JPH04131030A - 魚釣用電動リールのしゃくり制御装置 - Google Patents

魚釣用電動リールのしゃくり制御装置

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JPH04131030A
JPH04131030A JP25384090A JP25384090A JPH04131030A JP H04131030 A JPH04131030 A JP H04131030A JP 25384090 A JP25384090 A JP 25384090A JP 25384090 A JP25384090 A JP 25384090A JP H04131030 A JPH04131030 A JP H04131030A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、海豹等に使用される電動リールのしゃくり制
御装置に関する。
[従来の技術〕 船釣に於ては、所定の棚に仕掛けを投入後、魚を誘う誘
い操作、即ち、しゃくり操作の優劣によって釣果に顕著
な差が出てしまう程、重要な操作であると言われている
従来、斯かるしゃくり操作を自動的に制御する魚釣用電
動リールとしては、例えば、特開昭58−170421
号公報等に開示されるものが知られている。
斯かる従来の魚釣用電動リールのしゃくり制御装置では
、複数のしゃくりパターンデータを予めメモリに記憶し
て置き、そのしゃ(リパターンデータを操作パネルのキ
ー操作により任意に選択できるようにすると共に、選択
されたしゃくりパターンデータのしゃくり動作時間を内
蔵のタイマによって任意に設定できるように構成されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し、斯かる従来の魚釣用電動リールのしゃくり制御装
置では、選択されたしゃくりパターンデータに基づいて
しゃくり操作を実行するため、−定量の巻取、繰出の繰
返しや、一定時間の巻取。
停止の如く、決められたパターンとなり、しゃくり操作
が単調で、魚をうまく誘うことができず、実用的で期待
通りの釣果が得られないという問題があった。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、しゃくり操作を不規則に実行する
ことによって魚に対する仕掛けの誘いをより巧妙にする
ことを可能とした魚釣用電動リールのしゃくり制御装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る魚釣用電動リールのしゃくり制御装置は、
リール枠に回転自在に取り付けられ釣糸を巻回したスプ
ールと、このスプールを回転駆動する巻上げモータと、
上記釣糸の繰出量9巻上量を計測する糸長計測装置と、
上記リール枠に設けられた数値キー等のファンクション
キーを有する操作パネルとを備えた魚釣用電動リールに
於て、上記操作パネルに設けられたしゃくり動作スター
ト用スイッチと、複数のしゃくりパターンデータを記憶
したメモリと、上記しゃくり動作スタート用スイッチの
キー操作によりメモリに予め設定されたしゃくりパター
ンデータを無作為に抽出する乱数値装置と、この乱数値
装置により抽出されたしゃくりパターンデータに基づい
て上記巻上げモータを制御するマイクロコンピュータと
で構成したものである。
〔作 用〕
本発明に於ては、スプールをフリー状態にして釣糸を所
定の棚へ繰り出し、その棚位置でスプールを巻取状態に
した後、しゃくり動作スタート用スイッチを押すと、乱
数値装置が動作し、メモリに記憶されている複数のしゃ
くりパターンデータを無作為に抽出し、その抽出された
しゃくりパターンデータに基づいて、マイクロコンピュ
ータが巻上げモータを制御してしゃくり動作を開始する
そして、そのしゃくり動作が完了すると、再び乱数値装
置が動作を開始し、メモリに記憶されている全てのしゃ
くりパターンデータを無作為に抽出し、その抽出された
しゃ(リパターンデータに基づいて、マイクロコンピュ
ータが巻上げモータを制御してしゃくり動作を開始する
。斯かるしゃくり動作は、繰り返される。
〔実施例〕
次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る魚釣用電動リールを示すもので、
