JP3012658U - パイプの継ぎ手構造 - Google Patents

パイプの継ぎ手構造

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JP3012658U
JP3012658U JP1994017340U JP1734094U JP3012658U JP 3012658 U JP3012658 U JP 3012658U JP 1994017340 U JP1994017340 U JP 1994017340U JP 1734094 U JP1734094 U JP 1734094U JP 3012658 U JP3012658 U JP 3012658U
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JP
Japan
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pipe
cap
wedge
inner diameter
press
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JP1994017340U
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Inventor
周三 後藤
▲昇▼ 高見沢
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Fuji Bellows Co Ltd
Original Assignee
Fuji Bellows Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプにキャップを圧入するパイプノ継ぎ手
構造を提供する。 【構成】 パイプが金属でキャップが合成樹脂から出
来、中間に金属製のくさびからなるパイプの継ぎ手構造
からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パイプとキャップをジョイントするパイプの継ぎ手構造に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
此の種の従来の技術として、パイプとキャップのジョイントの構造として、パ イプにキャップを直接圧入する構造。又は、パイプにキャップを遊着して接着剤 で固定する構造。又は、パイプとキャップをノックピンで固定する構造。又は、 パイプにキャップをネジ止めする構造などが一般的に知られている。
【0003】 該上記従来技術に類する場合、パイプとキャップの圧入する構造においては、 パイプはアルミニューム等の金属製が主でキャップは合成樹脂からなる部品同志 のジョイントとであるためパイプの外径とキャップの内径の寸法誤差による圧入 シロが少な過ぎると硬すぎて圧入が出来ないという欠点があり、また、圧入シロ が大き過ぎるとパイプとキャップがゆるんでしまうという欠点が生じる。そのよ うにパイプとキャップの圧入シロを最適におさえて一定の強度で結合するのに相 互の寸法精度を一定のレベルにキィープしなければいけないという管理面での難 かしさがあった。
【0004】 また、丸形状でなるパイプ外径を樹脂材でなるキャップの内径に圧入したジョ イント構成においては、屋外に露出する用具などに利用された場合は、高温と低 温の繰り返し温度変化によって樹脂でなるキャップの内径寸法の伸縮が要因とな ってキャップがゆるんだり、またはキャップの圧入力による応力が要因で径時変 化でキャップに亀裂が発生してキャップが脱落するなどの欠点が生じることがあ った。
【0005】 また、他のジョイント構造に利用されるパイプとキャップを止めねじで固定す る構造や、ノックピンなどで固定する構造はパイプにねじ切り加工を施したり後 者はパイプとキャップに貫通孔を施すなどの加工費の増加や、組立工数の増加や 管理工数の増加などによってコストが上昇するなどの不利な点が発生する。 また、接着剤での固定構造においては接着剤のはみ出しや、計量的な塗布量の大 小によって強度を均一に保持出来ないなどの不利な点が発生するという欠点を有 していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記欠点を解決するために薄厚の金属板でなるくさび2を設け、該 くさび2のテーパ部2aをパイプ1のパイプ内径1aに押圧して係合させ叙々に パイプ1とキャップ3を押圧してくさび2によるパイプ1の部分的な広がりをキ ャップ3にくいつかせる。此の様にパイプ1にくさび2を挿入しキャップ3を押 圧しパイプ1に結合させることで従来技術の課題を解決するものである。
【0007】
【作用】
図1において、この考案でのパイプ1とキャップ3の継ぎ手は上記のように構 成されるので、パイプ1の先端部のパイプ内径1aにくさび2のテーパ部2bを 挿入することでくさび2のストレート部2cの近接位置で係止する。 このように、くさび2のテーパ部2bがパイプ内径1aでロックされた状態で係 止する。
