用いて、天然の生
体成分中の8−OHdGを濃縮するためのアフィニティ
クロマトグラフィー用のカラムも作製することができた
即ち、8−OHdG(!: KLI+ (カサガイ・ヘ
モシアニン)とを結合させてコンシュゲイトを調製し、
これを抗原として、マウスを免疫し、細胞融合法により
、8−OHdGに対するモノクローナル抗体を作製した
これには、多数回の細胞融合の結果、極少数ではあるが
抗体産生ハイブリドーマを得、この中から限界希釈法に
よる抗体産生クローンを分取したところ、8−OHdG
に極めて特異性の高いクローンを’l’r−+た。そし
て、このクローンをヌードマウスの腹腔に接種し、腹水
中に抗体を作らせることができた。
また、このクローンの細胞培養により、同一のモノクロ
ーナル抗体を作らせることにも成功した。
本発明は、合成された8−OHdGのハブテン抗原によ
り、免疫されたマウスの脾細胞と同系のミエローマとよ
りなることを特徴とした8−011(IGハイブリドー
マである。
また他の発明は、合成された8−OHdGのハブテン抗
原により、免疫されたマウスの脾細胞と同系のミエロー
マとのハイブリドーマを作製し、前記ハイブリドーマの
増殖により生産されたことを特徴とする抗8−OHdG
モノクローナル抗体であり、次に、8−OHdGはモノ
クローナル抗体を用いて構築されたものであり、更に、
抗8−OHdG抗体を用いて作製される8−OHdG濃
縮のためのアフィニティクロマトグラフィー用の吸着カ
ラムである。
また製造法の発明は、合成された8−01(dGのハブ
テン抗原により、免疫されたマウスの脾細胞と、同系の
ミエローマとのハイブリッド細胞を作製し、該ハイブリ
ドーマを増殖させることにより、抗8OHdGモノクロ
ーナル抗体量を増大させた後、該抗8−OHdGモノク
ローナル抗体を分離することを特徴とした8−OHdG
のモノクローナル抗体製造法である。
(実施例1) 8−OHdGハプテン抗原により、抗8−0116Gモ
ノクロナル抗体を作るハイブリドーマを作製するには、
サクシニル−8−ハイドロキイデオキシグアノシン(5
ue−8−OHdG) I l 、 Oμモルをジメチ
ルスルフォキサイドに溶解し、これにN、N−カルボニ
ル・ヂ・イミダゾール(C1)l)(東京化成工業製’
) 126.8μモルを加え、室温で2時間反応させた
。ウシ血清アルブミン+33A (生化学二[−業製)
水溶液(22,2mg/ ml )又はカサガイ・ヘモ
シアニン(Kl、It) (Sigma)の水溶液(5
,8mg/m+)に、夫々前記反応物を加えて室温で一
晩撹拌を行ってコンシュゲイトの反応を完結させた。反
応後、蒸溜水に対して投石を行い、遊離のCDIと5u
e−8−OHdGを除去した。前記5uc−8−Oll
dGとタンパク質との結合量比は、(11)Sカラムを
使用した逆相クロマトグラフィー(10%メタノール溶
媒)で分析し、ピーク面積比から定量した。
KLI+は8−OHdGとの反応後透析により、不溶化
したが、溶媒のpl+を25に調製すると再び可溶化し
た。これをNa011によって加水分解しIIPI、C
により測定したところ、8−OHdG/K1.lI= 
3.2 (モル比)と推定された。又、8−OHdG/
l5A= 4.btg/m+であった。
(実施例2) 免疫用の抗原としてF!−01klG/K1.lIを使
用し、マウス(Balb/c♀、6週令)の腹腔に、1
回の投与量100μg/マウスをフロイントの完全アジ
ュバン1− (FCA)と共に投与した。2回11以降
はフロイントの不完全アジュバンl−(PIA)と共に
投す、シ、813〜6回の投!j後、細胞融合を行った
ミエローマ細胞としテP3旧細胞(P3−Xf13−A
g8−Ul)を用い】O%FC9、5x105M2−メ
ルカプトエタノール、1111Mピルビン酸を加えたI
?P旧刊640培地(日永製薬製)で培養を行った。
肺臓細胞とP3Ul細胞との融合は、常法とおり、9[
1wel lプレートを使用してIIAT培地により選
択的にハイブリドーマを増殖させた。1回の細胞融合に
より、平均して1000個のコロニーが得られ、酵素抗
体法(El八)により1次スクリーニングを行った。抗
体産生の確認されたものは平均継代培養を行った。24
vel lプレートで増殖のみとめられた細胞について
、r41Aにより2次スクリーニングを行い、抗体産生
細胞を再度確認した。その結果、1回の細胞融合によっ
て得られた抗体産生細胞株は1株程度であった。
