JPS5953979B2 - コンクリ−ト用型枠構築用のパネル装置 - Google Patents
コンクリ−ト用型枠構築用のパネル装置Info
- Publication number
- JPS5953979B2 JPS5953979B2 JP54161305A JP16130579A JPS5953979B2 JP S5953979 B2 JPS5953979 B2 JP S5953979B2 JP 54161305 A JP54161305 A JP 54161305A JP 16130579 A JP16130579 A JP 16130579A JP S5953979 B2 JPS5953979 B2 JP S5953979B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- fastener insertion
- insertion hole
- ribs
- panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G9/00—Forming or shuttering elements for general use
- E04G9/02—Forming boards or similar elements
- E04G2009/028—Forming boards or similar elements with reinforcing ribs on the underside
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、建築工事に際し、コンクリートを流し込む
べき空間部を仕切り必要な形状を与える型枠を構築する
ためのパネル装置に、関するものである。
べき空間部を仕切り必要な形状を与える型枠を構築する
ためのパネル装置に、関するものである。
コンクリート用型枠を組立てるためのパネルとして現在
汎用されているものは、合板製のパネルであり、また土
建用としては鋼製のパネルが用いられることが多く、さ
らに最近ではプラスチック製のパネルも用いられるに至
っている。
汎用されているものは、合板製のパネルであり、また土
建用としては鋼製のパネルが用いられることが多く、さ
らに最近ではプラスチック製のパネルも用いられるに至
っている。
そしてこのようなパネルでもって組立てられる型枠は、
第1図に例示するように、箱形に形成せる多数のパネル
1をくぎ(木製パネルの場合に限る。
第1図に例示するように、箱形に形成せる多数のパネル
1をくぎ(木製パネルの場合に限る。
)またはU字形ピン2で連結してなる一側及び他側のパ
ネル枠PFの内面間には、両端に一般にピーコンと称さ
れているナツト部材3を螺合しであるセパレータ螺杆4
を多数、ナツト部材3をパネル枠PF内面に衝合させて
、設けて両側パネル枠PF間に所定の間隔を附与し、各
セパレータ螺杆4両端のナツト部材3には、パネル1の
穴を通して該パネル1外面側から短長の軸足螺杆5を螺
合し、この短長軸足螺杆5に対しパネル1ないしパネル
枠PF外面上で、一般にフオームタイと称されている締
結杆6の先端に設けであるナツト部6aを螺合して、両
側パネル枠PF間の所要の締付けを行ない、またパネル
1周壁端面上に沿わせて一般にバタ或はバタ角と称され
る木製或は鋼製の補強材7を設けて、この補強材7を受
ける座金8を締結杆6上に設け、締結杆6の穴に打込ま
れるくさび9によって、座金8を介し上記補強材7を固
定して、構成されている。
ネル枠PFの内面間には、両端に一般にピーコンと称さ
れているナツト部材3を螺合しであるセパレータ螺杆4
を多数、ナツト部材3をパネル枠PF内面に衝合させて
、設けて両側パネル枠PF間に所定の間隔を附与し、各
セパレータ螺杆4両端のナツト部材3には、パネル1の
穴を通して該パネル1外面側から短長の軸足螺杆5を螺
合し、この短長軸足螺杆5に対しパネル1ないしパネル
枠PF外面上で、一般にフオームタイと称されている締
結杆6の先端に設けであるナツト部6aを螺合して、両
側パネル枠PF間の所要の締付けを行ない、またパネル
1周壁端面上に沿わせて一般にバタ或はバタ角と称され
る木製或は鋼製の補強材7を設けて、この補強材7を受
ける座金8を締結杆6上に設け、締結杆6の穴に打込ま
れるくさび9によって、座金8を介し上記補強材7を固
定して、構成されている。
床用の型枠の場合にはさらに、一般にサポータと称され
ているジヤツキ状の支柱体を、上記締結杆6の他の穴に
挿入し該締付杆6を受は支持させ、パネル枠PFの受け
として用いられる。
ているジヤツキ状の支柱体を、上記締結杆6の他の穴に
挿入し該締付杆6を受は支持させ、パネル枠PFの受け
として用いられる。
このような従来のコンクリート用型枠は、型枠として必
要な強度を上記した補強材7で確保しようとする基本概
念の上に立つものである。
要な強度を上記した補強材7で確保しようとする基本概
念の上に立つものである。
ところがこの補強材(バタ)7は、重量が大で型枠組立
て作業を極めて困難とする。
て作業を極めて困難とする。
実際に補強材(バタ)7を所要位置におきくさび9の打
込みで固定することは、補強材(バタ)7を支える作業
者とくさび9打込みを行なう作業者との2人作業となる
。
込みで固定することは、補強材(バタ)7を支える作業
者とくさび9打込みを行なう作業者との2人作業となる
。
また各側のパネル枠PFを形成するパネル1を、整列配
置状態に保ちつつU字形ピン2の打込みで連結すること
も、困難な作業である。
置状態に保ちつつU字形ピン2の打込みで連結すること
も、困難な作業である。
合板製パネルの場合には、その成形とか整列配置を確保
しつつくぎによる固定を行なうとかに、さらに熟練度の
高い作業が要求され、またパネルの使用可能回数が極め
て少ない(2−3回)といった不都合も附随する。
しつつくぎによる固定を行なうとかに、さらに熟練度の
高い作業が要求され、またパネルの使用可能回数が極め
て少ない(2−3回)といった不都合も附随する。
また第1図に例示するような従来の型枠では、コンクリ
ートが固まった後に型枠を外すとき、座金8を介し補強
材(バタ)7を締付けているくさび9を、締結杆6の穴
から打出して、補強材(バタ)7を外す作業も、2人作
業となる。
ートが固まった後に型枠を外すとき、座金8を介し補強
材(バタ)7を締付けているくさび9を、締結杆6の穴
から打出して、補強材(バタ)7を外す作業も、2人作
業となる。
さらに型枠構築用のパネル1枚当りの重量が従来のもの
では、合板パネルでは10−20kg、鋼製パネル及び
樹脂パネルでは15kg、とされているため、決つして
