JP2548063B2 - 仮枠間隔調節具 - Google Patents

仮枠間隔調節具

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JP2548063B2 JP4348326A JP34832692A JP2548063B2 JP 2548063 B2 JP2548063 B2 JP 2548063B2 JP 4348326 A JP4348326 A JP 4348326A JP 34832692 A JP34832692 A JP 34832692A JP 2548063 B2 JP2548063 B2 JP 2548063B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は仮枠の間隔を調節する仮
枠間隔調節具に係るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
地中にコンクリート連結壁や土留めコンクリート壁を形
成するときは、図7のようにH型鋼や矢板鋼などを所定
間隔を置いて地中に打ち込み、そのH型鋼のフランジ部
や矢板鋼の表面にアンカー螺筒20を溶接し、このアンカ
ー螺筒20に連結管体21の他端を螺着し、連結管体21の先
端部に仮枠止め螺杆22を螺入して仮枠aが所定の位置に
セットされるよう螺入長さを調節したあと、連結管体21
の先端と仮枠止め螺杆22の螺子込み端部を点溶接して、
仮枠止め螺杆4と連結管体21との調整長さを保持し、仮
枠止め螺杆22先端部にコーンを止着したあと、コーンの
先端部より突出した螺子部に仮枠aの孔を挿入し、この
螺子部に単管押さえ込み金具等を挿入して仮枠aを支承
していたが、この連結管体21と仮枠止め螺杆22の回り止
め溶接は、降雨時や漏水時には施工がなかなか厄介な上
に点溶接時のスパークにより仮枠止め螺杆22の断面が欠
損する心配があった。
【0003】また、図8のようにドライブイット等でア
ンカー螺子体20'を打ち込み、このアンカー螺子体20'の
先端に折り曲げ片23'の基部を溶接した連結管体23の他
端を螺着し、この折り曲げ片23'の中央部のばか孔に仮
枠止め螺杆22の他端を挿し込んで連結管体23の先端の雌
螺子部に螺合し、仮枠止め螺杆22と連結管体23との螺合
長さを調節したあと、この折り曲げ片23'の他端を打叩
して折り曲げ片23'を折り曲げて連結管体23と仮止め螺
杆22を固定していたが、この作業は折り曲げ片23'が仮
枠止め螺杆22の先端より奥にあるため打叩するためには
特別な工具が必要なうえにH型鋼や矢板鋼と仮枠a間の
配筋が邪魔になって打叩しにくいことがあった。
【0004】本発明は上記の問題を解決し、仮枠面より
手前に突設している仮枠止め螺杆の先端を打叩するだけ
で簡単に連結管体と仮止め螺杆とが固定できる仮枠間隔
調節具を提供することを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】連結管体1の先端に係止鍔2を設け、この
係止鍔2と対向状態に内壁の途中に係止部3を設け、こ
の係止鍔2と係止部3との間に仮枠止め螺杆4に螺着し
た螺筒5を設け、この螺筒5の他端に切り込み間隙6を
介存してばか孔7を有する変形筒8を連設し、連設管体
1の他端にアンカーに止着する止着部12を設けたことを
特徴とする仮枠間隔張設具に係るものである。
【0007】また、連結管体1の先端に係止鍔2を設
け、この係止鍔2と対向状態に内壁の途中に係止部3を
設け、この係止鍔2と係止部3との間に仮枠止め螺杆4
に螺着し係止部3に向かって先細り形状のテーパ螺筒9
を設け、このテーパ螺筒9の係止部3側の開口部端より
係止鍔2側に向かって複数個の割り溝10を付設し、テ
ーパ螺筒9の先細り先端部外周に係止環11を被嵌し、
連結管体1の他端にアンカーに止着する止着部12を設
けたことを特徴とする仮枠間隔調節具に係るものであ
る。
【0008】
【作用】請求項1記載の作用につていて説明する。
【0009】H型鋼や矢板鋼に設けたアンカーに連結管
体1の止着部12を止着し、仮枠止め螺杆4を連結管体1
に内設した螺筒5に螺入して仮枠止め螺杆4の出入り長
さを調節した後仮枠止め螺杆4の先端を打叩すると螺筒
5に連設している変形筒8の他端が連結管体1の係止部
3に強く当接し、切り込み間隙6の部分が変形して仮枠
止め螺杆4と螺筒5との螺子嵌合部を係止するので、仮
枠止め螺杆の出入りの長さが固定される。仮枠止め螺杆
4の先端部にコーンを止着したあとコーンの先端部より
突出した螺子部に仮枠aの孔を挿入して仮枠aを単管押
さえ込み金具等により締め付けると、螺筒5の先端が連
結管体1の係止鍔2の内壁に当接して係止されるので、
仮枠aを仮枠止め螺杆4で締付固定できる。
【0010】請求項2記載の作用について説明する。
【0011】H型鋼や矢板鋼に設けたアンカーに連結管
体1の他端を止着し、仮枠止め螺杆4を連結管体1に内
設したテーパ螺筒9に螺入して仮枠止め螺杆4の出入り
長さを調節した後仮枠止め螺杆4の先端を打叩すると、
係止環11の他端面が係止部3に当接し、係止環11の
内径によりテーパ螺筒9の先細り先端部が内側に押圧さ
れ、テーパ螺筒9に設けた割り溝10により仮枠止め螺
杆4の螺子部を強圧係止するので、テーパ螺筒9と仮枠
止め螺杆4が係止され仮枠止め螺杆4の出入りの長さが
固定される。
