JPH04131127U - 絶縁電線用針電極痕カバー - Google Patents

絶縁電線用針電極痕カバー

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JPH04131127U
JPH04131127U JP4469991U JP4469991U JPH04131127U JP H04131127 U JPH04131127 U JP H04131127U JP 4469991 U JP4469991 U JP 4469991U JP 4469991 U JP4469991 U JP 4469991U JP H04131127 U JPH04131127 U JP H04131127U
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JP
Japan
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insulated wire
knob
cover body
opening
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JP4469991U
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JPH0729692Y2 (ja
Inventor
一男 鷲野
Original Assignee
近畿電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 架線のバイパス工法に際して、絶縁電線の絶
縁被覆に生じた針電極による貫通孔を閉塞するカバーを
提供するものである。 【構成】 筒体の上面が長手方向に分割されて装着する
絶縁電線8の直径より狭い巾の開口2が設けられ、さら
にこの開口2沿いに外側へ屈曲するリブ3,3を延設し
たカバー本体1を形成して、該カバー本体4の内壁1面
に絶縁性の粘着剤5を塗付し、該カバー本体1の外壁下
面に捩じ切り容易な摘み片6を突設した構成よりなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、架線のバイパス工法に際して絶縁電線の絶縁被覆に生じた貫通孔に よる芯線露出部の修復を簡単かつ容易に行なうためのカバーに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来、架線に事故が発生した場合等の工事では、安全のために工事個所を無電 圧状態にする必要があるが、工事個所以外の送電を止めることはできないので、 工事個所を挟んで次の手順によるバイパス工事が行なわれている。 所定の二個所で絶縁電線の被覆を剥ぎ芯線を露出させる。 芯線の露出部にバイパスケーブルでつながれたクランプを取付けて通電する。 工事個所の区分開閉器を開放し、工事個所を無電圧状態として工事を行なう。 工事が済んだら無電圧状態を解除通電し、バイパスケーブルを取外す。 絶縁電線の芯線露出部分を危険のないように補修する。 これらの手順のうち、最初の絶縁被覆の剥離と、最後の補修は特に危険を伴な うために、絶縁被覆を剥くことなく、絶縁被覆を貫通して電極を捻じ込んで通電 する工法が行なわれているが、この工法においても電極の捻じ込み部に貫通孔が 残り、芯線が露出するからこれを補修する必要がある。 そして、このような目的に使用する絶縁カバーを、筒体の上部が長手方向に分 割されて装着する絶縁電線の直径より狭い巾の開口を設けたカバー本体と、この カバー本体に着脱自在の摘み部材の組合わせで構成したものが例えば実開平2− 102618号公報により知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記公報に記載のものは図面並びに実施例及びその作用に示されているように 、摘み部材は断面略T状で摘みと装着部からなり、装着部の取付面に設けられた 粘着シートによってカバー本体の外壁に取付けられ、摘み部材をヤットコで挟み 、カバー本体を絶縁電線に当接させ、そのまま押込むとカバー本体の装着口が絶 縁電線によつて拡開して装着され、ついで摘み部材をひねって外すように使用さ れるが、このものは摘み部材がカバー本体と別体に形成されて着脱自在に取付け るようにしてあるために、カバー本体を絶縁電線に押込む際に、強い力で押付け ると摘み部材が位置ずれを起こしたり離脱したりすることがあり、絶縁電線に対 する装着が著しく困難になるといった作業性の面で問題がある。 それ故に本考案の目的は、このような絶縁電線への装着に際しての作業性の問 題を解決し、さらに装着後にはカバー本体と一体に形成した摘み片を捩じ切って 簡単に除去することができる絶縁カバーを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。図において1は絶縁性のプラ スチック材で形成されるカバー本体であり、筒体の上面が長手方向に直線に分割 されて、装着する絶縁電線8の直径より狭い巾の開口2が設けられ、この開口2 の両縁に外側へ屈曲するリブ3,3を延設している。このリブ3,3によって開 口2を絶縁電線8に挿入し易くし、絶縁電線8に挿入後は強度が保持される。 カバー本体1の内壁4の内径は絶縁電線8の直径より稍大きく設定され、該内 壁4の略全面に絶縁性の粘着剤5を所定の厚さ塗布し、その表面に離型紙(図示 せず)を貼布して保護させる。 6はカバー本体1の開口2に対向する位置で外壁の中央に突設した摘み片であ り、該摘み片6は方形板状に形成され、捩じ切り容易に小断面積の付根7を設け ている。
