JP2672474B2 - 金属材の曲がり矯正用治具 - Google Patents
金属材の曲がり矯正用治具Info
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- JP2672474B2 JP2672474B2 JP31366194A JP31366194A JP2672474B2 JP 2672474 B2 JP2672474 B2 JP 2672474B2 JP 31366194 A JP31366194 A JP 31366194A JP 31366194 A JP31366194 A JP 31366194A JP 2672474 B2 JP2672474 B2 JP 2672474B2
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は金属製の棒や管の曲がり
を矯正するための治具に係り、特に押圧操作により矯正
する金属材の曲がり矯正用治具に関する。
を矯正するための治具に係り、特に押圧操作により矯正
する金属材の曲がり矯正用治具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、金属製の管の曲がりを矯正するに
は、そのための治具として一般に万力等が使用されてお
り、この万力により曲がった金属管の直管部を挟持し、
曲がり部を手の押し引きにより矯正するようにしてい
る。
は、そのための治具として一般に万力等が使用されてお
り、この万力により曲がった金属管の直管部を挟持し、
曲がり部を手の押し引きにより矯正するようにしてい
る。
【０００３】あるいは、図２に示すように台ｂの上に管
を保持する一定間隔の板ｃ，ｃを立設して板ｃ，ｃの上
部に凹部ｄを形成した治具ａを用い、２箇所の凹部ｄ，
ｄに矯正しようとする金属管を挟持してハンマー等の衝
撃工具を用いて管の曲がりを矯正することも行われてい
る。
を保持する一定間隔の板ｃ，ｃを立設して板ｃ，ｃの上
部に凹部ｄを形成した治具ａを用い、２箇所の凹部ｄ，
ｄに矯正しようとする金属管を挟持してハンマー等の衝
撃工具を用いて管の曲がりを矯正することも行われてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな矯正では、人手による押し引きやハンマー等の工具
による打撃の程度を調整することが難しく、その作業に
個人差があり、安定した矯正ができないという問題があ
った。
うな矯正では、人手による押し引きやハンマー等の工具
による打撃の程度を調整することが難しく、その作業に
個人差があり、安定した矯正ができないという問題があ
った。
【０００５】また、ハンマー等の衝撃工具を使用した場
合は、誤って手を打ってしまうという事故は避けられな
いものであった。
合は、誤って手を打ってしまうという事故は避けられな
いものであった。
【０００６】本発明はこれに鑑み、金属製の棒や管の曲
がりを短時間にしかも容易に、かつ安全に矯正すること
ができる金属材の曲がり矯正用治具を提供して従来技術
の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなされたもの
である。
がりを短時間にしかも容易に、かつ安全に矯正すること
ができる金属材の曲がり矯正用治具を提供して従来技術
の持つ欠点の解消を図ることを目的としてなされたもの
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、治具本体の長手方向に端部から中央部に向け
て順次拡径して曲がりのある金属材を挿通させる貫通孔
を設け、該貫通孔の中央部には該貫通孔に直交する方向
に前記治具本体の外面と連通するネジ孔を穿設し、該ネ
ジ孔に、下端に矯正される金属材と接触する押さえ板を
有し上部にハンドルを付設した押圧部材のネジ部を螺合
させる構造としたことを特徴とする。
本発明は、治具本体の長手方向に端部から中央部に向け
て順次拡径して曲がりのある金属材を挿通させる貫通孔
を設け、該貫通孔の中央部には該貫通孔に直交する方向
に前記治具本体の外面と連通するネジ孔を穿設し、該ネ
ジ孔に、下端に矯正される金属材と接触する押さえ板を
有し上部にハンドルを付設した押圧部材のネジ部を螺合
させる構造としたことを特徴とする。
【０００８】
【作用】上記構成によれば、金属材の曲がり部が治具本
体の貫通孔の中央部に位置するように金属材を貫通孔の
一端部から挿入したのち、押圧部材のハンドルを回転す
ることによりネジ部の回転で下降する押さえ板が金属材
の曲がり部に接触し始め、その後除々に曲がり部を押圧
することにより曲がり部が矯正される。そしてネジのピ
ッチを予め知るようにしておけばハンドルを一回転する
ことにより押さえ板の下降距離が対応することになり、
押圧の程度を微調整することができる。
体の貫通孔の中央部に位置するように金属材を貫通孔の
一端部から挿入したのち、押圧部材のハンドルを回転す
ることによりネジ部の回転で下降する押さえ板が金属材
の曲がり部に接触し始め、その後除々に曲がり部を押圧
することにより曲がり部が矯正される。そしてネジのピ
ッチを予め知るようにしておけばハンドルを一回転する
ことにより押さえ板の下降距離が対応することになり、
押圧の程度を微調整することができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１０】本発明にかかる金属材の曲がり矯正用治具
は、図１に示すように治具本体１の長手方向に端部から
中央部に向けて順次拡径したテーパ状の貫通孔２が形成
され、該貫通孔２の中央部には該貫通孔２に直交する方
向に前記治具本体１の外面と連通するネジ孔３が形成さ
れている。そしてこのネジ孔３には、下端に押さえ板５
を有し、上部にはハンドル６を付設した押圧部材４のネ
ジ部７を螺合させるようにしたものである。
は、図１に示すように治具本体１の長手方向に端部から
中央部に向けて順次拡径したテーパ状の貫通孔２が形成
され、該貫通孔２の中央部には該貫通孔２に直交する方
向に前記治具本体１の外面と連通するネジ孔３が形成さ
れている。そしてこのネジ孔３には、下端に押さえ板５
を有し、上部にはハンドル６を付設した押圧部材４のネ
ジ部７を螺合させるようにしたものである。
【００１１】前記押圧部材４のネジ部７は押圧部材４の
下部に形成され、前記押さえ板５はネジ部７の下端に固
着されている。そしてハンドル６をネジ込む方向に回転
させることにより貫通孔２内の押さえ板５が下降するよ
うになっている。
下部に形成され、前記押さえ板５はネジ部７の下端に固
着されている。そしてハンドル６をネジ込む方向に回転
