JPH04129329U - シートのパワーリフト装置 - Google Patents
シートのパワーリフト装置Info
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- JPH04129329U JPH04129329U JP5263391U JP5263391U JPH04129329U JP H04129329 U JPH04129329 U JP H04129329U JP 5263391 U JP5263391 U JP 5263391U JP 5263391 U JP5263391 U JP 5263391U JP H04129329 U JPH04129329 U JP H04129329U
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- JP
- Japan
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- power lift
- sector gear
- seat
- lift device
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- Pending
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 57
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数を減らし、スペースと重量を小さく
してコストの安いシートのパワーリフト装置を提供する
ことを目的とする。を提供することを目的とする。 【構成】 シートの側部に配設されたベースプレートの
前部と後部とに、夫々セクタギアとリンクとの組み合わ
せから成る前、後部パワーリフト機構を備えたシートの
パワーリフト装置において、前部パワーリフト機構のセ
クタギア29と後部パワーリフト機構のセクタギア28
との中間に、操作スイッチ33に連結されて、この操作
スイッチ33の操作によって前部セクタギア29と後部
セクタギア28との噛合を切り替える中間駆動機構を設
けることにより、一個のモーター20を備える中間駆動
機構を操作スイッチ33によって切り替えるだけで前後
のリフト機構を駆動させることが可能であり、部品点数
を減らすことによって、スペースと重量を小さくし、従
ってコストの安いシートのパワーリフト装置を得ること
が出来る。
してコストの安いシートのパワーリフト装置を提供する
ことを目的とする。を提供することを目的とする。 【構成】 シートの側部に配設されたベースプレートの
前部と後部とに、夫々セクタギアとリンクとの組み合わ
せから成る前、後部パワーリフト機構を備えたシートの
パワーリフト装置において、前部パワーリフト機構のセ
クタギア29と後部パワーリフト機構のセクタギア28
との中間に、操作スイッチ33に連結されて、この操作
スイッチ33の操作によって前部セクタギア29と後部
セクタギア28との噛合を切り替える中間駆動機構を設
けることにより、一個のモーター20を備える中間駆動
機構を操作スイッチ33によって切り替えるだけで前後
のリフト機構を駆動させることが可能であり、部品点数
を減らすことによって、スペースと重量を小さくし、従
ってコストの安いシートのパワーリフト装置を得ること
が出来る。
Description
【0001】
本考案は車両用シートのパワーリフト装置に関するものである。
【0002】
以下に従来のシートのパワーリフト装置について説明する。図4はパワーリフ
ト装置を備えた車両用シートの側面図であり、図5は従来のシートのパワーリフ
ト装置の斜視図である。
【0003】
図において、車両用シート12のシートクッション13の前後端はパワーリフ
ト装置15に適宜の手段で係止されていて、パワーリフト装置15の駆動によっ
て夫々上下に移動するように構成されている。すなわち、パワーリフト装置15
は前、後部パワーリフト機構16、17を備えており、後部パワーリフト機構1
7はシートクッション13の側部に配設されたベースプレート1,1の一方の外
側に設けられたモーター2と、このモーター2によって駆動される減速機構3と
を備えており、さらに減速機構3に連結されたギアがベースプレート1の内側に
回動可能に取付けらたセクターギア4に噛合している。セクターギア4には後方
のリンク5の一端が回動可能に取付けらており、リンク5の他端はベルクランク
6の一端に連結されている。ベルクランク6はL字状の折り曲げ箇所6aを支点
としてベースプレート1に回動可能に取付けらており、このベルクランク6の折
り曲げ箇所6aは連結軸7によって連結されている。
【0004】
また、前部パワーリフト機構16はモーター8と、このモーター8によって駆
動される減速機構9とを備えており、さらに減速機構9に連結されたギアがベー
スプレート1の内側に回動可能に取付けらたセクターギア10に噛合している。
セクターギア10は連結軸11によって連結されている。
【0005】
以上のように構成されたシートのパワーリフト装置について、以下その動作に
ついて説明する。
【0006】
後部パワーリフト機構17のモーター2が駆動されると、このモーター2の出
力によって減速機構3が駆動され、この減速機構3に連結されたギアと、このギ
