JPH0532384Y2 - - Google Patents

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JPH0532384Y2
JPH0532384Y2 JP19588487U JP19588487U JPH0532384Y2 JP H0532384 Y2 JPH0532384 Y2 JP H0532384Y2 JP 19588487 U JP19588487 U JP 19588487U JP 19588487 U JP19588487 U JP 19588487U JP H0532384 Y2 JPH0532384 Y2 JP H0532384Y2
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JP
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nut
female thread
subframe
thread
hollow
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JP19588487U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車ボデイにボデイマウントを備え
たサブフレームを取付けるためのサブフレーム取
付部ナツトの形状に関する。
[従来の技術] 従来より実施されているサブフレームの取付部
は、例えば第5図に示すように、サブフレーム取
付部のナツト21は上部において、フロアパネル
5に一体化されたリインホースメント6に溶接部
wにより固着される。フロアパネル5、フロアメ
ンバ4はそれぞれリインホースメント6,3と一
体化されているからナツト21はフロアパネル5
にフロアメンバ4を支持させる役割も有してい
る。
従来の大型ナツト21は、図に示すように、上
部21bは中実に構成され、下部には雌ネジ21
cが形成された中心孔21dが穿設される。中心
孔21dにはボルト22が捻込まれ、ナツト21
とボルト22により、弾性を有するボデイマウン
ト手段23を備えたサブフレーム24がストツパ
26を介して、フロアメンバ4に担持される。
実願昭61−189120号には前後のマウントの液室
を連通させたリヤサブフレームのボデイマウント
が記載されているが、この場合使用されるナツト
はボルトが貫通される形式の短尺のもので、本考
案の対象となる下部に雌ねじが形成される長尺ナ
ツトとは別形式のものである。
[考案が解決しようとする問題点] 上述した従来のサブフレーム取付部ナツト21
は雌ねじ21cが形成された中心孔21dの部分
を除いて中実に構成されているので、組立ライン
やデイーラにおいて、作業中に雌ねじ21cのね
じ山が損傷したとき、溶接部wを外してナツト2
1を交換する必要が生じる。このためナツトの再
溶接等の補修に要する時間が大きい。
本考案は上記問題点を解決し、ナツトのねじ山
が損傷した時交換せずに、ねじ山を新しく容易に
形成可能なサブフレーム取付部ナツトを提供する
ことを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決する本考案の手段は、自動車
のフロアパネル下部に配設されたフロアメンバに
装着され下部に雌ねじ部が形成されたサブフレー
ム取付部ナツトにおいて、該ナツトの上部に中空
部が形成され、該中空部は前記雌ねじ部と同軸上
に延び、さらに、前記中空部の径は前記雌ねじ部
のねじ山径と同寸法もしくは小さいことを特徴と
するサブフレーム取付部ナツトである。
[作用] サブフレーム取付部ナツトの上部が中空状に形
成されているので雌ねじが損傷した際、ドリルを
用いてこの雌ねじの山を切り落として内孔を拡大
する。そして、中空部にタツプがけして、雌ねじ
を形成し、該雌ねじに補修用の長いボルトをねじ
込む。このように、ナツトを交換することなく中
空部に雌ねじを形成することができ、ナツトの補
修時間が低減される。
[実施例] つぎに本考案を実施例により図面を参照して説
明する。
第1図は本考案のサブフレーム取付部の断面図
であつて、本考案のナツト1は上部において、フ
ロアパネル5に一体化されたインホースメント6
に溶接部wにより固着される。フロアパネル5、
フロアメンバ4はそれぞれリインホースメント
6,3と一体化されているからナツト1はフロア
パネル5にフロアメンバ4を支持させる役割も有
している。
第2図は本考案の一実施例の斜視図、第3図は
第2図の縦断面図である。これらの図に示すよう
に、本考案のナツト1はフロアメンバ4側に相当
する上部に、中空部7aを有するパイプ部7、下
部には雌ねじ9が内面に形成されたパイプ部7と
同軸の締付部10を有する。パイプ部7と締付部
10は一般に別体で製作され、接合部8において
摩擦溶接により結合される。またパイプ部7の内
径aすなわち中空部7aの径と雌ねじ9のねじ山
径bとは同寸法であり、中空部7aは雌ねじ9と
同軸上に延びている。パイプ部7と締付部9との
間に内孔を離隔するつなぎ部12を設けてもよ
い。
第1図に示すように、ナツト1の雌ねじ9にボ
ルト2が捻込まれ、ナツト1とボルト2により、
弾性を有するボデイマウント手段23を備えたサ
ブフレーム24がストツパ26を介してフロアメ
ンバ4に担持される。
雌ねじ9が作業等で損傷したときは、第4図に
示すように、ドリル(不図示)を用いて雌ねじ9
(第3図)を削り落し内孔を10aで示すように
拡大する。つなぎ部12がある場合は、これも削
り落すが、この時のドリル径はbが望ましい。そ
の後ナツト1の内面にパイプ部7の中空部7aに
亘つて新しい雌ねじ11をタツプ(不図示)かけ
して形成する。補修用に長いボルトを別に用意し
ておき、このボルトをサブフレームの際取付時に
新しい雌ねじ11に捻込む。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案はサブフレーム取
付部ナツトのフロアメンバ側に相当する上部を中
空部を形成することにより、下部に形成された雌
ねじが損傷した時、このナツトを交換することな
く上部の中空部に雌ねじを形成してボルトにより
サブフレームの取付が可能となる。従つてナツト
の補修時間が低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のサブフレーム取付部の断面
図、第2図は本考案のナツトの一実施例の斜視
図、第3図は第2図の縦断面図、第4図は第2図
のナツトの際タツプたて後の断面図、第5図は従
来のナツトによるサブフレーム取付部の断面図で
ある。 1……ナツト、2……ボルト、3……リインホ
ースメント、4……フロアメンバ、5……フロア
パネル、6……リインホースメント、7……パイ
プ部、8……接合部、9……雌ねじ、10……締
付部、11……新しい雌ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のフロアパネル下部に配設されたフロア
    メンバに装着され下部に雌ねじ部が形成されたサ
    ブフレーム取付部ナツトにおいて、該ナツトの上
    部に中空部が形成され、該中空部は前記雌ねじ部
    と同軸上に延び、さらに、前記中空部の径は前記
    雌ねじ部のねじ山径と同寸法もしくは小さいこと
    を特徴とするサブフレーム取付部ナツト。
JP19588487U 1987-12-25 1987-12-25 Expired - Lifetime JPH0532384Y2 (ja)

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JP19588487U JPH0532384Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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JP19588487U JPH0532384Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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Publication Number Publication Date
JPH0199777U JPH0199777U (ja) 1989-07-04
JPH0532384Y2 true JPH0532384Y2 (ja) 1993-08-19

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JP19588487U Expired - Lifetime JPH0532384Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2712815B2 (ja) * 1990-11-01 1998-02-16 トヨタ自動車株式会社 サブフレーム取付構造
JP5472025B2 (ja) * 2010-10-14 2014-04-16 マツダ株式会社 車両の締結構造

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Publication number Publication date
JPH0199777U (ja) 1989-07-04

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