JPS5933459B2 - 車輌用ハンドルの製造方法 - Google Patents

車輌用ハンドルの製造方法

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JPS5933459B2
JPS5933459B2 JP12899680A JP12899680A JPS5933459B2 JP S5933459 B2 JPS5933459 B2 JP S5933459B2 JP 12899680 A JP12899680 A JP 12899680A JP 12899680 A JP12899680 A JP 12899680A JP S5933459 B2 JPS5933459 B2 JP S5933459B2
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JP
Japan
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handle
post
handle post
inner tube
outer peripheral
Prior art date
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JP12899680A
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JPS5752536A (en
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芳雄 野口
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MORI KOGYO KK
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MORI KOGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自転車等の車輌用ハンドルの製造方法の改良
に関する。
出願人は、先きに、第1図及び第2図に示す如き車輌用
ハンドルの製造方法を開発し、これを特願昭55−66
981号(特開昭56−163989号として出願して
いる。
即ち、ポスト挿着脇部Tのハンドルバー支持孔8側に開
口7cを形成したハンドルラック2の前記ポスト挿着脇
部Tへ、ハンドルポスト1の上端部を嵌挿しその上端部
の側壁1aをバルジング加工によつて開口7c側へ膨出
させることにより、ハンドルポス口とハンドルラック2
との固着を行なうものである。
尚、第1図及び第2図に於て、3はハンドルバ一、5は
ハンドルポストの固定用ボルト、6はハンドルバ一の固
定用ボルトナツト、7aはハンドルラックの上壁面、9
は上部支持板、10は下部支持板、11はハンドルバ一
固定用のボルト挿通孔、12はハンドルポスト固定用の
ボルト挿通孔である。
而して、前記車輌用ハンドルの製造方法に於いては、ハ
ンドルポスト1とハンドルラック2との固着を主にハン
ドルポスト1の先端部側壁の膨出部1aとハンドルラッ
ク2の開口7cの周縁部との接当により行なつているの
で、バルジング加工条件の変化、例えばバルジング用の
ゴム部材の弾性力が加工回数の増加につれて変化するこ
と等によつて、両者の固着力にばらつきを生じ易く、品
質管理が著しく困難になるという欠点があつた。
本発明は、叙土の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、ハンドルポスト
とハンドルラックの固着力にばらつきがなく、品質管理
が行ない易い車輌用ハンドルの製造方法を提供するにあ
る。本願第1発明の車輌用ハンドルの製造方法は、ポス
ト挿着腔部の上壁面にボルト挿通孔を穿設してその外周
端縁を内方へ曲げ込むと共に、ハンドルバ一支持孔側に
開口を形成したハンドルラックの前記ポスト挿着腔部内
へハンドルポストの上端部を嵌挿し、更にハンドルポス
トの上端部の内方へ短内管を嵌挿してボルト挿通孔の外
周端縁をその内方へ臨ましめ、芯金を介して短内管を押
圧してハンドルポストの上端と短内管の上端とボルト挿
通孔の外周端縁との夫々を圧縮変形すると共に、ハンド
ルポストの上端部の側壁を開口側へ膨出させることによ
りハンドルポストとハンドルラックを固着することに特
徴が存する。
又、本願第2発明の車輌用ハンドルの製造方法は、前記
第1発明に於て、ハンドルポストの上端部外周面に廻り
止め用のローレツトを形成したことに特徴が存する。
更に、本願第3発明の車輌用ハンドルの製造方法は、前
記第1発明に於て、ハンドルボストの上端部外周面とハ
ンドルラックの内周面間に接着剤を介設したことに特徴
が存する。
以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。
第3図は、本発明の実施例に係る車輌用ハンドルの製造
方法に於けるハンドルポストとハンドルラックの固着前
の状態を示す要部縦断面図であり、第4図は、その平面
図である。
又、第5図は、ハンドルポストとハンドルラックの固着
状態を示す要部縦断面図である。ハンドルラック2は、
厚さ2〜3mmの薄鋼板をプレス加工することによつて
一体的に製作されており、ハンドルポス口の上端部を挿
着するためのポスト挿着腔部7と、ハンドルポスト1と
垂直にハンドルバ一3を挿通固定するためのハンドルバ
一支持孔8が形成されている。
ポスト挿着腔部7は、下方にはハンドルポスト挿入孔7
dが、ハンドルバ一支持孔8側には開口7cが形成され
ており、上壁面7a及び側壁面の3方は鋼板により囲ま
れている。
ハンドルバ一支持孔8は、一側へ突出した2枚の上部支
持板9と下部支持板10とから形成されており、両支持
板9,10の先端部には、ハンドルバ一固定用のボルト
挿通孔11が穿設されている。
ポスト挿着腔部7の上壁面7aには、内径12朋φの円
形のボルト挿通孔12が穿設されており、その外周端縁
12aはバーリング加工によつて内方へ曲げ込まれてい
る。
尚、本実施例に於いては、ハンドルラック2としてプレ
ス加工による鋼板製ラックを使用しているが、鋼板以外
の材質の金属板製ラックや、プレス加工以外のダイキヤ
スト加工等によつて製作したラックも使用し得ることは
勿論である。
又、ボルト挿通孔12の形状も、円形に代えて四角形や
六角形とすることも可能である。ハンドルポスト1は、
クラツド管が使用されており、鋼管1bの外表面に0.
