JPH04129485U - コネクタ構造 - Google Patents

コネクタ構造

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JPH04129485U
JPH04129485U JP4479891U JP4479891U JPH04129485U JP H04129485 U JPH04129485 U JP H04129485U JP 4479891 U JP4479891 U JP 4479891U JP 4479891 U JP4479891 U JP 4479891U JP H04129485 U JPH04129485 U JP H04129485U
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邦夫 中谷
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オムロン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタの狭ピッチ化に対応することができ
るし、また、コンタクトの接続部が基板に半田付けされ
るときの基板の反りによる接続部の浮き上がりを防止す
ることができ、半田付け後、基板とコンタクトの熱膨脹
係数の差による半田付け部の亀裂発生を防止することが
できるコネクタ構造を提供することを目的にする。 【構成】 コンタクト7、8を金属板に接触部12を形
成して作成し、コンタクト7、8を位置決め用部材5、
6により位置決めしてコンタクト7、8間に絶縁フイル
ム10を介在させて積層して成る雄側コネクタ1と、コ
ンタクト19、20を金属板に雄側コネクタ1の接触部
12に接触する接触部22を形成して作成し、コンタク
ト19、20を位置決め用部材17、18により位置決
めしてコンタクト19、20間に絶縁フイルム28を介
在させて積層して成る雌側コネクタ2とを備えたもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、表面実装用のコネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコネクタ構造は、図6に示すように雄側コネクタ30と雌側コ ネクタ31とより構成されていて、この雌側コネクタ31は、図5に示すように 絶縁材料から成るハウジング32を備えており、このハウジング32の前面部に は嵌合部33が形成してあり、この嵌合部33の側面部34、35には左右方向 に所定のピッチをおいて接触部用溝36、37が形成してある。また、ハウジン グ32の裏面部には、接触部用溝36、37に連なるコンタクト圧入孔38、3 9が、接触部用溝36、37と同ピッチで形成してある。 コンタクト40は金 属板を打ち抜いて成り、接触部41と接続部42と圧入部43とを備えている。 そして、コンタクト40をコンタクト圧入孔38、39に圧入して接触部41を 接触部用溝36、37に挿入して雌側コネクタ31が構成されている。
【0003】 また、雄側コネクタ30は絶縁材料から成るハウジング44を備えており、こ のハウジング44の前面部には左右方向に所定のピッチをおいてコンタクト圧入 孔45、46が形成してある。コンタクト47は金属板を打ち抜いて成り、接触 部48と接続部49と圧入部50とを備えている。そして、コンタクト47をコ ンタクト圧入孔45、46に圧入して雄側コネクタ30が構成されている。
【0004】 そして、雄側コネクタ30を、その実装面30aを基板51に当ててコンタク ト47の接続部49を基板51の接続パタ−ン(図示せず)に半田付けして、基 板51に雄側コネクタ30を実装し、雌側コネクタ31を、その実装面31aを 基板52に当ててコンタクト40の接続部42を基板52の接続パタ−ン(図示 せず)に半田付けして、基板52に雌側コネクタ2を実装する。この状態で、例 えば、雄側コネクタ30を実装した基板51を他方の基板52側に移動して雄側 コネクタ30の接触部42を雌側コネクタ31の嵌合部に嵌合して接触部49を 雌側コネクタ31の接触部42に接触させて、両コネクタ30、31を導通させ ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例にあっては、雌、雄側コネクタ31、30において、こ れらのハウジング44、32にコンタクト圧入孔45、46,38,39を形成 し、これらのコンタクト圧入孔45、46,38,39にコンタクト47、40 を圧入するようにしていたために、0.3mmピッチといった狭ピッチ化に対応 しようとすると、成形品であるハウジング44、32のコンタクト圧入孔45、 46,38、39の各間隙の肉厚を0.1mm以下にする必要があり、成形が困 難であるという問題点があった。
【0006】 本考案は、上記の問題点を解消するものであり、コネクタの狭ピッチ化に対応 することができるし、また、コンタクトの接続部が基板に半田付けされるときの 基板の反りによる接続部の浮き上がりを防止することができ、半田付け後、基板 とコンタクトの熱膨脹係数の差による半田付け部の亀裂発生を防止することがで きるコネクタ構造を提供することを目的にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、コンタクトを金属板に接触部を形成 して作成し、コンタクトを位置決め用部材により位置決めしてコンタクト間に絶 縁フイルムを介在させて積層して成る雄側コネクタと、コンタクトを金属板に雄 側コネクタの接触部に接触する接触部を形成して作成し、コンタクトを位置決め 用部材により位置決めしてコンタクト間に絶縁フイルムを介在させて積層して成 る雌側コネクタとを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
