JPH04131541A - 遊星歯車減速装置 - Google Patents
遊星歯車減速装置Info
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- JPH04131541A JPH04131541A JP25482890A JP25482890A JPH04131541A JP H04131541 A JPH04131541 A JP H04131541A JP 25482890 A JP25482890 A JP 25482890A JP 25482890 A JP25482890 A JP 25482890A JP H04131541 A JPH04131541 A JP H04131541A
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 title 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 5
- 238000004080 punching Methods 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 208000029152 Small face Diseases 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/46—Systems consisting of a plurality of gear trains each with orbital gears, i.e. systems having three or more central gears
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の履帯
駆動装置、油圧クレーン用ローブウィンチ等に用いられ
る遊星歯車減速装置に関し、特に、遊星歯車を安価に製
作できるようにした遊星歯車減速装置に関する。
駆動装置、油圧クレーン用ローブウィンチ等に用いられ
る遊星歯車減速装置に関し、特に、遊星歯車を安価に製
作できるようにした遊星歯車減速装置に関する。
第２図に従来技術による遊星歯車減速装置として、３段
の減速段を備えた油圧ショベル等の履帯駆動装置を例に
挙げて示す。
の減速段を備えた油圧ショベル等の履帯駆動装置を例に
挙げて示す。
図において、ｌは車体の機枠等に固着される円筒状の支
持部材で、該支持部材１の一端側はモータ取付部、他端
側はキャリア固定部ＩＡとなり、その内周側に雌スプラ
インＩＢが形成されると共に、外周側に雄ネジＩＣが形
成されており、該モータ取付部には回転源としての油圧
モータ２が固着されている。
持部材で、該支持部材１の一端側はモータ取付部、他端
側はキャリア固定部ＩＡとなり、その内周側に雌スプラ
インＩＢが形成されると共に、外周側に雄ネジＩＣが形
成されており、該モータ取付部には回転源としての油圧
モータ２が固着されている。
３は回転体となる有蓋筒状のハウジングで、該ハウジン
グ３は支持部材１の外周側に位置するドラム４と、内周
側に内歯車５Ａが設けられたリングギア５と、同じく内
歯車６Ａが設けられた他のリングギア６と、該リングギ
ア６を施蓋する底蓋７とから大略構成される。そして、
ドラム４は軸受８を介して支持部材ｌに回転自在に支持
されると共に、その外周側には履帯駆動用のスプロケッ
ト９が取付けられ、各リングギア５，６はボルト１０を
介してドラム４に固着され、底蓋７はボルト１１を介し
て他のリングギア６に固着されている。
グ３は支持部材１の外周側に位置するドラム４と、内周
側に内歯車５Ａが設けられたリングギア５と、同じく内
歯車６Ａが設けられた他のリングギア６と、該リングギ
ア６を施蓋する底蓋７とから大略構成される。そして、
ドラム４は軸受８を介して支持部材ｌに回転自在に支持
されると共に、その外周側には履帯駆動用のスプロケッ
ト９が取付けられ、各リングギア５，６はボルト１０を
介してドラム４に固着され、底蓋７はボルト１１を介し
て他のリングギア６に固着されている。
１２は油圧モータ２の出力回転を導圧する回転軸で、該
回転軸１２の一端側は油圧モータ２と連結され、その他
端側は底蓋７に向けて伸長し、後述する太陽歯車１４に
なっている。