軽量とは言えず、従来のパネルは、型枠の組立て及び解
体に際しての作業性がよいものとは言えないものとなっ
ている。
では、合板パネルでは10−20kg、鋼製パネル及び
樹脂パネルでは15kg、とされているため、決つして
軽量とは言えず、従来のパネルは、型枠の組立て及び解
体に際しての作業性がよいものとは言えないものとなっ
ている。
以上のような各種の事情があって、従来提供されて来た
パネルでもって構築されるコンクリート用型枠は、多大
の経費と作業者の高い熟練度と重労働とを要求するもの
となっている。
パネルでもって構築されるコンクリート用型枠は、多大
の経費と作業者の高い熟練度と重労働とを要求するもの
となっている。
この発明の目的とするところは、作業者に熟練度と重労
働を要求せず、これが相まって所要経費を大きく軽減さ
せることとする、新規なコンクリート用型枠構築用のパ
ネル装置を提供するにある。
働を要求せず、これが相まって所要経費を大きく軽減さ
せることとする、新規なコンクリート用型枠構築用のパ
ネル装置を提供するにある。
第2図以下に示す実施例について、この発明に係るコン
クリート用型枠構築用のパネル装置の構成を説明して行
くと、この発明に係るパネル装置は、第2−2G図に示
すパネル11A(以下、「Aパネル」と称する。
クリート用型枠構築用のパネル装置の構成を説明して行
くと、この発明に係るパネル装置は、第2−2G図に示
すパネル11A(以下、「Aパネル」と称する。
)と、第3−3D図に示すパネル11B(以下、「Bパ
ネル」と称する。
ネル」と称する。
)と、第4−4B図に示すパネル11C(以下、「Cパ
ネル」と称する。
ネル」と称する。
)との、3種類のパネル11A、 11B、 I
ICから成る。
ICから成る。
これらのパネル11A、IIB、IICは何れも、FR
P (ガラス繊維強化プラスチック)或はこれに代わる
ABS樹脂等の強靭なプラスチックから、外面周縁に周
壁12を有する箱型のものに、形成されている。
P (ガラス繊維強化プラスチック)或はこれに代わる
ABS樹脂等の強靭なプラスチックから、外面周縁に周
壁12を有する箱型のものに、形成されている。
各パネル11A、 11B、 I ICの外面上に
は、図示の場合には概して縦横にはしらせて適宜にリブ
13を一体形成してあり、これにより、パネル11A、
11B、 I ICを用いて後述のように型枠を
組立て、該型枠内にコンクリートを流し込んだときにパ
ネルIIA、IIB、IICが受ける最高の面圧、つま
り一般には鉄筋間に引掛かるコンクリートを密充填させ
るようにバイブレータを使用するときに受ける、例えば
3トン/m2といった面圧、に各パネルIIA、IIB
、11Cが耐えるように、該各パネルIIA、IIB。
は、図示の場合には概して縦横にはしらせて適宜にリブ
13を一体形成してあり、これにより、パネル11A、
11B、 I ICを用いて後述のように型枠を
組立て、該型枠内にコンクリートを流し込んだときにパ
ネルIIA、IIB、IICが受ける最高の面圧、つま
り一般には鉄筋間に引掛かるコンクリートを密充填させ
るようにバイブレータを使用するときに受ける、例えば
3トン/m2といった面圧、に各パネルIIA、IIB
、11Cが耐えるように、該各パネルIIA、IIB。
11Cに必要強度を有せしめである。
上記の3種類のパネル11A、 11B、 I I
Cのうち、AパネルIIAは、第2図に示す縦巾Laと
横巾Daとをそれぞ゛れ、La=720mm、 Da=
720mmとしである寸法のものに、Bパネル11Bは
、第3図に示す縦巾Lbと横巾Dbとをそれぞれ、Lb
= 720mm、 Db = 180mmとしである
寸法のものに、Cパネル11Cは、第4図に示す縦巾L
cと横巾Dcとをそれぞ゛れ、Lc=180mm、 D
c=180mmとしである寸法のものに、それぞれ形成
されている。
Cのうち、AパネルIIAは、第2図に示す縦巾Laと
横巾Daとをそれぞ゛れ、La=720mm、 Da=
720mmとしである寸法のものに、Bパネル11Bは
、第3図に示す縦巾Lbと横巾Dbとをそれぞれ、Lb
= 720mm、 Db = 180mmとしである
寸法のものに、Cパネル11Cは、第4図に示す縦巾L
cと横巾Dcとをそれぞ゛れ、Lc=180mm、 D
c=180mmとしである寸法のものに、それぞれ形成
されている。
各パネルIIA、IIB、IICの寸法が上記のように
設定されていることから、家屋建築に際し、第2図にA
パネルIIAに想像線で示す2個のBパネル1枚当と1
個のCパネル11Cを図示のように整列させて付加して
示すように、また第5図に上記状態のものに想像線で示
す1個のAパネル11Aと1個のBパネル11Bとを図
示のように整列させて附加して示すように、壁、天井、
床、柱等のための型枠に必要な寸法を、これらの3種類
のパネルIIA、IIB、IICを適当に組合せ配列す
ることで、確保できる。
設定されていることから、家屋建築に際し、第2図にA
パネルIIAに想像線で示す2個のBパネル1枚当と1
個のCパネル11Cを図示のように整列させて付加して
示すように、また第5図に上記状態のものに想像線で示
す1個のAパネル11Aと1個のBパネル11Bとを図
示のように整列させて附加して示すように、壁、天井、
床、柱等のための型枠に必要な寸法を、これらの3種類
のパネルIIA、IIB、IICを適当に組合せ配列す
ることで、確保できる。
各パネルIIA、IIB、IICの厚さは、例えば6m
mとされており、この厚さで、最大寸法のAパネル11
Aでも720mm X 720mmの大きさのものとさ
れていることから、材質がFRP等であることが相まっ
て、最大寸法のAパネルIIAでも1枚あたりの重量が
7kg程度となり、従来の合板パネルのIC−20kg
/枚といった重量及び従来の鋼製パネル及び樹脂パネル
の15kg/枚といった重量と比較して、これらのパネ
ルIIA、IIB、IICは、軽量で取扱い易く、作業
性のよいものとなっている。
mとされており、この厚さで、最大寸法のAパネル11
Aでも720mm X 720mmの大きさのものとさ
れていることから、材質がFRP等であることが相まっ
て、最大寸法のAパネルIIAでも1枚あたりの重量が
7kg程度となり、従来の合板パネルのIC−20kg
/枚といった重量及び従来の鋼製パネル及び樹脂パネル
の15kg/枚といった重量と比較して、これらのパネ
ルIIA、IIB、IICは、軽量で取扱い易く、作業
性のよいものとなっている。
パネルIIA、IIB、IICについて個別的に説明す
ると、先ず第2−2G図に示すAパネル11Aは、4隅
部の180mm X 180mmの正方形部の中心に締