かかる構成により、雌、雄側コネクタにおいて、コンタクトは絶縁フイルムを 間にして重ねられていて、この絶縁フイルムの厚さ分がコンタクトのピッチにな るために、コネクタの狭ピッチ化に対応することができる。また、コンタクトは 位置決め用部材により位置決めされて積層されるために、コンタクトの接続部が 基板に半田付けされるときの基板の反りによる接続部の浮き上がりを防止するこ とができ、半田付け後、基板とコンタクトの熱膨脹係数の差による半田付け部の 亀裂発生を防止することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わるコネクタ構造 の分解斜視図、図2は雄側コネクタの分解斜視図、図3は雌側コネクタの分解斜 視図である。本考案に係わるコネクタ構造は、雄側コネクタ1と雌側コネクタ2 とより構成されている。
【0010】 この雄側コネクタ1は、絶縁材料から成る左側ハウジング3と右側ハウジング 4とを備えており、左、右側ハウジング3、4はブロック状である。また、この 左側ハウジング3の内面部3aにはロッド状の位置決め部材5、6が平行に設け てあり、これらの位置決め用部材5、6の断面形状は楕円にしてある。そして、 これらの位置決め用部材5、6には多数枚のコンタクト7、8が絶縁フイルム1 0を介装して積層状態で位置決めされて設けてある。
【0011】 すなわち、一方のコンタクト7は帯状の薄い金属板9をプレスにより打抜き加 工で製作されるものであり、このコンタクト7はコンタクト本体11の一側縁部 に接触部12を、この接触部12に対して直角方向に接続部13を形成し、コン タクト本体11に位置決め用部材5の断面形状に合わせたガイド孔14を形成し たものである。また、他方のコンタクト8は、一方のコンタクト7の左右対称形 である。
【0012】 また、絶縁フイルム10はフイルム材を打ち抜いて成り、長方形状のフイルム 本体10aを備えており、このフイルム本体10aの前側中央部にはコンタクト 7の接触部12に対応する突出部10bが形成してあり、また、フイルム本体1 0aの左右には位置決め用部材5、6の断面形状に合わせたガイド孔10cが形 成してある。
【0013】 そして、多数枚のコンタクト7、8とこれらのコンタクト7間に介装された絶 縁フイルム10とを、位置決め用部材5、6に、そのガイド孔14、10cに位 置決め部材5、6を挿通して積層して、左、右側ハウジング3、4間にコンタク ト7、8を収容して雄側コネクタ1が構成してある。この場合、コンタクト7、 8の接触部12は平行で且つ互いに接近しており、コンタクト7、8は、その積 層状態で間に絶縁フイルム10を介装して各コンタクト7、8は電気的に独立し ている。そして、雄側コネクタ1の、接触部12側とは反対側が実装面1aに成 されていて、この実装面1aの左右にコンタクト7、8の接続部13が一列に並 んで配置してある。
【0014】 また、雌側コネクタ2は、絶縁材料から成る左側ハウジング15と右側ハウジ ング16とを備えており、左、右側ハウジング15、16の前面部には嵌合部1 5a、16aが形成してある。また、この左側ハウジング15の内面部15bに はロッド状の位置決め部材17、18が平行に設けてあり、これらの位置決め用 部材17、18の断面形状は楕円にしてある。そして、これらの位置決め用部材 17、18には多数枚のコンタクト19、20が間に絶縁フイルム28を介装し て積層状態で位置決めされて設けてある。
【0015】 すなわち、一方のコンタクト19は薄い金属板9をプレスにより打抜き加工で 製作されるものである。そして、このコンタクト19はコンタクト本体21の一 側縁部に接触部22を、この接触部22に対して直角方向に接続部23を形成し 、コンタクト本体21に位置決め用部材17の断面形状に合わせたガイド孔24 を形成したものである。また、他方のコンタクト20は、一方のコンタクト19 の左右対称形である。
【0016】 また、絶縁フイルム28はフイルム材を打ち抜いて成り、長方形状のフイルム 本体28aを備えており、このフイルム本体28aの前側中央部には嵌合部28 bが形成してあり、また、フイルム本体10aの左右には位置決め用部材5、6 の断面形状に合わせたガイド孔28cが形成してある。 そして、位置決め用部 材17に、多数枚の一方のコンタクト19を、そのガイド孔24に位置決め部材 17を挿通して積層すると共に、他方の位置決め用部材18に、多数枚の他方の コンタクト20を、そのガイド孔24に位置決め部材18を挿通して積層して、 左、右側ハウジング15、16間にコンタクト19、20を収容して雌側コネク タ2が構成してある。この場合、コンタクト19、20の接触部22は互いに平 行になっていて、接触部間22が嵌合部25に成されている。コンタクト19、 20は、その積層状態で金属板9間に絶縁層10を介装して各コンタクト19、 20は電気的に独立している。