回転軸１２の一端側は油圧モータ２と連結され、その他
端側は底蓋７に向けて伸長し、後述する太陽歯車１４に
なっている。
１３は１段目の減速歯車機構を示し、該減速歯車機構１
３は回転軸１２の先端側にこれと一体に形成された太陽
歯車１４と、該太陽歯車１４とリングギア６の内歯車６
Ａとに噛合するように配設され、該太陽歯車１４の周囲
を自転しつつ公転する遊星歯車１５と、該遊星歯車１５
を軸受１６を介して回転自在に支持するピン１７と、該
ピン１７が固着され、遊星歯車１５の公転を後述する次
段の太陽歯車２０に伝達するキャリア１８とから構成さ
れる。なお、太陽歯車１４は回転軸１２と別部材とし、
これに取付けてもよい。
３は回転軸１２の先端側にこれと一体に形成された太陽
歯車１４と、該太陽歯車１４とリングギア６の内歯車６
Ａとに噛合するように配設され、該太陽歯車１４の周囲
を自転しつつ公転する遊星歯車１５と、該遊星歯車１５
を軸受１６を介して回転自在に支持するピン１７と、該
ピン１７が固着され、遊星歯車１５の公転を後述する次
段の太陽歯車２０に伝達するキャリア１８とから構成さ
れる。なお、太陽歯車１４は回転軸１２と別部材とし、
これに取付けてもよい。
一方、１９は中間段の減速段となる２段目の減速歯車機
構で、該減速歯車機構１９は回転軸１２に遊嵌され、１
段目のキャリア１８と噛合してこれと一体的に回転する
太陽歯車２０と、該太陽歯車２０とリングギア６の内歯
車６Ａとに噛合し、該太陽歯車２０の周囲を自転しつつ
公転する遊星歯車２１と、該遊星歯車２１を軸受２２を
介して回転自在に支持するピン２３と、該ピン２３が固
着され、遊星歯車２１の公転を後述の太陽歯車２６に伝
達するキャリア２４とから構成されているそして、２５
は最終段の減速段となる３段目の減速歯車機構で、該減
速歯車機構２５は回転軸１２に遊嵌され、２段目のキャ
リア２４と噛合してこれと一体的に回転する太陽歯車２
６と、該太陽歯車２６とリングギア５の内歯車５Ａとに
噛合するように該太陽歯車２６の周囲に配設された遊星
歯車２７と、該遊星歯車２７を軸受２８を介して回転自
在に支持するピン２９と、該ピン２９が固着されると共
に、一端側外周に支持部材１の雌スプラインＩＢと噛合
する雄スプライン３０Ａが形成され、該支持部材ｌによ
って軸方向及び回転方向に位置決めされているキャリア
３０とから構成されている。ここで、該キャリア３０は
前記ピン２９を支持している同側の側板３０Ｂ、３０Ｃ
と、該側板３０Ｂ、３０Ｃ間に延設され、これらを連結
しているリブ３０Ｄとからなり、前記側板３０Ｂは前記
雄スプライン３０Ａに隣接して径方向に突設され、側板
３０Ｃと共に板状に形成されており、該側板３０Ｂは前
記支持部材１のキャリア固定部ＩＡの端面に当接される
ようになっているさらに、３１は支持部材１のキャリア
固定部ＩＡの外周に設けられた雄ネジＩＣに螺着され、
前記軸受８を軸方向に位置決めしているナツトで、該ナ
ツト３１はキープレート３２とボルト３３゜３３とによ
ってまわり止めされている。
構で、該減速歯車機構１９は回転軸１２に遊嵌され、１
段目のキャリア１８と噛合してこれと一体的に回転する
太陽歯車２０と、該太陽歯車２０とリングギア６の内歯
車６Ａとに噛合し、該太陽歯車２０の周囲を自転しつつ
公転する遊星歯車２１と、該遊星歯車２１を軸受２２を
介して回転自在に支持するピン２３と、該ピン２３が固
着され、遊星歯車２１の公転を後述の太陽歯車２６に伝
達するキャリア２４とから構成されているそして、２５
は最終段の減速段となる３段目の減速歯車機構で、該減
速歯車機構２５は回転軸１２に遊嵌され、２段目のキャ
リア２４と噛合してこれと一体的に回転する太陽歯車２
６と、該太陽歯車２６とリングギア５の内歯車５Ａとに
噛合するように該太陽歯車２６の周囲に配設された遊星
歯車２７と、該遊星歯車２７を軸受２８を介して回転自
在に支持するピン２９と、該ピン２９が固着されると共
に、一端側外周に支持部材１の雌スプラインＩＢと噛合
する雄スプライン３０Ａが形成され、該支持部材ｌによ
って軸方向及び回転方向に位置決めされているキャリア
３０とから構成されている。ここで、該キャリア３０は
前記ピン２９を支持している同側の側板３０Ｂ、３０Ｃ
と、該側板３０Ｂ、３０Ｃ間に延設され、これらを連結
しているリブ３０Ｄとからなり、前記側板３０Ｂは前記
