JPH0347386Y2 - - Google Patents

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JPH0347386Y2
JPH0347386Y2 JP16154085U JP16154085U JPH0347386Y2 JP H0347386 Y2 JPH0347386 Y2 JP H0347386Y2 JP 16154085 U JP16154085 U JP 16154085U JP 16154085 U JP16154085 U JP 16154085U JP H0347386 Y2 JPH0347386 Y2 JP H0347386Y2
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blade
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arms
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JP16154085U
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  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はアンダーカーペツトケーブル等のケー
ブルシースの外被と絶縁被覆を剥ぎ取るケーブル
シース剥ぎ工具に係り、特に剥ぎ取り作業の能率
を向上することができるケーブルシース剥ぎ工具
に関する。
[従来の技術] 一般にアンダーカーペツトケーブルは第2図に
示すように、2心の導体8に内部絶縁体9が被覆
され、その上に外部絶縁体10が被覆された2心
の絶縁ケーブル11を並列に複数本配置し上下か
らアルミラミネートテープ12で貼り合わせ、各
対毎に引裂きを容易にするためのミシン目13を
入れたシースを有するものである。
上記のようなアンダーカーペツトケーブル等の
試験または布設をする場合ケーブル端末のシース
を剥ぎ取る必要がある。従来はアンダーカーペツ
トケーブル等のシース剥ぎ専用工具がないため、
加熱してアルミラミネートテープを剥離した後、
市販のニツパ等の工具により絶縁被覆を剥ぎ取つ
ていた。
[考案が解決しようとする問題点] このような従来のケーブルシース剥ぎ工具は市
販のニツパ等であるためケーブルシース剥ぎ取り
作業は能率がわるく長時間を要するのでアンダー
カーペツトケーブル布設の費用が増大する問題点
があつた。またアルミラミネートテープの剥離に
は加熱のため火を使うため安全上の問題点があつ
た。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前述した従来のものにおける問題点
を解消するため、支点を中心として旋回し開閉す
る一対の刃腕と一対の把手腕とからなり、上記刃
腕の先端基部を上記把手腕の長手方向とほぼ45°
の角度に上記旋回の軸方向に曲げ、更に、上記刃
腕の先端部を上記把手腕の長手方向とほぼ直角に
上記旋回の軸方向に曲げて、上記把手腕の先端基
部の対向面の長手方向には刃腕を閉じたとき密接
する一対の刃を設け、また、上記刃腕の先端部の
対向面の長手方向には刃腕をとじたとき隙間のあ
る一対の刃を設けたものである。
[作用] 前述した本考案の手段によれば、刃腕の先端部
に設けられて、閉じたとき隙間のある刃によつて
アルミラミネートテープの剥離を容易に行い、ま
た、刃腕の先端基部に設けられて、閉じたとき密
接する一対の刃によつて絶縁被覆剥ぎ取りを容易
に行うものである。
ケーブルシースを剥ぎ取るには、工具の把手腕
を握つて手前に引くという作業を行うため、工具
の刃先が真つ直ぐであると手首をかなり曲げなけ
ればならず、工具を引つぱる際に手首にむりな力
が掛るが、本考案にように刃先を所定に角度に曲
げることによつて作業時の手首にかかる力を和ら
げることができる。
さらに本考案においては、刃腕の先端基部と先
端部との角度を変えることによつて、密接する刃
と隙間のある刃との境目から外形から認識できる
ようにし、アンダーカーペツトケーブルのアルミ
ラミネートテープを剥ぎ取る際に誤つて刃腕の先
端基部に設けられた密接する刃の方まで挟み込ま
ないようにしている。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例により説明す
る。
第1図a,b,cは本考案一実施例を示すもの
であり、支点1を中心として旋回し開閉する一対
の刃腕2および2′と一対の把手腕3および3′と
からなつていて、上記刃腕2および2′の先端基
部4および4′を上記把手腕3および3′の長手方
向aとほぼ45°の角度に上記旋回の軸b方向に曲
げ、その対向面には閉じたとき密接する刃5およ
び5′′を設けて絶縁被覆を容易に剥ぎ取りできる
ようにしたものである。更に、上記刃腕2および
2′の先端部6および6′を上記把手腕3および
3′の長手方向aとほぼ直角に上記旋回の軸b方
向に曲げ、その対向面に閉じたとき隙間のある刃
7および7′を設けてアルミラミネートテープを
容易に剥離できるようにしたものである。
第3図は本考案のケーブルシース剥ぎ工具の使
用状態を示すものであり、刃腕の先端部6に設け
られら隙間のある刃7へアンダーカーペツトケー
ブル14を挟み込み、工具の把手腕3を握り、手
前へ引つぱることでアルミラミネートテープ12
を剥ぎ取つている。
その後、アルミラミネートテープ12が剥ぎ取
られた各芯線15を数本ずつ刃腕の先端基部4に
設けられた密接する刃5へ挟み込み、上記と同様
にして芯線15の絶縁体の剥ぎ取り作業を行う。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係るケーブルシ
ース剥ぎ工具は、支点を中心として旋回し開閉す
る一対の刃腕と一対の把手腕とからなり、上記刃
腕の先端基部を上記把手腕の長手方向とほぼ45°
の角度に上記旋回の軸方向に曲げ、更に、上記刃
腕の先端部を上記把手腕の長手方向とほぼ直角に
上記旋回の軸方向に曲げて、上記刃腕の先端基部
の対向面の長手方向には刃腕を閉じたとき密接す
る一対の刃を設け、また、上記刃腕の先端部の対
向面の長手方向には刃腕を閉じたとき隙間のある
一対の刃を設けたので、ケーブルシース剥ぎ作業
の能率が向上しほぼ従来の1/10の時間の短縮され
るのでアンダーカーペツトケーブル布設の費用が
低減されまた、アルミラミネートテープに剥離に
火を使うことができないので安全性が向上される
等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブルシース剥ぎ工具の一
実施例を示すもので、第1図aは側面図、第1図
bは平面図、第1図cは正面図、第2図はアンダ
ーカーペツトケーブルの横断面図、第3図は本考
案のケーブルシース剥ぎ工具の使用状態を示す説
明図である。 1:支点、2,2′:一対の刃腕、3,3′:一
対の把手腕、4,4′:先端基部、5,5′:密接
する刃、6,6′:先端部、7,7′:隙間のある
刃、8:導体、9:内部絶縁体、10:外部絶縁
体、11:絶縁ケーブル、12:アルミラミネー
トテープ、13:ミシン目、14:アンダーカー
ペツトケーブル、15:芯線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支点を中心として旋回し開閉する一対の刃腕と
    一対の把手腕とからなり、上記刃腕の先端基部を
    上記把手腕の長手方向とほぼ45°の角度に上記旋
    回の軸方向に曲げ、更に、上記刃腕の先端部を上
    記把手腕の長手方向とほぼ直角に上記旋回の軸方
    向に曲げて、上記把腕の先端基部の対向面の長手
    方向には刃腕を閉じたとき密接する一対の刃を設
    け、また、上記刃腕の先端部の対方向の長手方向
    には刃腕を閉じたとき隙間のある一対の刃を設け
    たことを特徴とするケーブルシース剥ぎ工具。
JP16154085U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH0347386Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16154085U JPH0347386Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16154085U JPH0347386Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6270616U JPS6270616U (ja) 1987-05-06
JPH0347386Y2 true JPH0347386Y2 (ja) 1991-10-09

Family

ID=31087944

Family Applications (1)

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JP16154085U Expired JPH0347386Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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JPS6270616U (ja) 1987-05-06

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