結具挿通穴14を、成形時に形成しであるものに、構成
されている。
ると、先ず第2−2G図に示すAパネル11Aは、4隅
部の180mm X 180mmの正方形部の中心に締
結具挿通穴14を、成形時に形成しであるものに、構成
されている。
そして第2D図に明瞭に示すように、該AパネルIIA
の外面上には、この各締結具挿通穴14位置がら縦方向
にパネル11A外縁にまで延びる適当深さく例えば54
mm)の溝穴15を形成する1対のリブ13Sと、該各
締結具挿通穴14位置から横方向にパネル11A外縁に
まで延びる同様深さの溝穴15を形成する1対のリブ1
3Sと、図示の場合には斜め方向にはしって各締結具挿
通穴14位置へと延びている適当個数(図示の場合には
3個)の他のリブ13Tとを、パネルIIA成形時に一
体成形して設けである。
の外面上には、この各締結具挿通穴14位置がら縦方向
にパネル11A外縁にまで延びる適当深さく例えば54
mm)の溝穴15を形成する1対のリブ13Sと、該各
締結具挿通穴14位置から横方向にパネル11A外縁に
まで延びる同様深さの溝穴15を形成する1対のリブ1
3Sと、図示の場合には斜め方向にはしって各締結具挿
通穴14位置へと延びている適当個数(図示の場合には
3個)の他のリブ13Tとを、パネルIIA成形時に一
体成形して設けである。
AパネルIIAにおける中央部のリブ13は、第2 A
−2C図から見てとれるように、周壁1−2より低いも
のに形成されているが、上記の特別のリブ13S及び1
3Tは、周壁12と同一高さのものに形成されている。
−2C図から見てとれるように、周壁1−2より低いも
のに形成されているが、上記の特別のリブ13S及び1
3Tは、周壁12と同一高さのものに形成されている。
各リブ13,13S、13Tは、その高さ方向で上方側
から下方側にかけて肉厚を漸次大とするものに形成され
ており、また各リブ13,13S、13Tの下端部にお
いてAパネル11A外縁上には、第2D、2B図にリブ
135,13T下端部について示すように、若干の肉盛
り13aが施されている。
から下方側にかけて肉厚を漸次大とするものに形成され
ており、また各リブ13,13S、13Tの下端部にお
いてAパネル11A外縁上には、第2D、2B図にリブ
135,13T下端部について示すように、若干の肉盛
り13aが施されている。
そして特に、各締結具挿通穴14方向へと延びているリ
ブ13S、13Tの上端部には、第2D、2B図に示す
ように、締結具挿通穴14を中心とする、第2D図に一
点鎖線図示の仮想環状溝穴16の一部を構成している溝
穴17を、形成しである。
ブ13S、13Tの上端部には、第2D、2B図に示す
ように、締結具挿通穴14を中心とする、第2D図に一
点鎖線図示の仮想環状溝穴16の一部を構成している溝
穴17を、形成しである。
なお縦横のリブ13もしくは縦横のリブ13と周壁12
により仕切られている他の各正方形部の中心には、第2
F、2G図に示すようにパネル11A外縁上で周囲に肉
盛り18aされた穴18を、貫通形成しである。
により仕切られている他の各正方形部の中心には、第2
F、2G図に示すようにパネル11A外縁上で周囲に肉
盛り18aされた穴18を、貫通形成しである。
次に第3−3D図に示すBパネルIIBは、縦方向両端
の180mm X 180mmの正方形部の中心に締結
具挿通穴14を、成形時に形成しであるものに、構成さ
れている。
の180mm X 180mmの正方形部の中心に締結
具挿通穴14を、成形時に形成しであるものに、構成さ
れている。
そして該Bパネル11Bの外面上には、この各締結具挿
通穴14位置から縦方向にパネル11B外縁にまで延び
る適当深さ (例えば54mm)の溝穴15を形成する
1対のリブ13Sと、該締結具挿通穴14位置から横方
向の一方向及び他方向にパネル11B外縁にまで延びる
同様深さの2溝穴15を形成する1対宛のリブ13Sと
、図示の場合には斜め方向にはしって各締結具挿通穴1
4位置へと延びている適当個数(図示の場合には2個)
の他のリブ13Tとを、パネル11B成形時に一体成形
して設けである。
通穴14位置から縦方向にパネル11B外縁にまで延び
る適当深さ (例えば54mm)の溝穴15を形成する
1対のリブ13Sと、該締結具挿通穴14位置から横方
向の一方向及び他方向にパネル11B外縁にまで延びる
同様深さの2溝穴15を形成する1対宛のリブ13Sと
、図示の場合には斜め方向にはしって各締結具挿通穴1
4位置へと延びている適当個数(図示の場合には2個)
の他のリブ13Tとを、パネル11B成形時に一体成形
して設けである。
Bパネル11Bにおける中央部のリブ13も、周壁12
より低いものに形成されているが、上記の特別のリブ1
3S及び13Tは、周壁12と同一高さのものに形成さ
れており、またBパネルIIBにおける各リブ13,1
3S、13Tも、上方側から下方側にかけて肉厚を漸次
大とすると共に、下端部に肉盛り13aが施されである
ものに、形成されている。
より低いものに形成されているが、上記の特別のリブ1
3S及び13Tは、周壁12と同一高さのものに形成さ
れており、またBパネルIIBにおける各リブ13,1
3S、13Tも、上方側から下方側にかけて肉厚を漸次
大とすると共に、下端部に肉盛り13aが施されである
ものに、形成されている。
そして特に、AパネルIIAにおけると同様に、Bパネ
ルIIBの各締結具挿通穴14方向へと延びているリブ
13S、13Tの上端部には、第2D図に示すように、
締結具挿通穴14を中心とする一点鎖線図示の仮想環状
溝穴16の一部を形成している溝穴17を、形成しであ
る。
ルIIBの各締結具挿通穴14方向へと延びているリブ
13S、13Tの上端部には、第2D図に示すように、
締結具挿通穴14を中心とする一点鎖線図示の仮想環状
溝穴16の一部を形成している溝穴17を、形成しであ
る。
なおリブ13と周壁12により仕切られている他2個の
正方形部の中心には、AパネルIIAにおけると同様の
穴18を形成しである。
正方形部の中心には、AパネルIIAにおけると同様の
穴18を形成しである。
次に第4−4B図に示すCパネル11Cは、その中心に
締結具挿通穴14を、成形時に形成しであるものに、構
成されている。
締結具挿通穴14を、成形時に形成しであるものに、構
成されている。
そして該Cパネル11Cの外面上には、この締結具挿通
穴14位置から縦方向の一方向及び他方向にパネル11
C外縁にまで延びる適当深さく例えば54mm)の2溝
穴15を形成する1対宛のり113Sと、該締結具挿通
穴14位置から横方向の一方向及び他方向にパネル11
C外縁にまで延びる同様深さの2溝穴15を形成する1