雄スプライン３０Ａに隣接して径方向に突設され、側板
３０Ｃと共に板状に形成されており、該側板３０Ｂは前
記支持部材１のキャリア固定部ＩＡの端面に当接される
ようになっているさらに、３１は支持部材１のキャリア
固定部ＩＡの外周に設けられた雄ネジＩＣに螺着され、
前記軸受８を軸方向に位置決めしているナツトで、該ナ
ツト３１はキープレート３２とボルト３３゜３３とによ
ってまわり止めされている。
このように構成される従来技術の遊星歯車減速装置では
、油圧モータ２を回転駆動すると、その回転は太陽歯車
１４．遊星歯車１５．キャリア１８等からなる１段目の
減速歯車機構１３によって所定の減速比をもって減速さ
れ、遊星歯車１５の公転のみがキャリア１８から２段目
の太陽歯車２０へと出力される。そして、該太陽歯車２
０．遊星歯車２１．キヤリア２４等からなる２段目の減
速歯車機構１９は前記キャリア２４からの回転をさらに
所定の減速比で減速し、遊星歯車２１の公転のみをキャ
リア２４から最終段の太陽歯車２６へと出力する。さら
に、該太陽歯車２６．遊星歯車２７．キヤリア３０等か
らなる最終段の減速歯車機構２５では、キャリア３０が
各スプライン３０Ａ、ＩＢを介して支持部材１に回転方
向に位置決めされているから、前記キャリア３０からの
回転出力を所定の減速比で減速しつつ、太陽歯車２６か
ら遊星歯車２７を介してリングギア５へと伝達し、該リ
ングギア５，６およびドラム４等からなるハウジング３
に大きな回転トルクを発生させる。
、油圧モータ２を回転駆動すると、その回転は太陽歯車
１４．遊星歯車１５．キャリア１８等からなる１段目の
減速歯車機構１３によって所定の減速比をもって減速さ
れ、遊星歯車１５の公転のみがキャリア１８から２段目
の太陽歯車２０へと出力される。そして、該太陽歯車２
０．遊星歯車２１．キヤリア２４等からなる２段目の減
速歯車機構１９は前記キャリア２４からの回転をさらに
所定の減速比で減速し、遊星歯車２１の公転のみをキャ
リア２４から最終段の太陽歯車２６へと出力する。さら
に、該太陽歯車２６．遊星歯車２７．キヤリア３０等か
らなる最終段の減速歯車機構２５では、キャリア３０が
各スプライン３０Ａ、ＩＢを介して支持部材１に回転方
向に位置決めされているから、前記キャリア３０からの
回転出力を所定の減速比で減速しつつ、太陽歯車２６か
ら遊星歯車２７を介してリングギア５へと伝達し、該リ
ングギア５，６およびドラム４等からなるハウジング３
に大きな回転トルクを発生させる。
か（して、油圧モータ２の回転出力は各減速歯車機構１
３，１９．２５によって順次減速され、大きなトルクと
なってハウジング３に伝達され、スプロケット９に巻回
される履帯（図示せず）を駆動することによって、油圧
ショベル等を走行させるようになっている。
３，１９．２５によって順次減速され、大きなトルクと
なってハウジング３に伝達され、スプロケット９に巻回
される履帯（図示せず）を駆動することによって、油圧
ショベル等を走行させるようになっている。
ところで、上述した従来技術では、１段目の減速歯車機
構１３から２段目の減速歯車機構１９゜３段目の減速歯
車機構２５と減速されるに従ってトルクが太き（なるた
め、遊星歯車２１．２７は１段目の遊星歯車１５に比べ
高強度に形成すべく歯幅を順次大きくしている。即ち、
履帯な駆動するスプロケット９への駆動回転の伝達は油
圧モータ２の回転を回転軸１２を介して太陽歯車１４に
伝え、１段目の減速歯車機構１３．２段目の減速歯車機
構１９、そして、最終段の３段目の減速歯車機構２５に
伝達する。そして、該歯車機構２５では、太陽歯車２６
から遊星歯車２７を介してリングギア５へと伝達し、ス
プロケット９が取付られたケーシング３に伝達するよう
になっているから、最終段の３段目の減速歯車機構２５
に高トルクがかかり、この高トルクに耐えつるように遊
星歯車２７の歯幅が大きくして頑丈に形成している。こ
のため、遊星歯車２７の製造コストが割高になるという
問題がある。
構１３から２段目の減速歯車機構１９゜３段目の減速歯
車機構２５と減速されるに従ってトルクが太き（なるた
め、遊星歯車２１．２７は１段目の遊星歯車１５に比べ
高強度に形成すべく歯幅を順次大きくしている。即ち、
履帯な駆動するスプロケット９への駆動回転の伝達は油