従って、20回の細胞融合で得られた抗体産生株の合計
は、16株となった。この16株について、液体窒素内
に凍結保存してクローニングに備えた。
(実施例3) 抗体産生細胞のクローニングと交差反応の確認、及び8
−OHdGに対する反応特異性の確認について。
抗体産生株16株の内、N45 )1とN310株の二
つについてクローン化を行った。その結果モノクロナル
抗体を産生ずるクローンN45.I細胞とN310.1
細胞が得られた。
N45 、 I細胞とN310.1細胞の夫々が産生ず
るモノクローナル抗体を含む培養上澄液について、反応
特異性を調べるため、まず蛋白質に対する交差反応を調
べた。98vel lプレートに5種類の蛋白質を夫々
コートシておき、抗体が反応するがどぅがをみた。その
結果、N45.l抗体は8−OHdG/USA(:強く
反応して、l3SAには反応しないことが分がった。
OVAとKl、IIに対しては、非常に弱いが反応する
可能性が示唆された。一方、N310.1抗体は、8−
011rlG/!3SAをはじめ、BSA(ウシ血清ア
ルブミン) 、0VA(卵白アルブミン) 、K1.I
Iにも強く反応することが分かった。カゼインに対して
は、両抗体共に反応しなかった(第3図)。
両抗体の反応阻害実験を、8−0[1dG/BSAを抗
原としたEIA系に遊離の8−OHdGを加え、抗原抗
体反応を競合的に阻害できるかとうかによって11つだ
N45.l抗体は8−OHdG ]μMから500μM
の間で濃度依存的に反応が阻害された。ところがN31
0.1抗体は、8−011+lG500μMにおいても
阻害されなかった(第2図)。
従って、N45.1抗体は8−OHdGに結合し、反応
特異性が高く、N310.l抗体は8−OHdGに結合
しないことが分かった。
以上から、クローン45.1細胞の産生ずるモノクロー
ナル抗体は8−OHdG/nsAに強く反応し、その反
応は遊離の8−OHdGによって濃度依存的に阻害され
た。
従って、N45.1抗体は8−OHdGに特異的に反応
する抗体であることが判明した。
次に、抗8−OHdGモノクローナル抗体N45.1の
反応交差性を調べるために、r; l Aによる競合阻
害試験を行った。
すなわち、8−OHdG/BSA抗原に対してN45.
l抗体が反応する系に4種のヌクレオサイド(2−デオ
キジグアノシン、2°−デオキシアデノシン、2゛−デ
オキシシチヂン、2°−デオキシウリジン)を円3sに
溶解させて、2mM溶液を調製し、8−+1IldG/
13s八抗原をコーチインクした9μwcllマイクロ
プレートの1列]」に、ヌクレオシド溶液を入れ、12
列1″1に向って2培段階希釈し、これに一定量のN4
5.l抗体を加えて、37℃で1時間インキュベートシ
、反応したN45.l抗体量は、ペルオキシダーゼ標識
抗マウスIgG抗体と0PDA (オルトフェニレンジ
アミン)による発色で検出した。
その結果、N45.l抗体の反応は、1μMから1mM
の8−OHdGによってのみ阻害された(第3図)。
又、N45.l抗体の反応は、2°−デオキシグアノシ
ンや、2−デオキシアデノシン、2′−デオキシシチヂ
ン、2−デオキシウリジンによっては阻害されなかった
(第3図)。それで、N45.l抗体は8−(lIIr
lGに対し、より特異性の高い抗体と考えられた。
(実施例4) マウス腹水由来の抗8−OHdG抗体の作製抗8−OH
dG抗体産生ハイブリドーマN45.I細胞をヌードマ
ウスの腹腔に移植して得た腹水から、N45.1抗体を
精製した。又、この抗体を用いて8OHdG標準溶液に
よる競合阻害試験をEIA系にて行った。その結果、8
−OHdGの検出限界濃度は1 ng/m1.50%競
合阻害濃度は、1.51g/m+であった。
腹水の作製のため、ヌードマウス(8〜10週令)に、
抗8−OHdG抗体産生ハイブリドーマN45.I細胞
を腹腔内注射(1,X107細胞/マウス)後2週間[
1に腹水約4〜8ml採取した。
N451抗体の精製は、プロティンAカラムを用いて行
った。
精製に先立って、マウスIgGサブクラス検定キット(
アマジャムジャパン製)を用いて、N45.]抗体のサ
ブクラスを決定したところ、本抗体は、IgG ]であ
ることが分った。従って、このサブクラスに適したプロ
ティンAカラムによる精製条件を使用した。
即ち、プロティンAカラムを3MNaCII 、5Mク
リシン緩衝液(pH8,9)で平衡化し、N45.l抗
体を含む腹水をカラムに通してN45.l抗体をプロテ
