JPH04128843A - 露光用マスク製作方法 - Google Patents

露光用マスク製作方法

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Publication number
JPH04128843A
JPH04128843A JP2251115A JP25111590A JPH04128843A JP H04128843 A JPH04128843 A JP H04128843A JP 2251115 A JP2251115 A JP 2251115A JP 25111590 A JP25111590 A JP 25111590A JP H04128843 A JPH04128843 A JP H04128843A
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JP
Japan
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resist
photosensitive resist
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transparent
light
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JP2251115A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Kawabata
川畑 敏明
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof
    • G03F1/29Rim PSM or outrigger PSM; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/26Phase shift masks [PSM]; PSM blanks; Preparation thereof

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a 要) 位相シフト領域を有する露光用マスク製作方法に関し、 透明実パターン領域とその周囲の位相シフトパターン領
域を精度良く形成することを目的とし、透明基板表面に
積層した遮光膜の上に、感度の小さな順で感光性レジス
トを複数層形成する工程と、前記透明基板を薄層化する
領域の露光量を多くするとともに、前記遮光膜のみを除
去する領域の露光量を少なくして前記レジストを露光し
た後に、前記レジストを現像して内周面が階段状となる
窓を形成する工程と、該窓を通して前記透明基板の上層
に到る深さまでエツチングする工程と、前記レジストを
薄層化して前記窓を段階的に広げる工程と、前記窓を広
げることにより露出した前記遮光膜をエツチングする工
程とを含み構成する。
〔産業上の利用分野] 本発明は、露光用マスク製作方法に関し、より詳しくは
、位相シフト領域を有する露光用マスク製作方法に関す
る。
〔従来の技術] 半導体装置における素子や配線のパターン等を形成する
場合には、被加工膜の上にフォトレジストを塗布した後
に、露光用マスクを使用してフォトレジストに潜像を形
成することが行われている。
ところで、レチクル等の露光用マスクに紫外光を透過し
、これを等倍、あるいは縮小して半導体基板上のフォト
レジストに照射するが、露光用マスクは、第3図に示す
ように、透明基板31とその上に形成された遮光実パタ
ーン30から構成されるため、紫外線が遮光実パターン
30の側部をJJする際に回折して広がり、この状態で
フォトレジストRに照射されることになる。
このため、フォトレジストRに形成される潜像パターン
のコントラストが悪くなり、転写パターンに細り又は太
りが生しることになる。
これを解決するために、遮光実パターン30の周縁にお
いて光の位相を180°シフトさせ、遮光実パターン3
0周辺で回折する光を打ち消してコントラストを向上さ
せることがk[されており、位相をシフトする方法とし
ては、遮光実パターン30周縁のガラス基板31の膜厚
を変えるようにしたものがある。
このような露光用マスクを形成する方法の一例を上げる
と、第3図に示すようになる。
まず、ガラス基板31にクロムM32を形成し、この上
