JPH04131466A - 建物 - Google Patents

建物

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JPH04131466A
JPH04131466A JP25314490A JP25314490A JPH04131466A JP H04131466 A JPH04131466 A JP H04131466A JP 25314490 A JP25314490 A JP 25314490A JP 25314490 A JP25314490 A JP 25314490A JP H04131466 A JPH04131466 A JP H04131466A
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JP
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lower chord
floor
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tension
chord member
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JP25314490A
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Tatsuo Okamoto
達雄 岡本
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、会議場や見本市会場等、大面積の無柱空間を
備えた建物で、詳しくは、土地の有効利用を意図して、
前記無柱空間の上部に床を配設してある複数階建てのも
のに関する。
〔従来の技術〕
上記のような建物は、現存していないが、今後、数多く
計画され、構築されると思われる。
そして、このような建物では、床を支持する梁か大スパ
ンのものとなることから、床への積載荷重による床及び
梁の鉛直たわみ量が無視できないものとなると推定でき
る。つまり、積載荷重の変動により無視できない鉛直た
わみが生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、積載荷重の変動にかかわらず、床を水
平レベルに維持できるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による建物の第1の特徴構成は、梁として鉄骨梁
を設け、その鉄骨梁の下弦材に緊張力を導入するための
導入手段を設け、その導入手段を操作するための操作手
段を設けてある点にある。
また、本発明による建物の第2の特徴構成は、前記第1
の特徴構成において、前記鉄骨梁の水平からの鉛直たわ
み量を検出するたわみセンサを設け、そのたわみセンサ
の検出値に基づいて、検出値を零とさせる緊張力を下弦
材に導入するように前記導入手段を作動させる制御手段
を設けて前記操作手段を構成してある点にある。
〔作 用〕
第1の特徴構成によれば、床への積載荷重が変動して鉄
骨梁に鉛直たわみか生じたとき、操作手段を介して導入
手段を作動させることにより、鉄骨梁の下弦材に導入す
る緊張力を、積載荷重による応力を相殺するものにして
、積載荷重にかかわらず、鉄骨梁、つまり、床を水平に
保持てきる。
第2の特徴構成によれは、床への積載荷重か変動したと
き、それに伴って変動した鉄骨梁の鉛直たわみ量がたわ
みセンサで検出され、その検出に基づく導入手段の作動
により、鉄骨梁の下弦材に導入される緊張力か積載荷重
による応力を相殺するものに調整されて、鉄骨梁の鉛直
たわみ量が零に戻され、床か自動的に水平に保持される
このように第1及び第2の特徴構成のいずれにおいても
、積載荷重に応じて下弦材に導入する緊張力を調整する
ことによって、床の鉛直たわみを防止するため、例えば
、梁として、それ自身及び床の固定荷重と、予想される
積載荷重の最大値とに抗して鉛直たわみを起さない高剛
性の梁を設ける場合に比較して、梁か小型、計量で、か
つ、安価なものに済む。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、床か大面積の無柱空間の上部
に配設される場合であっても、梁の大型化、大重量化及
びコストアップを抑制しつつ、積載荷重による床の鉛直
たわみを防止して水平に維持できる。特に請求項2のよ
うにすれば、その床の水平維持を自動的に行なうことか
できる。
〔実施例〕
本発明の実施例を次に示す。
建物は、第1図に示すように2階建てのものであって、
各階は、外周にのみ柱(1)を有する無柱空間に構成さ
れている。
2階の床材(3)は、第3図に示すように、互いに平行
に配置する複数の梁(2)に支持されている。
前記梁(2)は、上弦材(2A)と下弦材(2B)と斜
材(2C)とから成るトラス構造の鉄骨梁である。
かつ、建物は、前記2階の床の鉛直たわみを制御するた
わみ制御システムを備えている。
前記たわみ制御システムは、前記鉄骨梁(2)の下弦材
(2B)に、下方へのたわみに伴なって発生する引張応
力に対抗する緊張力を導入するための導入手段(4)と
、その導入手段(4)を操作するだめの操作手段とから
成る。
前記導入手段(4)は、下弦材(2B)の長手方向両端
をそれらが互いに近づく方向に引張り可能な状態に張設
したPC鋼線、PC鋼線、PC鋼より線等の緊張材(4
A)と、それに引張力を付与するアクチュエータ(4B
)とから成る。アクチュエータ(4B)は、電動モータ
や油圧モータで駆動されるねじ式のジヤツキや、油圧ジ
ヤツキ等である。なお、緊張材(4A)は、一端を下弦
材(2B)の長手方向の一端に固定され、他端を、下弦
材(2B)の長手方向の他端に固定したアクチュエータ
(4B)の可動部に固定連結されている。
また、鉄骨梁(2)は、導入手段(4)により下弦材(
2B)のみに緊張力、つまり、圧縮力か導入されるよう
に、上弦材(2A)の長手方向の両端を柱(1)に定着
させ、下弦材(2B)の長手方向の両端を柱(1)に定
着させていない。
前記鉄骨梁(2)の水平からの鉛直たわみ量(δ)を検
出するたわみセンサ(5)と、制御手段(6)とから成
る。前記制御手段(6)は、前記たわみセンサ(5)の