ィンAに吸着させた。その後、pH6,0の100mM
クエン酸緩衝液にてN45.l抗体を回収し、1)l)
S  (0,1%NaN 3を含む)にて透析を行った
。同様の方法で2回の精製行程を繰り返し行い、合計し
て腹水2ml (総蛋白質Ju151.4 mg)から
N45.l抗体液12.4ml (蛋白質27.46 
mg)を得た。また、2度に分けて精製したN451抗
体の比活性については、同じであることを確認した。
透+11終了後、N45.l抗体は一20℃にて凍結保
存した。
(実施例5) 抗8−OHdG抗体を用いた8−OHdGアッセイキッ
トの作製(]”:IA系の構築)について。
前記実施例4におけると同様な競合阻害試験法により、
EIA系としての同時再現性の確認試験を行った。すな
わち、rr6で競合阻害試験を行い、作製した標準曲線
上に標準偏差(Sl)値)を示した(第4図)。このS
D値から判断して、サンプル内での測定値にばらつきは
少ないと言える。従って、本+41A系による抗原検出
の再現性は安定したちのであることが分った。又、N4
5.l抗体の最適濃度を決めるために、添加する抗体濃
度を0,2μg/m+と0.1μg/n+Iの2点設定
し、j−ティングする8OHdG/BS^抗原量は、4
.2μg/ml濃度とした(第5図)。
夫々の抗原検出限界値について比較を行った。
その結果、添加する抗体量を0.2μg/mlとした場
合の遊離8−OHdG抗原の最少検出限界は5μg/m
+となったが、添加抗体量を0.1μg/mlとした場
合には、抗原検出限界は1 ng/ ’mlとなり、測
定感度が上昇した。一方、遊離8−011(IG抗原を
添加しない場合に得られる最大発色値(標準曲線」二の
抗原ゼロ)は、添加抗体0.21℃g/mlの場合0.
1)、−0,84であるのに対し、抗体0.1μg/m
lの場合にはO,D、−0,69となった。このために
、標準曲線の傾きは抗体濃度を0.2μg/mlで用い
た方が急勾配となった。従って、測定の精度を得る場合
には、抗体濃度0.2μg/mlが良好と言える。木R
IAキットでは測定の感度をより良くするために、添加
抗体濃度を0.1μg/nn+とした。
(実施例6) 抗8−OHdGモノクローナル抗体によるアフィニティ
クロマトグラフィー用カラムのf+製について。
上記の如く精製した抗8−0116G抗体をCN13篩
ζ性セフアロース(又はトシル活性化アガロース)に吸
iコ1させ、適当な1ノイスのカラムに充填し、8−0
11+lGを含む試料を緩徐に通過ぜしめ吸着さぜる。
溶出はチオシアン酸塩などカオI・ロピック塩を含む水
溶液によって容易にiiわれる。適当な量のCN13r
セフアロースをとり、1. n+MIIclて膨潤さぜ
た後、ガラスフィルター上で数回1 mMllcIで洗
う。次いでカップリング緩衝液で洗い、直ちにカップリ
ング緩衝液で希釈したモノクローン抗体液と混合する(
モノクローン抗体51T1g/ +nl・ゲル又はそれ
以下の濃度)。室温2時間又は4℃で一晩撹拌しながら
反応させる。次に、上清を除き、ブロッキング液を加え
て室温で2時間もしくは4℃で一装置いて、抗体と反応
していない活性基をブロックする。
次に、カップリング緩衝液と0.1M酢酸緩衝液(pH
−5,0)と交互に5回世体を洗浄し、担体と反応して
いないモノクローナル抗体を洗い流す。更に、1)BS
で洗い、保存する場合0.05%NaN3を加えて4℃
で保存する。
以」−の如く調製した担体をカラムに填め、適当な条件
で8−OHdGを含む溶液を流す。室温又は4℃で一晩
りIsでよくカラムを洗った後溶出液(SCN1)11
7〜83M)で溶出する。溶+(+後はできるたけ早く
10%ジオキサンを含む緩衝液でカラムをよく洗った後
、O,1Mトリス−11CI緩衝液と0,1M酢酸緩衝
液で交互に洗い、最後に1)+39で洗い0.05%N
aN3を加えて4℃で保存する。
(実施例7) 抗8−O11dGモノクロナール抗体による尿中の8−
OHdGの定量について。(lシIA法) 8−OHdG/USA抗原の濃度4.21zg/mlに
希釈し、マイクロプレート(96well)にコーティ
ングするために100μI/wel1分注し、4℃で一
晩静置した。
次に、上清をのぞき、円3S(0,1%NaN3 )を
200μl/wel1分注し洗浄した。
ブロッキング液(0,I%BSA−PI3S O,1%
NaN3 )を300μI/wel1分注し室温で2時