に第一のポジ型EBレジスト33を塗布した後に、透明
実パターンを形成する領域aとその周辺の狭い領域すに
電子線を照射して潜像を形成し、ついでレジスト33を
現像し、電子線を照射した領域に窓34を形成する(第
3111(b))。
そして、このレジスト33をマスクにして、窓34から
露出したクロム膜32を選択的にエツチングし、これに
より開口部35を形成する(第3図(C))。この後に
、レジスト33を灰化する。
次に、第二のEBレジスト36を塗布してから、透明実
パターン形成領域aにあるEBレジスト36に電子ビー
ムを照射する。そして、EBレジスト33を現像して透
明実パターン形成領域aに窓37を形成してガラス基板
31の一部を露出する一方、その周辺のガラス基板31
をレジスト36で覆った状態にしておく(第3図(d)
)。
この状態で、透明実パターン形成領域aのガラス基板3
1をエツチングして薄層化しく第3図(e))、ついで
第二〇EBレジスト36を灰化すれば、透明実パターン
形成領域aの周辺に位相シフトバター・ンが形成される
この場合、透明実パターン形成令頁域aの透明基板31
は、薄層化されない令頁域に比べて紫外線が180°反
転して透過するような深さにする。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような工程によって露光用マスクを形成す
る場合には、第一のEBレジスト33の露光から第二〇
EBレジスト36の露光の間に、ガラス基Fj、31を
移動させてエツチング等の処理を行うために、2度目の
露光の際にガラス基板31の設定位置にズレが生し易く
なり、パターン精度が低下するといった問題が発生する
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって
、透明実パターン領域とその周囲の位相シフトパターン
領域を精度良く形成することができる露光用マスク形成
方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題は、第1.2図に例示するように、透明基
板1表面に積層した遮光膜2の上に、感度の小さな順で
感光性レジスト3.4を複数層形成する工程と、前記透
明基板1を薄層化する領域の露光量を多くする一方、前
記遮光膜2のみを除去する領域の露光量を少なくして前
記レジスト3.4を露光した後に、前記レジスト3.4
を現像することにより内周面が階段状となる窓5.6を
形成する工程と、該窓5.6を通して前記透明基板1の
上層部に到る深さまで前記遮光膜2と前記透明基板1を
エツチングする工程と、前記レジスト3.4を薄層化し
て前記窓5を段階的に広げる工程と、前記窓5.6を広
げることにより露出した前記遮光膜2をエッチングする
工程とを有することを特徴とする露光用マスク製造方法
、または、第1図に例示するように、透明基板1表面の
遮光膜2の上に第一の感光性レジスト3を塗布する工程
と、該第一の感光性レジスト3の上に、該第一の感光性
レジスト3よりも厚い、高感度な第二の感光性レジスト
4を塗布する工程と、透明実パターン形成領域への露光
量を多くするー・方、位相シフトパターン形成領域Bの
露光量を少なくして、前記第一及び第二の感光性レジス
ト3.4を露光する工程と、前記透明実パターン形成領
域A及び前記位相シフトパターン形成領域Bにある前記
第二の感光性レジスト4を現像により除去するとともに
、露光量が多い前記透明実パターン形成領域Aにある前
記第一の感光性レジスト3を現像により除去し、前記遮
光膜2の一部を露出する工程と、前記第一の感光性レジ
スト3をマスクにして、前記透明基板1の上部に到るま
でエツチングする工程と、前記第二の感光性レジスト4
をマスクにして前記第一の感光性レジスト3をエツチン
グし、前記遮光膜2を露出した後に、前記第二の感光性
レジスト4をマスクにして、前記遮光膜2をエツチング
する工程とを有することを特徴とする露光用マスク製作
方法、 または、第2図に示すように、透明基板表面の遮光M2
の上に第一の感光性レジスト3を塗布する工程と、該第
一の感光性レジスト3の上に、該第一の感光性レジスト
3よりも厚い、高感度な第二の感光性レジスト4を塗布
する工程と、位相シフトパターン形成領域Bの露光量を
多く、透明実パターン形成領域Aの露光量を少なくして