させることにより貫通孔２内の押さえ板５が下降するよ
うになっている。
【００１２】つぎに作用を説明する。
【００１３】曲がりのある金属材８を曲がり部８ａが治
具本体１の貫通孔２の中央部に位置するように挿入し、
曲がり部８ａが上を向くようにセットする。つぎに押圧
部材４のハンドル６をネジ込む方向へ回転させると、押
さえ板５は除々に下降して金属材８の曲がり部８ａに到
達する。
具本体１の貫通孔２の中央部に位置するように挿入し、
曲がり部８ａが上を向くようにセットする。つぎに押圧
部材４のハンドル６をネジ込む方向へ回転させると、押
さえ板５は除々に下降して金属材８の曲がり部８ａに到
達する。
【００１４】さらにハンドル６を回転させることで、押
さえ板５は金属材８の曲がり部８ａを押圧し始め、これ
により金属材８の曲がり部８ａは次第に真っ直ぐに矯正
されて行く。
さえ板５は金属材８の曲がり部８ａを押圧し始め、これ
により金属材８の曲がり部８ａは次第に真っ直ぐに矯正
されて行く。
【００１５】したがってこの場合、予め、ネジ孔３のピ
ッチと金属材８の曲がり幅を測定しておけば、曲がり部
８ａを矯正するために必要なハンドル６の回転数が決ま
るので、ハンドル６の同一の回転量を予め知っておくこ
とにより曲がり部８ａを誰でも個人差なく同じように矯
正することができる。
ッチと金属材８の曲がり幅を測定しておけば、曲がり部
８ａを矯正するために必要なハンドル６の回転数が決ま
るので、ハンドル６の同一の回転量を予め知っておくこ
とにより曲がり部８ａを誰でも個人差なく同じように矯
正することができる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、治具本体
の長手方向に端部から中央部に向けて順次拡径して曲が
りのある金属材を挿通させる貫通孔を設け、該貫通孔の
中央部には該貫通孔に直交する方向に前記治具本体の外
面と連通するネジ孔を穿設し、該ネジ孔に、下端に矯正
される金属材と接触する押さえ板を有し上部にハンドル
を付設した押圧部材のネジ部を螺合させる構造としたか
ら、金属製の棒や管の曲がりを治具の押圧部材に設けた
ハンドルを回転させることにより簡単に矯正することが
でき、したがって従来のような治具を用いての作業に比
べ作業性を一段と向上することができる。
の長手方向に端部から中央部に向けて順次拡径して曲が
りのある金属材を挿通させる貫通孔を設け、該貫通孔の
中央部には該貫通孔に直交する方向に前記治具本体の外
面と連通するネジ孔を穿設し、該ネジ孔に、下端に矯正
される金属材と接触する押さえ板を有し上部にハンドル
を付設した押圧部材のネジ部を螺合させる構造としたか
ら、金属製の棒や管の曲がりを治具の押圧部材に設けた
ハンドルを回転させることにより簡単に矯正することが
でき、したがって従来のような治具を用いての作業に比
べ作業性を一段と向上することができる。
【図１】本発明にかかる金属材の曲がり矯正用治具の一
実施例の構造を示す断面図。
実施例の構造を示す断面図。
【図２】従来の金属材の曲がり矯正用治具の斜視図。
１ 治具本体 ２ 貫通孔 ３ ネジ孔 ４ 押圧部材 ５ 押さえ板 ６ ハンドル ７ ネジ部 ８ 金属材 ８ａ 曲がり部
Claims (1)
- 【請求項１】治具本体の長手方向に端部から中央部に向
けて順次拡径して曲がりのある金属材を挿通させる貫通
孔を設け、該貫通孔の中央部には該貫通孔に直交する方
向に前記治具本体の外面と連通するネジ孔を穿設し、該
ネジ孔に、下端に矯正される金属材と接触する押さえ板
を有し上部にハンドルを付設した押圧部材のネジ部を螺
合させるようにしたことを特徴とする金属材の曲がり矯
正用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31366194A JP2672474B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 金属材の曲がり矯正用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31366194A JP2672474B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 金属材の曲がり矯正用治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08168820A JPH08168820A (ja) | 1996-07-02 |
| JP2672474B2 true JP2672474B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=18043997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31366194A Expired - Fee Related JP2672474B2 (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 金属材の曲がり矯正用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2672474B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102720601B (zh) * | 2012-04-26 | 2015-07-15 | 庄景阳 | 化油器主喷嘴支撑架 |
| CN107030228A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-08-11 | 四川宇桥铁塔有限公司 | 基于电力铁塔中弯曲钢筋的校直设备 |
| CN107088629B (zh) * | 2017-06-23 | 2019-03-05 | 四川宇桥铁塔有限公司 | 户外输电线路铁塔搭建中钢筋的矫直切断装置 |
| CN113695426A (zh) * | 2021-08-03 | 2021-11-26 | 苏州热工研究院有限公司 | 一种吊杆在线矫正装置及吊杆在线矫正方法 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP31366194A patent/JP2672474B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08168820A (ja) | 1996-07-02 |
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