圧モータ２の回転を回転軸１２を介して太陽歯車１４に
伝え、１段目の減速歯車機構１３．２段目の減速歯車機
構１９、そして、最終段の３段目の減速歯車機構２５に
伝達する。そして、該歯車機構２５では、太陽歯車２６
から遊星歯車２７を介してリングギア５へと伝達し、ス
プロケット９が取付られたケーシング３に伝達するよう
になっているから、最終段の３段目の減速歯車機構２５
に高トルクがかかり、この高トルクに耐えつるように遊
星歯車２７の歯幅が大きくして頑丈に形成している。こ
のため、遊星歯車２７の製造コストが割高になるという
問題がある。
さらに、キャリア３０もこの高トルクに耐えつるように
頑丈に形成しているが、履帯に高負荷がかかるとキャリ
ア３０は遊星歯車２７を片持ち支持しているから、該キ
ャリア３０にねじれやたわみが生じ、側板３０Ｂ、３０
Ｃとの位相にずれを生じ、ピン２９およびリブ３０Ｄに
傾きやねじれが発生して、ピン２９により支持されてい
る軸受２８および遊星歯車２７にも傾きやねじれが生じ
る。そして、遊星歯車２７と太陽歯車２６および内歯車
５Ａとの歯当たりが均等でなくなり、歯面が局部的に当
たるようになり、各歯車２７，２６５Ａは局部荷重を受
けて各歯車２７，２６，５Ａの歯面が損傷するという問
題がある。
頑丈に形成しているが、履帯に高負荷がかかるとキャリ
ア３０は遊星歯車２７を片持ち支持しているから、該キ
ャリア３０にねじれやたわみが生じ、側板３０Ｂ、３０
Ｃとの位相にずれを生じ、ピン２９およびリブ３０Ｄに
傾きやねじれが発生して、ピン２９により支持されてい
る軸受２８および遊星歯車２７にも傾きやねじれが生じ
る。そして、遊星歯車２７と太陽歯車２６および内歯車
５Ａとの歯当たりが均等でなくなり、歯面が局部的に当
たるようになり、各歯車２７，２６５Ａは局部荷重を受
けて各歯車２７，２６，５Ａの歯面が損傷するという問
題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので
、遊星歯車の製造コストの低減を図ると共に、遊星歯車
の片当たりを防止でき、寿命を向上できるようにした遊
星歯車減速装置を提供することを目的とする。
、遊星歯車の製造コストの低減を図ると共に、遊星歯車
の片当たりを防止でき、寿命を向上できるようにした遊
星歯車減速装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明が採用する構成の
特徴は、減速歯車機構の遊星歯車を、歯幅の小さい複数
枚の歯車を相対回転可能に軸方向に重ね合せて構成した
ことにある。
特徴は、減速歯車機構の遊星歯車を、歯幅の小さい複数
枚の歯車を相対回転可能に軸方向に重ね合せて構成した
ことにある。
上記構成により、遊星歯車に作用する荷重をそれぞれの
歯車で分担させて荷重分担率を向上でき、キャリアの傾
きによる遊星歯車の歯面の局部当たりを緩和できる。
歯車で分担させて荷重分担率を向上でき、キャリアの傾
きによる遊星歯車の歯面の局部当たりを緩和できる。
［実施例］
以下、本発明の実施例を第１図に基づいて説明する。な
お、前述した従来技術の構成要素と同一の構成要素には
同一符号を付し、その説明を省略する。
お、前述した従来技術の構成要素と同一の構成要素には
同一符号を付し、その説明を省略する。
図において、４１は中間段の減速段となる２段目の減速
歯車機構を示し、該減速歯車機構４１は前述した従来技
術の減速歯車機構１９とほぼ同様に構成され、該減速歯
車機構４１は太陽歯車２０と、該太陽歯車２０とリング
ギア６の内歯車６Ａとに噛合し、該太陽歯車２０の周囲
を自転しつつ公転する遊星歯車４２と、該遊星歯車４２
を軸受２２を介して回転自在に支持するピン２３と、該
ピン２３が固着され、遊星歯車４２の公転を太陽歯車２
６に伝達するキャリア２４とから構成されている。
歯車機構を示し、該減速歯車機構４１は前述した従来技
術の減速歯車機構１９とほぼ同様に構成され、該減速歯
車機構４１は太陽歯車２０と、該太陽歯車２０とリング
ギア６の内歯車６Ａとに噛合し、該太陽歯車２０の周囲
を自転しつつ公転する遊星歯車４２と、該遊星歯車４２
を軸受２２を介して回転自在に支持するピン２３と、該
ピン２３が固着され、遊星歯車４２の公転を太陽歯車２
６に伝達するキャリア２４とから構成されている。
