JPH04128940U - 自動車の長尺物用収納袋 - Google Patents

自動車の長尺物用収納袋

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JPH04128940U
JPH04128940U JP1991043673U JP4367391U JPH04128940U JP H04128940 U JPH04128940 U JP H04128940U JP 1991043673 U JP1991043673 U JP 1991043673U JP 4367391 U JP4367391 U JP 4367391U JP H04128940 U JPH04128940 U JP H04128940U
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JP
Japan
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bag
frame
storage bag
partition board
long
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JP1991043673U
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JP2545993Y2 (ja
Inventor
末博 渡辺
康良 森
茂 藤野
Original Assignee
関東自動車工業株式会社
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Publication date
Application filed by 関東自動車工業株式会社 filed Critical 関東自動車工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の長尺物用収納袋の挿入口を利用し
て、簡単な構造でラッゲージルーム内と物を出入れ可能
にする。 【構成】 畳まれた袋3が車両前方へ延ばされるように
枠体10に装着し、パーティションボード1の挿入口の
上下端部分に、枠体10の上下の端部をそれぞれスライ
ド可能にガイドするレール20を配置する。このレール
は、枠体10を側方へスライドさせて挿入口を開口させ
るように延長されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、センタアームレストの背後に位置したパーティションボードの挿入 口に、畳まれた袋を配置しておくことにより、センタアームレストをクッション 部へ倒した状態でラッゲージルームから挿入口を通して袋へスキー等の長尺物を 挿入するようになった自動車の長尺物用収納袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような長尺物用袋を可倒式のシートバックの背後に設けたラッゲージルー ムからの収納具は、実開平1ー120432により周知である。また、図3及び 図4に示すように、可倒式のセンタアームレストの背後にスキー袋を設けたのも 周知である。即ち、リヤシート9の背後の車室内とラッゲージルーム間を仕切る パーティションボード1におけるセンタアームレスト4の背後に位置した挿入口 2に、畳まれた可撓性の袋3を配置しておくことにより、図4に示すように、セ ンタアームレスト4をクッション部へ前倒させた状態でラッゲージルームから挿 入口2を通して袋3へこの袋を車両前方へ延ばしてスキー具を挿入するようにな っている。さらに、実開平2ー12103により、センタアームレストの前倒状 態のままでその内部を通って長尺物用収納袋を延ばすようになったのも周知であ る。さらに、このような袋を備えることなく、ラッゲージルームと車室内間を連 通させる所謂トランクスルー構造も種々周知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、長尺物の収納袋への挿入口に、車室内へ完全に開口するトラン クスルー機能を兼ねさせたのは存在していなかった。 本考案は、このような点に鑑みて、構造を複雑にしないように、車室内側から 袋付の長尺物挿入口を通してラッゲージルーム内と物を出入れ可能にする自動車 の長尺物用収納袋を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車室内とラッゲージルーム間を仕切るパーティションボードにおけ るセンタアームレストの背後に位置した挿入口に、畳まれた可撓性の袋を配置し ておくことにより、可倒式のセンタアームレストをクッション部へ前倒しした状 態でラッゲージルームから挿入口を通して袋を車両前方へ延ばして長尺物を挿入 するようになった自動車の長尺物用収納袋において、前述の目的を達成するため に、畳まれた袋が車両前方へ延ばされるように枠体に装着し、挿入口の上下端の パーティションボード部分に、枠体の上下の端部をそれぞれスライド可能にガイ ドするレールを配置し、このレールが、枠体を側方へスライドさせて挿入口を開 口させるように、側方へ延長されたことを特徴としている。
【0005】
【作用】
通常状態では、袋を装着された枠体が挿入口を閉鎖している。長尺物を収納す る場合、センタアームレストを前倒させ、長尺物をラッゲージルームから挿入口 へ挿入し、畳まれた袋を延ばしつつ袋内に収納する。枠体をレールに沿って側方 へスライドさせると、挿入口が開口する。