アに噛合するセクターギア4が回動し、セクターギア4に連結されたリンク5に
よってベルクランク6が回動する。そしてこのベルクランク6にリンクなどで連
結されたシートクッション13の後端が上下方向に移動する。
【0007】
前部パワーリフト機構16のモーター8が駆動されると、このモーター8の出
力によって減速機構9が駆動され、この減速機構9に連結されたギアと、このギ
アに噛合するセクターギア10が回動し、セクターギア10に連結されたリンク
などによってシートクッション13の前端が上下方向に移動する。
【0008】
しかしながら上記の従来の構成では、前後部のパワーリフト機構16,17に
夫々別のモーター2,8を備えていたために、スペースを多くとり、重量も大き
くなって、コストが高くなるなどの問題点を有していた。
【0009】
本考案は上記従来の問題点を解決するもので、スペースと重量を小さくしてコ
ストの安いシートのパワーリフト装置を提供することを目的とする。
【0010】
この目的を達成するために本考案のシートのパワーリフト装置は、シートの側
部に配設されたベースプレートの前部と後部とに、夫々セクタギアとリンクとの
組み合わせから成る前、後部パワーリフト機構を備えたシートのパワーリフト装
置において、前部パワーリフト機構のセクタギアと後部パワーリフト機構のセク
タギアとの中間に、操作スイッチに連結されて、この操作スイッチの操作によっ
て前部セクタギアと後部セクタギアとの噛合を切り替える中間駆動機構を設けた
構成を有している。
【0011】
この構成によって、前部セクタギアの駆動と後部セクタギアの駆動を一組の中
間駆動機構によって行うことが出来るので、スペースと重量を小さくし、従って
コストの安いシートのパワーリフト装置が得られる。
【0012】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は本考案
に係わるシートのパワーリフト装置の斜視図である。
【0013】
図1において、20はモーター、21はピニオン、22はリンク、23は中間
ギア、25はロックスプリングであり、これらが中間駆動機構を構成している。
そして、ベースプレート(図示省略)に固定されたモーター20の出力軸20a
はリンク22の孔に遊嵌されており、出力軸20aの先端にはピニオン21が嵌
装されていて、リンク22の下端に取付けられた中間ギア23に噛合している。
【0014】
リンク22の上端に取付けられた軸24は操作スイッチ33の溝34に滑動自
在に挿入されていて、操作スイッチ33の前後方向の移動に従って軸24も移動
する。この時リンク22は出力軸20aを支点として回動しリンク22の下端の
中間ギア23が軸24と反対の方向に移動する。またリンク22の上部はロック
スプリング25によって車床側にばね付勢されている。
【0015】
リンク22の下端の中間ギア23に対応してブレーキユニット26が設けられ
、このブレーキユニット26に噛合してセクターギア27が回動自在に取付けら
れている。セクターギア28の上端にはリンク30の一端が回転自在に取付けら
れていて、リンク30の他端はベルクランク31の一端に連結されている。ベル
クランク31はL字状の折り曲げ箇所31aを支点として回動可能に取付けらて
おり、他端にはシートクッションの後端に連結するリンクなどが設けられている
。これらで後部パワーリフト機構35を構成している。
【0016】
また、リンク22の中間ギア23が前方に移動した位置に対応してブレーキユ
ニット27が設けられ、このブレーキユニット27に噛合してセクターギア29
が回動自在に取付けられている。このセクターギア29の上端にはシートクッシ
ョンの前端に連結するリンクなどが設けられている。これらで前部パワーリフト
機構36を構成している。
【0017】
以上のように構成されたシートのパワーリフト装置について、図を用いてその
動作を説明する。図2は後部パワーリフト機構の作動時の説明図であり、図3は
前部パワーリフト機構の作動時の説明図である。
【0018】
図2において、操作スイッチ33を前方に移動すると、リンク22はモーター
20の出力軸を支点として回動して下端の中間ギア23が後方に移動し、リンク
22の軸24が死点を越えるとロックスプリング25によってばね付勢されて中
間ギア23がブレーキユニット26に噛合する。ここで操作スイッチ33によっ
て電源を投入すると、モーターが回転しピニオン21、中間ギア23、ブレーキ
ユニット26、セクターギア28が駆動されて、リンク30に伝わりベルクラン
ク31が回動して一端に連結されたリンクなどによってシートクッションの後端
を上下に移動させる。
【0019】
シートクッションの前端を上下に移動させる時には、図3に示すように操作ス
イッチ33を後方に移動すると上記と同様にして下端の中間ギア23が前方に移
動してロックスプリング25によってばね付勢されてブレーキユニット27に噛
合する。ここで電源を投入すると、モーターが回転しピニオン21、中間ギア2
3、ブレーキユニット27、セクターギア29が駆動されて、一端に連結された
リンクなどによってシートクッションの前端を上下に移動させる。
【0020】
このように、一個のモーター20を備える中間駆動機構を操作スイッチ33に
よって切り替えるだけで前後のリフト機構を駆動させることが可能であり、部品