そして、前記遊星歯車４２は歯幅の小さい歯車４３．４
３を相対回転可能に軸方向に重ね合わせることにより構
成され、該各歯車４３は、プレスによる打抜き等の盟主
加工手段を用いて歯形が形成されている。
３を相対回転可能に軸方向に重ね合わせることにより構
成され、該各歯車４３は、プレスによる打抜き等の盟主
加工手段を用いて歯形が形成されている。
４４は最終段の減速段となる３段目の減速歯車機構を示
し、該減速歯車機構４４は従来技術で述べた減速歯車機
構２５とほぼ同様に構成され、該減速歯車機構４４は太
陽歯車２６と、該太陽歯車２６とリングギア５の内歯車
５Ａとに噛合するように該太陽歯車２６の周囲に配設さ
れた遊星歯車４５と、該遊星歯車４５を軸受４６，４６
．・・・を介して回転自在に支持するピン４７と、該ピ
ン４７が固着されると共に、一端側外周に支持部材１の
雌スプラインＩＢと噛合する雄スプライン４８Ａが形成
され、該支持部材１によって軸方向及び回転方向に位置
決めされているキャリア４８とから構成されている。
し、該減速歯車機構４４は従来技術で述べた減速歯車機
構２５とほぼ同様に構成され、該減速歯車機構４４は太
陽歯車２６と、該太陽歯車２６とリングギア５の内歯車
５Ａとに噛合するように該太陽歯車２６の周囲に配設さ
れた遊星歯車４５と、該遊星歯車４５を軸受４６，４６
．・・・を介して回転自在に支持するピン４７と、該ピ
ン４７が固着されると共に、一端側外周に支持部材１の
雌スプラインＩＢと噛合する雄スプライン４８Ａが形成
され、該支持部材１によって軸方向及び回転方向に位置
決めされているキャリア４８とから構成されている。
ここで、前記遊星歯車４５は各歯車４３と同様に塑性加
工によって形成された歯幅の小さい歯車４９．４９．・
・・を相対回転可能に軸方向に重ね合わせることにより
構成され、該各歯束４９は前記各軸受４６を介してピン
４７によりキャリア４８に軸支されて取付られている。
工によって形成された歯幅の小さい歯車４９．４９．・
・・を相対回転可能に軸方向に重ね合わせることにより
構成され、該各歯束４９は前記各軸受４６を介してピン
４７によりキャリア４８に軸支されて取付られている。
さらに、前記キャリア４８は前記ピン４７を支持してい
る両側の側板４８Ｂ、４８Ｃと、該側板４８Ｂ、４８Ｃ
間に延設され、これらを連結しているリブ４８Ｄとから
なり、前記側板４８Ｂは前記雄スプライン４８Ａに隣接
して径方向に突設され、側板４８Ｃと共に板状に形成さ
れており、該側板４８Ｂは前記支持部材ｌのキャリア固
定部ＩＡの端面に当接されるようになっている。
る両側の側板４８Ｂ、４８Ｃと、該側板４８Ｂ、４８Ｃ
間に延設され、これらを連結しているリブ４８Ｄとから
なり、前記側板４８Ｂは前記雄スプライン４８Ａに隣接
して径方向に突設され、側板４８Ｃと共に板状に形成さ
れており、該側板４８Ｂは前記支持部材ｌのキャリア固
定部ＩＡの端面に当接されるようになっている。
本実施例は上述の如（構成されるが、遊星歯車減速装置
としての基本的作動は従来技術のものと変わるところが
ないので、その作動についての説明を省略する。
としての基本的作動は従来技術のものと変わるところが
ないので、その作動についての説明を省略する。
然るに、本実施例では、２段目の減速歯車機構４１の遊
星歯車４２を２枚の歯車４３を重ね合わせることにより
構成し、さらに、３段目の減速歯車機構４４の遊星歯車
４５を４枚の歯車４９を重ね合わせることにより構成し
たから、該各歯束４３．４９を歯幅の小さい歯車として
、プレスによる打抜き等の塑性加工手段を用いて形成す
ることができ、これらの歯車４３．４９を塑性加工によ
り多量生産することが可能となる。そして、各歯車４３
．４９を同一形状に形成し、その重ね合せ枚数を変える
ことにより、遊星歯車４２．４５を構成でき、従来技術
で用いる歯幅の大きい遊星歯車２１．２７に比べ、大幅
なコスト低減を図ることができる。
星歯車４２を２枚の歯車４３を重ね合わせることにより
構成し、さらに、３段目の減速歯車機構４４の遊星歯車
４５を４枚の歯車４９を重ね合わせることにより構成し
たから、該各歯束４３．４９を歯幅の小さい歯車として
、プレスによる打抜き等の塑性加工手段を用いて形成す
ることができ、これらの歯車４３．４９を塑性加工によ
り多量生産することが可能となる。そして、各歯車４３
