JPH04132730U - ノイズフイルタ - Google Patents

ノイズフイルタ

Info

Publication number
JPH04132730U
JPH04132730U JP4906691U JP4906691U JPH04132730U JP H04132730 U JPH04132730 U JP H04132730U JP 4906691 U JP4906691 U JP 4906691U JP 4906691 U JP4906691 U JP 4906691U JP H04132730 U JPH04132730 U JP H04132730U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
electrode
dielectric plate
noise filter
terminal connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4906691U
Other languages
English (en)
Inventor
達哉 庄司
Original Assignee
株式会社トーキン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トーキン filed Critical 株式会社トーキン
Priority to JP4906691U priority Critical patent/JPH04132730U/ja
Publication of JPH04132730U publication Critical patent/JPH04132730U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 IC、LSI等の端子電極を誘電率の高い薄
い誘電体板上にIC、LSI端子間隔と同じ間隔の端子
接続電極と、誘電体基板の裏面に接地電極を形成するこ
とにより小型のIC、LSI用容量性ノイズフィルタを
形成する。 【構成】 誘電率の高い誘電体板1上にIC端子間隔と
同じ間隔の端子接続電極2を形成し、電極面は誘電体板
の裏面に側面を通り形成し、IC端子10を取付けた部
分を除き接地電極3を形成し、基板上のアース線には接
地電極を、又IC端子は誘電体板1上の端子接続電極2
に接続することにより、容量性のノイズフィルタをIC
端子に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はIC回路に実装する電磁ノイズを抑制するためのノイズフィルタに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、IC回路に生ずる電磁ノイズを抑制し、又IC回路へ外部より電磁ノイ ズの進入を防止するためのノイズフィルタは、図4に示すように基板の接地面7 とIC4から引き出された各信号線間にそれぞれディスクリートまたはチップコ ンデンサ9を接続したものが主となっていた。そのため、コンデンサ接続ライン が複数の場合、接地面を各信号ライン近傍に設けることが必要であり、基板上の 信号導体6と接地面7が複雑になってしまうのと同時に、基板上に占めるノイズ フィルタ部分の面積が大きくなってしまうという欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこれらの欠点を除去するため、誘電率の大きい誘電体基板を用い、該 基板にICの端子間隔に等しい間隔のIC端子接続電極と、端子接続電極形成面 の反対面の誘電体板裏面上に基板の接地面に接続する金属膜の接地電極を形成す る。また、前記端子接続電極を避けた他の部分もできるだけ広い面積で金属膜を 形成し、これを接地電極とすることにより、前記端子接続電極と接地電極間で容 量を形成することにより、容易に小さい基板面積で、電磁ノイズ源に近く、より 効果的な容量性のノイズフィルタを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ICを搭載可能でしかも厚さの薄い誘電体板にICの電極寸法と同 様の間隔で端子接続電極と、接地電極を広く金属膜を形成し、電極を形成し、I C実装用電極とする。また、前記電極を設けた他の部分、特に誘電体板裏面も全 面にわたり金属膜とし、これを接地面とすることにより、前記電極と接地面間で 容量をもつよう構成したもので、容易に小型で電磁ノイズ源に近く、より効果的 である容量性ノイズフィルタとすることを特徴とする。
【0005】 即ち本考案は、高い誘電率を有する誘電体板の上面の、IC、LSIの端子位 置に、誘電体基板の端面から基板の下面に接続して端子接続電極を等間隔に金属 膜により形成し、電極取付部分を除く他の部分の誘電体板下面を前記端子接続電 極を除き金属膜を形成し、接地電極を形成してなることを特徴とするノイズフィ ルタである。
【0006】
【作用】
ICを実装するプリント基板と、ICとの間に誘電体板上にICの端子電極と 同じ間隔の金属膜の端子接続電極と、プリント基板上の接地面または接地線に接 する金属膜面を、ICとの端子接続電極と反対面またはICの端子接続電極面に 近接して設けてあるので、ICの端子とプリント基板の接地面との間に容量を生 じ、ICからの電磁ノイズ、または線を通しICへ入る電磁ノイズを抑制する小 型の取扱い容易なIC用のノイズフィルタを提供出来る。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図面を用い説明する。図1に於て誘電体板1の端部付近に表 面実装のIC、LSI等と同様の間隔で金属膜により形成した端子接続電極2が 形成され、かつ端子接続電極を除く面には接地電極3となる金属膜が形成されて いる。このため端子接続電極2と接地電極によりIC4のIC端子10が接続す る端子接続電極と接地電極との間には容量成分が生ずる。従って端子接続電極の 上にIC、LSI等の部品を接続すればその端子部分と接地間にコンデンサを付 加したと等価な作用となることにより、小型で装着の容易な容量性ノイズフィル タを得ることができる。図2は誘電体基板が中央部分から2分割されたものであ り 、接地電極3の間にはプリント基板の他の配線が引きまわし可能となる。図3は 基板5の上にIC4が誘電体板1を間に実装された図である。
【0008】
【考案の効果】
本考案による誘電体板を用いたIC用のノイズフィルタは小型で、装着が容易 であり、またIC端子のノイズ源近傍にコンデンサが載置出来る構造となるため 、より電磁ノイズの除去効果の大きいノイズフィルタが可能となる。また、端子 間のクロストークが問題となる場合には誘電体板を端子毎に分離すればよく、自 由度の高いノイズフィルタが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案によるノイズフィルタを示し、図
1の(a)は外観斜視図、図1の(b)は裏面の外観斜
視図、図1の(c)はICを基板上に実装した例を示す
斜視図。
【図2】図2は本考案の実施例の他の例を示し、誘電体
板が2分割されている例で、図2の(a)は外観斜視
図、図2の(b)は裏面の外観斜視図、図2の(c)は
誘電体板上にICを実装した斜視図。
【図3】図3は基板上にICと誘電体板を実装した時の
外観斜視図。
【図4】図4は従来のIC周辺の電磁ノイズ対策を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 誘電体板 2 端子接続電極 3 接地電極 4 IC 5 基板 6 信号導体 7 接地面 8 半田 9 チップコンデンサ 10 IC端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高い誘電率を有する誘電体板の上面のI
    C、LSIの端子位置に、誘電体基板の端面から基板の
    下面に接続して端子接続電極を等間隔に金属膜により形
    成し、電極取付部分を除く他の部分の誘電体板下面を前
    記端子接続電極を除き金属膜を形成し、接地電極を形成
    してなることを特徴とするノイズフィルタ。
JP4906691U 1991-05-29 1991-05-29 ノイズフイルタ Pending JPH04132730U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4906691U JPH04132730U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 ノイズフイルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4906691U JPH04132730U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 ノイズフイルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04132730U true JPH04132730U (ja) 1992-12-09

