JP2603160Y2 - サーフェイスマウント電気コネクタ - Google Patents

サーフェイスマウント電気コネクタ

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JP2603160Y2
JP2603160Y2 JP6136693U JP6136693U JP2603160Y2 JP 2603160 Y2 JP2603160 Y2 JP 2603160Y2 JP 6136693 U JP6136693 U JP 6136693U JP 6136693 U JP6136693 U JP 6136693U JP 2603160 Y2 JP2603160 Y2 JP 2603160Y2
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敬 森
秀 小原
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Hirose Electric Co Ltd
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Hirose Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はサーフェイスマウント電
気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のコネクタとしては、例えば実開
平3−20875に開示されているものが知られてい
る。この公知のコネクタは、添付図面の図3に示すよう
に、底面にて回路基板P上に配される絶縁ハウジング5
1が前方に開口して相手方接続体たる他のコネクタを受
け入れるための凹所52を有し、ピン状の接触子53,
54がそれらの中間部にてハウジング51の背部により
保持されている。該接触子は高さ方向に二段に配され、
幅方向(紙面に対し直角方向)に複数列配されている。
接触子53,54は共に一端部に形成された接続部53
A,54Aが凹所52内に突出し、他端部により形成さ
れる結線部53B,54Bについては、一方の接触子5
3の結線部53Bがハウジング外の後方にて回路基板P
上に位置するように、他方の接触子54の結線部54B
がハウジング底部前方にて回路基板P上に位置するよう
に、それぞれ屈曲されて形成されている。
【0003】使用に際しては、かかるコネクタを回路基
板Pの所定位置に配置し、クリーム半田が塗布された各
回路部上に対応せる結線部を位置せしめる。そして、該
結線部を加熱することによりその半田結線がなされる。
【0004】しかる後に、結線不良箇所が発見された場
合には、該箇所を半田ごて等により補修される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記コネクタにあって
補修は簡単に行える。すなわち、各列に二段をなすよう
に配された接触子53,54は、各列においてそれらの
結線部53B,54Bが前後に一本づつ延出しているの
で、上記結線部に対し半田ごてのアプローチが容易にな
されるからである。
【0006】しかしながら、コネクタが各列に三段以上
設けられているときには、図3の二点鎖線で示されるよ
うに、前方もしくは後方の結線部53B,55B,56
Bが前後して位置せざるを得ず、しかも、幅方向には隣
接せる列の接触子が同様に配置されているので、結線部
55B,56Bには半田ごてをアプローチすることがで
きない。
【0007】したがって、上記公知のコネクタは各列の
接触子を三段もしくはそれ以上の構成とすることができ
ず、コネクタの高密度が図れず、かかるコネクタを使用
する装置の小型化の要請に応えることができないという
問題をかかえている。
【0008】本考案はかかる問題を解決し、高密度化し
ても、結線後の補修が容易に行えるサーフェイスマウン
ト電気コネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、上記目
的は、底面にて回路基板上に配される絶縁ハウジングの
前面に相手方接続体の受入れ用の凹所を有し、接触子の
一端部で形成された接続部が上記凹所内に臨むように中
間部にてハウジングにより保持されていると共に他端部
で形成された結線部が上記ハウジング外で上記回路基板
に接触するように前方もしくは後方に延びており、上記
接触子がハウジングの高さ方向に複数段そして幅方向に
複数列配列されているものにおいて、上記接触子は少な
くとも三段そして少なくとも二列配列され、同じ列にあ
る上記少なくとも三段の接触子は、それらの接続部が幅
方向には同一位置にあり、同じ方向に延びている複数の
接触子の結線部が幅方向で所定間隔だけずれて設けられ
前後方向には同一位置にあると共に、接続部と結線部と
の間にて互に幅方向に段部が形成されて該段部から結線
部に至るまで幅狭になっていて少なくとも結線部が幅方
向に並んで上記接続部の範囲に収められていることによ
り達成される。
【0010】
【作用】かかる構成の本考案のコネクタにあっては、同
じ列に配置された複数の接触子は同一方向に結線部が延
出していても、該結線部にてハウジングの幅方向にずれ
て位置し、前後方向には同一位置にあるために、どの結
線部に対しても前方もしくは後方から半田ごてをアプロ
ーチさせることができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面の図1及び図2にもとづき、
本考案の実施例のサーフェイスマウント電気コネクタを
説明する。
【0012】図1はコネクタの幅方向の一位置で該方向
に対して直角な面での縦断面図、図2は図1のコネクタ
の同じ列にある複数の接触子の斜視図である。なお、図
において、理解を容易にするために、立体空間に対し直
交座標XYZを設定し、前方をX、幅方向をYそして
高さ方向をZとしてある。
【0013】図において、符号1は絶縁材料から成るハ
ウジングである。該ハウジング1には上下二層をなし前
方(X正方向)に開口せる上凹所2と下凹所3が形成さ
れている。該上凹所2及び下凹所3の前方開口部は、相
手方接続体たる回路基板Q,Rをそれぞれ容易に受け入
れられるようにテーパ面2A,3Aを有している。上記