対宛のリブ13Sとを、パネル11C成形時に一体成形
して設けである。
穴14位置から縦方向の一方向及び他方向にパネル11
C外縁にまで延びる適当深さく例えば54mm)の2溝
穴15を形成する1対宛のり113Sと、該締結具挿通
穴14位置から横方向の一方向及び他方向にパネル11
C外縁にまで延びる同様深さの2溝穴15を形成する1
対宛のリブ13Sとを、パネル11C成形時に一体成形
して設けである。
Cパネル11Cにおける、これらのリブ13Sは、周壁
12と高さを等しくされており、該各リブ13Sの上端
部には特に、第4B図に示すように、締結具挿通穴14
を中心とする一点鎖線図示の仮想環状溝穴16の一部を
構成している溝穴17を、Aパネル11A及びBパネル
11Bにおけると同様に、形成しである。
12と高さを等しくされており、該各リブ13Sの上端
部には特に、第4B図に示すように、締結具挿通穴14
を中心とする一点鎖線図示の仮想環状溝穴16の一部を
構成している溝穴17を、Aパネル11A及びBパネル
11Bにおけると同様に、形成しである。
Cパネル11Cにおけるリブ13Sも、上方側から下方
側にかけて肉厚を漸次大とすると共に、下端部に肉盛り
13aが施されであるものに、形成されている。
側にかけて肉厚を漸次大とすると共に、下端部に肉盛り
13aが施されであるものに、形成されている。
なお、各パネルIIA、IIB、IICの周壁12も、
その側内面側において上方側から下方側にかけ漸次、肉
厚を大とされ、側内面側下端部に肉盛り12aされてい
る (第6図参照)。
その側内面側において上方側から下方側にかけ漸次、肉
厚を大とされ、側内面側下端部に肉盛り12aされてい
る (第6図参照)。
次にこの発明に係るパネル装置を構成する上記のパネル
IIA、IIB、IICの使用方法を、説明する。
IIA、IIB、IICの使用方法を、説明する。
第5図に示すように該パネル11A。11B、IICを
配列して行った場合、第5,6図に示すように、隣接す
る2パネル11間で該2パネル11の前記溝穴15が直
列状に整列する。
配列して行った場合、第5,6図に示すように、隣接す
る2パネル11間で該2パネル11の前記溝穴15が直
列状に整列する。
第6−8図に示すように隣合う2パネル11の溝穴15
にまたがらせて位置決め板19が、嵌入される。
にまたがらせて位置決め板19が、嵌入される。
この位置決め板19は、FRP等より作製されていて、
溝穴15の深さと縦巾を等しくするものに形成されてお
り、且つ、第9,10図に取出して示すように、前記し
た締結具挿通穴14周囲でのパネル11A、11B、1
1a外面の盛上り部11a (第7図)に対応する欠除
部19aを下縁両側において形成されると共に、一側端
に両面方向に突出した係合部19bを設けである。
溝穴15の深さと縦巾を等しくするものに形成されてお
り、且つ、第9,10図に取出して示すように、前記し
た締結具挿通穴14周囲でのパネル11A、11B、1
1a外面の盛上り部11a (第7図)に対応する欠除
部19aを下縁両側において形成されると共に、一側端
に両面方向に突出した係合部19bを設けである。
この位置決め板19は、第6図に示すように、上記係合
部19bをリブ13S端に係合させ該板19横巾方向一
方向への変位を阻止した状態で、溝穴15内へと嵌入さ
れる。
部19bをリブ13S端に係合させ該板19横巾方向一
方向への変位を阻止した状態で、溝穴15内へと嵌入さ
れる。
また特に、各位置決め板190両側端近くの上端部には
、第9図に示すように、各パネル11A、 11B、
I ICの前記溝穴17に相当する溝穴20を形成
してあり、この溝穴20は、第6図に示すように、各パ
ネル11A、IIB、IICの溝穴17と円周方向にお
いて整列して該溝穴17と共に、前記仮想環状溝穴16
(第2D図、第3D図、第4D図)の一部を構成するも
のと、しである。
、第9図に示すように、各パネル11A、 11B、
I ICの前記溝穴17に相当する溝穴20を形成
してあり、この溝穴20は、第6図に示すように、各パ
ネル11A、IIB、IICの溝穴17と円周方向にお
いて整列して該溝穴17と共に、前記仮想環状溝穴16
(第2D図、第3D図、第4D図)の一部を構成するも
のと、しである。
第5,6図に示すようにパネルIIA、11B、IIC
を配置し連結してなる一側及び他側のパネル枠PF間に
所定の間隔を保持して該両パネル枠PF間を締結する手
段を、第7,8図について説明すると、先ず両側パネル
枠PF間に所定の間隔をおくためには、第7図に示すよ
うに、各側のパネル枠PFの内面に衝合する1対のナツ
ト部材(ピーコン)21を両側に螺合されたセパレータ
螺杆22が用いられる。
を配置し連結してなる一側及び他側のパネル枠PF間に
所定の間隔を保持して該両パネル枠PF間を締結する手
段を、第7,8図について説明すると、先ず両側パネル
枠PF間に所定の間隔をおくためには、第7図に示すよ
うに、各側のパネル枠PFの内面に衝合する1対のナツ
ト部材(ピーコン)21を両側に螺合されたセパレータ
螺杆22が用いられる。
上記したセパレータ螺杆21とナツト部材21とは、前
記の締結具挿通穴14位置において両側パネル枠PF間
に介装され、各ナツト部材21には、各側のパネル枠P
Fの外面側から比較的長尺の締結用螺杆23が、締結具
挿通穴14を通し先端側のねじ部23aにて螺合されて
いる。
記の締結具挿通穴14位置において両側パネル枠PF間
に介装され、各ナツト部材21には、各側のパネル枠P
Fの外面側から比較的長尺の締結用螺杆23が、締結具
挿通穴14を通し先端側のねじ部23aにて螺合されて
いる。
そして、この締結用螺杆23上には、該螺杆23を挿通
する挿通穴24aを形成しである金属板製のキャップ状
座金24を、設けである。
する挿通穴24aを形成しである金属板製のキャップ状
座金24を、設けである。
このキャップ状座金24は特に、第7図に示すように、
各パネル11A、 11B、 I ICにおけるリ
ブ13S、13Tの溝穴17と位置決め板19の溝穴2
0とに環状の端縁部を嵌入する直径のものに、構成され
ている。
各パネル11A、 11B、 I ICにおけるリ
ブ13S、13Tの溝穴17と位置決め板19の溝穴2
0とに環状の端縁部を嵌入する直径のものに、構成され
ている。
締結は、締結用螺杆23基端側のねじ部23bにナツト
部材25を、キャップ状座金24の外面側から螺合し、
該座金24の平らにされた頂面部24bに押付けること
で゛、行なわれている。
部材25を、キャップ状座金24の外面側から螺合し、
該座金24の平らにされた頂面部24bに押付けること
で゛、行なわれている。