2〜0.3#zlのステンレス鋼1cが固着されていて
、外径は2211でその肉厚は1.7騙である。
ハンドルポスト1の上端部は、プレスにより予かじめ縮
径方向に僅かに丸められており、且つその外周面には廻
り止め用のローレツト1dが形成されている。
これにより、ハンドルポス口の挿入が極めて容易になる
と共に、後述するプレス加工によるハンドルポスト1と
ハンドルラック2との固定がより強固なものになる。尚
、ハンドルラック2のボルト挿通孔12を四角形や六角
形に形成した場合には、ハンドルポスト1の上端部も同
様の形状に成形する方が望ましい。
又、本実施例に於いては、ハンドルポス口にクラツド管
を使用しているが、その他の各種材質のパイプを使用し
得ることは勿論である。
短内管13は、ハンドルポスト1の内径と略等しい外径
を有する鋼管であつて、その長さは、挿入した時のポス
ト挿着腔部7の下端外周部7bからの突出長さSが略1
0〜20肱位いになるように選定されている。
次に、車輌用ハンドルの製造方法について説明する。
先ず、ハンドルラック2のポスト挿着腔部7内へ、先端
部を丸め加工により縮径したハンドルポスト1を挿入し
て、その先端をポスト挿着腔部7の上壁面7aへ接当さ
せる。
この時、ハンドルポスト1の外周面とハンドルラック2
の内周面の間に、接着剤14を塗布するようにしても良
い。次に、ハンドルポスト1内へ短内管13を嵌挿する
。この時、ボルト挿通孔12の外周端縁12aは、短内
管13の内方へ臨んだ状態となつている。その後、ハン
ドルラック2を所定のプレス治具(図示省略)に固定し
、ハンドルポス口内へ段付の芯金15を挿入す,る。そ
して段付の芯金15を矢印イ方向へ押圧することにより
短内管13を強力に圧縮する。
短内管13の押圧によりハンドルポスト1の上端と短内
管3の上端とボルト挿通孔12の外周端縁12aとは、
夫々一体となつて圧縮変形され、且つ第3図に示す如く
、ハンドルポスト1と短内管13の上端部の側壁1a1
,13aが一体となつてポスト挿着腔部7の開口7c側
へ膨出される。
これによりハンドルポスト1の先端部の外周面とポスト
挿着腔部7の内周面とが緊密に圧接固着して、両者は規
定値を十分に上廻る堅牢さで極めて堅固に且つ所定の取
付角度でもつて固着されることになる。尚、圧縮変形に
よりボルト挿通孔12の内径は、12mmφから略8〜
9mmφまで挟められることになる。
) 又、接着剤14を使用した場合や、ボルト挿通孔12の
形状を角型とした場合には、廻り止め作用が加わるため
より一層、両者の固着強度が向土する。
以上既述した如く、本発明に依れば、次の様な優れた効
果を奏する事ができる。
(1)バルジング加工に代えて芯金を利用するプレス加
工を採用しているため、製品の品質が揃い易く、特にハ
ンドルポストとハンドルラックとの固着力にばらつきを
生ずる様なことは皆無となる。
(2)溶接や鑞付けによる固着の場合の様な接合部の表
面仕上げ処理が全く不要になり、ハンドル製造コストの
著しい低減を図り得る。
(3)溶接や鑞付けの困難な材質のハンドルラックやハ
ンドルポストであつても簡単に固着することが出来、各
種の異種金属の組合せが可能となる。
特に、安価なクラツド管をハンドルポストに使用できる
という利点は極めて大きなものであり、耐食性に優れた
ハンドルを極く安価に製造することが出来る。
(4)短内管がハンドルポストとハンドルラックの固着
部に於ける補強材としての機能を果すことになり、使用
中に機械的なシヨツクが加わつても容易に折損する様な
ことがない。
(5)ハンドルポストの上端部外周面にローレツトを形
成した場合には、ハンドルポストとハンドルラックとが
良好に廻り止めされると共に、固着力も増大される。
(6)ハンドルポストの土端部外周面とハンドルラック
の内周面間に接着剤を介設した場合には、両者の固着力
が増大されると共に、廻り止めも良好に為される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、車輌用ハンドルの概要を示す斜視図である。 第2図は、特願昭55−66981号に係る車輌用ハン
ドルの要部縦断面図である。第3図は、本発明の実施例
に係る車輌用ハンドルの製造方法に於けるハンドルポス
トとハンドルラックの固着前の状態を示す要部縦断面図
である。第4図は、その平面図である。第5図は、ハン
ドルポストとハンドルラックの固着状態を示す要部縦断
面図である。1・・・・・・ハンドルポスト、1aζ・