【0008】 パイプ1に係止するくさび2にキャップ3を遊着させくさび2の長辺部2dが キャップ底面3bと密着させキャップ3をパイプ1に押圧することでキャップ底 面3bに接触してなるくさび2は矢印b方向に向けてキャップ3と一体に移動し てパイプ内径1aにくいついたままロック状態を保持する。
【0009】 このように、くさび2がパイプ1に挿入しパイプ内径1a寸法よりやや大きく 出来ているくさび2のストレート部2cはキヤップ3に加圧される押圧を受ける パイプ1の外径部1bはくさび2のストレート部2cに拡大され矢印a方向に凸 状をなして樹脂製でなるキャップ3にパイプ凸部1cが食い込んでパイプ1とキ ャップ3は強力にジョイントする。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参考にして説明すると、図1、図2においてパ イプ1のパイプ内径1aに嵌着圧入されるくさび2は対でなるテーパ部2bと対 でなるストレート部2c形状の薄厚の金属板とパイプ1に遊着する樹脂製の筒状 のキャップ3からなり図2で示す態様に構成される。
【0011】 次に、上記薄厚金属製でなるくさび2は寸法的にテーパ部2bの短辺部2aの 全長は金属製でなるパイプ内径1aの寸法より短い寸法からなる。 また、くさび2は長辺部2dの全長寸法をパイプ1のパイプ外径1b寸法より小 さく決定される。
【0012】 次にパイプ1のパイプ外径1aに嵌合する樹脂製から出来ている筒状のキャッ プ3は必ずしも円筒でなく多角形状や他の変則的な形状でもよい。 また、材質面では、ABS樹脂、ポリアセタール樹脂、塩化ビニールなどが望ま しい。
【0013】 また、くさび2は金属製薄厚材でパイプ1の材質より硬質が望ましい。 例えばパイプ1がアルミ製の場合は、くさび2は鋼板が望ましい。
【0014】 次に、図3(a)(b)においては、従来技術で構成する金属製パイプ1に遊 着する樹脂製からなるキャップ3を嵌着して接着剤4でジョイントしたパイプ1 とキャップ3のジョイント構成態様を示しまた、従来技術のパイプ1にダイレク トに樹脂製キャップ3を圧入してパイプ1とキャップ3のジョイント構造態様を 示している。
【0015】
【考案の効果】 本考案は、上述の通り構成、作用するので優れた効果を奏する。 図1及び図2の本考案の実施例で示すように、種々のパイプとキャップをジョイ ントするのに、パイプ先端の孔にくさびのテーパ部を脱落しない程度に軽く嵌合 した状態で、パイプに遊着するキャップの底面がくさびの長辺部に正確に密着し ているため押入加工でのパイプの倒れがなくパイプとキャップのジョイント作業 が簡単に出来る。
【0016】 また、パイプ内径に嵌合するくさびはキャップを押圧することでくさびとキャ ップは徐々に挿入されパイプ外径が凸状に変形してキャップ内径にパイプ凸状が 部分的にくいつきくさび2辺のくいつきがパイプとキャップの空転を防止する。 このようにゆるみなどのない相互のロック状態が保持出来る。
【0017】 また、キャップの底部の最も強度の強い部分をくさびのストレート部分がジョ イントすることで、パイプの抜け方向に強いジョイントが出来るという有利性が ある。このように樹脂製で出来ているパイプが屋外で露出して使用する用品に応 用され長期間温度変化の激しい環境下でパイプの伸縮があってもくさび自体が金 属製で出来ている本考案は全く経時変化がないので、従来技術のパイプとキャッ プの圧入構造の経時変化でのキャップゆるみや、クラックによる破損脱落がない ないため、安全で安定したパイプとキャップのジョイント構造が提供出来るなど の有利性がある。
【0018】 また、従来技術でのパイプトキャップのジョイントを止めねじを使用したり、 ノックピンなどの部品が不要なためパイプとキャップの相互に開口孔を必要とし ないのでコスト面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を示す斜視図である。
【図2】本考案の拡大断面図である。
【図3】 (a)(b)従来例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】 1. パイプ 1a.パイプ内径 1b.パイプ外径 2. くさび 2a.短辺部 2b.テーパ部 2c.ストレート部 2d.長辺部 3. キャップ 3a.キャップ内径 3b.キャップ底面 4. 接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ(1)の先端部にキャップ
    (3)を係合してなるキャップ付パイプにおいて、該パ
    イプ(1)のパイプ内径(1a)にくさび(2)のテー
    パ部(2b)を挿入し、クサビ(2)を介してキャップ
    (3)をパイプ(1)の先端部に圧入して固定したこと
    を特徴とするパイプの継ぎ手構造
JP1994017340U 1994-12-19 1994-12-19 パイプの継ぎ手構造 Expired - Lifetime JP3012658U (ja)

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