すなわち、第6図から明らかなように、Aパネル11A
には2対のリブ13Sと3個のリブ13T並びに位置決
め板19(その個数は位置に応じ、最大で2個)が集合
している被締結部が4箇所、またBパネル11Bには3
対のリブ13Sと2個のリブ13T並びに位置決め板1
9 (その個数は位置に応じ、最大で3個)が集合して
いる被締結部が2箇所、さらにCパネル11Cには4対
のリブ13S並びに位置決め板19 (その個数は位置
に応じ、最大で4個)が集合している被締結部が1箇所
、それぞれ存在しているが、これらの被締結部において
そこに集合しているリブ13S、13T及び位置決め板
19の溝穴17,20にキャップ状座金24の環状端縁
部を嵌入して、該リブ13S、13T及び位置決め板1
9をキャップ状座金24で押えて、ナツト部材25によ
り締付けを行なっているのであり、この締付けによって
、両側のパネル枠PF間が固定される。
には2対のリブ13Sと3個のリブ13T並びに位置決
め板19(その個数は位置に応じ、最大で2個)が集合
している被締結部が4箇所、またBパネル11Bには3
対のリブ13Sと2個のリブ13T並びに位置決め板1
9 (その個数は位置に応じ、最大で3個)が集合して
いる被締結部が2箇所、さらにCパネル11Cには4対
のリブ13S並びに位置決め板19 (その個数は位置
に応じ、最大で4個)が集合している被締結部が1箇所
、それぞれ存在しているが、これらの被締結部において
そこに集合しているリブ13S、13T及び位置決め板
19の溝穴17,20にキャップ状座金24の環状端縁
部を嵌入して、該リブ13S、13T及び位置決め板1
9をキャップ状座金24で押えて、ナツト部材25によ
り締付けを行なっているのであり、この締付けによって
、両側のパネル枠PF間が固定される。
そして図示の場合には、各締結用螺杆23の外端部を角
形部23Cに形成して、コンクリートの硬化後に型枠を
解体するとき、該角形部23Cにラセット等の工具を外
挿して締結用螺杆23を廻わし、もって該螺杆23を内
側のナツト部材21から螺し外して一挙に抜取り得るよ
うに、図っている。
形部23Cに形成して、コンクリートの硬化後に型枠を
解体するとき、該角形部23Cにラセット等の工具を外
挿して締結用螺杆23を廻わし、もって該螺杆23を内
側のナツト部材21から螺し外して一挙に抜取り得るよ
うに、図っている。
なお図示のパネル装置におけるAパネルIIAとBパネ
ルIIBとには、前記した穴18を形成しであるから、
該穴18と各パネルIIA、11B、IICの締結具挿
通穴14とを利用して、第1図に図示し先に説明した従
来の締結方式によっても、型枠を構築できることとなっ
ている。
ルIIBとには、前記した穴18を形成しであるから、
該穴18と各パネルIIA、11B、IICの締結具挿
通穴14とを利用して、第1図に図示し先に説明した従
来の締結方式によっても、型枠を構築できることとなっ
ている。
なお型枠のコーナ部を形成するために、図示の場合には
、次のような補助的なパネルと補助的な位置決め板とが
、設けられている。
、次のような補助的なパネルと補助的な位置決め板とが
、設けられている。
すなわち、補助的なパネルとしては、第11図に示すD
パネル11Dと第12図に示すEパネル11Eとが、ま
た補助的な位置決め板としては、第13図、第14図及
び第15図にそれぞれ示す位置決め板26.27及び2
8が、それぞれ設けられている。
パネル11Dと第12図に示すEパネル11Eとが、ま
た補助的な位置決め板としては、第13図、第14図及
び第15図にそれぞれ示す位置決め板26.27及び2
8が、それぞれ設けられている。
第11図に示すDパネル11Dは、街中Ldと横巾Dd
とをそれぞ゛れ、団=720mm、 Dd=60mmと
しである寸法のもので、前記したBパネルIIBの横巾
を3分の1に縮小した構成のものと、されている。
とをそれぞ゛れ、団=720mm、 Dd=60mmと
しである寸法のもので、前記したBパネルIIBの横巾
を3分の1に縮小した構成のものと、されている。
また第12図に示すEパネル11Eは、街中Leと横巾
Deとをそれぞ゛れ、Le=180mm、 De=60
mmとしである寸法のもので、前記したCパネル11C
の横巾を3分の1に縮小した構成のものと、されている
。
Deとをそれぞ゛れ、Le=180mm、 De=60
mmとしである寸法のもので、前記したCパネル11C
の横巾を3分の1に縮小した構成のものと、されている
。
他方、第13図に示す位置決め板26は、前記した位置
決め板19が、パネルIIA、IIB。
決め板19が、パネルIIA、IIB。
11Cの配列状態で隣合うパネル間にまたがる溝穴15
長に相当して横巾を180mmより若干小さい約166
mmとされていたのに対し、図示のように直角に屈曲す
る形状であって横巾Xa X Yaを、150mm X
150mmより若干小さい約137mm X 137
mmの寸法のものに、形成されており、またこの位置決
め板26の、溝穴15に嵌入する街中Zaは、溝穴15
深さより若干小さくされていて、該板26の溝穴20は
、相当して前記溝穴20よりも若干浅さくされている。
長に相当して横巾を180mmより若干小さい約166
mmとされていたのに対し、図示のように直角に屈曲す
る形状であって横巾Xa X Yaを、150mm X
150mmより若干小さい約137mm X 137
mmの寸法のものに、形成されており、またこの位置決
め板26の、溝穴15に嵌入する街中Zaは、溝穴15
深さより若干小さくされていて、該板26の溝穴20は
、相当して前記溝穴20よりも若干浅さくされている。
第13図において26a、26bはそれぞれ、前記欠除
部19a及び係合部19bに相当する欠除部及び係合部
である。
部19a及び係合部19bに相当する欠除部及び係合部
である。
また第14図に示す位置決め板27は、横巾Xb x
Ybが、150mm X 90mmよりも若干小さい約
137mm X 77mmである、直角に屈曲する形状
のものとされていて、前記溝穴15深さに相当する街中
zbを有し、前記同様の溝穴20を形成されると共に、
前記欠除部19a及び係合部19b相当の欠除部27a
及び係合部27bを形成されている。
Ybが、150mm X 90mmよりも若干小さい約
137mm X 77mmである、直角に屈曲する形状
のものとされていて、前記溝穴15深さに相当する街中
zbを有し、前記同様の溝穴20を形成されると共に、
前記欠除部19a及び係合部19b相当の欠除部27a
及び係合部27bを形成されている。
さらに第15図に示す位置決め板28は、横巾Xc x
Ycが、90mm X 90mmより若干小さい約7