、前記第一及び第二の感光性レジスト3.4を露光する
工程と、前記透明実パターン形成領域A及び前記位相シ
フトパターン形成領域Bにある前記第二の感光性レジス
ト4を現像により除去するとともに、前記位相シフトパ
ターン形成領域Bの露光量が多い前記第一の感光性レジ
スト3を現像により除去し、前記遮光膜2の一部を露出
する工程と、前記第一の感光性レジスト3をマスクにし
て、前記透明基板1の上部に到るまで工、チングする工
程と、前記第二の感光性レジスト4をマスクにして透明
実パターン領域Aにある前記第一の感光性レジスト3を
除去した後、前記第二の感光性レジスト4をマスクにし
て、前記遮光膜2をエツチングする工程とを有すること
を特徴とする露光用マスク製作方法によって達成する。
〔作 用〕
第1の本発明によれば、透明基板1表面の遮光82の上
に、感度の小さいl1llli !こレジスト3.4を
複数層形成した後番こ、透明基板1を薄層化する領域に
光を多く照射するとともに、遮光膜だけを除去する領域
に光を少なく照射することムこよりレジスト3.4を露
光し、ついで、レジスト3.4を現像して、露光量の多
い領域のレジスト3.4を完全に除去して内周面が階段
状の窓5.5を形成た後、透明基板lの上層をエツチン
グし、次に、レジスト3.4全体を薄層化することによ
り窓5.6を拡張して遮光膜2をエッチングするように
している。
このため、透明基板Iを移動させずに露光処理を数度行
い、その後でレジスト3.4に形成される窓5.6を段
階的に広げることが可能になり、透明基板1の薄層化を
した後に、これに隣接する領域の遮光膜2のパターン化
を精度良く行うことが可能になる。
この結果、透明実パターン形成領域Aと位相位相シフト
パターン形成頭載Bにある透明基板lの厚さを相違させ
るとともに、遮光膜2だけを除去する場合のレジスト3
.4の露光を、透明基板1を動かさずに連続的に処理す
ることになり、透明実パターンと位相位相シフトパター
ンの相対的な位置ズレは防止される。
また、第2の発明によれば、低感度の感光性レジスト3
と高感度の感光性レジスト4を全体に塗布した後に、透
明実パターンを形成する領域への感光性レジスト3.4
に露光量を多くして露光するとともに、位相シフトパタ
ーンを形成する領域Bの感光性レジスト3.4に露光量
を少なくして露光している。
このため、透明実パターン形成領域Aでは、高感度の感
光性レジスト4と露光量の多い低感度の感光性レジスト
3を現像によって除去し、窓5を形成する一方、位相シ
フトパターン形成領域Bでは、高感度の感光性レジスト
4だけを現像によって選択的に除去することが可能にな
る。そして、透明基板1を薄層化した後に、2層の感光
性レジスト3.4を薄層化して位相シフトパターン形成
領域Bの遮光膜を除去することになる。
この結果、感光性レジスト3.4を露光する場合に、透
明実パターン形成領域Aと位相シフトパターン形成領域
Bの露光を連続して行えることになり、透明基板1の位
置ズレによって生しる透明実パターンと位相シフトパタ
ーンとの相対的なずれがなくなる。
第3の発明によれば、位相シフトパターン形成領域Bの
感光性レジスト3.4に露光量を多くして露光する一方
、透明実パターン形成領域Aの感光性レジスト3.4に
露光量を少なくして露光するようにしている。
これにより、第1の発明とは反対に、位相シフトパター
ン形成領域Bの遮光膜2を除去し、併せてその下の透明
基板1を薄層化した後に、透明実パターン形成領域Aの
低感度の感光性レジスト3を灰化してその下の遮光膜2
を選択的に除去でき、透明実パターンと位相シフトパタ
ーンとの相対的なずれはなくなる。
第2及び第3の発明によって形成された露光用マスクは
、透明基板lを薄くする領域が、通明寓パターン形成領
域Aか位相シフトパターン形成領域Bかの違いがあるだ
けで、双方とも、透明実パターンから遮光実パターン側
に回折する光を打ち消すといった同一の作用が得られる
〔実施例] 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(a)本発明の第1実施例の説明 第1図は、本発明の第1実施例の工程を示す断面図であ
って、図中符号1は、ガラス等により形成された透明基
板で、この透明基板1の上には、クロム膜2が8000
人程度形成されている。