1はリール枠本体を現す。
リール枠本体1の両側には、リール枠2,3が固着され
ている。4は釣糸5を巻回したスプールで、その一体は
図示しないブラケットによりリール枠本体1に回転可能
に枢着され、他端はその端面に同心に固設したスプール
用ブラケット6のボス部6aをリール枠本体1に固着し
たセットプレート7にベアリング8を介して回転可能に
枢着することにより支持されている。9はスプール4内
に軸線を一致して配置したスプール巻取回転用の巻上げ
モータで、支持部材9bによりリール枠本体1に支持さ
れている。巻上げモータ9の回転軸9aはスプール用ブ
ラケット6側へ突出され、この回転軸9aには、第1の
太陽歯車10が固着され、更に第2の太陽歯車11が相
対回転可能に取り付けられていると共に、第1の太陽歯
車10には、複数個の遊星歯車12(図面では1個しか
図示せず)が噛合され、この遊星歯車12は第2の太陽
歯車11に相対回転可能に支持したブラケット13に回
転可能に軸着され、そしてスプール4の内周壁に形成し
た内歯歯車14に噛合されている。このような第1の太
陽歯車10.遊星歯車12及び内歯歯車14は、巻上げ
モータ9の回転をスプール4に伝達する減速歯車機構を
構成するものである。
又、前記第2の太陽歯車11には、同様にして複数個の
遊星歯車15(図面では1個しか図示せず)が噛合され
、この遊星歯車15は、前記スプール用ブラケット6の
ボス部りa内に相対回転可能に軸着され、そしてスプー
ル4の内歯歯車14に噛合されている。このような第2
の太陽歯車11、遊星歯車15及び内歯歯車14は、後
述する手動ハンドル17からの回転をスプール4に伝達
する減速歯車機構を構成するものである。
前記手動ハンドル17は、セットプレート7に固設した
支持軸18に回転可能に取り付けた駆動軸19のリール
側枠3外突出端に固着されている。
又、20はリール側枠3内の駆動軸19に固着したスプ
ール逆転止め用爪車、21は駆動軸19に回転可能に取
り付けたドライブギアで、このドライブギア21と駆動
軸19間は、駆動軸19にセットしたドラグ装置22に
よって摩擦結合され、これによりハンドル17の回転が
ドライブギア21に伝達されるようになっている。
23はドライブギア21に噛合するビニオンギアで、こ
のビニオンギア23は、前記巻上げモータ9の回転軸9
aの軸線上に於て、ブラケット16のボス部16aとリ
ール側枠3間に両端を横架状態に支持したピニオン軸2
4に回転可能に且つ軸方向にスライド可能に支持され、
そして、ビニオンギア23とこれに対向するブラケット
16のボス部16a間には、両者を係脱するクラッチ2
5が設けられており、このクラッチ25はリール側枠3
外に設けたレバー(図示せず)によってオン、オフされ
るようになっている。
26はスプール4の前面に位置してリール枠本体1に設
けた釣糸5のレベルヮインダ機構で、そのラインガイド
26aを矢印X方向に往復運動させるための駆動力は、
歯車27、セットプレート7により取り付けた歯車28
.29及びスプール用ブラケット6のボス部6a外周に
形成した歯車30を介してスプール4から供給されるよ
うになっている。
31は糸長を計測するためのローラで、このローラ31
はアーム32の揺動先端部に回転可能に軸着され、そし
て、アーム32の基部32aは、リール枠本体lの支柱
1aに軸ピン33とボス32bによって回転可能に枢着
されていると共に、軸ピン33のリール側枠3内への突
出端にはプレート34がねじ35により一体に連結され
、プレート34に突設したピン36と固定部間に引張ば
ね37を張架することによってローラ31をスプール4
に巻回された釣糸5の外周面に押し付ける押圧力を付与
するようになっている。
又、前記支柱1aには、アーム32の枢支用ボス32b
が嵌合する部分がらり−ル側枠2側へ貫通する穴38が
形成されている。この六38内には軸39が挿通され、
その一端部はアーム基部32aに回転可能に支持されて
いると共に、他端部は軸受40により回転可能に支持さ
れ、そして、軸39の一端部とローラ31間を歯車列4
1により連繋することで、ローラ31の回転を軸39に
伝達し、又、軸39の回転はリール側枠2側に設けた歯
車列42を介して回転板43に伝達されるようになって
いる。回転板43にはマグネット44aが埋設され、こ