7mm X77mmである、直角に屈曲する形状のもの
とされていて、前記溝穴15深さに相当する街中Zcを
有し、前記同様の溝穴20を形成されると共に、前記欠
除部19a及び係合部19bに相当する欠除部28a及
び係合部28bを形成されている。
Ycが、90mm X 90mmより若干小さい約7
7mm X77mmである、直角に屈曲する形状のもの
とされていて、前記溝穴15深さに相当する街中Zcを
有し、前記同様の溝穴20を形成されると共に、前記欠
除部19a及び係合部19bに相当する欠除部28a及
び係合部28bを形成されている。
補助的なパネル11D、11Eは、第16,18.19
図にDパネル11Dについて例示するように、コーナ部
において他パネルIIA、11B、IICの寸法を補完
して該コーナ部を形成するように用いられる。
図にDパネル11Dについて例示するように、コーナ部
において他パネルIIA、11B、IICの寸法を補完
して該コーナ部を形成するように用いられる。
また補助的な位置決め板26は、コーナ部において直交
するパネル間を位置決めするのに、第16.17図に例
示するように出入隅両用のものとして、用いられる。
するパネル間を位置決めするのに、第16.17図に例
示するように出入隅両用のものとして、用いられる。
他の補助的な位置決め板27.28はそれぞれ、第19
゜18図に例示するように、Dパネル11D或はEパネ
ル11Eを一方に用いて形成されたコーナ部において、
直交するパネル枠間を位置決めするのに、用いられる。
゜18図に例示するように、Dパネル11D或はEパネ
ル11Eを一方に用いて形成されたコーナ部において、
直交するパネル枠間を位置決めするのに、用いられる。
以上のようであって、この発明に係るパネル装置を用い
て構築される図示コンクリート用型枠は、各側のパネル
枠PFを、パネルIIA、11B、IICを位置決め板
19を用いて位置決めしつつ連結する作業と、両側のパ
ネル枠PF間を間隔付けて締結する作業とを、適当に繰
返しつつ構築できるものとなっており、なおコーナ部が
あるときは、上述したような態様で該コーナ部が形成構
築される。
て構築される図示コンクリート用型枠は、各側のパネル
枠PFを、パネルIIA、11B、IICを位置決め板
19を用いて位置決めしつつ連結する作業と、両側のパ
ネル枠PF間を間隔付けて締結する作業とを、適当に繰
返しつつ構築できるものとなっており、なおコーナ部が
あるときは、上述したような態様で該コーナ部が形成構
築される。
前記したところから明らかなように、この発明のコンク
リート用型枠構築用のパネル装置は、外面上に適宜にリ
ブ13を形成しである、ガラス繊維強化プラスチック等
のプラスチック製の箱形パネル11であって次の3種類
のパネルIIA、11B、11Cより成るものである。
リート用型枠構築用のパネル装置は、外面上に適宜にリ
ブ13を形成しである、ガラス繊維強化プラスチック等
のプラスチック製の箱形パネル11であって次の3種類
のパネルIIA、11B、11Cより成るものである。
A 縦720mm、横720mmの寸法を有し、4隅部
の180mm X 180mmの正方形部の中心に締結
具挿通穴14を有すると共に、外面上に、該各締結具挿
通穴14位置から縦方向にパネルIIA外縁にまで延び
る適当深さの溝穴15を形成する1対のリブ13S、及
び該各締結具挿通穴14位置から横方向にパネル11B
外縁にまで延びる適当深さの溝穴15を形成する1対の
リブ13S、並びに該各締結具挿通穴14位置へと延び
ている他のリブ13Tを、それぞれ有するパネル11A
0 B 縦720mm、横180mmの寸法を有し、縦方向
両端の180mm X 180mmの正方形部の中心に
締結具挿通穴14を有すると共に、外面上に、該各締結
具挿通穴14位置から縦方向にパネル11B外縁にまで
延びる適当深さの溝穴15を形成する1対のリブ13S
、及び該各締結具挿通穴14位置から横方向の一方向及
び他方向にパネル11B外縁にまで延びる適当深さの2
溝穴15を形成する1対宛のり113S、並びに該各締
結具挿通穴14位置へと延びている他のリブ13Tを、
それぞれ有するパネルIIB。
の180mm X 180mmの正方形部の中心に締結
具挿通穴14を有すると共に、外面上に、該各締結具挿
通穴14位置から縦方向にパネルIIA外縁にまで延び
る適当深さの溝穴15を形成する1対のリブ13S、及
び該各締結具挿通穴14位置から横方向にパネル11B
外縁にまで延びる適当深さの溝穴15を形成する1対の
リブ13S、並びに該各締結具挿通穴14位置へと延び
ている他のリブ13Tを、それぞれ有するパネル11A
0 B 縦720mm、横180mmの寸法を有し、縦方向
両端の180mm X 180mmの正方形部の中心に
締結具挿通穴14を有すると共に、外面上に、該各締結
具挿通穴14位置から縦方向にパネル11B外縁にまで
延びる適当深さの溝穴15を形成する1対のリブ13S
、及び該各締結具挿通穴14位置から横方向の一方向及
び他方向にパネル11B外縁にまで延びる適当深さの2
溝穴15を形成する1対宛のり113S、並びに該各締
結具挿通穴14位置へと延びている他のリブ13Tを、
それぞれ有するパネルIIB。
C縦180rnrr+、横180mmの寸法を有し、中
心に締結具挿通穴14を有すると共に、外面上に、該締
結具挿通穴14位置から縦方向の一方向及び他方向にパ
ネル11C外縁にまで延びる適当深さの2溝穴15を形
成する1対宛のリブ13S、及び該締結具挿通穴14位
置から横方向の一方向及び他方向にパネル11C外縁に
まで延びる適当深さの2溝穴15を形成する1対宛のリ
ブ135を、それぞれ有するパネル11C0そして、こ
のように構成されたパネル装置は、先に説明したように
これを用いて、コンクリート用型枠を構築できるものと
なっている。
心に締結具挿通穴14を有すると共に、外面上に、該締
結具挿通穴14位置から縦方向の一方向及び他方向にパ
ネル11C外縁にまで延びる適当深さの2溝穴15を形
成する1対宛のリブ13S、及び該締結具挿通穴14位
置から横方向の一方向及び他方向にパネル11C外縁に
まで延びる適当深さの2溝穴15を形成する1対宛のリ
ブ135を、それぞれ有するパネル11C0そして、こ
のように構成されたパネル装置は、先に説明したように
これを用いて、コンクリート用型枠を構築できるものと
なっている。
この発明のパネル装置は、パネルIIA、11B、II
CをFRP等のプラスチック製のものとすると共に、最
大寸法のパネル11Aでも720×720mmの大きさ
のものとしであることから、該パネルIIAでも1枚当
りの重量が7kg程度におさえられ、このため、パネル
