JPH0412923Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0412923Y2 JPH0412923Y2 JP13254386U JP13254386U JPH0412923Y2 JP H0412923 Y2 JPH0412923 Y2 JP H0412923Y2 JP 13254386 U JP13254386 U JP 13254386U JP 13254386 U JP13254386 U JP 13254386U JP H0412923 Y2 JPH0412923 Y2 JP H0412923Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- section
- board
- formwork
- chevron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 18
- 239000011111 cardboard Substances 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 239000000123 paper Substances 0.000 claims description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 19
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 239000011087 paperboard Substances 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 2
- 241001175904 Labeo bata Species 0.000 description 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、コンクリートの施工に用いる型枠板
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
布基礎や法枠等の簡単なコンクリート構造物の
施工には、従来のベニヤ板やメタルフオームに代
つて、ダンボール等の紙板に防水、強化処理を施
した軽量、安価な紙型枠板が多く使われるように
なつてきた。
施工には、従来のベニヤ板やメタルフオームに代
つて、ダンボール等の紙板に防水、強化処理を施
した軽量、安価な紙型枠板が多く使われるように
なつてきた。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、紙製の型枠板は、耐水、強化処理を施
しているといつても、木製や金属製の型枠板に比
べ強度が弱いので、型枠組みにあたつてはバタ材
等多くの補強材を使う必要があり、型枠施工が面
倒である等の欠点があるとともに、特に、周縁部
では運搬や施工作業中に損傷して使用できなくな
つたり、また、耐久性にも劣るといつた欠点があ
る。
しているといつても、木製や金属製の型枠板に比
べ強度が弱いので、型枠組みにあたつてはバタ材
等多くの補強材を使う必要があり、型枠施工が面
倒である等の欠点があるとともに、特に、周縁部
では運搬や施工作業中に損傷して使用できなくな
つたり、また、耐久性にも劣るといつた欠点があ
る。
本考案は、前記のような紙製型枠板の欠点を改
善し、ダンボール紙板を主体として軽量で強度と
耐久性に優れ、安価に製作することができる、布
基礎や法枠等の簡単なコンクリート構造物の施工
用として好適な型枠板を提供しようとするもので
ある。
善し、ダンボール紙板を主体として軽量で強度と
耐久性に優れ、安価に製作することができる、布
基礎や法枠等の簡単なコンクリート構造物の施工
用として好適な型枠板を提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
本考案の構成について、実施例に対応する第1
図、第2図を参照して説明すると、本考案は、耐
水、強化処理を施したダンボール紙により基板1
を形成し、該基板1の上部に、基板1の上縁に被
着する鉤条部2a及びその下面に続いて外方に突
出する断面山形の突条4を設けた上部補強杆を固
着するとともに、基板1の下部に、外方に突出す
る断面山形の突条3aを設けた下部補強杆3を固
着し、それら各補強杆2,3の長手方向に間隔を
おいて、補強杆2,3の頂部より基板1に抜ける
水平横断方向のセパレータ挿通孔4,5を設けた
ことを特徴とするものである。
図、第2図を参照して説明すると、本考案は、耐
水、強化処理を施したダンボール紙により基板1
を形成し、該基板1の上部に、基板1の上縁に被
着する鉤条部2a及びその下面に続いて外方に突
出する断面山形の突条4を設けた上部補強杆を固
着するとともに、基板1の下部に、外方に突出す
る断面山形の突条3aを設けた下部補強杆3を固
着し、それら各補強杆2,3の長手方向に間隔を
おいて、補強杆2,3の頂部より基板1に抜ける
水平横断方向のセパレータ挿通孔4,5を設けた
ことを特徴とするものである。
(実施例)
以下、本考案に係るコンクリート型枠板の実施
例について図面を参照して説明する。
例について図面を参照して説明する。
第1図、第2図において、1はダンボール紙板
2枚を重合接着した基板で、各ダンボール紙板は
2枚の板紙1a,1aの間に紙製波板芯材1bを
挟んで接着した構造となつており、一般には長方
形状に形成されている。そして、この基板1には
耐水、強化処理が施されている。
2枚を重合接着した基板で、各ダンボール紙板は
2枚の板紙1a,1aの間に紙製波板芯材1bを
挟んで接着した構造となつており、一般には長方
形状に形成されている。そして、この基板1には
耐水、強化処理が施されている。
基板1の上部には、断面下向きコ字形に形成し
た鉤条部2aとその下部に連続して断面山形に屈