のマグネット44aに対向してリードスイッチ又はホー
ル素子44bが配置されている。リードスイッチ又はホ
ール素子44bとマグネット44aはローラ31の回転
速度に比例したパルスを発生するパルスエンコーダ44
を構成している。
45はリール側枠2に一体に形成した収容部46に装着
された電動リール用の制御ユニットで、全体は水密な密
閉構造になっており、その正面には操作パネル47が設
けられている。操作パネル47には、押釦式のオートス
イッチ48と、押釦式のマニアルスイッチ49と、糸長
やしゃくり動作時の表示を行なうデジタル表示部5oと
、押釦式のリセットスイッチ51と、しゃくり動作スタ
ート用スイッチ52と、棚取り設定用の棚スイッチ53
と、変速スイッチ54と、空巻スイッチ55及びクリヤ
ースイッチ56が配設されている。
尚、57は運転表示ランプである。
次に、制御ユニット45内部の制御回路58を第1図に
ついて説明する。
図に於て、制御回路58は、マイクロコンピュータから
成り、全体を制御するCPU (中央処理装置)581
と、CPU581にバス582を介して接続され、モー
タ制御1衷示処理及びリセット、棚取り、しゃくり動作
、変速、クリヤー処理のためのプログラム、CPU58
1での演算結果環ノデータを格納するメモリ583と、
CPU581にバス582を介して接続された複数のし
ゃくりパターンデータを乱数列として格納している乱数
値装置584と、CPU581にバス582を介して接
続された入力装置585及び出力装置586とから構成
されている。
乱数値装置584には、例えば、第4図に示す如く、3
つのしゃくりハターンA乃至Cが格納されている。
即ち、 しゃくりパターンAは、120cm巻上げ、2秒停止す
る。
しゃくりパターンBは、60cm巻上げ、0.2秒停止
、60cm巻上げ、2秒停止する。
しゃくりパターンCは、40cm巻上げ、0.2秒停止
、40cm巻上げ、0.2秒停止、40cm巻上げ、2
秒停止する。
尚、しゃくりパターンデータは、これ等に限らず、例え
ば、特開昭58−170421号公報に開示されている
ものを使用することもできる。
入力装置585には、オートスイッチ48.リセットス
イッチ51.しゃくり動作スタート用スイッチ52.棚
スイッチ53.変速スイッチ54と、空巻スイッチ55
及びクリヤースイッチ56と、パルスエンコーダ44が
接続されている。
又、出力回路565には、表示部5oと、巻上げモータ
9を駆動するモータ駆動回路59が・接続されている。
次に、上述のように構成された本実施例の魚釣用電動リ
ールの動作を第3図のフローチャートを参照しながら説
明する。
100m乃至それ以上の水深に棲息する魚を釣る場合は
、図示しない釣竿に装着した電動リール本体にコネクタ
62を介して電源コード63を接続し、且つ電源コード
63を鰐口クリップ等により船上に設置したバッテリ等
の直流電源(図示せず)に接続する。電動リール本体に
電源が接続されると、制御回路58がイニシャライズさ
れる(ステップ100)。
その後、電動リール本体のクラッチレバ−(図示せず)
を操作してクラッチ25を切り、スプール4をフリーに
する。すると、竿先から吊り下げた仕掛けは重錘の重量
によって降下されると同時に、スプール4に巻回された
釣糸5がスプール4から順次繰り出され始める(ステッ
プ101)。
釣糸5の繰出によりスプール4が回転すると、その釣糸
50巻回外周に押圧されているローラ31が回転するた
め、ローラ31の回転は歯車列41、軸39及び歯車列
42を介して回転板43に伝達され、回転板43を正回
転させる。回転板43の回転はエンコーダ44により釣
糸5の繰出長さに応じたパルスに変換され、入力装置5
85を通してCPU581に取り込まれると共に、ステ
ップ102に於て、アップカウントされ繰出糸長に演算
される。そして、その演算結果はO,1m単位毎に出力
回路587を介して表示部50に出力され、表示部50
に表示される。
釣糸5の繰出により、仕掛けが海面上に着水し僅かに沈
降し始めたならば、リセットスイッチ51をブツシュ操
作する(ステップ103)。リセットスイッチ51がブ
ツシュされると、ステップ104に於て、今までカウン
トされた演算された内容及び表示内容をOリセットし、
最初から繰出糸長の演算及び表示処理を開始する。これ