この状態で、スピンコーティング法によって、クロム膜
2の上に第一〇EBレジスト3を2000人程度塗布し
た後、この上に、第一〇EBレジスト3よりも高怒度な
第二〇EBレジスト4を塗布して、その膜厚を約500
0人と厚く形成する(第1図(a))。
次に、透明實パターン形成領域Aと、その周辺の位相シ
フトパターン形成領域BのEBレジスト3.4に電子線
を照射した後に(第1図(b))、再び透明実パターン
形成領域Aだけに電子線を照射して、その領域の露光量
を多くする(第1図(C))。
この場合、露光を2度行っているが、透明基板1を移動
せずに連続して露光を行っているために、2つの照射領
域に相対的なズレは生じない。
なお、遮光実パターンの幅は、0.3μm以下にする。
この後に、EBレジスト3.4を現像することにより、
透明実パターン形成領域Aにおいて第一及び第二のEB
レジスト3.4を除去し、また、位相シフトパターン形
成領域Bにおいて第二のEBレジスト4を除去する。こ
れにより、ステップ状の内面を有する窓5がEBレジス
ト3.4に形成されることになる(第1図(d))。
この後に、塩素系ガスを使用してプラズマエ。
チング法によって、窓5から露出したクロム膜2を除去
するとともに、フッ素系ガスを使用して透明基板1の上
部をエツチングする(第1図(e))。
この場合、透明基板lのエツチング深さDは、D−λ/
2(n−1)の関係式によって表される。
ここで、λは、露光用マスクを透過する紫外線等の波長
、nは、透明基板31の屈折率を示している。例えば、
透明基板1の屈折率が1.5程度、透明基板1を透過さ
せる光を1線とすれば、深さDは、0.36μm程度と
なる。
次に、酸素プラズマによりEBレジスト3.4を薄層化
し、窓5から露出した第一〇EBレジスト3を除去する
(第1図(f))。これにより、窓5の内周面が垂直形
状になるとともに、位相シフトパターン形成領域Bのク
ロム膜2が露出することになる。
したがって、塩素系ガスを使用してクロム膜2を選択的
に除去すれば、位相シフトパターン形成領域Bの透明基
板1が薄層化されずに露出する(第1図(f))。
最後に、EBトレジスト3.4を溶剤によって剥離する
コレニより、クロムWX2で覆われた遮光実パターンP
、と、透明W+ffl+をエツチングして形成した透明
実パターンP2と、透明実パターンP2の周囲の位相シ
フトパターンP3とを備えた露光用マスクが形成される
(第1図(g))。
このようにして形成されたn光用マスクに紫外線を透過
させれば、透明実パターンP2を通過した光の位相と、
その周辺の位相シフトパターンP3を通過した光の位相
が180°相違するために、遮光実パターン側、側に回
折した光が互いに打ち消しあって暗部となり、透明実パ
ターンP2を透過した光が広がらずに図示しないフォト
レジストに照射することになる。
(b)本発明の第2の実施例の説明 上記した第1の実施例では、透明基板1のうち、透明実
パターン形成領域Aを薄層化する一方、位相シフトパタ
ーン形成領域Bの膜厚を変えないようにして露光用マス
クを形成しているが、これとは逆に位相シフトパターン
形成領域Bの透明基板】だけを薄層化して、透明基板1
を透過する光の位相を変えることもできる。
そこで、以下に位相シフトパターン形成領域Bを薄層化
する工程について説明する。
まず、第1図(a)に示すと同様に、感度の異なるEB
レジスト3.4を塗布するとともに、そのうち上層とな
る高感度のEBレジスト4を厚く形成する。
次に、透明実パターン形成領域Aと、その周辺の位相シ
フトパターン形成領域Bに電子線を照射した後に(第2
図(a))、再び位相シフトパターン形成領域Bだけに
電子線を照射して、その領域の露光量を多くする(第2
図(b))。これら2回の露光は連続して行い、2つの
照射領域A、Bに相対的なズレを生しさせないようにす
る。
この後に、EBレジスト3.4を現像すると、位相シフ
トパターン形成領域Bにおいては第一及び第二〇EBレ
ジスト3.4が除去され、また、透明実パターン形成領
域Aにおいては高感度の第二のEBレジスト4だけが除
去され、これにより、透明実パターン形成領域Aでは低
感度のEBレジスト3が残存し、また、位相シフトパタ
ーン形成領域Bではクロム膜2を露出する窓5が形成さ
れることになる(第2図(C))。
この後に、塩素系ガスを使用したプラズマエツチング法
