JP3096091U - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JP3096091U JP2003000902U JP2003000902U JP3096091U JP 3096091 U JP3096091 U JP 3096091U JP 2003000902 U JP2003000902 U JP 2003000902U JP 2003000902 U JP2003000902 U JP 2003000902U JP 3096091 U JP3096091 U JP 3096091U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】歯車の噛み合いの状態を変えることなく全ての
歯車が常時噛み合った状態でモータ走行と、手押し走行
とをさせることができる走行玩具を提供する。 【解決手段】モータ3を動輪1の車軸に対し並行に配置
し、モータ3の回転に連係して回転する平歯車16はモ
ータ3に並行に配置された軸体15に回転可能に支持さ
れ、軸体15には左右の動輪1、1に連係する駆動歯車
18、19が設けられ、一方の駆動歯車18は軸体15
の一方の端部に軸着され、他方の駆動歯車19は軸体1
5に回転可能に支持されるとともに、平歯車16の内側
面に当接し、軸体15の他方の端部には平歯車16の外
側面に当接する係合板17を一体に形成し、係合板17
と他方の駆動歯車19とを付勢部材21で平歯車16に
圧接させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、走行玩具、詳しくは歯車の噛み合いの状態を変えることなくモータ 走行と、手押し走行とをさせることができる走行玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータ走行をさせるときはモータを回転させ、手押し走行をさせるとき はモータを回転させないようにした走行玩具が提案されている。この走行玩具は 手押し走行の場合はモータの回転を動輪に伝達させないように歯車の噛み合いを 外し、モータ走行の場合は、モータの回転を動輪に伝達させるために歯車が噛み 合うようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】 特許第2637347号公報(第3頁、図4)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、モータの回転停止を選択するスイッチに連係して歯車の噛み合 いを選択させなければならず、小型の歯車を他の歯車に噛ませたり、外したりし なければならず歯車に負荷がかかっていた。また、歯車の噛み合わせに加え、動 輪に負荷が掛かったときには歯車群が損傷する恐れがある為にクラッチ機構を更 に設けなければならなかった。
【0005】 本考案は上記問題点を解消し、歯車の噛み合いの状態を変えることなく全ての 歯車が常時噛み合った状態でモータ走行と、手押し走行とをさせることができる 走行玩具を提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案に係る走行玩具は、モータを駆動力として回 転する動輪と、空転する自由輪とを備えた四輪の走行玩具において、以下の要件 を備えることを特徴とする。 (イ)上記モータは動輪の車軸に対し並行に配置されていること (ロ)モータの回転に連動して回転する平歯車は上記モータに並行に配置された 軸体に回転可能に支持されていること (ハ)上記軸体には左右の動輪をそれぞれ駆動する駆動歯車が設けられ、一方の 駆動歯車は上記軸体の一方の端部に軸着され、他方の駆動歯車は上記軸体に回転 可能に支持されるとともに、上記平歯車の内側面に当接していること (二)上記軸体の他方の端部には上記平歯車の外側面に当接する係合板が一体に 形成され、上記係合板と上記他方の駆動歯車とは付勢部材で上記平歯車に圧接し ていること
【0007】 なお、前記モータ及び軸体は電源電池を収容する電池ボックスの上面に配置さ れ、前記動輪及び自由輪は上記電池ボックスの左右側面にそれぞれ突出形成され た支軸に回転可能に支持されていればよい。
【0008】 また、前記動輪の径を前記自由輪よりの径よりも大きくするとともに、ホイー ルベースを短くすることが好ましい。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案に係る走行玩具の一例を示し、この走行玩具は全長48ミリ、 全幅30ミリ、全高30ミリ程度の大きさにするとともに、ホイールベースを2 0ミリ程度にして後輪1を前輪2よりも大きくした小型の走行玩具であって、後 輪1をモータ3で駆動してモータ走行させることができ、モータ3を作動させな いときは手押し走行ができるようになっているものである。