上凹所2及び下凹所3はY方向にハウジング1の両側壁
まで及んでいる。
【0014】上記ハウジング1は、上記上凹所2及び下
凹所3のそれぞれの上下壁面に、後方(X負方向)に開
口せる溝4,5及び6,7が複数列形成されている。こ
れらの溝4,5,6,7はY方向の所定ピッチをもって
形成され、そのY方向幅は後述の接触子の幅とほぼ同じ
になっている。そして、上記上凹所2及び下凹所3の底
部には、Y方向に延びハウジング1の両側壁と連結され
る連結部8,9がそれぞれ設けられている。さらに、ハ
ウジング1は後方下部にY方向に延びる支持部10も設
けられている。なお、ハウジング1の底面に下方に向け
突出形成されたピン部1Aは、該ハウジング1の取付対
象たる回路基板Pに形成された取付孔(図示せず)に挿
入されて、上記ハウジング1を所定位置に設定するため
のものである。
【0015】上記ハウジング1に挿入される接触子1
1,12,13,14は、図2にも見られるように金属
板を帯状に打抜きさらに曲折形成されたものである。上
記接触子11,12,13,14は、ハウジング1内に
位置する部分(少なくとも接続部11A,12A,13
A,14A)はY方向にて同一位置にあり、また同一幅
を有している。そして、上記接続部11A,12A,1
3A,14A,と結線部11B,12B,13B,14
Bとの間にて幅方向に段部11C,12C,13C,1
4Cが形成され、ハウジング外にある部分(少なくとも
結線部11B,12B,13B,14B)は上記接続部
11A,12A,13A,14Aに比しそれぞれ幅狭と
され、同じ方向(後方もしくは前方)に延びるもの同士
11B,12Bそして13B,14Bの間でそれぞれ図
示のごとく互いにY方向に所定ピッチdだけずれて位置
し、X方向には同一位置にある。
【0016】上記ハウジング1の上凹所2に挿入される
接触子11,12は、接続部11A,12Aが互いに近
接方向に対向してくびれており、その間隔は接続の相手
方となる回路基板Qの厚さよりも若干狭くなっている。
中間部はY方向において逆方向に段部11C,12Cが
形成され、該中間部から後端に及ぶ範囲は、Y方向に上
記ピッチdだけずれて同一面内でクランク状に屈曲さ
れ、結線部11B,12BがX方向に同一位置に配置さ
れている。
【0017】また、上記ハウジング1の下凹所3に挿入
される接触子13,14のうち、接触子13は略U字状
をなして結線部13Bがハウジング1の前方に突出して
いるが、接触子14は接続部14Aが後方(X負方向)
にあって、そこから前方に延び、その前方端部に結線部
14Bが設けられている。上記接触子13は接続部13
Aが接触子14の方に向け「く」字状に形成され、中間
部にて略U字状に曲折された後、段部13Cにて幅狭と
なってハウジング1外の前方に突出し結線部13Bをな
している。上記接触子14は、接続部14Aが上記接触
子13の接続部13Aに対し後方に位置しており、そこ
から前方に向け中間部が緩やかに斜部を形成し、上記接
触子13の段部13CとはY方向にて逆方向の段部14
Cにより、幅狭とされた部分がクランク状に曲折され、
その前端部が結線部14Bをなしている。接触子13,
14は、上記逆方向の段部13C,14Cにより、結線
部13B,14BがピッチdをもってY方向にずれ、か
つX方向には同一位置に配置されている。なお、上記接
触子13,14の接続部13A,14AのZ方向間隔
は、挿入される回路基板Rの厚みよりも若干小さなもの
となっている。
【0018】上記接触子11,12,13はハウジング
1の後方から対応せる溝4,5,6にそれぞれ挿入さ
れ、接触子14は前方から溝7に挿入される。かくし
て、四段をなす接触子11,12,13,14は、Y方
向にピッチ2dの間隔毎に複数列設けられる。こうする
ことにより、ハウジング1外に前方及び後方に突出する
結線部は、それぞれピッチdをもって配置されることと
なる。そして、それらはすべて、X方向には同一位置に
ある。
【0019】かかる本実施例のサーフェイスマウント電
気コネクタは、ピン部1Aを回路基板Pの取付孔に挿入
することにより、上記回路基板Pの所定位置にもたらさ
れる。その結果、複数列の各接触子11,12,13,
14の結線部11B,12B,13B,14Bはそれぞ
れ対応するクリーム半田が塗布された回路部に位置する
ようになる。しかる後、上記結線部を加熱して、半田結
線がなされる。
【0020】半田結線後、いずれかの結線部に不具合が
発見されたときには、その結線部に対し、前方もしくは
後方から半田ごてにより簡単に再半田される。
【0021】なお、本実施例では、接続対象たる相手方
接続体が回路基板Q,Rの場合を示したが、これに限定
されず、コネクタであってもよい。また、同一列の接触
子の数が四本の場合を示したが、これに限定されず、三
本以上であれば、何本であってもよい。
【0022】
【考案の効果】本考案は、以上のごとく、同一列の接触
子の数が多くなっても、結線部は前後方向に同一位置に
あるので、どの結線部も前方あるいは後方からみて他の
結線部に隠れることがなくなり、半田結線後に不具合が
発見された場合、容易に対処できるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のサーフェイスマウント電気
コネクタの縦断面図である。
【図2】図1の接触子の斜視図である。
【図3】従来のサーフェイスマウント電気コネクタの縦
断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁ハウジング 2,3 凹所 11,12,13,14 接触子 11A,12A,13A,14A 接続部 11B,12B,13B,14B 結線部11C,12C,13C,14C 段部 P 回路基板 Q,R 相手方接続体(回路基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−109445(JP,A) 特開 平4−61767(JP,A) 特開 平3−129681(JP,A) 実開 平1−166983(JP,U) 実開 平5−11340(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 9/09,23/68