によって、窓5から露出したクロム膜2を除去してから
、フッ素系ガスを使用してその下の透明基板1の上層を
プラズマエツチングする(第2図(dす。この場合、透
明基板のエツチング深さDを、D=λ/2<n−1)と
する。
次に、透明実パターン形成領域Aにある第一〇EBレジ
スト3を酸素プラズマによって除去する(第2図(e)
)。この場合、第二のEBレジスト4は薄くなる。
これにより、透明実パターン形成領域Aのクロム膜2が
露出することになる。
したがって、EBレジスト3.4をマスクにしてクロム
膜2をプラズマエツチング法によって選択的に除去すれ
ば、透明実パターン領域Aの透明基板1は、溝によって
挟まれた状態となる(第2図(f))。
最後に、EB)レジスト3.4を溶剤によって剥離する
これにより、クロム膜2で覆われた遮光実パターンP、
と、透明MFilをエツチングして形成した位相シフト
パターンP4と、位相シフトパターンP4に囲まれる透
明実パターンP、とを備えた露光用マスクが形成される
(第2図(g))。
この露光用マスクは、第1実施例と異なって位相シフト
パターンP4のガラス基板1が薄層化されているが、透
明基板Iのうち位相シフトパターンP4と透明実パター
ンP、を透過した光は180度位相がシフトしているこ
とに変わりはなく、透明実パターンP、を透過した光は
広がらず、図示しないフォトレジストに照射されること
になる。
(c)本発明のその他の実施例の説明 上記した実施例では、レジスト3.4を露光する際に露
光を2度行って露光量を多くしているが、電子ビームの
照射量を変化させることにより、度の露光で露光量を多
くすることもできる。
また、上記した実施例ではEBレジストを用いたが、そ
の他のレジストを使用してもよい。
さらに、透明基板1を薄層化する場合にプラズマエツチ
ングを用いたが、弗酸によるウェノトユノチングでもよ
い。
なお、低感度のレジスト3の例を上げると、PMMA系
レジスト(polymethylmethacryla
te)や、組成fluoroalkyl cr−chl
oroacrylateを主成分にしたレジストがあり
、それらの感度は20〜30μC/cd、15〜20 
tt C/ctA程度である。
一方、高感度のレジスト4の例としては、アモルファス
化PMMA−TnBAP系レジストや、組成2.22−
trifluoroethyl cr−chloroa
crylateを主成分にしたレジストがあり、それら
の感度は0゜2〜0.5μC/cd、1〜5μC/cd
程度である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、透明基板表面の遮光
膜の上に、感度の小さい順にレジストを複数層形成した
後に、透明基板を薄層化する領域に光を多く照射すると
ともに、遮光膜だけを除去する領域に光を少なくし照射
でレジストを露光し、ついで、レジストを現像し、露光
量の多い領域のレジストを完全に除去して内周面が階段
状の窓を形成してから、窓を通して透明基板の上層をエ
ツチングし、次に、レジストを薄層化することにより窓
を拡大して遮光膜をエツチングするようにしたので、透
明基板を動かさずに連続的に露光処理を行うことが可能
になり、透明実パターンと位相シフトパターンの相対的
な位置ズレを防止して、露光用マスクのパターン精度を
高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例の形成方法を示す断面図
、 第2図は、本発明の第2実施例の形成方法を示す断面図
、 第3図は、従来装置の一例を示す露光用マスクの断面図
、 第4図は、 従来の形成方法の一例を示す断面図 である。 (符号の説明) 1・・・透明基板、 2・・・クロム膜(遮光膜) 3、 ・・EBレジスト (感光性レジスト)、 5. 6・・・窓。 出 願 人 富士通株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基板(1)表面に積層した遮光膜(2)の上
    に、感度の小さな順で感光性レジスト(3、4)を複数
    層形成する工程と、 前記透明基板(1)を薄層化する領域の露光量を多くす
    る一方、前記遮光膜(2)のみを除去する領域の露光量
    を少なくして前記レジスト(3、4)を露光した後に、