Family

ID=31927304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4906691U Pending JPH04132730U (ja) 1991-05-29 1991-05-29 ノイズフイルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04132730U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0913865A2 (en) Low noise ball grid array package
JPH04132730U (ja) ノイズフイルタ
JPH0227836B2 (ja)
JPH0230843Y2 (ja)
JP3099492B2 (ja) 複合電子部品
JP2543865Y2 (ja) シールド装置
JPS5810369Y2 (ja) 多層配線基板
JPH0429585Y2 (ja)
JPH0731559Y2 (ja) ノイズ対策部品の取付け構造
JPH0642365Y2 (ja) 電子部品の実装構造
KR200157441Y1 (ko) 점퍼용칩
JPH0462775A (ja) 表面実装用電子部品
JPH0233963A (ja) 高周波トランジスタ
JPH019160Y2 (ja)
JPH0582936A (ja) リードレス部品搭載基板の電気回路
JPH07220979A (ja) チップ貫通コンデンサ
JPH0661662A (ja) 回路基板とグランドプレーンとの接続方式
JPS63156390A (ja) 混成集積回路部品
JPH0617267U (ja) アースパターン構造
JPH0727194U (ja) プリント回路基板の遮蔽構造
JPH07169904A (ja) 回路部品付き表面実装形半導体パッケージ
JPS60183465U (ja) ハイブリツドicの構造
JPS5951590A (ja) プリント基板
JP2002110891A (ja) 電子回路ユニット
JPH0469834B2 (ja)