曲形成した突条部2bとを有する金属製或いはプ
ラスチツク製の上部補強杆2が、その鉤条部3を
基板1の上縁部に被嵌して接着剤等により固着さ
れている。また、基板1の下部には、断面山形に
形成した突条部3aとその端部に連続して裾板部
3b,3bとを有する金属製或はプラスチツク製
の下部補強杆3が、その裾板部3b,3bを介し
て基板1に接着剤等により固着されている。
た鉤条部2aとその下部に連続して断面山形に屈
曲形成した突条部2bとを有する金属製或いはプ
ラスチツク製の上部補強杆2が、その鉤条部3を
基板1の上縁部に被嵌して接着剤等により固着さ
れている。また、基板1の下部には、断面山形に
形成した突条部3aとその端部に連続して裾板部
3b,3bとを有する金属製或はプラスチツク製
の下部補強杆3が、その裾板部3b,3bを介し
て基板1に接着剤等により固着されている。
また、各補強杆2,3の突条部2b,3aに
は、それぞれの頂部に長手方向に間隔をおいて複
数のくさび挿通孔4,4が開設されているととも
に、この挿通孔4,4に対向した位置の基板1に
も同じくくさび挿通孔5,5が開設されている。
は、それぞれの頂部に長手方向に間隔をおいて複
数のくさび挿通孔4,4が開設されているととも
に、この挿通孔4,4に対向した位置の基板1に
も同じくくさび挿通孔5,5が開設されている。
なお、図の実施例においては、基板1はダンボ
ール紙を2枚重合したものとなつているが、これ
は、2枚以上の多数を重合してもよく、或は、ダ
ンボール紙に十分強度のあるものを用いれば1枚
のものですませることもできる。
ール紙を2枚重合したものとなつているが、これ
は、2枚以上の多数を重合してもよく、或は、ダ
ンボール紙に十分強度のあるものを用いれば1枚
のものですませることもできる。
次に本考案型枠板を用いての施工例について説
明すると、第3図に示すように、一対の本考案型
枠板A,Aを所定の間隔をおいて対向させ、セパ
レータB及びクサビCを用いて互に結合させる。
セパレータBは、横杆6,6と縦杆7,7とを井
桁状に結合して形成されており、横杆6の各両端
部には、型枠板Aの挿通孔3より外方に突出する
拡大頭部8,8が設けられ、その内方位置に型枠
板Aの内面に係接する係止片9,9が突設されて
いるとともに、横杆6,6の中間部には所要の位
置に鉄筋11を係合する挟着体10,10が設け
られている。
明すると、第3図に示すように、一対の本考案型
枠板A,Aを所定の間隔をおいて対向させ、セパ
レータB及びクサビCを用いて互に結合させる。
セパレータBは、横杆6,6と縦杆7,7とを井
桁状に結合して形成されており、横杆6の各両端
部には、型枠板Aの挿通孔3より外方に突出する
拡大頭部8,8が設けられ、その内方位置に型枠
板Aの内面に係接する係止片9,9が突設されて
いるとともに、横杆6,6の中間部には所要の位
置に鉄筋11を係合する挟着体10,10が設け
られている。
それで、一対の型枠板A,Aの間にセパレータ
Bを配置し、その横杆6,6の端部を挿通孔4,
5に通して、型枠板A,Aを係止片9,9に受止
めさせ、横杆6,6の拡大頭部8,8と型枠板
A,Aの外面との間に二又状のクサビCを挿入係
接させれば、一対の型枠板A,Aは所定の間隔を
保つて結合されることになる。そして、型枠板
A,A間に鉄筋11,11を配してセパレータ
B,Bの各挟着体10,10に係着させた後、型
枠A,A間にコンクリートDを打設するのであ
る。打設したコンクリートDの硬化後は、クサビ
Cを抜き取り、型枠板A,AをコンクリートDよ
り剥離して除去すれば、第4図に示すように、コ
ンクリートDの側面に横杆6,6の端部が突出し
た形の構造物が構築されることになる。そして、
この突出した横杆6,6の端部は、これをハンマ
ー等打撃を加えてやれば、同図の鎖線で示すよう
に、コンクリートDの端面部より折り取ることが
できるのである。
Bを配置し、その横杆6,6の端部を挿通孔4,
5に通して、型枠板A,Aを係止片9,9に受止
めさせ、横杆6,6の拡大頭部8,8と型枠板
A,Aの外面との間に二又状のクサビCを挿入係
接させれば、一対の型枠板A,Aは所定の間隔を
保つて結合されることになる。そして、型枠板
A,A間に鉄筋11,11を配してセパレータ
B,Bの各挟着体10,10に係着させた後、型
枠A,A間にコンクリートDを打設するのであ
る。打設したコンクリートDの硬化後は、クサビ
Cを抜き取り、型枠板A,AをコンクリートDよ
り剥離して除去すれば、第4図に示すように、コ
ンクリートDの側面に横杆6,6の端部が突出し
た形の構造物が構築されることになる。そして、
この突出した横杆6,6の端部は、これをハンマ
ー等打撃を加えてやれば、同図の鎖線で示すよう
に、コンクリートDの端面部より折り取ることが
できるのである。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案の型枠板は、耐
水、強化処理を施したダンボール紙により基板を
形成し、該基板の上部に、基板の上縁に被着する
鉤条部及びその下部に続いて外方に突出する断面
山形の突条を設けた上部補強杆を固着するととも
に、基板の下部に、外方に突出する断面山形の突
条を設けた下部補強杆を固着し、それら各補強杆
の長手方向に間隔をおいて、補強杆の頂部より基
板に抜ける水平横断方向のセパレータ挿通孔を設
けた構成としたので、 (1) 耐水、強化処理を施したダンボール紙板を主
体とし、これに上部と下部の補強杆を固着して
いるので、軽量で取扱い運搬が容易であるとと
もに、型枠板としてコンクリートの側圧に十分
耐える強度と剛性とが得られ、また、従来型枠
におけるような横バタや縦バタを特に使用する
必要がなく、型枠の構成が簡易化され、作業性
が良好で能率のよい施工ができる。
水、強化処理を施したダンボール紙により基板を
形成し、該基板の上部に、基板の上縁に被着する
鉤条部及びその下部に続いて外方に突出する断面