により表示部50を見ながら実際の棚取りを行なう。即
ち、仕掛けの沈降に伴う釣糸5の繰出により、表示部5
0の表示内容が、予め魚信探知器により計測された水深
(棚)値、例えば「100jになったならば、クラッチ
レバ−をオン側に操作してクラッチ25を入れ(ステッ
プ105)、ピニオンギア23とスプール支持用ブラケ
ット16とを結合し、スプール4にドラグ装置22のド
ラグカが作用するようにする。これによりスプール4の
繰出回転は停止し、釣糸5の繰出も停止する。
斯かる状態に於て、棚スイッチ53を操作する(ステッ
プ106)と、そのスイッチ信号は入力装置585を通
してCPU581に取り込まれ、これによりIr100
jの演算データをメモリ583に格納する(ステップ1
07)。次に、ステップ108に於て、しゃくり動作ス
タート用スイッチ52をブツシュ操作すると、そのスイ
ッチ信号は入力装置585を通してCPU581に取り
込まれ、乱数値装置584が動作すると共に、しゃ(リ
マーク50bを表示部50に表示する。
斯くして、乱数値装置584では、ステップ109に於
て、メモリ583に格納されている3つのしゃ(リパタ
ーンデータA乃至Cの何れかの抽出動作を開始する。そ
して、乱数値装置584内のパルス発生装置からパルス
を発生させることによって、しゃ(リパターンデータA
乃至Cの何れか抽出する(ステップ110)。
ここでは、第4図に示す如く、しゃくりパターンデータ
Bが抽出されたとして説明する。
このしゃくりパターンデータBが、ハス582を介して
CPU581に取り込まれ、CPU581は出力装置5
86を通してモータ駆動回路59に出力し、巻上げモー
タ9かしゃくりパターンデータBに基づいた巻上げ動作
を行なう(ステップ111)。即ち、巻上げモータ9が
釣糸5を60cn+巻上げた後、0.2秒停止し、再び
釣糸5を60cm巻上げた後、2秒停止するというしゃ
くり動作を行なう。このしゃくり動作に於て、釣糸5の
巻取によりスプール4が回転すると、その釣糸5の巻回
外周に押圧されているローラ31が回転するため、ロー
ラ31の回転は歯車列41.軸39及び歯車列42を介
して回転板43に伝達され、回転板43を逆回転させる
。回転板43の回転は、エンコーダ44により釣糸5の
巻取長さに応じたパルスに変換され、入力装置585を
通してCPU581に取り込まれると共に、ステップ1
12に於て、ダウンカウントされ巻取糸長に演算される
。その演算結果は0.1m単位毎に出力装置586を介
して表示部50に出力され、表示部50に表示される。
そして、CPU581では、巻上げ量が120cmにな
ったか否かを監視(ステップ113)L、巻上げ量が1
20cmになると、モータ駆動回路59に停止指令を出
し、巻上げモータ9を停止(ステップ114)して、し
ゃくり動作を完了する。従って、表示部59には、98
.8m(100m−1,2m)が表示されることとなる
しゃくりパターンデータBによる巻上げ動作が完了する
と、停止の2秒間に、CPU581から乱数値装置58
4を動作する指令が出力され、乱数値装置584が再び
動作を開始し、3つのしやくりパターンデータA乃至C
の抽出を行なう(ステップ115)。
そして、しゃくりパターンデータBに基づくしゃくり動
作が完了すると同時に、第4図に示す如く、次に抽出さ
れたしゃくりパターンデータAに基づくしゃくり動作が
開始される(ステップ116)。
ここでは、CPU581がら巻上げモータ9に対し、釣
糸5を120cm巻き上げる指令が出力され、巻上げモ
ータ9によって釣糸5が120cm巻き上げられる。こ
の際、釣糸の巻上げは、上記と同様にローラ31によっ
て計測され、表示部5oに97.6m (98,8m−
1,2m)として表示されることとなる(ステップ11
7)。
そして、ステップ118を経てステップ119に於て、
120cm巻き上げ完了と同時に、2秒間で、次のしゃ
くりパターンデータA乃至Cの抽出を乱数値装置584
にて行なうべく、CPU581が乱数値装置584に出
力する。
これによって、第4図に示す如く、しゃくりパターンデ
ータCが抽出される(ステップ120)。
そこで、しゃくりパターンデータBに基づくしゃくり動
作が終了すると、続いて、しゃくりバターデータCに基
づくしゃくり動作が開始する(ステップ121) ここでは、CPU581がら巻上げモータ9に対し、釣