【0017】 そして、多数枚のコンタクト19、20とこれらのコンタクト19、20間に 介装された絶縁フイルム28とを、位置決め用部材17、18に、そのガイド孔 24、28cに位置決め部材17、18を挿通して積層して、左、右側ハウジン グ15、16間にコンタクト19、20を収容して雌側コネクタ2が構成してあ る。そして、雌側コネクタ2の、接触部22側とは反対側が実装面2aに成され ていて、この実装面2aの左右にコンタクト19、20の接続部23が一列に並 んで配置してある。
【0018】 したがって、雄側コネクタ1を、その実装面1aを基板26に当ててコンタク ト7,8の接続部13を基板26の接続パタ−ン(図示せず)に半田付けして、 基板26に雄側コネクタ1を実装し、雌側コネクタ2を、その実装面2aを基板 27に当ててコンタクト19、20の接続部23を基板27の接続パタ−ン(図 示せず)に半田付けして、基板27に雌側コネクタ2を実装する。この状態で、 例えば、雄側コネクタ1を実装した基板26を他方の基板27側に移動して雄側 コネクタ1の接触部12を雌側コネクタ2の嵌合部25に嵌合して接触部12を 雌側コネクタ2の接触部22に接触させて、両コネクタ1、2の導通を取る。
【0019】 上記した実施例によれば、雌、雄側コネクタ2、1において、コンタクト19 、20,7、8は絶縁フイルム28、10を間にして重ねられていて、この絶縁 フイルム28、10の厚さ分がコンタクト19、20,7、8のピッチになるた めに、例えば、コンタクト19、20、7、8の厚みを0.25mmとし、絶縁 フイルム28、10の厚みを0.05mmにすれば、コンタクト19、20,7 、8のピッチは0.3mmになり、コネクタの狭ピッチ化に対応することができ る。
【0020】 また、コンタクト7、8、19、20は、そのガイド孔14、24に位置決め 用部材5、6,17、18が挿通されて積層されるために、ガイド孔14、24 と位置決め用部材5、6、17、18との間のクリアランスにより、コンタクト 7、8、19、20の接続部13、23が基板26、27に半田付けされるとき の基板26、27の反りによる接続部13、23の浮き上がりを防止することが でき、半田付け後、基板26、27とコンタクト7、8、19、20の熱膨脹係 数の差による半田付け部の亀裂発生を防止することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、コンタクトを金属板に接触部を形成して作成 し、コンタクトを位置決め用部材により位置決めしてコンタクト間に絶縁フイル ムを介在させて積層して成る雄側コネクタと、コンタクトを金属板に雄側コネク タの接触部に接触する接触部を形成して作成し、コンタクトを位置決め用部材に より位置決めしてコンタクト間に絶縁フイルムを介在させて積層して成る雌側コ ネクタとを備えたから、雌、雄側コネクタにおいて、コンタクトは絶縁フイルム を間にして重ねられていて、この絶縁フイルムの厚さ分がコンタクトのピッチに なるために、コネクタの狭ピッチ化に対応することができる。また、コンタクト は位置決め用部材により位置決めされて積層されるために、コンタクトの接続部 が基板に半田付けされるときの基板の反りによる接続部の浮き上がりを防止する ことができ、半田付け後、基板とコンタクトの熱膨脹係数の差による半田付け部 の亀裂発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係わるコネクタ構造の分解斜視
図である。
【図2】雄側コネクタの分解斜視図である。
【図3】雌側コネクタの分解斜視図である。
【図4】雌雄側コネクタの結合状態の断面図である。
【図5】従来のコネクタ構造の雌側コネクタの一部省略
した分解斜視図である。
【図6】同コネクタ構造の雌雄側コネクタの結合状態の
断面図である。
【符号の説明】
1 雄側コネクタ 2 雌側コネクタ 5 位置決め用部材 6 位置決め用部材 7 コンタクト 8 コンタクト 9 金属板 10 絶縁フイルム 12 接触部 17 位置決め用部材 18 位置決め用部材 19 コンタクト 20コンタクト 22 接触部 28 絶縁フイルム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトを金属板に接触部を形成して
    作成し、コンタクトを位置決め用部材により位置決めし
    てコンタクト間に絶縁フイルムを介在させて積層して成
    る雄側コネクタと、コンタクトを金属板に雄側コネクタ
    の接触部に接触する接触部を形成して作成し、コンタク
    トを位置決め用部材により位置決めしてコンタクト間に
    絶縁フイルムを介在させて積層して成る雌側コネクタと
    を備えたことを特徴とするコネクタ構造。
JP4479891U 1991-05-20 1991-05-20 コネクタ構造 Expired - Lifetime JP2569106Y2 (ja)

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JP4479891U JP2569106Y2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 コネクタ構造

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