JPH031677Y2 - - Google Patents

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JPH031677Y2
JPH031677Y2 JP1984180615U JP18061584U JPH031677Y2 JP H031677 Y2 JPH031677 Y2 JP H031677Y2 JP 1984180615 U JP1984180615 U JP 1984180615U JP 18061584 U JP18061584 U JP 18061584U JP H031677 Y2 JPH031677 Y2 JP H031677Y2
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sleeve
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ホース接続継手に係り、特に各種
気体および液体の供給管として車両や産業用装置
等の配管に使用されるゴムまたは合成樹脂製ホー
スの端部に固着する接続継手に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来のこの種のホース接続継手は、一般に第5
図に示すようなニツプル、スリーブおよびパイプ
の3部品からなる構造のもの、あるいは第6図に
示すようなニツプルおよびスリーブの2部品から
なる構造のものが使用されている。
第5図に示すものは、切削加工により成形され
たニツプル1とスリーブ2およびパイプ3とから
構成されており、ニツプル1は一端部に環状突部
とこの突部から先端に向かうテーパー面とからな
るスプール4を有し、他端部には内周面に切欠6
を形成し、内側外周に段部7を設けたフランジ5
を有している。前記段部7はスリーブ2の底部8
に穿設した組付孔9に嵌合せしめられ、切欠6は
パイプ3の先端を挿入してロウ付けされている。
一方、ニツプル1の段部7とスリーブ2とはロウ
付け等により固着される。
また、第6図に示すものは、出願人が先に出願
(実願昭59−108518号)したホース接続継手であ
り、パイプ11の一部に環状膨出部12を形成
し、この環状膨出部12より先端部分をニツプル
13となし、一方、スリーブ14の後端壁15に
は固定用筒部16を一体に連接し、この固定用筒
部16に前記環状膨出部12を挿入して固定用筒
部16を圧着させ、前記環状膨出部12の外周面
に密着嵌合する環状膨出部17を形成してニツプ
ル13とスリーブ14とを一体に固着せしめたも
のである。
そして、上記いずれの継手においても、スリー
ブ2,14とスリーブ1,13との間隙内にゴム
または合成樹脂製ホースを挿入し、スリーブ2,
14を加締めて一体に固着する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のホース接続継手には、ニ
ツプルとスリーブとのシール性が高いなどの長所
があるが、反面、ロウ付けや成形加工等の加工工
数が多くかかり、また3部品では組立工程が複雑
となり、価格が低減できないばかりでなく大量生
産にも適さない等の問題があつた。
そこで、この考案は、上記の問題点を解消すべ
くなされたものであり、部品数を少なく、しかも
加工工数も少なくすることにより、安価に大量生
産できるホース接続継手を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するためにこの考案は次のよ
うな構成とした。
即ち、パイプの一部に形成した環状膨出部より
先端部分をニツプルとなし、このニツプルを別体
のスリーブ後端壁に穿設したニツプル挿通孔に挿
通し、前記環状膨出部を前記スリーブ後端壁に当
接して一体に固着するホース接続継手において 前記スリーブ後端壁のニツプル挿通孔を前記ニ
ツプル外周面との間に隙間を有する大きさに穿設
するとともに、この挿通孔の周縁外面に突起爪を
突設し、前記環状膨出部とニツプル後端壁を圧着
することにより前記突起爪を前記環状膨出部の上
部側面に食い込ませてニツプルとスリーブを一体
に固着したことを特徴とする。
(作用) スリーブ後端壁を環状膨出部の上部側面に圧接
する挿入孔周縁外面の突起爪が食い込み、一工程
でニツプル23をスリーブ27を一体に固着する
ことができる。スリーブ後端壁に穿設したニツプ
ル挿通孔はニツプル外周面との間に隙間を有し、
環状膨出部の上部側面に当接する大きさに形成さ
れているから、突起爪は環状膨出部の弾性作用の
ない上部に食い込み、ニツプルとスリーブは一層
強固に固着することができる。
(実施例) 以下、この考案に係るホース接続継手の実施例
について説明する。
第1図は、この考案の一実施例を示す縦断正面
図であり、パイプ21の一部に塑性変形により環
状膨出部22を形成し、この環状膨出部22より
先端部分をニツプル23とする。前記ニツプル2
3の端部には塑性変形によりスプール24を形成
する。スプール24は、ホースHにニツプル23
を挿入し易くするためのテーパー面26を挿入し
たホースHが抜け難くするための環状突部25か
ら構成されている。
一方、スリーブ27の後端壁28の中心部には
前記ニツプル23の外周面との間に隙間を有し、
環状膨出部22の外径よも僅かに小さい径のニツ
プル挿通孔29が設けられている。前記ニツプル
挿通孔29はニツプル23を挿通したとき、ニツ
プル挿通孔29の周縁が前記環状膨出部22の上
部側面、好ましくは環状膨出部22の頂部肉厚部
側面に当接するように形成する。
さらに、前記スリーブ27の後端壁28に設け
たニツプル挿通孔29の周縁外面には、第3図お
よび第4図に示すように複数の突起爪30が設け
られている。前記突起爪30は後端壁28に対し
てほぼ直角方向に設けられており、先端は前記環
状膨出部22に食い込みやすくするために鋭角に
形成されている。前記突起爪30の高さは、ニツ
プル23の肉厚の2分の1程度が好ましい。そし
て、このような構造の突起爪30は、スリーブ2