【0005】 このように形成した本考案のカバーAの使用について説明する。図4に示すよ うに絶縁電線8には絶縁被覆9を貫通して芯線10に到達する針電極の痕である 貫通孔11が残っており、この貫通孔11を塞ぐべくカバーAを装着するには、 摘み片6を絶縁やっとこのような絶縁性の柄のついた把持具12で挟み、貫通孔 11を中心にしてカバー本体1の開口2を絶縁電線8に当接させて押込むと開口 2が拡開してカバー本体1は絶縁電線8に装着され、内壁4に塗布した粘着剤5 で貫通孔11が塞がれ、修復が完了する。 次いで、摘み片6を捩じると小断面積の付根7が捩じ切られて摘み片6をカバ ー本体1から容易に切り離すことができる。
【0006】 図5に示したものは、摘み片6に通孔13を開設した実施例であり、この実施 例のものはカバーAを絶縁電線8に装着後に摘み片6を捩じ切る際に、鉤状のも のを通孔13に通して捩じることで前記実施例のものより一層容易に摘み片6を 切り離すことができる。
【0007】 図6に示したものは、摘み片6の付根7を断面菱形状に形成した実施例の要部 拡大断面図である。この実施例のものは平行に対しては高い強度を持っているが 、摘み片6を捩ったときには切れ易いから、摘み片6が一層容易に切り離しでき る。
【0008】
【考案の効果】
以上に述べたように本考案によれば、摘み片がカバー本体と一体に形成されて いることにより、絶縁電線への装着に際して作業性よく確実に装着でき、さらに この作業性は開口の両縁に沿設したリブの弾性によって相乗的に向上する。また 、絶縁電線に装着した後に摘み片は簡単に捩じ切って切り離し除去することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーの斜視図である。
【図2】カバーの側面図である。
【図3】カバーの正面図である。
【図4】カバーを絶縁電線に装着する状態を説明する斜
視図である。
【図5】他の実施例を示すカバーの正面図である。
【図6】図3のA−A線の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 カバー本体 2 開口 3,3 リブ 4 内壁 5 粘着剤 6 摘み片 7 付根 8 絶縁電線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の上面が長手方向に分割されて装着
    する絶縁電線の直径より狭い巾の開口が設けられ、さら
    に該開口沿いに外側へ屈曲するリブを延設したカバー本
    体を形成して、該カバー本体の内壁面に絶縁性の粘着剤
    を塗付し、該カバー本体の外壁下面に捩じ切り容易な摘
    み片を突設した絶縁電線用針電極痕カバー。
  2. 【請求項2】 摘み片に通孔を開設した請求項1記載の
    絶縁電線用針電極痕カバー。
  3. 【請求項3】 摘み片をカバー本体に接続する付根を断
    面菱形状に形成した請求項1記載の絶縁電線用針電極痕
    カバー。
JP1991044699U 1991-05-17 1991-05-17 絶縁電線用針電極痕カバー Expired - Lifetime JPH0729692Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991044699U JPH0729692Y2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 絶縁電線用針電極痕カバー

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JP1991044699U JPH0729692Y2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 絶縁電線用針電極痕カバー

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JPH04131127U true JPH04131127U (ja) 1992-12-02
JPH0729692Y2 JPH0729692Y2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=31924750

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JP1991044699U Expired - Lifetime JPH0729692Y2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 絶縁電線用針電極痕カバー

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JP (1) JPH0729692Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673827U (ja) * 1993-03-29 1994-10-18 中部電力株式会社 間接活線工法用ジャンパースリーブガイド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0673827U (ja) * 1993-03-29 1994-10-18 中部電力株式会社 間接活線工法用ジャンパースリーブガイド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0729692Y2 (ja) 1995-07-05

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