【0010】 この走行玩具はモータ3の動力源として単5の電池を用いたもので、図2、図 3及び図4に示すように、電池4を収容する電池ボックス5にモータ3、駆動機 構A、動輪である後輪1及び自由輪である前輪2が配置され、モータ3、駆動機 構A及び電池ボックス5は自動車のボディを模したカバー7で覆われ、電池ボッ クス5は下方が開口し、内部に単5の電池4を収容することができる大きさに形 成され、電池4をセットした後、蓋8をネジ9で固定するようになっている。
【0011】 駆動機構Aは、フリクション機構Bを介してモータ3の回転を動輪である後輪 1に伝達するようになっているもので、モータ3の回転軸に軸着されたピニオン 10には電池ボックス5に形成された支軸11に回転可能に支持されている第1 の2段歯車12が噛み合い、この第1の2段歯車12の小歯車12aには、電池 ボックス5に形成された支軸13に回転可能に支持されている第2の2段歯車1 4が噛み合い、この第2の2段歯車14の小歯車14aには軸体15に回転可能 に支持されている平歯車16が噛み合っている。
【0012】 図5に示すように、上記軸体15の一端には上記平歯車16の外側面に当接す る係合板17が一体に形成され、上記軸体15の他端には、右の動輪1に連係す る駆動歯車18が軸着され、軸体15の中央部には左の動輪1に連係する駆動歯 車19が回転可能に配置されるとともに、駆動歯車18と駆動歯車19との間に はワッシャー20、付勢部材であるコイルスプリング21及びカラー22が配置 され、カラー22はコイルスプリング21を圧縮するとともに、駆動歯車19を 平歯車16に押し付けた状態で軸体15に固定され、係合板17と駆動歯車19 とはスプリング21に付勢されて平歯車16に圧接するフリクション機構を構成 し、平歯車16が回転すると係合板17と駆動歯車19とが回転し、係合板17 と同軸上に固定された駆動歯車18も回転するようになっている。
【0013】 そして、駆動歯車18には電池ボックス5の右側面に形成された支軸25に回 転可能に支持されている歯車26が噛み合い、歯車26は右の動輪1に設けられ た歯車27に噛み合っており、駆動歯車19には電池ボックス5の左側面に形成 された支軸28に回転可能に支持されている歯車29が噛み合い、歯車29は左 の動輪1に設けられた歯車27に噛み合っている。
【0014】 そして、上記電池ボックス5の左右の側面には後輪1と前輪2とをそれぞれ支 持する支軸30、31が突出形成され、止め具32を支軸30、31に形成され た嵌合孔30a、31aに嵌め込むことにより後輪1と前輪2とは電池ボックス 5に回転可能に取り付けられているので、モータ3の回転は平歯車16に伝達さ れ、平歯車16の外側面に圧接している係合板17と同軸上に軸支された駆動歯 車18は歯車26を介して右の動輪1を回転させ、平歯車16の内側面に圧接し ている駆動歯車19は歯車29を介して左の動輪1をそれぞれ回転させるように なっている。
【0015】 上記電池ボックス5に被せた自動車を模したカバー7は、電池ボックス5の内 側からタッピングネジ35をカバー7の内側に突出形成されたネジ受け(図2参 照)36に捩じ込むことにより電池ボックス5に固定されるようになっている。
【0016】 なお、符号37は操作部材を示し、電池ボックス5の底面から下方に突出した 操作部37aを左右方向にスライド操作することによりスライド板37bの裏面 に固定された接点38と、電池ボックス5に固定された接点39とが接触、非接 触するようになっているもので、この2つの接点38、39とモータ3と電池4 とは図示しないリード線を介してモータ駆動回路を構成し、図4上で操作部37 を左にスライドさせたときは、接点38、39が接触してモータ3が作動し、右 にスライドさせた時は接点38、39は非接触となりモータが停止するようにな っている。
【0017】 上記構成の走行玩具によれば、操作部材37を操作して接点38と接点39と を非接触状態にするとモータ3は回転しないので、図6(a)に示すように、手 押し走行をすることが可能になる。このとき、動輪1によって平歯車16は強制 的に回転させられるが、平歯車16と係合板17、駆動歯車18との間ですべり が発生し、モータ3に伝達されることはない。ラチェット機構ではなくフリクシ ョン機構であるため、歯車が乗り越えるようなカチカチ音がすることがなく、違 和感なく手押し走行をさせることができる。
