JPH04130512U - スライドドアのストツパー構造 - Google Patents
スライドドアのストツパー構造Info
- Publication number
- JPH04130512U JPH04130512U JP4677891U JP4677891U JPH04130512U JP H04130512 U JPH04130512 U JP H04130512U JP 4677891 U JP4677891 U JP 4677891U JP 4677891 U JP4677891 U JP 4677891U JP H04130512 U JPH04130512 U JP H04130512U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- stopper member
- sliding door
- rollers
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レールに沿って案内されるローラを備えたス
ライドドアを、ローラによるレールの変形を生じさせる
ことなく係止可能なストッパ構造の提供。 【構成】 車体Bに設けられたガイドレールRに沿って
案内される複数のローラ5,5と、これらのローラ5,
5を支持するローラブラケット13とを有するスライド
ドア1において、ガイドレールRの終端部にはローラ
5,5のうち該終端部側に位置するローラ5を係止する
ストッパー部材16を配置する。ローラブラケット13
には前記終端部側のローラ5がストッパー部材16によ
り係止された状態において、ローラ5のストッパー部材
16との当接により生ずる回転モーメントの方向でスト
ッパー部材16に隣接する当たり部13aを設け、ロー
ラ5のストッパー部材16との当接により生ずる回転モ
ーメントを当たり部13aのストッパー部材16との当
接により緩和する。
ライドドアを、ローラによるレールの変形を生じさせる
ことなく係止可能なストッパ構造の提供。 【構成】 車体Bに設けられたガイドレールRに沿って
案内される複数のローラ5,5と、これらのローラ5,
5を支持するローラブラケット13とを有するスライド
ドア1において、ガイドレールRの終端部にはローラ
5,5のうち該終端部側に位置するローラ5を係止する
ストッパー部材16を配置する。ローラブラケット13
には前記終端部側のローラ5がストッパー部材16によ
り係止された状態において、ローラ5のストッパー部材
16との当接により生ずる回転モーメントの方向でスト
ッパー部材16に隣接する当たり部13aを設け、ロー
ラ5のストッパー部材16との当接により生ずる回転モ
ーメントを当たり部13aのストッパー部材16との当
接により緩和する。
Description
【0001】
この考案は車両におけるスライドドアのストッパー構造に関する。
【0002】
従来の車両におけるスライドドアのストッパー構造を図2を参照して説明する
と、図示したスライドドア1の裏面にはその前端下部において、支持ブラケット
2が車両の内側に向けて突出状態で固定されている。この支持ブラケット2には
ローラブラケット3が支軸4を介して水平面内で回動可能に連結されている。
【0003】
ローラブラケット3には、一対のローラ5,5が互いに適宜距離を隔てて支持
されており、これらのローラ5,5は車体Bの下部に取付られたレールR(ロア
レール)の水平方向に対向するフランジ部R1,R2により案内されて移動可能
となっている。
【0004】
一方、車体Bには、レールRの終端(後端)において、前記ローラ5,5のう
ち当該終端側に位置するローラ5を係止してスライドドア1の移動を全開位置に
おいて規制するための、ゴム等からなるストッパー部材6が取り付けられている
。
【0005】
なお、スライドドア1の上部及び後部には、図示しないアッパーガイドレール
及びリヤガイドレールにより案内されるローラがそれぞれ上記と同様なブラケッ
トを介して取付されている。
【0006】
このような従来のスライドドアのストッパー構造では、スライドドア1を全開
位置に向けてスライドさせると、上記のローラ5がストッパー部材6に当接して
全開位置で係止されるようになっているが、このようなローラ5とストッパー部
材6の当接の際に、ローラブラケット3に図中矢印で示した回転モーメントMが
加わる。このため、スライドドア1の開閉が繰り返し強く行われた場合には、こ
のようなモーメントMにより、レールRのスライドドア1側のフランジ部R1が
ローラ5によって図中想像線で示したように押し広げられ、このためローラ5,
5がガタつき、著しい場合にはレールRから脱落してしまう虞れがあった。
【0007】
上記課題を解決するため、本考案のスライドドアのストッパー構造は車体に設
けられたガイドレールに沿って案内される複数のローラと、これらのローラを支
持するローラブラケットとを有するスライドドアにおいて、前記ガイドレールの
終端部には前記ローラのうち該終端部側に位置するローラを係止するストッパー
部材を配置してなるスライドドアのストッパー構造であって、前記ローラブラケ
ットには前記終端部側の前記ローラが前記ストッパー部材により係止された状態
において、前記ローラの前記ストッパー部材との当接により生ずる回転モーメン
トの方向で前記ストッパー部材に隣接する当たり部を設けた構成とされる。
【0008】
スライドドアのストッパー構造では、ローラがストッパー部材に当接した際に
生ずるローラブラケットの回転モーメントを、ローラブラケットの当たり部とス
トッパー部材との当接により緩和することができる。
【0009】
次にこの考案の一実施例によるスライドドアのストッパー構造を図1を参照し
て説明する。なお、本実施例のスライドドアのストッパー構造はその基本的な構
成を上記従来例と同じくしており、同様な部材には同一符号を付して説明を省略
する。
【0010】
本実施例のストッパー構造において、レールRの終端に配置されたストッパー
部材16はレールRのフランジ部R1を越えてスライドドア1側に僅かに突出す
る凸部16aを有している。一方、ローラブラケット13には、図示のようにス
ライドドア1がほぼ全開位置に達した状態においてレールRの終端を越えて後方
に延出する、上記ストッパー部材16の凸部16aとの当たり部13aが一体で
形成されている。この当たり部13aはレールRとほぼ平行な当たり面13bを