．４９を同一形状に形成し、その重ね合せ枚数を変える
ことにより、遊星歯車４２．４５を構成でき、従来技術
で用いる歯幅の大きい遊星歯車２１．２７に比べ、大幅
なコスト低減を図ることができる。
また、履帯に高負荷がかかった場合に、３段目の減速歯
車機構４４のキャリア４８にねじれやたわみが生じ、こ
の歪みにより遊星歯車４５に傾きが生じたときでも、該
遊星歯車４５は相対回転可能な４枚の各歯車４９により
構成されているから、太陽歯車２６および内歯車５Ａと
の歯当たりによって、遊星歯車４５の各歯車４９を相対
回転させることにより、各歯車４９に荷重を同等の荷重
分担でかけることができ、該各歯束４９の歯面が局部当
たりするのを緩和することができ、遊星歯車４５の損傷
を効果的に防止することができ、遊星歯車４５の寿命を
効果的に延ばすことができるさらに、遊星歯車４５の強
度を各歯車４９を４枚重ね合わせることによって増すこ
とができるから、従来技術で述べた遊星歯車２７の歯幅
に比べ小さ（することが可能となり、キャリア４８の側
板４８Ｂ、４８Ｃ間の距離を狭くすることができると共
に、ピン４７も短（することができ、キャリア４８を軽
量化することが可能となる。また、２段目の減速歯車機
構４１においても各歯車４３を用いて遊星歯車４２を形
成することにより、同様の効果を得ることができる。
車機構４４のキャリア４８にねじれやたわみが生じ、こ
の歪みにより遊星歯車４５に傾きが生じたときでも、該
遊星歯車４５は相対回転可能な４枚の各歯車４９により
構成されているから、太陽歯車２６および内歯車５Ａと
の歯当たりによって、遊星歯車４５の各歯車４９を相対
回転させることにより、各歯車４９に荷重を同等の荷重
分担でかけることができ、該各歯束４９の歯面が局部当
たりするのを緩和することができ、遊星歯車４５の損傷
を効果的に防止することができ、遊星歯車４５の寿命を
効果的に延ばすことができるさらに、遊星歯車４５の強
度を各歯車４９を４枚重ね合わせることによって増すこ
とができるから、従来技術で述べた遊星歯車２７の歯幅
に比べ小さ（することが可能となり、キャリア４８の側
板４８Ｂ、４８Ｃ間の距離を狭くすることができると共
に、ピン４７も短（することができ、キャリア４８を軽
量化することが可能となる。また、２段目の減速歯車機
構４１においても各歯車４３を用いて遊星歯車４２を形
成することにより、同様の効果を得ることができる。
なお、前記実施例では、２段目の減速歯車機構４１の遊
星歯車４２を２枚の歯車４３により構成しているが、３
枚以上の歯車で構成するようにしてもよ（、さらに、１
個の軸受２２により各歯車４３を支持するようにしたが
、２個の軸受を用いて各歯車４３を個別に支持してもよ
い。そして、３段目の減速歯車機構４４の遊星歯車４５
に関しても、同様に歯車４９を２〜３枚または５枚以上
の歯車で構成してもよく、各軸受４６を１個の軸受とし
、この軸受で複数枚の歯車４９を支持するようにしても
よい。また、１段目の減速歯車機構１３の遊星歯車１５
を１枚の歯車で構成したが、歯幅の小さい複数枚の歯車
で構成するようにしてもよい。
星歯車４２を２枚の歯車４３により構成しているが、３
枚以上の歯車で構成するようにしてもよ（、さらに、１
個の軸受２２により各歯車４３を支持するようにしたが
、２個の軸受を用いて各歯車４３を個別に支持してもよ
い。そして、３段目の減速歯車機構４４の遊星歯車４５
に関しても、同様に歯車４９を２〜３枚または５枚以上
の歯車で構成してもよく、各軸受４６を１個の軸受とし
、この軸受で複数枚の歯車４９を支持するようにしても
よい。また、１段目の減速歯車機構１３の遊星歯車１５
を１枚の歯車で構成したが、歯幅の小さい複数枚の歯車
で構成するようにしてもよい。
さらに、遊星歯車減速装置の１段目の減速歯車機構１３
の遊星歯車１５．２段目の減速歯車機構４１の遊星歯車
４２．３段目の減速歯車機構４４の遊星歯車４５の各歯
車の外径および内径を同径寸法の歯車を使用できるよう
に構成すれば、例えば、歯幅の小さい歯車を用いて、１
段目の減速歯車機構１３の遊星歯車１５では１枚、２段
目の減速歯車機構４１の遊星歯車４２では２枚、３段目
の減速歯車機構４４の遊星歯車４５では４枚として、最
終段の減速歯車機構４４の遊星歯車４５になるに従って