山形の突条を設けた上部補強杆を固着するととも
に、基板の下部に、外方に突出する断面山形の突
条を設けた下部補強杆を固着し、それら各補強杆
の長手方向に間隔をおいて、補強杆の頂部より基
板に抜ける水平横断方向のセパレータ挿通孔を設
けた構成としたので、 (1) 耐水、強化処理を施したダンボール紙板を主
体とし、これに上部と下部の補強杆を固着して
いるので、軽量で取扱い運搬が容易であるとと
もに、型枠板としてコンクリートの側圧に十分
耐える強度と剛性とが得られ、また、従来型枠
におけるような横バタや縦バタを特に使用する
必要がなく、型枠の構成が簡易化され、作業性
が良好で能率のよい施工ができる。
(2) ダンボール紙による基板の上縁部が上部補強
杆により保護、強化されているので、運搬や加
工作業等において損傷しやすい上縁部が十分保
護される。
杆により保護、強化されているので、運搬や加
工作業等において損傷しやすい上縁部が十分保
護される。
(3) 構造が簡単で材料費が安く、量産に適し、安
価に製作でき、使い捨てすることもできる。
価に製作でき、使い捨てすることもできる。
等多くの利点を有し、法杆や布基礎等の簡易なコ
ンクリート構造物施工用の型枠板として好適なも
のである。
ンクリート構造物施工用の型枠板として好適なも
のである。
第1図は本考案型枠板の一実施例を示す縦断面
図、第2図は同正面図、第3図は同型枠板による
施工状態を示す縦断面図、第4図は施工したコン
クリート構造物を示す縦断面図である。 1……基板、2……上部補強杆、2a……鉤条
部、2b……突条部、3……下部補強杆、3a…
…突条部、4,5……セパレータ挿通孔、A……
型枠板、B……セパレータ、C……くさび、D…
…コンクリート。
図、第2図は同正面図、第3図は同型枠板による
施工状態を示す縦断面図、第4図は施工したコン
クリート構造物を示す縦断面図である。 1……基板、2……上部補強杆、2a……鉤条
部、2b……突条部、3……下部補強杆、3a…
…突条部、4,5……セパレータ挿通孔、A……
型枠板、B……セパレータ、C……くさび、D…
…コンクリート。
Claims (1)
- 耐水、強化処理を施したダンボール紙により基
板を形成し、該基板の上部に、基板の上縁に被着
する鉤条部及びその下部に続いて外方に突出する
断面山形の突条を設けた上部補強杆を固着すると
ともに、基板の下部に、外方に突出する断面山形
の突条を設けた下部補強杆を固着し、それら各補
強杆の長手方向に間隔をおいて、補強杆の頂部よ
り基板に抜ける水平横断方向のセパレータ挿通孔
を設けたことを特徴とする、コンクリート型枠
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13254386U JPH0412923Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13254386U JPH0412923Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6340437U JPS6340437U (ja) | 1988-03-16 |
JPH0412923Y2 true JPH0412923Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=31032029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13254386U Expired JPH0412923Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412923Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP13254386U patent/JPH0412923Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6340437U (ja) | 1988-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6401286B1 (en) | Bridge deck construction forms | |
JPH0412923Y2 (ja) | ||
JPH0412922Y2 (ja) | ||
JPH0412924Y2 (ja) | ||
JPH0220270Y2 (ja) | ||
US20040069925A1 (en) | Concrete forming panel and method for making same | |
JPH0412921Y2 (ja) | ||
JPH046448Y2 (ja) | ||
JPH0220269Y2 (ja) | ||
JPH0220267Y2 (ja) | ||
JPH0352384Y2 (ja) | ||
JPS5953979B2 (ja) | コンクリ−ト用型枠構築用のパネル装置 | |
JPH0352383Y2 (ja) | ||
JPS6137720Y2 (ja) | ||
JP3317378B2 (ja) | プラスチック製コンクリート型枠用滑り止め付パネル | |
JPH0220268Y2 (ja) | ||
JP3159664B2 (ja) | 階段けこみ型枠用止め具 | |
JPH0327070Y2 (ja) | ||
JPS6137718Y2 (ja) | ||
JPS6233867Y2 (ja) | ||
JP2555352Y2 (ja) | 平板状補強リブを有するコンクリート型枠 | |
JPH0352909Y2 (ja) | ||
JP3002665U (ja) | 建築用仮り止め部材 | |
KR200370187Y1 (ko) | 보강 건축용 패널 | |
JP3079984U (ja) | 改良セラミック製品を用いた鉄筋コンクリート壁 |