JPH0413332Y2 - - Google Patents

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JPH0413332Y2
JPH0413332Y2 JP11518184U JP11518184U JPH0413332Y2 JP H0413332 Y2 JPH0413332 Y2 JP H0413332Y2 JP 11518184 U JP11518184 U JP 11518184U JP 11518184 U JP11518184 U JP 11518184U JP H0413332 Y2 JPH0413332 Y2 JP H0413332Y2
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JP
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square pipe
pipe
support
jack
shoring
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は支保工用角パイプサポートに係り、
特に梁下等の如き荷重が大きく加わる部分を支保
するのに好適な支保工用角サポートに関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来より、支保工に用いられるサポートは、大
径のパイプ内に小径のパイプをスライド自在に装
着し、小径パイプを適宜の高さに調節せしめるサ
ポートピンをパイプの側面に挿通させるものであ
つた。ところがこのサポートが支持する荷重はサ
ポートピンに集中するから、該ピンが変形し易
く、しかもスライドさせた小径パイプを大径パイ
プが支持するものなので、小径パイプの径を支持
しようとする荷重に適応させても、大径パイプは
必ずこれを上回る径に形成しなくてはならない。
したがつて全体の重量が極めて重いものになつて
しまう欠点を有する。更には、この種サポートの
製造において、異形パイプを夫々に製造しなけれ
ばならないから、製造工程が複雑になり、製造コ
ストが嵩んで高価になるといつた不都合があつ
た。一方、パイプを一体形成してサポートピンを
なくしたものが特開昭59−18859号に開示されて
いる。これによると、ジヤツキの調整ナツト上に
角パイプ受金物を設け、この受金物に角パイプの
下端を支持させるもので、特に丸パイプを角パイ
プに変更することによつて支持強度を高めようと
するものである。ところが、このサポートによれ
ば、調整ナツト上に載せた角パイプ受金物に角パ
イプの下端を支持させるから、パイプ受金物の大
きさに合せて調整ナツトの載置面積を広くしなけ
ればならない。このため、調整ナツトを回転させ
て角パイプの高さを調整する際の調整ナツトとパ
イプ受金物との接触面積が広いものになり、調整
ナツトの載置面に大きな摩擦力が加わるから、調
整ナツトの回転操作に多大な力を要するといつた
極めて大きな欠点を有する。しかも、角パイプの
端部内に挿入されたジヤツキの上部は、パイプ受
金物に設けた支持管に嵌合させるようにしてある
から、角パイプの傾きによつてパイプ受金物が撓
んだり、支持管が根元から分断される虞がある。
したがつて、このパイプ受金物は鋼材等の極めて
頑強な材質で形成されなくてはならず、勢い、全
体の重量が重くなつてしまうといつた不都合を生
じる。
[考案の目的] そこで、この考案は上述の欠点に鑑みて案出さ
れたもので、ジヤツキ体の調整操作が頗る容易
で、しかも、設置作業等の作業能率が良く、その
上極めて強力な支持力を有する支保工用角パイプ
サポートの提供を目的とする。
[考案の概要] 上述の目的を達成すべくこの考案は、角パイプ
の上下両端にジヤツキを有する支保工用サポート
において、角パイプの上下両端部分に端部方向に
向けて窄むテーパーを形成し、このテーパーを設
けた端部をジヤツキの調整ナツトに圧着させたこ
とを要旨とするものである。
[考案の実施例] 以下、図面を参照してこの考案の実施例を詳細
に説明する。
図に示す符号Aは角パイプであり、符号Bで示
される調整ナツト6を有するジヤツキを上下端に
設けてあり、角パイプAの上下部には端部方向に
向けて窄むテーパー1が設けられており、このテ
ーパー1を設けた端部を調整ナツト6に圧着させ
てある。
しかして、角パイプAは、断面略正方形状に形
成すると共に、四つ角部夫々には外方向に膨出
し、かつ、角パイプAの長手方向に沿つた補強リ
ブ3を形成して角パイプAの強度を高めてある
(第4図参照)。更に、角パイプAの両端部内側に
保持パイプ2を嵌入固定して、該保持パイプ2内
にジヤツキBの支持軸7を嵌入させ、角パイプA
とジヤツキBとのガタ付きをなくすようにしてあ
る。この際、角パイプA端部内側と保持パイプ2
端部の外側とを重合させ、かつ、該重合部分を溶
接等によつて接合することで、角パイプA両端部
分の肉厚を実質上厚くして該端部の強化を図るこ
とができる(第3図参照)。また、角パイプAの
テーパー1を設けた端部をジヤツキBの調整ナツ
ト6に圧着させる際に、角パイプAの端部を調整
ナツト6に直接圧着せしめる外、角パイプAの端
部を補強する前記保持パイプ2部分を介して圧着
することも可能である。図示例では、角パイプA
のテーパー1端から各保持パイプ2の先端部分を
僅かに突出させ、該先端が調整ナツト6の水平面
に当接させることにより、調整ナツト6との接触
面積をより狭くすることが可能になり、角パイプ
Aの調整操作が頗る容易に行えるものとなる。そ
して、角パイプAの各側面に適数個の補強材取付
孔4を穿設することにより、根がらみ材(図示せ
ず)等の補強材をこの考案サポートに装着する場
合に極めて都合の良いものとなり、また、角パイ
プAの重量を軽量にすることができる。この際、