IIA、IIB、11Cが従来のものよりずっと軽量で
取扱い易く、作業性のよいものとなっている。
CをFRP等のプラスチック製のものとすると共に、最
大寸法のパネル11Aでも720×720mmの大きさ
のものとしであることから、該パネルIIAでも1枚当
りの重量が7kg程度におさえられ、このため、パネル
IIA、IIB、11Cが従来のものよりずっと軽量で
取扱い易く、作業性のよいものとなっている。
また該パネル11A、IIB、IICはそれ自体に、コ
ンクリート側から作用する面圧に対抗する強度を有せし
めてあって、従来のパネルを用いて構築される型枠で強
度確保のために設けられる重量大々補強材(バタ)を必
要としないものとなっており、このため、この発明に係
るパネル装置を用いてコンクリート用型枠を構築すると
きは、従来のパネル使用時と比較して格段に、作業がし
易く作業能率が向上する。
ンクリート側から作用する面圧に対抗する強度を有せし
めてあって、従来のパネルを用いて構築される型枠で強
度確保のために設けられる重量大々補強材(バタ)を必
要としないものとなっており、このため、この発明に係
るパネル装置を用いてコンクリート用型枠を構築すると
きは、従来のパネル使用時と比較して格段に、作業がし
易く作業能率が向上する。
さらにこの発明のパネル装置は、各パネルIIA、II
B、IICの外面側に形成しである溝穴15を利用し、
隣合う2パネルの溝穴15にまたがらせて前記のような
位置決め板19を嵌入し、その後にリブ13S、13T
と該位置決め板19とを押えて締結を行なうと、隣合う
2パネル間の正しい位置決め固定が自ら得られるものと
なっていることから、パネルの整列配置を確保して固定
を行なう作業に熟練を要求しない。
B、IICの外面側に形成しである溝穴15を利用し、
隣合う2パネルの溝穴15にまたがらせて前記のような
位置決め板19を嵌入し、その後にリブ13S、13T
と該位置決め板19とを押えて締結を行なうと、隣合う
2パネル間の正しい位置決め固定が自ら得られるものと
なっていることから、パネルの整列配置を確保して固定
を行なう作業に熟練を要求しない。
またFRP等より成るパネルIIA、IIB、IICは
勿論、これを多数回、繰返して使用できる。
勿論、これを多数回、繰返して使用できる。
また特に、最大寸法のパネルIIAを、720mmX
720mmの寸法のものとして、縦、横対称のものに形
成していることから、該パネル11Aを例えば900m
m X 720mmのものとするような場合と比較して
、最大寸法パネルIIAの成形が容易となるのはもとよ
り、使用に際し、縦、横を選択して用いる必要がなく、
作業性が高められることとなる。
720mmの寸法のものとして、縦、横対称のものに形
成していることから、該パネル11Aを例えば900m
m X 720mmのものとするような場合と比較して
、最大寸法パネルIIAの成形が容易となるのはもとよ
り、使用に際し、縦、横を選択して用いる必要がなく、
作業性が高められることとなる。
以上のようであるから、この発明のコンクリート用型枠
構築用のパネル装置は、これを用いてのコンクリート用
型枠構築に際し、作業者に熟練度と重労働を要求せず、
また型枠のための所要経費を大きく軽減させるものと、
なっている。
構築用のパネル装置は、これを用いてのコンクリート用
型枠構築に際し、作業者に熟練度と重労働を要求せず、
また型枠のための所要経費を大きく軽減させるものと、
なっている。
第1図は従来パネルとその使用例を示す断面図、第2図
はこの発明の一実施例における第1の種類のパネルを示
す側面図、第2A図、第2B図及び第2C図はそれぞれ
、第2図のII A −II A線、II B =II
B線及びlIC−lIC線に沿う断面図、第2D図は
第2図のIID部の拡大図、第2E図は第2D図のII
E −II E線に沿う断面図、第2F図は第2図の
IIF部の拡大図、第2G図は第2F図のII G −
II G線に沿う断面図、第3図は同一実施例における
第2の種類のパネルを示す側面図、第3A図、第3B図
及び第3C図はそれぞれ、第3図のIIIA−IIIA
線、III B −III B線及びIIIC−III
C線に沿う断面図、第3D図は第3図のllID部の拡
大図、第4図は同一実施例における第3の種類のパネル
を示す側面図、第4A図は第4図のIVA−IVA線に
沿う断面図、第4B図は第4図のIVB部の拡大図、第
5図は同一実施例を用いてパネル枠を形成する場合のパ
ネル配置例を示す側面図、第6図は第5図の一部を拡大
して示す側面図、第7図は同一実施例の使用状態を示す
一部欠截縦断面図、第8図は第7図のvm −van線
に沿う断面図、第9図はパネル使用時に関連して用いら
れる一部材の側面図、第10図は第9図のX−X矢視図
、第11図及び第12図はそれぞれ、同一実施例におけ
る補助的なパネルを示す側面図、第13図、第14図及
び第15図はそれぞれ、パネル使用時に関連して用いら
れる補助的な部材を示す側面図、第16図、第17図、
第18図及び第19図はそれぞれ、同実施例の使用状態
を示す概略斜視図である。 11A、IIB、IIC・・・・・・パネル、12・・
・・・・周壁、13,13S、13T・・・・・・リブ
、14・・・・・・締結具挿通穴、15・・・・・・溝
穴、16・・・・・・仮想環状溝穴、17・・・・・・
溝穴、19・・・・・・位置決め板、20・・・・・・
溝穴、21・・・・・・ナツト部材、22・・・・・・
セパレータ螺杆、23・・・・・・締結用螺杆、24・
・・・・・キャップ状座金、25・・・・・・ナツト部
材。
はこの発明の一実施例における第1の種類のパネルを示
す側面図、第2A図、第2B図及び第2C図はそれぞれ
、第2図のII A −II A線、II B =II
B線及びlIC−lIC線に沿う断面図、第2D図は
第2図のIID部の拡大図、第2E図は第2D図のII
E −II E線に沿う断面図、第2F図は第2図の
IIF部の拡大図、第2G図は第2F図のII G −
II G線に沿う断面図、第3図は同一実施例における
第2の種類のパネルを示す側面図、第3A図、第3B図
及び第3C図はそれぞれ、第3図のIIIA−IIIA
線、III B −III B線及びIIIC−III
C線に沿う断面図、第3D図は第3図のllID部の拡
大図、第4図は同一実施例における第3の種類のパネル
を示す側面図、第4A図は第4図のIVA−IVA線に
沿う断面図、第4B図は第4図のIVB部の拡大図、第
5図は同一実施例を用いてパネル枠を形成する場合のパ
ネル配置例を示す側面図、第6図は第5図の一部を拡大
して示す側面図、第7図は同一実施例の使用状態を示す
一部欠截縦断面図、第8図は第7図のvm −van線