・・・・側壁、1d・・・・・・ローレツト、2・・・
・・・ハンドルラック、7・−・・・・ポスト挿着腔部
、7a・・・・・・上壁面、7c・・・・・・開口、8
・・・・・・ハンドルバ一支持孔、12・・・・・・ボ
ルト挿通孔、12a・・・・・・外周端縁、13・・・
・・・短内管、14・・・・・・接着剤、15・・・・
・・芯金。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポスト挿着腔部7の上壁面7aにボルト挿通孔12
    を穿設してその外周端縁12aを内方へ曲げ込むと共に
    、ハンドルバー支持孔8側に開口7cを形成したハンド
    ルラッグ2の前記ポスト挿着腔部7内へハンドルポスト
    1の上端部を嵌挿し、更にハンドルポスト1の上端部の
    内方へ短内管13を嵌挿してボルト挿通孔12の外周端
    縁12aをその内方へ臨ましめ、芯金15を介して短内
    管13を押圧してハンドルポスト1の上端と短内管13
    の上端とボルト挿通孔12の外周端縁12aとの夫々を
    圧縮変形すると共に、ハンドルポスト1の上端部の側壁
    1a′を開口7c側へ膨出させることによりハンドルポ
    スト1とハンドルラッグ2を固着することを特徴とする
    車輌用ハンドルの製造方法。 2 ポスト挿着腔部7の上壁面7aにボルト挿通孔12
    を穿設してその外周端縁12aを内方へ曲げ込むと共に
    、ハンドルバー支持孔8側に開口7cを形成したハンド
    ルラッグ2の前記ポスト挿着腔部7内へハンドルポスト
    1の上端部を嵌挿し、更にハンドルポスト1の上端部の
    内方へ短内管13を嵌挿してボルト挿通孔12の外周端
    縁12aをその内方へ臨ましめ、芯金15を介して短内
    管13を押圧してハンドルポスト1の上端と短内管13
    の上端とボルト挿通孔12の外周端縁12aとの夫々を
    圧縮変形すると共に、ハンドルポスト1の上端部の側壁
    1a′を開口7c側へ膨出させることによりハンドルポ
    スト1とハンドルラッグ2を固着する車輌用ハンドルの
    製造方法に於て、前記ハンドルポスト1の先端部外周面
    に廻り止め用のローレット1dを形成したことを特徴と
    する車輌用ハンドルの製造方法。 3 ポスト挿着腔部7の上壁面7aにボルト挿通孔12
    を穿設してその外周端縁12aを内方へ曲げ込むと共に
    、ハンドルバー支持孔8側に開口7cを形成したハンド
    ルラッグ2の前記ポスト挿着腔部7内へハンドルポスト
    1の上端部を嵌挿し、更にハンドルポスト1の上端部の
    内方へ短内管13を嵌挿してボルト挿通孔12の外周端
    縁12aをその内方へ臨ましめ、芯金15を介して短内
    管13を押圧してハンドルポスト1の上端と短内管13
    の上端とボルト挿通孔12の外周端縁12aとの夫々を
    圧縮変形すると共に、ハンドルポスト1の上端部の側壁
    1a′を開口7c側へ膨出させることによりハンドルポ
    スト1とハンドルラッグ2を固着する車輌用ハンドルの
    製造方法に於て、前記ハンドルポスト1の上端部外周面
    とハンドルラッグ2の内周面間に接着剤14を介設した
    ことを特徴とする車輌用ハンドルの製造方法。
JP12899680A 1980-09-16 1980-09-16 車輌用ハンドルの製造方法 Expired JPS5933459B2 (ja)

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JPS5752536A JPS5752536A (en) 1982-03-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108966U (ja) * 1985-09-12 1987-07-11
JPS62139555U (ja) * 1986-01-31 1987-09-03

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JPH06135709A (ja) * 1991-08-08 1994-05-17 Akiko:Kk ドライアイスの製造方法及びドライアイス成形装置
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