検出値に基づいて、検出値を零とさせる緊張力(つまり
、鉛直たわみを発生させる鉛直荷重による引張応力や相
殺する圧縮力)を下弦材(2B)に導入するように前記
導入手段(4)のアクチュエータ(4B)を作動させる
ものである。前記鉛直荷重は、鉄骨梁(2)及び床材(
3)の重量による固定荷重と、床上に載った積載荷重と
の和である。
もって、たわみ制御システムは、第2図に示すように、
たわみセンサ(5)が鉛直荷重による鉛直たわみ量(δ
)を検出し、それに基づく導入手段(4)の作動で鉛直
荷重による引張応力を相殺する緊張力を下弦材(2B)
に導入して鉄骨梁(2)の鉛直荷重による鉛直たわみを
防止することにより、鉛直荷重に抗して床を水平レベル
に維持するように構成されている。
また、屋根材(7)は、互いに平行に配置する複数の梁
(8)に支持されている。前記梁(8)は、前記2階の
床材(3)を支持する鉄骨梁(2)と同様なトラス構造
の鉄骨梁であり、固定荷重による引張応力を相殺する緊
張力を下弦材(8B)に導入する前記と同様な緊張材(
8A)を備えている。
〔別実施例〕
本発明の別実施例を以下に示す。
[1]上記実施例では、アクチュエータ(4B)で引張
力が付与される緊張材(4A)によって、固定荷重によ
る引張応力を相殺する緊張力を鉄骨梁(2)の下弦材(
2B)に導入して、固定荷重による鉄骨梁(2)の鉛直
たわみを阻止したか、第4図に示すように、上記実施例
で示した屋根用の鉄骨梁(2)と同様に、固定荷重によ
る引張応力を相殺する緊張力を下弦材(2B)に導入す
る固定荷重用の緊張材(9)を別途設け、前記アクチュ
エータ(4B)て引張力が付与される緊張材(4A)に
よっては、積載荷重による引張応力を相殺する緊張力の
みを下弦材(2B)に導入するようにしても良い。この
場合、積載荷重による引張応力のみを対象として引張力
を緊張材(4A)に付与すれば良いのて、アクチュエー
タ(4B)として小能力のものて済む。
[2]上記実施例では、鉄骨梁(2)として、上弦材(
2A)の長手方向の両端て柱(1)に定着するものを示
したか、鉄骨梁(2)としては、第5図に示すように、
下弦材(2B)の両端においても柱(1)に定着するも
のであっても良い。つまり、鉛直荷重によって下弦材(
2B)に引張力か作用するものであれば、その形状、構
造は問わない。
[3]上記実施例では、鉄骨梁(2)の下弦材(2B)
の両端同士を互いに近づけるように緊張材(4A)で引
張って下弦材(2B)に緊張材(4A)を導入するよう
にしたが、下弦材(2B)に緊張力を導入するための緊
張材(4A)の設ける形式としては、他に、第5図に示
すように、緊張材(4A)の両端を上弦材(2A)の両
端に止め、中間部を下弦材(2B)の中間に掛ける形式
等を挙げることかできる。つまり、鉄骨材の使用量を少
なくしながらも、鉛直たわみが生じにくい高剛性の鉄骨
梁とするように、鉄骨梁の下弦材に緊張材で緊張力を導
入する手段が種々知られており、それらをいちいち説明
しないか、本発明においては、それら各種の導入手段を
、下弦材(2B)に緊張力を導入するための導入手段(
4)に用いることかでき、導入手段(4)の形式、構造
は問わない。
[4]上記実施例では、2階建ての建物における2階の
床の鉛直たわみを制御するようにしたが、本発明は、3
階以上の建物であれば、3階以上の床の鉛直たわみを制
御する場合にも適用できる。
[5]上記実施例では、操作手段として、たわみセンサ
(5)と制御手段(6)から成る自動式のものを示した
か、操作手段は、導入手段を人為操作するものであって
も良い。
[6コ上記実施例では、導入手段(4)としてアクチュ
エータ(4B)を備えたものを示したか、導入手段(4
)としては、人力を動力として緊張力を付与するもので
あっても良い。
[7]尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利に
する為に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面
の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示し、第1図は縦
断面図、第2図は積載荷重で鉛直たわみか生じた状態を
示す要部の縦断面図、第3図は梁装置を示す平面図であ
り、第4図と第5図は本発明の別実施例を示す要部の縦
断面図と要部の側面図である。 (2)・・・・・・鉄骨梁、(2B)・・・・・・下弦
材、(4)・・・・・・導入手段、(5)・・・・・・
たわみセンサ、(6)・・・・・・制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、梁として鉄骨梁(2)を設け、その鉄骨梁(2)の
    下弦材(2B)に緊張力を導入するための導入手段(4
    )を設け、その導入(4)を操作するための操作手段を
    設けてある建物。 2、前記鉄骨梁(2)の水平からの鉛直たわみ量を検出
    するたわみセンサ(5)を設け、そのたわみセンサ(5
    )の検出値に基づいて、検出値を零とさせる緊張力を下
    弦材(2B)に導入するように前記導入手段(4)を作
    動させる制御手段(6)を設けて前記操作手段を構成し
    てある請求項1記載の建物。
JP2253144A 1990-09-20 1990-09-20 建 物 Expired - Lifetime JP2802352B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102808515A (zh) * 2011-06-01 2012-12-05 永升建设集团有限公司 平面重型屋盖张弦梁施工方法
KR102095150B1 (ko) * 2019-05-02 2020-03-30 변지숙 콘크리트 구조물의 보강 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61134454A (ja) * 1984-12-04 1986-06-21 株式会社竹中工務店 鉄骨鉄筋コンクリ−ト造建物の無支保工化工法

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