糸5を40cm巻き上げた後、0.2秒停止し、再び4
0cm巻き上げた後、0.2秒停止し、更に40cm巻
き上げた後、2秒停止する指令が出力され、巻上げモー
タ9によって釣糸5が120cm巻き上げられる(ステ
ップ123)。この際、釣糸の巻上げは、上記と同様に
ローラ31によって計測され、表示部50に96.4m
 (97,6m−1,2m)として表示されることとな
る(ステップ125)。
そして、ステップ126に於て、120cm巻き上げ完
了と同時に、2秒間で、次のしやくりパターンデータA
乃至Cの抽出を乱数値装置584にて行なうべく、CP
U581が乱数値装置584に出力する。
上記しゃくり動作中に、魚が掛かると、オートスイッチ
48をブツシュ操作する(ステップ127)。これによ
って、巻上げモータ9に直流電源から電力が供給される
ため、巻上げモータ9が起動し、その回転は、太陽歯車
10、遊星歯車12及び内歯歯車14の減速歯車機構を
介してスプール4に伝達され、該スプール4を巻取方向
に回転することで釣糸5を連続してスプール4に巻き取
る。
スプール4が巻上げモータ9の回転により釣糸5の巻取
を開始すると、これに圧接するローラ31が糸繰出時と
逆の方向に回転されるため、エンコーダ44から入力装
置585を通してCPU581に取り込まれると、CP
U581はダウンカウント演算を実行して、メモリ58
3に格納された棚取り設定データから0.1m単位毎に
巻取糸長を減算し、その減算結果を表示部50に表示す
る(ステップ128)。そして、次のステップ129に
於て、巻取糸長が棚取り設定値rloo、Bに一致した
か、即ち表示値がFOOOJになったか否かを判定する
。そして、表示値がIrOOOAになったことが判定さ
れると、巻上げモータ9を停止する(ステップ130)
又、仕掛けを棚位置まで繰り出した釣糸5をマニアルス
イッチ49のブツシュ操作で巻き取る場合には、マニア
ルスイッチ49を押す。マニアルスイッチ49を押し続
けている間中、釣糸5の巻取を行なうことができる。
更に、しゃくり動作中に、しゃくり動作スタート用スイ
ッチ52をブツシュ操作すると、しゃくり動作は停止す
る。
以上の如く、本実施例では、リール枠2,3に回転自在
に取り付けられ釣糸5を巻回したスプール4と、このス
プール4を回転駆動する巻上げモータ9と、上記釣糸5
の繰出量9巻上置を計測する糸長計測装置のローラ31
と、上記リール枠2゜3に設けられた数値キー等のファ
ンクションキーを有する操作パネル47とを備えた魚釣
用電動リールに於て、上記操作パネル47に設けられた
じゃ(り動作スタート用スイッチ52と、3つのしゃく
りパターンデータA乃至Cを記憶したメモリ583と、
上記しゃくり動作スタート用スイッチ52のキー操作に
よりメモリ583に予め設定されたしゃくりパターンデ
ータA乃至Cを無作為に連続的に抽出する乱数値装置5
84と、この乱数値装置584により抽出されたしやく
りパターンデータA乃至Cの何れかに基づいて上記巻上
げモータ9を制御するCPU581とで構成したので、
スプール4をフリー状態にして釣糸5を所定の棚へ繰り
出し、その棚位置でスプール4を巻取状態にした後、し
ゃくり動作スタート用スイッチ52を押すと、乱数値装
置584が動作し、メモリ583に記憶されている3つ
のしやくりパターンデータA乃至Cを無作為に抽出し、
その抽出されたしゃくりパターンデータA乃至Cの何れ
かに基づいて、CPU581が巻上げモータ9を制御し
てしゃくり動作を開始し、そのしゃくり動作が完了する
と、再び乱数値装置584が動作を開始し、メモリ58
3に記憶されている全てのしやくりパターンデータA乃
至Cを無作為に抽出し、その抽出されたしゃくりパター
ンデータA乃至Cの何れかに基づいて、CPU581が
巻上げモータ9を制御してしゃくり動作を開始するとい
うしゃくり動作を連続して繰り返すことができる。その
ため、しゃくり動作が極めて不規則となり、従来の如き
1通りのしゃくり動作に比して魚に対する仕掛けの誘い
操作が巧妙となり、確実な釣果を期待することが可能と
なる。
特に、本実施例では、乱数値装置584による抽出は無
作為なため、メモリ583に格納されているしゃくりパ
ターンデータA乃至Cの何れが抽出されるか分からず、
その結果、各段階のしゃくり動作が極めて不規則なもの
