JPH04130551U - 壁面装着用小物入れ - Google Patents

壁面装着用小物入れ

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JPH04130551U
JPH04130551U JP3680791U JP3680791U JPH04130551U JP H04130551 U JPH04130551 U JP H04130551U JP 3680791 U JP3680791 U JP 3680791U JP 3680791 U JP3680791 U JP 3680791U JP H04130551 U JPH04130551 U JP H04130551U
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JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
upper side
frame
accessory case
central portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP3680791U
Other languages
English (en)
Inventor
公佑 寺村
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社豊田自動織機製作所 filed Critical 株式会社豊田自動織機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】壁面装着用小物入れにおいて耐久性に優れ長期
にわたって良好な使用性や見栄えを維持できるようにす
る。 【構成】網部材2の上辺部2aを保持する中央部3a
と、中央部3aの両端から延在して中央部3aが壁面に
接離する方向に揺動自在に枠体1の両側部に枢支される
とともに中央部3aが壁面に当接する方向に弾性復帰す
る一対のアーム部3bとを有するトーションバー3を設
ける。このトーションバー3は、従来のゴムバンドを用
いた場合のように経時的劣化による早期の弛緩状態や切
断破損が発生しない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車室内の側壁面やシート背面、あるいは劇場のシート背 面などに取付けられて小物入れとして利用される壁面装着用小物入れに関する。
【0002】
【従来技術】
従来より、自動車室内の側壁面やシート背面などに小物入れ用として設けられ る網型小物入れが知られている。この網型小物入れは、図4〜図6に示すように 、壁面に沿って平行状に固定され上方側に物の出し入れ口となる開口部を有する 全体形状がほぼコ字型の枠体11と、該枠体11に三方を保持され該枠体11の 内側で壁面を覆うように配設された網部材12とを備えており、前記網部材12 の上辺部には、網部材12の上辺部を保持してその両端が枠体11の両側部に固 定されたゴムバンド13が張設されている。
【0003】 この網型小物入れは、網部材12の上辺部がゴムバンド13の張力によって常 時壁面と当接する状態になっており、物を出し入れする際には、ゴムバンド13 を手で引っ張ることにより網部材12の上辺部と壁面との間に開口部を形成し、 その開口部より物の出し入れを行う。そして、小物入れ内に物が収納された後、 ゴムバンド13から手を離すとゴムバンド13がその張力により直線状となって 開口部が閉じ、収納物の飛び出しが阻止されつつ網部材12により保持される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のように網部材12の上辺部に張設されたゴムバンド13は、 ゴムの性質から一般に経時的劣化が早いため、早期に弛緩状態や切断破損が生じ やすい。このため、小物入れ内に収納された物のゴムバンド13による保持力が 低下したり、見栄えが悪化するという問題がある。
【0005】 本考案は上記問題に鑑み案出されたものであり、解決すべき課題は、耐久性に 優れ長期にわたって良好な使用性や見栄えを維持できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、壁面に沿って平行状に固定され上方側に開 口部を有する全体形状がほぼコ字型の枠体と、該枠体に三方を保持され該枠体の 内側で前記壁面を覆う袋部材と、該袋部材の上辺部を保持する中央部と該中央部 の両端から延在して前記中央部が前記壁面に接離する方向に揺動自在に前記枠体 の両側部に枢支されるとともに前記中央部が前記壁面に当接する方向に弾性復帰 する一対のアーム部とを有するトーションバーとからなるという新規な構成を採 用している。
【0007】
【作用】
本考案の壁面装着用小物入れは、トーションバーの中央部に保持された袋部材 の上辺部が小物入れの固定された壁面に当接した状態に配設され、このときには 物の出し入れ口が閉じた状態となっている。そして、トーションバーをアーム部 の弾性力及び捩じれ力に抗して手で引っ張ることにより、袋部材の上辺部と壁面 との間に物の出し入れ口となる開口部が形成される。また、その状態でトーショ ンバーから手を離すと、アーム部の弾性力及び捩じれ反力により袋部材の上辺部 が壁面に当接し、物の出し入れ口が閉じた状態に戻る。
【0008】 このように物の出し入れ口を開閉するトーションバーは、ゴムバンドのように 経時的劣化によって早期に弛緩状態や切断破損が発生することがなく、したがっ て長期にわたる良好な使用性や見栄えの維持が可能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1に本実施例に係る壁面装着用小物入れの斜視図を示す。図において、1は 上方の一辺部が開口し全体形状がほぼコ字型に形成された樹脂製の枠体であり、 この枠体1は裏面から中心部にかけて中空状にくり抜かれその断面がコ字型に形 成されている。そして、枠体1の端部や角部など所定位置の表面側には、ビス止 め用の取付け穴1aが設けられている。この枠体1の内側には、枠体1の上端よ り少し突出する大きさで四角形状の網部材2が枠体1の各内側面に三方を固定さ れて配設されている。そして、枠体1の上端部には、網部材2の上辺部2aをそ の中央部3aで保持し、その両端が枠体1の両側部に支持されたトーションバー 3が配設されている。このトーションバー3は、1本のピアノ線などの鋼線材を 屈曲させて形成したものであり、網部材2の上辺部2aを保持する直線状の中央 部3aと該中央部3aの両端から直角方向に延在して左右対称に形成された一対 のアーム部3bとを有する。各アーム部3bの中間部分には、直角に屈曲されて 内側方向へコ字型状に突出した部分が形成されており、その内側から外側方向に 延在して揺動軸部3cとなる部分は枠体1の内側部に形成された嵌合穴1bに枢 支されている。そして、枠体1の内部に配置された各アーム部3bの揺動軸部3 cよりも先端側の部分3dは、枠体1の内部に図示しない固定部材により固定さ れている。
