JPH04135191U - ステアリングハーネスの電気接続構造 - Google Patents

ステアリングハーネスの電気接続構造

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JPH04135191U
JPH04135191U JP4277891U JP4277891U JPH04135191U JP H04135191 U JPH04135191 U JP H04135191U JP 4277891 U JP4277891 U JP 4277891U JP 4277891 U JP4277891 U JP 4277891U JP H04135191 U JPH04135191 U JP H04135191U
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JP
Japan
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case
connector
fixed
flat cable
steering
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Pending
Application number
JP4277891U
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English (en)
Inventor
松井秀行
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】部品数を減らし、作業工程、コストを低減させ
る。 【構成】固定ケース11及び可動ケース12に、雌コネ
クタ19及び22を嵌入するためのコネクタ嵌合部14
及び15をそれらケートと一体に形成し、さらにこれら
のコネクタ嵌合部14,15内に、フラットケーブル1
8の両端部18a,18bを、その両部部の回路パター
ン18Cを露出させた上で差し込み係止位置せしめた構
成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、固定ハウジングと、可動ハウジングとからなるフラットケーブル収 容ケースより引き出されるステアリングハーネスの接続構造に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
帯状であるフラットケーブルを渦巻き状に収納して、ステアリングホイールを 回動しても、そのステアリングホイール側に固定される例えばスイッチ機構と、 車体側に固定される機器とを支障なく接続維持するための従来の電気接続装置と しては、例えば図1に示す如き構造のものがある。
【0003】 つまり1は車体側(図示せず)に固定される固定ハウジングであって、この固 定ハウジング1には、同芯的に回転可能に嵌合される可動ハウジング2が組合せ られている。そして組合された固定ハウジング1と可動ハウジング2とからなる 内部空間には帯状に形成されているフラットケーブル3が渦巻き状に巻回収納さ れており、そのフラットケーブル3の一端は、固定ハウジング1から外部へ支出 され、その他端は、可動ハウジング2から支出されるものである。そして固定ハ ウジング1から支出されるハーネス端3aには、コネクタ4aが接続され、この コネクタ4aを介して車体に設備される電気機器に接続されており、また可動ハ ウジング2から支出されているハーネス端3bにはコネクタ4bが接続され、こ のコネクタ4bを介してステアリング(図示せず)に固定されているスイッチ群 に接続されるように構成されているものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のステアリングハーネスの接続構造にあっては 、フラットケーブル3の両端部3a及び3bを、電気機器及びスイッチを接続す るための手段として、コネクタ4a及び4bを使用しているものであるため、そ のコネクタ4a及び4bを、フラットケーブルの両端部に接続する作業工程の増 大は勿論のこと、そのコネクタ部品の増大に伴なう部品費及び部品管理が必要と なり、製品コストが高くなるという不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような従来の不具合に着目してなされたもので、渦巻き状フラ ットケーブルを収容するための固定ケース及び可動ケースの樹脂成形時に、それ らケースと一体に、コネクタ部を成形し、該コネクタ部においては回路を露出さ せたフラットケーブル端部を折り曲げ位置させるという簡単な取付作業で、コネ クタ接続部を構成することができるステアリングハーネスの電気接続構造を提供 することにある。
【0006】
【実施例】
以下に本考案を図2に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0007】 11は不図示の車体に固定される円形の固定ケースであり、12はその固定ケ ース11の開口部に被せられると共に、固定ケース11に対して回動可能に嵌合 される可動ケースであって、この双方ケース11と12によって環状の内部空間 13が形成される。また上記固定ケース11及び可動ケース12は樹脂成形され るものであるが、この固定ケース11の外側には角筒状のコネクタ嵌合部14が 一体成形され、また可動ケース12の外側にも同様の角筒状コネクタ嵌合部15 が一体成形されているものである。16は可動ケース12の中心軸と同心に形成 されていて、ステアリングシャフト17を挿通するための軸挿通孔を示す。18 は前記した空間13内に渦巻き状にして収容されるステアリングハーネスであっ て、このフラットケーブル18の一端18aは、前記コネクタ嵌合部14内の壁 面14aに沿って折り曲げ状態で差し込み係止位置されており、またフラットケ ーブル18の他端18bは、前記コネクタ嵌合部15内の壁面15aに沿って折 り曲げ状態で差し込み係止位置されているものである。またフラットケーブル1 8の両端18a,18bの折り曲げ端部は図3に示すように回路パターン18c が露出されるように、絶縁層18dの欠除がなされている。
【0008】 19は前記コネクタ嵌合部14内に嵌合される雄コネクタであって、この雄コ ネクタ19内には接続子20が挿着され、この接続子20に接続されるリード線 21は、車体に固定保持されている不図示の電気機器に接続されている。22は 前記コネクタ嵌合部15内に嵌合される雄コネクタであって、この雄コネクタ2 2内には接続子23が挿着され、この接続子23に接続されるリード線24は、 ステアリングホイールに取付けられている不図示のスイッチに接続されるもので ある。