    前記レジスト(3、4)を現像することにより内周面が
    階段状となる窓(5、6)を形成する工程と、 該窓(5、6)を通して前記透明基板(1)の上層部に
    到る深さまで前記遮光膜(2)と前記透明基板(1)を
    エッチングする工程と、 前記レジスト(3、4)を薄層化して前記窓(5)を段
    階的に広げる工程と、 前記窓(5、6)を広げることにより露出した前記遮光
    膜(2)をエッチングする工程とを有することを特徴と
    する露光用マスク製造方法。
  2. (2)透明基板(1)表面の遮光膜(2)の上に第一の
    感光性レジスト(3)を塗布する工程と、該第一の感光
    性レジスト(3)の上に、該第一の感光性レジスト(3
    )よりも厚い、高感度な第二の感光性レジスト(4)を
    塗布する工程と、透明実パターン形成領域(A)の露光
    量を多くする一方、位相シフトパターン形成領域(B)
    の露光量を少なくして、前記第一及び第二の感光性レジ
    スト(3、4)を露光する工程と、 前記透明実パターン形成領域(A)及び前記位相シフト
    パターン形成領域(B)にある前記第二の感光性レジス
    ト(4)を現像により除去するとともに、露光量が多い
    前記透明実パターン形成領域(A)にある前記第一の感
    光性レジスト(3)を現像により除去し、前記遮光膜(
    2)の一部を露出する工程と、 前記第一の感光性レジスト(3)をマスクにして、前記
    透明基板(1)の上部に到るまでエッチングする工程と
    、 前記第二の感光性レジスト(4)をマスクにして前記第
    一の感光性レジスト(3)をエッチングし、前記遮光膜
    (2)を露出した後に、前記第二の感光性レジスト(4
    )をマスクにして、前記遮光膜(2)をエッチングする
    工程とを有することを特徴とする露光用マスク製作方法
  3. (3)透明基板表面の遮光膜(2)の上に第一の感光性
    レジスト(3)を塗布する工程と、 該第一の感光性レジスト(3)の上に、該第一の感光性
    レジスト(3)よりも厚い、高感度な第二の感光性レジ
    スト(4)を塗布する工程と、位相シフトパターン形成
    領域(B)の露光量を多く、透明実パターン形成領域(
    A)の露光量を少なくして、前記第一及び第二の感光性
    レジスト(3、4)を露光する工程と、 前記透明実パターン形成領域(A)及び前記位相シフト
    パターン形成領域(B)にある前記第二の感光性レジス
    ト(4)を現像により除去するとともに、前記位相シフ
    トパターン形成領域(B)の露光量が多い前記第一の感
    光性レジスト(3)を現像により除去し、前記遮光膜(
    2)の一部を露出する工程と、 前記第一の感光性レジスト(3)をマスクにして、前記
    透明基板(1)の上部に到るまでエッチングする工程と
    、 前記第二の感光性レジスト(4)をマスクにして透明実
    パターン領域(A)にある前記第一の感光性レジスト(
    3)を除去した後、前記第二の感光性レジスト(4)を
    マスクにして、前記遮光膜(2)をエッチングする工程
    とを有することを特徴とする露光用マスク製作方法。
JP2251115A 1990-09-20 1990-09-20 露光用マスク製作方法 Pending JPH04128843A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04194939A (ja) * 1990-11-27 1992-07-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd マスク形成方法およびパターン形成方法
JPH04274238A (ja) * 1990-12-05 1992-09-30 American Teleph & Telegr Co <Att> 位相シフトマスクの作製方法
JPH04344645A (ja) * 1991-02-27 1992-12-01 American Teleph & Telegr Co <Att> リソグラフィー方法および位相シフトマスクの作製方法

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