JPH04134094U - 薄型時計用目安表示機構 - Google Patents

薄型時計用目安表示機構

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JPH04134094U
JPH04134094U JP4064591U JP4064591U JPH04134094U JP H04134094 U JPH04134094 U JP H04134094U JP 4064591 U JP4064591 U JP 4064591U JP 4064591 U JP4064591 U JP 4064591U JP H04134094 U JPH04134094 U JP H04134094U
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JP
Japan
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guideline
pinion
correction
display mechanism
guide
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JP4064591U
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JP2502668Y2 (ja
Inventor
俊之 村田
Original Assignee
リズム時計工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は時計の薄型化に寄与する目安表示機
構を提供することを目的としている。 【構成】 本考案は、修正カナを回わすことにより目安
修正軸を回転させアラームセット及び目安表示を行う目
安機構において、前記目安修正軸を文字板の前面にまで
突出させて該突出先端部にピニオンを取付け、前記文字
板の前面に前記ピニオンに噛合して回転する内歯付きリ
ングを時針と重合しない位置に配し、該内歯付きリング
に目安表示部を設けた構成とされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、薄型時計の目安表示機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のアナログ時計における目安機構を示す断面図で、時針21、分針 22、秒針23に加えて、目安セット時刻を示す目安剣24が備えられている。 そして上記目安剣24は時針21に外嵌された第1の目安歯車25に固着されて おり、図示を省略した目安セットつまみ(以下「修正ツマミ」と称する。)をま わすことにより第1の目安歯車25が回転され、この第1の目安歯車25に噛合 している第2の目安歯車26が回転され、アラームのセットがなされる構造とな っている。また、27は時針車で、該時針車27は時刻の経過につれて回転し、 該時針車27に噛合している目安セット車28を回転させる構成となっている。 そしてこの目安セット車28には、目安ばね29により下板30側に付勢された 目安カム31が、時計21の厚み方向に摺動可能として係留されており、この目 安カム31の下縁は、平時には、上記目安ばね29で第2の目安歯車26の表面 に圧接され、アラーム時には第2の目安歯車26の上面に嵌設された穴33に落 とし込まれ、上記目安ばね29に連接されているスイッチ34が作動してアラー ムが発せられる構成となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って上記従来の時計では、目安剣24の分だけスペースが要求され、薄型化 を図る上で、不都合な構造であった。
【0004】 本考案は、目安機構を改めることにより上記不都合の解消を図ったものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】 すなわち本考案は、修正カナを回わすことにより目安修正軸を回転させアラー ムセット及び目安表示を行う目安表示機構において、前記目安修正軸を文字板の 前面にまで突出させて該突出先端部にピニオンを取付け、前記文字板の前面に前 記ピニオンに噛合して回転する内歯付きリングを時針と重合しない位置に配し、 該内歯付きリングに目安表示部を設けたものである。
【0006】
【作用】
上記構成の本考案の目安表示機構は、修正カナを回わすことにより、ピニオン が回わり、該ピニオンに噛合している内歯付きリングが回転する。すなわち内歯 付きリングに設けられている目安表示部が回って目安表示を行う。そして、上記 ピニオン及び内歯付きリングを時針と重合しない位置に配置することにより、従 来の目安剣の分だけ時計の薄型化を図ることができる。
【0007】
【実施例】
以下、図1及び図2に示す実施例に基き本考案を説明する。これらの図におい て、基本的な目安機構は上述の図3に示したものと同一であるので説明を省略し 目安表示に係る部分の構造についてのみ述べる。
【0008】 本考案の目安表示は、文字板1の前面に配された回転可能な内歯2付きリング 3によって行なわれる。具体的には説明すると、4は修正ツマミ、5は修正ツマ ミ4によって回わされる目安修正軸であって、該目安修正軸5の先端を文字板1 の前面にまで突出せしめ、該突出先端部6にピニオン7を固着し、該ピニオン7 を上記内歯付きリング3に噛合させている。従って修正ツマミ4を回わすことに よってピニオン7が一体回転し、該ピニオン7に噛合している内歯付きリング3 が回転する。つまり内歯付きリング3に設けてある目安表示部8が文字板1の外 周部に沿って回転し目安表示がなされる。そして内歯付きリング3は時針21と 重合しない文字板1の周縁に配置されている。
【0009】 実施例では、ピニオン7に噛合する内歯を文字通りリング3の外周膨出部の内 周に形成したが、本考案はこれに限ることなく、例えばリング3の背面側(内歯 が設けられている側)に、前記外周膨出部とは別個に内歯を設けるようにしても よい。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、目安表示部を時針と重合しない位置に配置 したので、目安剣を設けるために必要とされていたスペースを省略し得て時計の 薄型化が図れる。また本考案の目安表示部は、装飾性を持たせる等それ自体様々 の展開が可能であるという長所もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施の要部断面図
【図2】同要部拡大断面図
【図3】従来の目安構造を示す断面図
【符号の説明】
1 文字板 2 内歯 3 内歯付きリング 4 修正ツマミ 5 目安修正軸 6 突出先端部 7 ピニオン 8 目安表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 修正カナを回わすことにより目安修正軸
    を回転させアラームセット及び目安表示を行う目安表示
    機構において、前記目安修正軸を文字板の前面にまで突
    出させて該突出先端部にピニオンを取付け、前記文字板
    の前面に前記ピニオンに噛合して回転する内歯付きリン
    グを時針と重合しない位置に配し、該内歯付きリングに
    目安表示部を設けたことを特徴とする薄型時計用目安表
    示機構。
JP1991040645U 1991-05-31 1991-05-31 薄型時計用目安表示機構 Expired - Lifetime JP2502668Y2 (ja)

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JPH04134094U true JPH04134094U (ja) 1992-12-14
JP2502668Y2 JP2502668Y2 (ja) 1996-06-26

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777983A (en) * 1980-10-31 1982-05-15 Matsushita Electric Works Ltd Clock
JPS6390189U (ja) * 1986-12-02 1988-06-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777983A (en) * 1980-10-31 1982-05-15 Matsushita Electric Works Ltd Clock
JPS6390189U (ja) * 1986-12-02 1988-06-11

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JP2502668Y2 (ja) 1996-06-26

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