【0009】 以上が本実施例の構成であって、次にその作用について述べると、フラットケ ーブル18の一端部18aは固定ケース11のコネクタ嵌合部14内に係止され 、そのフラットケーブルの他端部18bは可動ケース12のコネクタ嵌合部15 内に係止されているが、そのフラットケーブル18は空間部13内で渦巻き状に 巻回保持されていることから、その可動ケース12は、ステアリングホイールと 共に回動することができる。そして上記ステアリングハーネス18の一端部18 aと、電気機器(図示せず)に接続されるリード線21とは雄コネクタ19をコ ネクタ嵌合部14内に嵌合させることにより接続子20とフラットケーブルの回 路18cとが接続され、また同様にして雄コネクタ22をコネクタ嵌合部15内 に嵌合させることにより接続子23とフラットケーブルの回路18cとが接続さ れて、不図示の電気機器とステアリングホイールに配設されているスイッチとが 接続されるものである。
【0010】 ところが、本実施例にあっては、夫々の雄コネクタ19及び22を嵌合せしめ るためのコネクタ嵌合部14及び15が固定ケース11及び可動ケース12と一 体に形成されているものであるから、従来のように、雄コネクタを嵌合するため の雌コネクタを使用する必要がなくなり、これによって雌コネクタを省くことが できるので、部品点数の削減と、組立工数の削減が可能となる。
【0011】 またコネクタ嵌合部14及び15の内部における接続子との接触部は、回路パ ターン18cを露出させたフラットケーブルの先端部18a,18bを折り曲げ 係止させるという単純作業で組付けることができるので、従来のねじ止め作業等 が不要となり、組立作業性が著しく向上され経済的にも有利なステアリングハー ネスの電気接続構造が提供できる。
【0012】
【考案の効果】
以上のように本考案は、ステアリングホイールと共に回転する可動ケース12 と車両側に固定された固定ケース11との間に設けた空間13内に、片端を他端 部18bを可動ケース12に、一端部18aを固定ケース11に夫々係止したフ ラットケーブル18を渦巻き状に収容して、その渦巻き部によりステアリングホ イールの回転を吸収するステアリングハーネスの電気接続構造において、上記固 定ケース11及び可動ケース12に、雄コネクタ19及び22を嵌入するための コネクタ嵌合部14及び15をそれらケースと一体に形成し、さらにこれらのコ ネクタ嵌合部14,15内に、前記フラットケーブル18の両端部18a,18 bを、その両端部の回路パターン18cを露出させた上で差し込み係止位置せし めたステアリングハーネスの電気接続構造であるから、これによれば、夫々の雄 コネクタ19及び22を嵌合せしめるためのコネクタ嵌合部14及び15が固定 ケース11及び可動ケース12と一体に形成されているものであるから、従来の ように、雄コネクタを嵌合するための雌コネクタを使用する必要がなくなり、こ れによって雌コネクタを省くことができるので、部品点数の削減と、組立工数の 削減が可能となる。
【0013】 またコネクタ嵌合部14及び15の内部における接続子との接触部は、回路パ ターン18cを露出させたフラットケーブルの先端部18a,18bを折り曲げ 係止させるという単純作業で組付けることができるので、従来のねじ止め作業等 が不要となり、組立作業性が著しく向上され経済的にも有利なステアリングハー ネスの電気接続構造が提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図。
【図2】本考案よりなる装置の実施例を示した断面説明
図。
【図3】フラットケーブルの先端部説明図。
【符号の説明】
11:固定ケース 12:可動ケース 13:内部空間 14:コネクタ嵌合
部 15:コネクタ嵌合部 16:軸挿通孔 17:ステアリングシャフト 18:フラットケー
ブル 19:雄コネクタ 20:接続子 21:リード線 22:雄コネクタ 23:接続子 24:リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールと共に回転する可
    動ケース(12)と車両側に固定された固定ケース(1
    1)との間に設けた空間(13)内に、可動ケース(1
    2)に、他端部(18a)を固定ケース(11)に夫々
    係止したフラットケーブル(18)を渦巻き状に収容し
    て、その渦巻き部によりステアリングホイールの回転を
    吸収するステアリングハーネスの電気接続構造におい
    て、上記固定ケース(11)及び可動ケース(12)
    に、雌コネクタ(19)及び(22)を嵌入するための
    コネクタ嵌合部(14)及び(15)をそれらケースと
    一体に形成し、さらにこれらのコネクタ嵌合部(1
    4),(15)内に、前記フラットケーブル(18)の
    両端部(18a),(18b)を、その両端部の回路パ
    ターン(18c)を露出させた上で差し込み係止位置せ
    しめたことを特徴とするステアリングハーネスの電気接
    続構造。
JP4277891U 1991-06-07 1991-06-07 ステアリングハーネスの電気接続構造 Pending JPH04135191U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4277891U JPH04135191U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 ステアリングハーネスの電気接続構造

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JP4277891U JPH04135191U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 ステアリングハーネスの電気接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04135191U true JPH04135191U (ja) 1992-12-16

Family

ID=31923218

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4277891U Pending JPH04135191U (ja) 1991-06-07 1991-06-07 ステアリングハーネスの電気接続構造

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JP (1) JPH04135191U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0135688B2 (ja) * 1980-07-17 1989-07-26 Hoechst Ag

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0135688B2 (ja) * 1980-07-17 1989-07-26 Hoechst Ag

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