点数を減らすことによって、スペースと重量を小さくし、従ってコストを安くす
ることが出来る。
【0021】
以上のように本実施例によれば、シートの側部に配設されたベースプレートの
前部と後部とに、夫々セクタギア28、29とリンク30との組み合わせから成
る前、後部パワーリフト機構36、35を備えたシートのパワーリフト装置にお
いて、前部パワーリフト機構36のセクタギア29と後部パワーリフト機構35
のセクタギア27との中間に、操作スイッチ33に連結されて、この操作スイッ
チ33の操作によって前部セクタギア29と後部セクタギア28との噛合を切り
替える中間駆動機構を設けることにより、部品点数が減り、スペースと重量を小
さくし、従ってコストの安いシートのパワーリフト装置を得ることが出来る。
【0022】
以上のように本考案は、シートの側部に配設されたベースプレートの前部と後
部とに、夫々セクタギアとリンクとの組み合わせから成る前、後部パワーリフト
機構を備えたシートのパワーリフト装置において、前部パワーリフト機構のセク
タギアと後部パワーリフト機構のセクタギアとの中間に、操作スイッチに連結さ
れて、この操作スイッチの操作によって前部セクタギアと後部セクタギアとの噛
合を切り替える中間駆動機構を設けることにより、一個のモーターを備える中間
駆動機構を操作スイッチによって切り替えるだけで前後のパワーリフト機構を駆
動させることが可能であり、部品点数が減り、スペースと重量を小さくし、従っ
てコストの安い優れたシートのパワーリフト装置を実現出来るものである。
【図1】本考案の一実施例におけるシートのパワーリフ
ト装置の斜視図である。
ト装置の斜視図である。
【図2】本考案の一実施例におけるシートのパワーリフ
ト装置の後部パワーリフト機構の作動時の説明図であ
る。
ト装置の後部パワーリフト機構の作動時の説明図であ
る。
【図3】本考案の一実施例におけるシートのパワーリフ
ト装置の前部パワーリフト機構の作動時の説明図であ
る。
ト装置の前部パワーリフト機構の作動時の説明図であ
る。
【図4】パワーリフト装置を備えた車両用シートの側面
図である。
図である。
【図5】従来のシートのパワーリフト装置の斜視図であ
る。
る。
20 モーター(中間駆動機構)
21 ピニオン(中間駆動機構)
22 リンク(中間駆動機構)
23 中間ギア(中間駆動機構)
25 ロックスプリング(中間駆動機構)
26 ブレーキユニット
27 ブレーキユニット
28 セクターギア
29 セクターギア
30 リンク
31 ベルクランク
33 操作スイッチ
35 後部パワーリフト機構
36 前部パワーリフト機構
Claims (1)
- 【請求項1】 シートの側部に配設されたベースプレー
トの前部と後部とに、夫々セクタギアとリンクとの組み
合わせから成る前、後部パワーリフト機構を備えたシー
トのパワーリフト装置において、前部パワーリフト機構
のセクタギアと後部パワーリフト機構のセクタギアとの
中間に、操作スイッチに連結されて、この操作スイッチ
の操作によって前部セクタギアと後部セクタギアとの噛
合を切り替える中間駆動機構を設けたことを特徴とする
シートのパワーリフト装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5263391U JPH04129329U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | シートのパワーリフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5263391U JPH04129329U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | シートのパワーリフト装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129329U true JPH04129329U (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=31928864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5263391U Pending JPH04129329U (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | シートのパワーリフト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04129329U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020111272A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP5263391U patent/JPH04129329U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020111272A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
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