【0006】
【実施例】
図1〜図2には、本考案の一実施例による自動車のスキー収納袋を示すもので 、前述の従来例と同一もしくは同等部分は同一符号で示す。図1において、10 は袋3が装着される枠体であり、この袋の基端部が固定されることにより可撓性 で車両前方へ引出し可能に畳まれている。この枠体は、スキー具の挿入口2に対 応した大きさの方形状であり、上下の端部にはガイド板13が形成されている。 挿入口2の上下の端部のパーティションボード部分には、上下のガイド板13を それぞれスライド可能にガイドするレール20が取付けられている。このレール は、枠体10の横幅に相当する長さだけそのままパーティションボード1に沿っ て車幅方向へ延長されている。
【0007】 パーティションボード1におけるレール20の延長部分20aの背後は、スラ イドしてきた枠体10を収納し、かつ背後をカバーするように凹部25が形成さ れている。枠体10の一方の側部には、スライド操作用のハンドル15が取付け られている。
【0008】 通常状態では、ガイド板13がレール20に装着された状態で挿入口2を閉鎖 している。また、枠体10の側面14で凹部25の枠体挿入口22を塞いでいる 。袋3の前面12は、パーティションボードとほぼ同一面になっている。スキー 収納袋を使用する場合、従来と同様にセンタアームレスト4を倒して、図4に示 すように、ラッゲージルーム内から袋3を延ばしつつスキー具を挿入する。一方 、車室内からラッゲージルーム内と物を出入れしたい場合、センタアームレスト 4を前倒させると共に、ハンドル15で枠体10を凹部25へスライドさせて挿 入口2を開口させ、車室内及びラッゲージルーム間を連通状態にする。通常位置 へ戻す場合、ハンドル15を引いて閉鎖位置にスライドさせる。
【0009】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、袋が挿入口を塞いでいる通常状態で従来と同様な方法 でラッゲージルーム内からスキー等の長尺物を挿入できる。一方、枠体をレール に沿ってスライドさせると、挿入口が開口し、車室内からラッゲージルーム内と 物を出入れできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるスキー収納袋の分解斜
視図である。
【図2】同スキー収納袋の要部を示すもので、同図Aは
組付け状態での図1のA−A線断面図、同図Bは同様に
組付け状態での図1のB−B線断面図である。
【図3】従来のスキー収納袋を示す斜視図である。
【図4】図3のスキー収納袋の使用状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 パーティションボード 2 挿入口 3 袋 4 センタアームレスト 10 枠体 13 ガイド板 20 レール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内とラッゲージルーム間を仕切るパ
    ーティションボードにおけるセンタアームレストの背後
    に位置した挿入口に、畳まれた可撓性の袋を配置してお
    くことにより、可倒式のセンタアームレストをクッショ
    ン部へ前倒させた状態でラッゲージルームから挿入口を
    通して袋を車両前方へ延ばして長尺物を挿入するように
    なった自動車の長尺物用収納袋において、畳まれた袋を
    車両前方へ延ばされるように枠体に装着し、挿入口の上
    下端のパーティションボード部分に、前記枠体の上下の
    端部をそれぞれスライド可能にガイドするレールを配置
    し、このレールが、前記枠体を側方へスライドさせて前
    記挿入口を開口させるように、側方へ延長されたことを
    特徴とする自動車の長尺物用収納袋。
JP1991043673U 1991-05-16 1991-05-16 自動車の長尺物用収納袋 Expired - Lifetime JP2545993Y2 (ja)

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JPH04128940U true JPH04128940U (ja) 1992-11-25
JP2545993Y2 JP2545993Y2 (ja) 1997-08-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009119906A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Kanto Auto Works Ltd 車両用自転車固定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009119906A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Kanto Auto Works Ltd 車両用自転車固定装置

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JP2545993Y2 (ja) 1997-08-27

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