荷重強度を増すように構成することにより、１種類の歯
幅の小さい歯車で各遊星歯車を構成することができ、前
記実施例よりもコストの低減を大幅に図ることができる
。
の遊星歯車１５．２段目の減速歯車機構４１の遊星歯車
４２．３段目の減速歯車機構４４の遊星歯車４５の各歯
車の外径および内径を同径寸法の歯車を使用できるよう
に構成すれば、例えば、歯幅の小さい歯車を用いて、１
段目の減速歯車機構１３の遊星歯車１５では１枚、２段
目の減速歯車機構４１の遊星歯車４２では２枚、３段目
の減速歯車機構４４の遊星歯車４５では４枚として、最
終段の減速歯車機構４４の遊星歯車４５になるに従って
荷重強度を増すように構成することにより、１種類の歯
幅の小さい歯車で各遊星歯車を構成することができ、前
記実施例よりもコストの低減を大幅に図ることができる
。
また、前記実施例では、内歯車５Ａ、６Ａがハウジング
３と共に回転するスター形遊星歯車減速装置を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限らず、遊星歯車を備え
た減速歯車機構であれば、内歯車を固定してキャリア回
転を出力するプラネタリ形遊星歯車減速装置でも、太陽
歯車を固定したソーラー形遊星歯車減速装置でも適用す
ることができる。
３と共に回転するスター形遊星歯車減速装置を例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限らず、遊星歯車を備え
た減速歯車機構であれば、内歯車を固定してキャリア回
転を出力するプラネタリ形遊星歯車減速装置でも、太陽
歯車を固定したソーラー形遊星歯車減速装置でも適用す
ることができる。
さらに、本発明の減速歯車機構は３段に限らす１段、２
段または４段以上の減速歯車機構を備えた遊星歯車減速
装置にも適用することができる［発明の効果］ 本発明は上述した如（であって、減速歯車機構の遊星歯
車を、歯幅の小さい複数枚の歯車を相対回転可能に重ね
合せて構成したから、歯幅の小さいそれぞれの歯車を、
プレスによる打抜き等の塑性加工手段により容易に成形
でき、製造コストを従来技術の遊星歯車に比べ、大幅に
低減することができる。さらに、キャリアの歪みによる
遊星歯車の歯面の局部当たりは前記各歯車を相対回転さ
せて噛合させることにより緩和することができ、遊星歯
車の損傷を効果的に防止して、遊星歯車の寿命を確実に
延ばすことができる。
段または４段以上の減速歯車機構を備えた遊星歯車減速
装置にも適用することができる［発明の効果］ 本発明は上述した如（であって、減速歯車機構の遊星歯
車を、歯幅の小さい複数枚の歯車を相対回転可能に重ね
合せて構成したから、歯幅の小さいそれぞれの歯車を、
プレスによる打抜き等の塑性加工手段により容易に成形
でき、製造コストを従来技術の遊星歯車に比べ、大幅に
低減することができる。さらに、キャリアの歪みによる
遊星歯車の歯面の局部当たりは前記各歯車を相対回転さ
せて噛合させることにより緩和することができ、遊星歯
車の損傷を効果的に防止して、遊星歯車の寿命を確実に
延ばすことができる。
第１図は本発明の実施例を示す遊星歯車減速機構の縦断
面図、第２図は従来技術を示す遊星歯車減速機構の縦断
面図である。 １・・・支持部材、２・・・油圧モータ、３・・・ハウ
ジング、１２・・・回転軸、１３，４１．４４・・・減
速歯車機構、１４，２０．２６・・・太陽歯車、１５．
４２４５・・・遊星歯車、１６，２２．４６・・・軸受
、１７．２３．４７・・・ピン、１８，２４．４８・・
・キャリア、４３．４９・・・歯車。
面図、第２図は従来技術を示す遊星歯車減速機構の縦断
面図である。 １・・・支持部材、２・・・油圧モータ、３・・・ハウ
ジング、１２・・・回転軸、１３，４１．４４・・・減
速歯車機構、１４，２０．２６・・・太陽歯車、１５．
４２４５・・・遊星歯車、１６，２２．４６・・・軸受
、１７．２３．４７・・・ピン、１８，２４．４８・・
・キャリア、４３．４９・・・歯車。
Claims (1)
- 支持部材と、該支持部材に回転自在に支持され、内周
側に内歯車が設けられた有蓋筒状のハウジングと、前記
支持部材に設けられた回転源の回転出力を導出すべく、
一端側が該回転源に連結された回転軸と、該回転軸の回
転を減速して前記ハウジングに伝達するため、太陽歯車