有しており、この当たり面13bがストッパー部材16の上記凸部16aとほぼ
接触状態で位置するように設定されている。
【0011】
次に上記実施例の作用に関し説明すると、スライドドア1を全開位置に向けて
スライドさせると、レールRの終端側に位置するローラ5がストッパー部材16
に当接して全開位置で係止される。このようなローラ5とストッパー部材16の
当接の際に、ローラブラケット13に先に従来例で説明したと同様な方向の回転
モーメントM1が加わるが、このようなモーメントM1はローラブラケット13
の当たり部13aがストッパー部材16の凸部16aに当接することにより緩和
され、従ってレールRの終端側に位置するローラ5によるレールRのフランジ部
R1の変形も殆ど生じない。
【0012】
このため、ローラ5,5のレールRに対するガタつき、更にはレールRからの
脱落を防止でき、スライドドア1の開閉操作を円滑に行うことができる。
【0013】
本考案のスライドドアのストッパー構造では、ローラがストッパー部材に当接
した際に生ずるローラブラケットの回転モーメントを、ローラブラケットの当た
り部とストッパー部材との当接により緩和することができるので、ローラのレー
ルに対するガタつき、さらにはレールからの脱落を防止でき、スライドドアの開
閉操作を円滑に行うことができる利点を有する。
【図1】本考案の一実施例によるスライドドアのストッ
パー構造の部分断面平面図である。
パー構造の部分断面平面図である。
【図2】従来例のスライドドアのストッパー構造の部分
断面平面図である。
断面平面図である。
1 スライドドア
5 ローラ
13 ローラブラケット
13a 当たり部
16 ストッパー部材
B 車体
R レール
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に設けられたガイドレールに沿って
案内される複数のローラと、これらのローラを支持する
ローラブラケットとを有するスライドドアにおいて、前
記ガイドレールの終端部には前記ローラのうち該終端部
側に位置するローラを係止するストッパー部材を配置し
てなるスライドドアのストッパー構造であって、前記ロ
ーラブラケットには前記終端部側の前記ローラが前記ス
トッパー部材により係止された状態において、前記ロー
ラの前記ストッパー部材との当接により生ずる回転モー
メントの方向で前記ストッパー部材に隣接する当たり部
を設けたことを特徴とするスライドドアのストッパー構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991046778U JP2566481Y2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | スライドドアのストッパー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991046778U JP2566481Y2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | スライドドアのストッパー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04130512U true JPH04130512U (ja) | 1992-11-30 |
JP2566481Y2 JP2566481Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=31926138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991046778U Expired - Lifetime JP2566481Y2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | スライドドアのストッパー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566481Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007113294A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両スライドドアのストッパ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6126109U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-17 | 日立造船株式会社 | 計測装置 |
JPS62127959A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-10 | Fujitsu Ltd | 電文継続転送処理方式 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP1991046778U patent/JP2566481Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6126109U (ja) * | 1984-07-20 | 1986-02-17 | 日立造船株式会社 | 計測装置 |
JPS62127959A (ja) * | 1985-11-29 | 1987-06-10 | Fujitsu Ltd | 電文継続転送処理方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007113294A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Toyota Auto Body Co Ltd | 車両スライドドアのストッパ装置 |
JP4604957B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2011-01-05 | トヨタ車体株式会社 | 車両スライドドアのストッパ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2566481Y2 (ja) | 1998-03-25 |
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