【0010】 以上のように構成された小物入れは、図2及び図3に示すように、自動車室内 の側壁面5aやシートの背壁面5bなどの所定箇所に、枠体1の取付け穴1aを 介してビス6で固定することにより取付けて使用に供される。このとき、物の出 し入れ口が閉じた初期状態として、トーションバー3の中央部3aに保持された 網部材2の上辺部2aが壁面5a、5bに当接した状態で配設される。
【0011】 そして、小物入れに物を収納する場合、あるいは小物入れから収納物を取り出 す場合には、トーションバー3の中央部3aのほぼ中央位置に手を引っ掛け、ア ーム部3bの弾性力及び揺動軸部3cの捩じれ力に抗して手前へ引っ張る。これ により、図3の二点鎖線で示すように、アーム部3bの揺動軸部3cを支点とし て中央部3aが壁面5a、5bから離間するようにトーションバー3が揺動し、 網部材2の上辺部2aと壁面5a、5bとの間に物の出し入れ口となる開口部が 形成される。このとき、手を引っ掛けた部分が外側へ膨らむように中央部3aが 撓むことにより大きな開口部が形成されており、この状態でその開口部より物の 出し入れを行う。
【0012】 その後、トーションバー3から手を離すと、アーム部3bの弾性力及び揺動軸 部3cの捩じれ反力により網部材2の上辺部2aが壁面5a、5bに当接し、物 の出し入れ口が閉じた状態に戻る。 このように物の出し入れ口を開閉するトーションバー3は、ゴムバンドのよう に経時的劣化によって弛緩状態や切断破損が生じることがないため、長期にわた る良好な使用性や見栄えの維持が可能となる。
【0013】 なお、トーションバー3は、そのアーム部3bの長さを長くするほど物の出し 入れ口の大きさを大きくすることができるが、小物入れの取付け場所や他の構成 部材の大きさなどを考慮してアーム部3bの長さを適宜設定すれば良い。 また、上記実施例では、袋部材として網部材を用いたが、これに代って例えば 布やビニール製編物などシート状部材を用いることができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案の壁面装着用小物入れによれば、袋部材の上辺部を保持する中央部と該 中央部の両端から延在して前記中央部が壁面に接離する方向に揺動自在に枠体の 両側部に枢支されるとともに前記中央部が前記壁面に当接する方向に弾性復帰す る一対のアーム部とを有するトーションバーを備えているため、ゴムバンドを用 いた場合のように早期の経時的劣化による弛緩状態や切断破損が発生することが なく、長期にわたって良好な見栄えを維持することができる。また、上記トーシ ョンバーは、比較的大きな開口部を形成することができるため大きな収納物の出 し入れにも容易に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る壁面装着用小物入れの斜視図であ
る。
【図2】小物入れを取付けた状態を示す自動車室内の斜
視図である。
【図3】取付けられた小物入れの使用状態を示す断面図
である。
【図4】従来の網型小物入れの斜視図である。
【図5】従来の網型小物入れのゴム紐取付け部を示す斜
視図である。
【図6】図4のVI−VI線に相当する部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…枠体 2…網部材(袋部材) 3…トーション
バー 3a…中央部 3a…アーム部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に沿って平行状に固定され上方側に
    開口部を有する全体形状がほぼコ字型の枠体と、該枠体
    に三方を保持され該枠体の内側で前記壁面を覆う袋部材
    と、該袋部材の上辺部を保持する中央部と該中央部の両
    端から延在して前記中央部が前記壁面に接離する方向に
    揺動自在に前記枠体の両側部に枢支されるとともに前記
    中央部が前記壁面に当接する方向に弾性復帰する一対の
    アーム部とを有するトーションバーとからなることを特
    徴とする壁面装着用小物入れ。
JP3680791U 1991-05-23 1991-05-23 壁面装着用小物入れ Pending JPH04130551U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3680791U JPH04130551U (ja) 1991-05-23 1991-05-23 壁面装着用小物入れ

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JPH04130551U true JPH04130551U (ja) 1992-11-30

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ID=31918700

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JP3680791U Pending JPH04130551U (ja) 1991-05-23 1991-05-23 壁面装着用小物入れ

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JP (1) JPH04130551U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS579644B2 (ja) * 1979-11-02 1982-02-23
JPS5814048B2 (ja) * 1974-01-31 1983-03-17 ソニー株式会社 磁気ヘッド用多結晶Mn−Znフェライト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814048B2 (ja) * 1974-01-31 1983-03-17 ソニー株式会社 磁気ヘッド用多結晶Mn−Znフェライト
JPS579644B2 (ja) * 1979-11-02 1982-02-23

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