7を成形する際、後端壁28のニツプル挿通孔2
9を打ち抜くと同時に形成することができる。
次に、上記構成に係るニツプル23とスリーブ
27との組立方法について説明すると、ニツプル
挿通孔29の外側からニツプル23を挿通すると
ともにニツプル23に設けた環状膨出部22の外
周面にスリーブ27の後端壁28を圧接し、後端
壁28周縁に突設した突起爪30を環状膨出部2
2の上部外面に食い込ませて、ニツプル23とス
リーブ27を一体に固着する。
前記突起爪30は環状膨出部22の下端部では
なく、上部外面で食い込むから確実に食い込み、
ニツプル23とスリーブ27は一層強固に固着さ
れる。
なお、このニツプル23をスリーブ27を一体
に固着する工程は、ホースHの外表面にスリーブ
27を被せ、ニツプル挿通孔29からホースHの
内部にニツプル23を挿入した後、スリーブ27
を加締装置により加締める工程と同時に行つても
よい。
また、ニツプル23のスプール24は、ニツプ
ル23をスリーブ27内に挿入した後に、形成し
てもよいが、予め形成する場合にはニツプル23
の環状膨出部22の外径をP、スプール24の環
状突部25を外径をQ、ニツプル挿通孔29の径
をRとすると、それぞれの関係を、P<R<Qと
する。また、ニツプル23には、環状膨出部22
とスプール24との間の適所に環状突部(図示せ
ず)を1つ以上設けることにより、ホースHの抜
け止め効果を更に向上することができる。
(考案の効果) 以上詳述したところから明らかなように、ニツ
プルとスリーブの2つの部品からなり、構造が簡
単であるから大量生産が可能である。
また、突起爪の環状膨出部への食い込みによつ
てニツプルとスリーブを固着するものであるか
ら、ロウ付けが不要であり、材料費の削減と製造
工程の簡略化によつて製品のコストダウンを図る
ことができる。
さらに、突起爪は環状膨出部の上部外面に食い
込むので、弾性による逃げがなく確実に食い込ま
せることができ、強固な固着力と正確な寸法精度
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案り係るホース接続継手の一実
施例を示す縦断正面図、第2図は第1図の一部拡
大断面図、第3図はスリーブの構造を示す左側面
図、第4図は第3図の一部拡大縦断面図、第5図
および第6図は従来のホース接続継手の構造を示
す縦断正面図である。 22……環状膨出部、23……ニツプル、24
……スプール、27……スリーブ、29……ニツ
プル挿通孔、30……突起爪、H……ホース。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) パイプの一部に形成した環状膨出部より先端
    部分をニツプルとなし、このニツプルを別体の
    スリーブ後端壁に穿設したニツプル挿通孔に挿
    通し、前記環状膨出部を前記スリーブ後端壁に
    当接して一体に固着するホース接続継手におい
    て、 前記スリーブ後端壁のニツプル挿通孔を前記
    ニツプル外周面との間に隙間を有する大きさに
    穿設するとともに、この挿通孔の周縁外面に突
    起爪を突設し、前記環状膨出部とニツプル後端
    壁を圧着することにより前記突起爪を前記環状
    膨出部の上部側面に食い込ませてニツプルとス
    リーブを一体に固着したことを特徴とするホー
    ス接続継手。 (2) 前記突起爪は円周上に連続して形成されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のホース接続継手。 (3) 前記突起爪は円周上に間欠的に形成されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のホース接続継手。
JP1984180615U 1984-11-28 1984-11-28 Expired JPH031677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984180615U JPH031677Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984180615U JPH031677Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6194685U JPS6194685U (ja) 1986-06-18
JPH031677Y2 true JPH031677Y2 (ja) 1991-01-18

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JP1984180615U Expired JPH031677Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0511432Y2 (ja) * 1987-06-17 1993-03-22

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818187B2 (ja) * 1975-08-28 1983-04-12 豊田工機株式会社 トイシグルマノドレツシングホウホウ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5818187U (ja) * 1981-07-29 1983-02-04 株式会社明治ゴム化成 ホ−ス接続接手

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5818187B2 (ja) * 1975-08-28 1983-04-12 豊田工機株式会社 トイシグルマノドレツシングホウホウ

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JPS6194685U (ja) 1986-06-18

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