、該太陽歯車と前記内歯車に噛合する遊星歯車、該遊星
歯車を軸受およびピンを介して支持するキャリアからな
る一段または複数段の減速歯車機構とを備えてなる遊星
歯車減速装置において、前記減速歯車機構の遊星歯車は
、歯幅の小さい複数枚の歯車を相対回転可能に軸方向に
重ね合せて構成したことを特徴とする遊星歯車減速装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2254828A JPH07103920B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 遊星歯車減速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2254828A JPH07103920B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 遊星歯車減速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04131541A true JPH04131541A (ja) | 1992-05-06 |
| JPH07103920B2 JPH07103920B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17270427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2254828A Expired - Lifetime JPH07103920B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 遊星歯車減速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07103920B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007162806A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Honda Motor Co Ltd | 多段遊星歯車式変速機 |
| CN106352023A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-01-25 | 资阳市精工机械有限公司 | 一种双级组合式行星齿轮传动结构 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102878249A (zh) * | 2011-07-12 | 2013-01-16 | 上海创力集团股份有限公司 | 一种行星减速机构 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6245449U (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-19 |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP2254828A patent/JPH07103920B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6245449U (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-19 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007162806A (ja) * | 2005-12-13 | 2007-06-28 | Honda Motor Co Ltd | 多段遊星歯車式変速機 |
| CN106352023A (zh) * | 2016-11-14 | 2017-01-25 | 资阳市精工机械有限公司 | 一种双级组合式行星齿轮传动结构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07103920B2 (ja) | 1995-11-08 |
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