となり易くなり、単調なしゃくり動作を回避することが
可能となる。
更に、巻上げモータ9の速度を、例えば、0.6m/s
0.7m/s、 0.8m/sの3種類を変速スイッチ
54によって任意に選択できるようにすると、3つのし
ゃくりパターンデータA乃至Cと3つの速度による組合
は、311x 3 =19683パターンとなり、従来
のしゃくり動作からは想像もできない、極めて複雑なし
ゃくり動作を行なうことができる。
尚、3つの速度は、魚を逃がさない(俗にばらさない)
ものとして設定しである。
又、仕掛けに魚が掛からなかった場合には、空巻スイッ
チ55をブツシュ操作すると、巻上げモータ9に高電流
を流して高速回転し、釣糸5を巻き上げるようにしても
良い。
更に、上記実施例では、糸長計測装置として、ローラ3
1による場合について説明したが、これに限定するもの
ではなく、スプール回転数検知方式やローラに釣糸を巻
回する方式や釣糸巻着面にローラを圧接する方式等を採
用することも可能である。
更に又、上記実施例では、しやくりパターンデータによ
るしゃくり動作が、連続的に行なう場合について説明し
たが、タイマによって、所定時間に亘ってしゃくり動作
を連続して行なうようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上の如く、本発明は、リール枠に回転自在に取り付け
られ釣糸を巻回したスプールと、このスプールを回転駆
動する巻上げモータと、上記釣糸の繰出量1巻上量を計
測する糸長計測装置と、上記リール枠に設けられた数値
キー等のファンクションキーを有する操作パネルとを備
えた魚釣用電動リールに於て、上記操作パネルに設けら
れたしゃくり動作スタート用スイッチと、複数のしゃく
りパターンデータを記憶したメモリと、上記しゃくり動
作スタート用スイッチのキー操作によりメモリに予め設
定されたしやくりパターンデータを無作為に連続的に抽
出する乱数値装置と、この乱数値装置により抽出された
しゃくりパターンデータに基づいて上記巻上げモータを
制御するマイクロコンピュータとで構成したものである
から、しゃくり動作が極めて不規則となり、従来の如き
1通りのしゃくり動作に比して魚に対する仕掛けの誘い
操作が巧妙となり、確実な釣果を期待することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る魚釣用電動リールの制
御回路図である。 第2図は第1図に示す制御回路を備えた魚釣用電動リー
ルの一部切欠き平面図である。 第3回は本実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。 第4図は本実施例に於けるしゃくり動作を示す説明図で
ある。 〔主要な部分の符号の説明〕 2.3・・・リール枠 4・・・スプール 5・・・釣糸 9・・・巻上げモータ 31・・・糸長計測装置のローラ 47・・・操作パネル 52・・・しゃくり動作スタート用スイッチ581・・
・CPU 583・・・メモリ 584・・・乱数値装置。 第 図 イ亭ム峙問 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リール枠に回転自在に取り付けられ釣糸を巻回し
    たスプールと、このスプールを回転駆動する巻上げモー
    タと、上記釣糸の繰出量、巻上量を計測する糸長計測装
    置と、上記リール枠に設けられた数値キー等のファンク
    ションキーを有する操作パネルとを備えた魚釣用電動リ
    ールに於て、上記操作パネルに設けられたしゃくり動作
    スタート用スイッチと、複数のしゃくりパターンデータ
    を記憶したメモリと、上記しゃくり動作スタート用スイ
    ッチのキー操作によりメモリに予め設定されたしゃくり
    パターンデータを無作為に抽出する乱数値装置と、この
    乱数値装置により抽出されたしゃくりパターンデータに
    基づいて上記巻上げモータを制御するマイクロコンピュ
    ータとで構成したことを特徴とする魚釣用電動リールの
    しゃくり制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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