【0018】 また、操作部材37を操作して接点38、39を接触させた場合は、モータ3 が回転し、この回転は2段歯車12、14、平歯車16、駆動歯車18、19、 歯車26、29を介して動輪1の歯車27に伝達され、動輪1が回転するので、 図6(b)に示すように、モータ走行を行なわせることができる。
【0019】 このとき、走行玩具が障害物に突き当たったり、手で押さえつけられたりした 場合でも、平歯車16と係合板17、駆動歯車18との間ですべりが発生し、平 歯車16のみが回転するフリクション機能が働き、モータ3は空転することにな り歯車の破損などのトラブルが発生することはない。
【0020】 そして、電池4を収容する電池ボックス5の上面及び両側面に駆動機構や車輪 を設けたので駆動部分をコンパクトにまとめることができ、走行玩具の小型化を 図ることができる。
【0021】 また、4輪が本考案の走行玩具の前輪と同じ大きさの車輪で構成された従来の 走行玩具のボディサイズに対し、前輪2に対し後輪1を大きく形成するとともに ホイールベースを短くして走行玩具全体を小さくまとめても、径の大きな後輪を 動輪にすることにより、走行面の多少の凹凸や障害の影響を克服して走行させる ことができるので、走行させる場所の制約を受けることがなく、走行玩具の走行 を楽しむことができる。
【0022】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、モータの回転を動輪に伝達する歯車の噛み合わせを 一切変える必要がなく、全ての歯車は常時噛み合った状態でモータ走行、手押し 走行を実現することができる。
【0023】 そして、モータ走行の場合に動輪に負荷がかかってもモータに負荷が及ぶこと がなく、電池切れの状態でモータ走行が設定されていても手押し走行で歯車など を損傷することがない。
【0024】 請求項2の考案によれば、電源電池を収容する電池ボックスの上面及び両側面 に走行するための必要な構成部品を全て配置したことにより、電池ボックスの前 後に車軸などを構成部品を配置する必要がなく走行玩具の小型化を図ることがで きる。
【0025】 請求項3の考案によれば、動輪である後輪の径を大きくし、自由輪である前輪 を小さくしてホイールベースを短くすることにより、走行玩具全体を小さくまと めることができる。しかも、ホイールベースを短くしても動輪の径を大きくした ことにより、走路面の凹凸や障害の影響を受けにくくなり、安定したモータ走行 をさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る走行玩具の側面図
【図2】上記走行玩具の内部構造を説明する断面図
【図3】上記走行玩具の内部構造を説明する背面側斜視
【図4】走行玩具の内部構成を説明する背面側分解斜視
【図5】フリクション機構を説明する分解斜視図
【図6】(a)(b)は手押し走行とモータ走行とを説
明する斜視図
【符号の説明】
1 動輪(後輪) 2 自由輪(前輪) 3 モータ 15 軸体 16 平歯車 17 係合板 18 駆動歯車 19 駆動歯車 21 コイルスプリング(付勢部材)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動力として回転する動輪と、
    空転する自由輪とを備えた四輪の走行玩具において、以
    下の要件を備えることを特徴とする走行玩具。 (イ)上記モータは動輪の車軸に対し並行に配置されて
    いること (ロ)モータの回転に連動して回転する平歯車は上記モ
    ータに並行に配置された軸体に回転可能に支持されてい
    ること (ハ)上記軸体には左右の動輪をそれぞれ駆動する駆動
    歯車が設けられ、一方の駆動歯車は上記軸体の一方の端
    部に軸着され、他方の駆動歯車は上記軸体に回転可能に
    支持されるとともに、上記平歯車の内側面に当接してい
    ること (二)上記軸体の他方の端部には上記平歯車の外側面に
    当接する係合板が一体に形成され、上記係合板と上記他
    方の駆動歯車とは付勢部材で上記平歯車に圧接している
    こと
  2. 【請求項2】 前記モータ及び軸体は電源電池を収容す
    る電池ボックスの上面に配置され、前記動輪及び自由輪
    は上記電池ボックスの左右側面にそれぞれ突出形成され
    た支軸に回転可能に支持されている、請求項1記載の走
    行玩具。
  3. 【請求項3】 前記動輪の径を前記自由輪よりの径より
    も大きくするとともに、ホイールベースを短くした、請
    求項1又は2記載の走行玩具。
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