【0012】仮枠止め螺杆4の先端部にコーンを止着
し、コーンの先端部より突出した螺子部に仮枠aの孔を
挿入して仮枠aを単管押さえ込み金具等により締め付け
ると、前記と同様テーパ螺筒9の先細り先端部が連結管
体1の係止鍔2の内壁に当接して係止されるので、仮枠
aを仮枠止め螺杆4で締付固定する。
【0013】
【実施例】図面は本発明の好適な一実施例を図示したも
ので、図1,図2,図3は請求項1記載の実施例を、図
4,図5,図6は請求項2記載の実施例を図示したもの
である。
【0014】請求項1記載の実施例について説明する。
【0015】連結管体1の先端に係止鍔2を設け、この
係止鍔2と対向状態に内壁の途中に管体の一部を押圧変
形したり係止段部を設けた係止部3を設け、この係止鍔
2と係止部3との間の管体を回り止めのため変形し、こ
の間に外周を非円形形状若しくは外周に小突起を設けた
螺筒5を挿入し、仮枠止め螺杆4を連結管体1に螺合す
るとき螺筒5の回動を係止するように設ける。
【0016】実施例ではこの螺筒5の外周形状を六角形
状に形成し螺筒5の下端に切り込み間隙6を介存してば
か孔7を有する変形筒8を連設し、連設管体1の他端に
アンカーボルト14に係合する雌螺子孔15を設ける。
【0017】請求項2記載の実施例について説明する。
【0018】前記と同様に連設管体1の先端に係止鍔2
を設け、この係止鍔2と対向状態に内壁の途中に係止部
3を設け、この係止鍔2と係止部3との間に仮枠止め螺
杆4に螺着し係止部3に向かって先細り形状のテーパ螺
筒9を設け、このテーパ螺筒9に係止部3側の開口部端
より係止鍔2側に向かって複数個の割り溝10を付設す
る。
【0019】図示した実施例では、係止鍔2と係止部3
との間の管体を押圧変形し、テーパ螺筒9の頭部の外周
形状を六角形状に形成して枠止め螺杆4を連結管体1に
螺合するときテーパ螺筒9の回動を係止するように設け
る。テーパ螺筒9の先細り先端部の外周に係止環11を
被嵌し、連結管体1の下端にアンカーボルト14に係合
する雌螺子孔を設ける。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したので、請
求項1の発明ではH型鋼や矢板鋼に止着した連結管体に
仮枠止め螺杆を螺入して出入り長さを調節したあと、仮
枠止め螺杆の先端を打叩することにより螺筒の切り込み
間隙が変形して変形筒が仮枠止め螺杆を係止し、H型鋼
や矢板鋼に仮枠止め螺杆が係止されるので、従来のよう
に連結管体と仮枠止め螺杆を溶接により止着したり、特
別の工具を使用して仮枠止め螺杆に付設した折り曲げ片
を打叩して仮枠止め螺杆を連結管体に止着する欠点が解
決され取り扱いが容易で実用的に秀れた効果を発揮する
仮枠間隔調節具となる。また、請求項2の発明では仮枠
止め螺杆の先端を打叩するとテーパ螺筒の先細り部が係
止環の内径により内側に強圧されテーパ螺筒の先細りテ
ーパによる楔作用と割り溝とにより先細り部が内側に変
形して内径が仮枠止め螺杆を強固に固定するためH型鋼
や矢板鋼に仮枠止め螺杆が係止され、従来のような現場
溶接作業や特別な工具を使用しての折り曲げ片の打叩作
業がなくなり、仮枠面より手前に突出している仮枠止め
螺杆の先端を打叩するだけで仮枠止め螺杆を連結管体に
簡単に固定することができる実用的で秀れた仮枠間隔調
節具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の実施例の斜視図である。
【図2】同上の要部の断面図である。
【図3】同上の使用状態を示す要部の断面図である。
【図4】請求項2記載の実施例の一部を切欠ける側面図
である。
【図5】上記の要部の一部を切欠ける側面図である。
【図6】上記の使用状態を示す要部の一部を切欠ける側
面図である。
【図7】従来の仮枠間隔調節具の使用状態を示す斜視図
である。
【図8】従来の仮枠間隔調節具の使用状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 連結管体 2 係止鍔 3 係止部 4 仮枠止め螺杆 5 螺筒 6 切り込み間隙 7 ばか孔 8 変形筒 9 テーパ螺筒 10 割り溝 11 係止環 12 止着部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結管体の先端に係止鍔を設け、この係
    止鍔と対向状態に内壁の途中に係止部を設け、この係止
    鍔と係止部との間に仮枠止め螺杆に螺着した螺筒を設
    け、この螺筒の他端に切り込み間隙を介存してばか孔を
    有する変形筒を連設し、連設管体の他端にアンカーに止
    着する止着部を設けたことを特徴とする仮枠間隔張設
    具。
  2. 【請求項2】 連結管体の先端に係止鍔を設け、この係
    止鍔と対向状態に内壁の途中に係止部を設け、この係止
    鍔と係止部との間に仮枠止め螺杆に螺着し係止部に向か
    って先細り形状のテーパ螺筒を設け、このテーパ螺筒の
    係止部側の開口部端より係止鍔側に向かって複数個の割
    り溝を付設し、テーパ螺筒の先細り先端部外周に係止環
    を被嵌し、連結管体の他端にアンカーに止着する止着部
    を設けたことを特徴とする仮枠間隔調節具。
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