に沿う断面図、第9図はパネル使用時に関連して用いら
れる一部材の側面図、第10図は第9図のX−X矢視図
、第11図及び第12図はそれぞれ、同一実施例におけ
る補助的なパネルを示す側面図、第13図、第14図及
び第15図はそれぞれ、パネル使用時に関連して用いら
れる補助的な部材を示す側面図、第16図、第17図、
第18図及び第19図はそれぞれ、同実施例の使用状態
を示す概略斜視図である。 11A、IIB、IIC・・・・・・パネル、12・・
・・・・周壁、13,13S、13T・・・・・・リブ
、14・・・・・・締結具挿通穴、15・・・・・・溝
穴、16・・・・・・仮想環状溝穴、17・・・・・・
溝穴、19・・・・・・位置決め板、20・・・・・・
溝穴、21・・・・・・ナツト部材、22・・・・・・
セパレータ螺杆、23・・・・・・締結用螺杆、24・
・・・・・キャップ状座金、25・・・・・・ナツト部
材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外面上に適宜にリブを形成して補強しである、ガラ
ス繊維強化プラスチック等のプラスチック製の箱形パネ
ルであって次の3種類のパネルより成る、コンクリート
用型枠構築用のパネル装置。 A 縦720mm、横720mmの寸法を有し、4隅部
の180mm X 180mmの正方形部の中心に締結
具挿通穴を有すると共に、外面上に、該各締結具挿通穴
位置から縦方向にパネル外縁にまで延びる適当深さの溝
穴を形成する1対のリブ、及び該各締結具挿通穴位置か
ら横方向にパネル外縁にまで延びる適当深さの溝穴を形
成する1対のリブ、並びに該各締結具挿通穴位置へと延
びている他のリブを、それぞれ有するパネル。 B 縦720mm、横180mmの寸法を有し、縦方向
両端の180mm X 180mmの正方形部の中心に
締結具挿通穴を有すると共に、外面上に、該各締結具挿
通穴位置から縦方向にパネル外縁にまで延びる適当深さ
の溝穴を形成する1対のリブ、及び該各締結具挿通穴位
置から横方向の一方向及び他方向にパネル外縁にまで延
びる適当深さの2溝穴を形成する1対宛のリブ、並びに
該各締結具挿通穴位置へと延びている他のリブを、それ
ぞれ有するパネル。 C縦180mm、横180mmの寸法を有し、中心に締
結具挿通穴を有すると共に、外面上に、該締結具挿通穴
位置から縦方向の一方向及び他方向にパネル外縁にまで
延びる適当深さの2溝穴を形成する1対宛のリブ、及び
該締結具挿通穴位置から横方向の一方向及び他方向にパ
ネル外縁にまで延びる適当深さの2溝穴を形成する1対
宛のリブを、それぞれ有するパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54161305A JPS5953979B2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | コンクリ−ト用型枠構築用のパネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54161305A JPS5953979B2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | コンクリ−ト用型枠構築用のパネル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5685063A JPS5685063A (en) | 1981-07-10 |
JPS5953979B2 true JPS5953979B2 (ja) | 1984-12-27 |
Family
ID=15732575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54161305A Expired JPS5953979B2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | コンクリ−ト用型枠構築用のパネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953979B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63184780U (ja) * | 1986-06-02 | 1988-11-28 | ||
JPH0241982U (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-22 | ||
AP100A (en) * | 1989-05-24 | 1990-10-09 | Hendrik Petrus Botes | Shuttering for use in building construction. |
JPH0681776U (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-22 | 株式会社フェイス | 収録用製本及びその収録用シート状物 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1317235B1 (it) * | 2000-04-12 | 2003-05-27 | Riccardo Bailetti | Dispositivo di bloccaggio per casseforme |
-
1979
- 1979-12-11 JP JP54161305A patent/JPS5953979B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63184780U (ja) * | 1986-06-02 | 1988-11-28 | ||
JPH0241982U (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-22 | ||
AP100A (en) * | 1989-05-24 | 1990-10-09 | Hendrik Petrus Botes | Shuttering for use in building construction. |
JPH0681776U (ja) * | 1993-05-11 | 1994-11-22 | 株式会社フェイス | 収録用製本及びその収録用シート状物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5685063A (en) | 1981-07-10 |
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