間もしくは4℃で一晩静置して、抗体のプレートへの吸
着をブロックする。
ブロッキング終j′後、l)+33(0,1%NaN、
 )を200μI/wel1分注し洗浄した。
8−OHdG標準液はO(1)+33のみ) 、641
)g/ml、 320r1g/ml、 I 、 Fin
g/ ml、8 ng/ n+1.40ng/ml、2
0()ng/mt (最終濃度)の8点を取り、これら
を順に50 p I /vel lでプレートに分注し
、n=3で検量線を作成した。
サンプルは、起床後−寄切めの尿を用い、501zI/
wellでプレートに分注した。
これにN45.I抗体(タンパク質量0.2μl/nn
1)を50 lt I /wel Iで分注して、37
℃で1時間インキュベート・シ、反応後、上清を除き0
.05%Twccn 2O−P13S(NaJfree
)2007z I/wel1分注し洗浄した。
次に、ペルオキシダーゼ標識抗マウス1gG抗体(1/
1.000希釈)を、100μげwellでプレート分
l+し、37°Cで1時間インキュベートシた後、上清
を除き、0.05%Twccn 2O−PI3S(Na
N3 )200μI/wcl 1分注し洗浄した。
o−phenylendiamin(0円)A)による
発色で検出する為に、50mMクエン酸−100mMN
a211Pc4  ・12H20緩衝液p114.5を
用意し、0PDAを10g725m1の濃度で遮光しな
がら溶し、使用直前に、35%H2O2溶液を10μm
加えた。 100μI/wellでプレートに分注し、
室温で30分間遮皮下利しながらインキュベートし、2
Nl12 SO4溶液を1001z I/vel lで
プレトに加え反応を停止した。
反応停止後、492−1320nmの吸光度を測定し、
検量線を作成後、サンプルの8−011d(4を求めた
。その結果、尿中の8−OHdGの定量が可能となった
(発明の効果) 本発明によれば、8−OHdG抗体を効率よく作製でき
ると共に、これを用いることにより従来法に比較して、
はるかに効率よく微量の8−011(IG (1,ng
/m+)を再現性よく定量することができる効果がある
。又、遺伝毒性の評価のためには、1l−OHdG抗体
をアフィニティカラムにより効率的に濃縮し、極微量レ
ベルにおいても追跡することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はN45.l抗体、N81t1.l抗体の各種蛋
白質に対する交差反応の検出を示すグラフ、第2図はN
45.l抗体、N310.1抗体に対する競合阻害試験
を示すグラフ、第3図はヌクレオサイドによるN451
抗体の競合試験のグラフ、第4図はN45.l抗体濃度
Q 、 l μg/mlと0.27zg/m+の標準曲
線図、第5図は8−OHdG競合阻害試験における標準
曲線の同時再現性を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成された8−ハイドロキシ−2′−デオキシグア
    ノシン(8−OHdG)のハプテン抗原により、免疫さ
    れたマウスの脾細胞と同系のミエローマとよりなること
    を特徴とした8−OHdGハイブリッド細胞 2 合成された8−ハイドロキシ−2′−デオキシグア
    ノシンのハプテン抗原により、免疫されたマウスの脾細
    胞と同系のミエローマとのハイブリッド細胞を作製し、
    前記ハイブリッド細胞の増殖により生産されたことを特
    徴とする抗8−OHdGモノクローナル抗体3 請求項
    2記載の8−OHdGモノクローナル抗体を用いて構築
    された8−OHdG定量用免疫測定キット 4 請求項2記載の抗8−OHdG抗体を用いて作製さ
    れる8−OHdG濃縮のためのアフィニティクロマトグ
    ラフィー用の吸着カラム 5 合成された8−ハイドロキシ−2′−デオキシグア
    ノシンのハプテン抗原により、免疫されたマウスの脾細
    胞と、同系のミエローマとのハイブリッド細胞を作製し
    、該ハイブリッド細胞を増殖させることにより、抗8−
    OHdGモノクローナル抗体量を増大させた後、該抗8
    −OHdGモノクローナル抗体を分離することを特徴と
    した8−ハイドロキシ−2′−デオキシグアノシンのモ
    ノクローナル抗体製造法
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