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面にて回路基板上に配される絶縁ハウ
    ジングの前面に相手方接続体の受入れ用の凹所を有し、
    接触子の一端部で形成された接続部が上記凹所内に臨む
    ように中間部にてハウジングにより保持されていると共
    に他端部で形成された結線部が上記ハウジング外で上記
    回路基板に接触するように前方もしくは後方に延びてお
    り、上記接触子がハウジングの高さ方向に複数段そして
    幅方向に複数列配列されているものにおいて、上記接触
    子は少なくとも三段そして少なくとも二列配列され、同
    じ列にある上記少なくとも三段の接触子は、それらの接
    続部が幅方向には同一位置にあり、同じ方向に延びてい
    る複数の接触子の結線部が幅方向で所定間隔だけずれて
    設けられ前後方向には同一位置にあると共に、接続部と
    結線部との間にて互に幅方向に段部が形成されて該段部
    から結線部に至るまで幅狭になっていて少なくとも結線
    部が幅方向に並んで上記接続部の範囲に収められている
    ことを特徴とするサーフェイスマウント電気コネクタ。
JP6136693U 1993-10-21 1993-10-21 サーフェイスマウント電気コネクタ Expired - Lifetime JP2603160Y2 (ja)

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JPH0727059U JPH0727059U (ja) 1995-05-19
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002069453A3 (en) * 2001-02-28 2003-03-27 Molex Inc Shielded right angle connector
JP2015204158A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 表面実装コネクタ

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WO2002069453A3 (en) * 2001-02-28 2003-03-27 Molex Inc Shielded right angle connector
JP2015204158A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 表面実装コネクタ

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JPH0727059U (ja) 1995-05-19

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