補強材取付孔4は長孔形状に形成し、かつ、角パ
イプA周側面の補強材取付孔4のうち、相対した
側面の補強材取付孔4の位置と、隣接する側面の
補強材取付孔4の位置とが上下にずれた状態にな
るように形成することで、根がらみ材の装着作業
が更に容易に行うことができ、しかも、補強材取
付孔4を均一に穿設できるから、極めて合理的に
角パイプAの軽量化を計れる(第2図参照)。
一方、ジヤツキBは、前述の如く調整ナツト6
を有するもので、該調整ナツト6は、更に環体状
を成し、内側面にネジ山が設けられ、前記角パイ
プAのテーパー1端を載置せしめる当接部6A
と、該当接部6Aの両端に略水平に突設され、当
接部6Aを回転せしめる一対の棒体状を成した回
転ハンドル6Bとから成る。そして、ジヤツキB
は、鉛直方向から伸びた棒体周囲に当接部6Aを
螺合せしめるネジ山が設けられて当接部6Aを水
平に支持する支持軸7と、支持軸7下端に設けら
れ、ジヤツキBを所定面に載置せしめる載置板8
と、該載置板8の上面から支持軸7の下部側面に
接続されて載置板8を補強せしめる補強片9とか
ら成る(第3図参照)。更には、角パイプAの上
部に設けるジヤツキBの載置板8の替わりに、板
体両側を上方に向けて屈曲し、断面略コ字状を成
した大引受体10を設けることで、角材等から成
る大引Pを支持するるのに都合が良いものになる
(第2図参照)。更にこのとき、大引受体10の屈
曲された側片に挿通孔11を穿設し、釘12やボ
ルト等を挿通孔11に挿通させて大引Pを固定す
ると、大引Pの支持が極めて確実なものになる。
[考案の効果] この考案は上述の如く構成したことにより、ジ
ヤツキBの調整操作を容易に行え、しかも作業能
率が良く、その上、強力な支持力を有するもので
ある。
すなわち、角パイプAの上下両端にジヤツキB
を有する支保工用サポートにおいて、角パイプA
の上下両端部分に端部方向に向けて窄むテーパー
を形成し、このテーパー1を設けた端部を調整ナ
ツト6に圧着させたことにより、角パイプAとジ
ヤツキBとの接触面積が極めて小さいものにな
る。したがつて、調整ナツト6を回転させてジヤ
ツキBの支持距離の調整操作をする際に、角パイ
プAと調整ナツト6との接触面から生じる摩擦抵
抗が極めて小さいものになるから、極めて回転さ
せ易く、ジヤツキBの調整操作を頗る容易に行え
る。また、サポート材に角パイプAを使用してい
るから、強力な支持力を有し、しかも支持距離の
調整は角パイプAの両端に設けたジヤツキBによ
り行うから、支持距離の調整範囲が広くなり、更
にはこれらの効果が相俟つて設置作業等の作業能
率が頗る良いものとなる。
このようにこの考案によれば、ジヤツキの調整
操作が頗る容易で、しかも設置作業等の作業能率
が良く、その上強力な支持力を有する等といつた
実用上有益な種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す正面図、第2図は同じく一部拡
大斜視図、第3図はパイプの載置状態を示す部分
断面図、第4図は第3図における矢視−線断
面図である。 A……角パイプ、B……ジヤツキ、P……大
引、1……テーパー、2……保持パイプ、3……
補強リブ、4……補強材取付孔、5……溶接部、
6……調整ナツト、6A……当接部、6B……回
転ハンドル、7……支持軸、8……載置板、9…
…補強片、10……大引受体、11……挿通孔、
12……釘。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 角パイプの上下両端にジヤツキを有する支保
    工用サポートにおいて、角パイプの上下両端部
    分に端部方向に向けて窄むテーパーを形成し、
    このテーパーを設けた両端部分をジヤツキの調
    整ナツトに圧着させたことを特徴とする支保工
    用角パイプサポート。 2 角パイプは、周側面の各々に適数個の補強材
    取付孔を穿設した実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の支保工用角パイプサポート。
JP11518184U 1984-07-28 1984-07-28 支保工用角パイプサポ−ト Granted JPS6132353U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11518184U JPS6132353U (ja) 1984-07-28 1984-07-28 支保工用角パイプサポ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11518184U JPS6132353U (ja) 1984-07-28 1984-07-28 支保工用角パイプサポ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6132353U JPS6132353U (ja) 1986-02-27
JPH0413332Y2 true JPH0413332Y2 (ja) 1992-03-27

Family

ID=30674162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11518184U Granted JPS6132353U (ja) 1984-07-28 1984-07-28 支保工用角パイプサポ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6132353U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6132353U (ja) 1986-02-27

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