JPH041286A - 粘着フイルム - Google Patents

粘着フイルム

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JPH041286A
JPH041286A JP2104288A JP10428890A JPH041286A JP H041286 A JPH041286 A JP H041286A JP 2104288 A JP2104288 A JP 2104288A JP 10428890 A JP10428890 A JP 10428890A JP H041286 A JPH041286 A JP H041286A
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JP
Japan
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film
adhesive
thermoplastic film
acid
dicarboxylic acid
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JP2104288A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Ito
達也 伊藤
Kenji Tsunashima
研二 綱島
Masaru Suzuki
勝 鈴木
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は熱可塑性フィルム層と粘着剤層とからなり、粘
着ラベルあるいは粘着テープ等に用いられる粘着フィル
ムに関するものである。
[従来の技術] 粘着フィルムとしては、従来より軟質ポリ塩化ビニル(
以下軟質塩ビと略称する)が好ましく用いられてきた。
これは、軟質塩ビが安価であると共に、種々の形状にフ
ィツトし易いという長所を有しているためである。
しかしながら、軟質塩ビをベースとした場合、長期使用
時に可塑剤が粘着剤層に移行し、粘着力を弱めるといっ
た問題点を有していた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、実質的に可塑剤を含有せず、形状フィツト性
に優れた長期信頼性を有する粘着フィルムを提供するも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、アセトン抽出減量が10重量%以下で、少な
くとも一方向の5%変形応力が10kg/10mm以下
、少な(とも一方向の20℃〜40℃における平均力学
的tanδが0. 1〜10%の範囲である熱可塑性フ
ィルムの少なくとも片面に粘着剤層を有することを特徴
とする粘着フィルムに関するものである。
本発明粘着フィルムを構成する熱可塑性フィルムとは、
ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレ
タン、ポリエーテル、およびこれらの共重合体から選ば
れた樹脂よりなるフィルムである。
以上のような樹脂の中でのも、本発明に特に好ましい樹
脂としては、酸成分として50〜95モル%の芳香族ジ
カルボン酸および/または脂環族ジカルボン酸と5〜5
0モル%の脂肪族ジカルボン酸とからなるポリエステル
共重合体が好ましい。
具体的には、芳香族ジカルボン酸とは、テレフタル酸、
イソフタル酸、フタル酸、2,6ナフタレンジカルボン
酸およびこれらの誘導体が好ましく、また脂環族ジカル
ボン酸とはシクロヘキサンジカルボン酸が好ましい。特
に本発明では、tanδが目的の範囲とする上で、以上
の酸成分の中でも少なくとも2種の酸成分より構成され
ていると好ましく、さらに好ましくは、テレフタル酸お
よびイソフタル酸あるいは5ソデイウムスルホイソフタ
ル酸等のイソフタル酸誘導体を含有していることが耐候
性、耐熱性共に良好となるので好ましい。
また、脂肪族ジカルボン酸としては、アジピン酸、アゼ
ライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸で例示される
、HCOO−(CH2)  −C0OHの構造を有し、
nが4〜50、好ましくは、nが8〜40の範囲のもの
、および、ダイマー酸で例示されるような分岐鎖を有し
、部分的に不飽和結合を有するな炭素数が20〜50の
長鎖分岐脂肪族ジカルボン酸が好ましい。特に本発明の
場合ダイマー酸が耐熱性が良好となるので好ましい。
また、該ポリエステル共重合体を構成するグリコール成
分としては、脂肪族およびまたは脂環族ジオールが好ま
しく、具体的には、エチレングリコール、1,4ブタン
ジオール、1.6ヘキサンジオール、1.8−オクタン
ジオール、1,4シクロヘキサンジメタツールが例示さ
れる。ジオール成分は単独で構成されるよりも、上記脂
肪族、及びまたは脂環族ジオールから選ばれた少なくと
も2種のジオール成分より構成されていることが好まし
い。ここで、一種のジオール成分の含有量としては、5
モル%以上、好ましくは、15モル%以上、好ましくは
25モル%以上であることが好ましく、さらにジオール
成分の一種として1,4ブタンジオールを含有している
と好ましい。
該ポリエステル共重合体の融点(Tm)は上述の酸成分
およびアルコール成分の構成によって決定されるもので
あるが、実用上130〜250℃であることが好ましく
、更に好ましくは、140〜230℃の範囲であると良
い。また、ガラス転移温度(T g)と冷結晶化温度(
Tcc)との差(△Tcg)は80℃以下であることが
好ましく、さらに好ましくは、60℃以下であると製膜
性が良好となるので好ましい。固有粘度IVは0.5〜
2. 5dl/g、好ましくは0.6〜1.8 dl/
gの範囲としておくと、柔軟性・透明性共に良好となる
ので好ましい。
また、本発明熱可塑性フィルムとしては、ナイロン12
を主成分とする共重合ポリアミドであることが好ましい
。ナイロン12を主体とする共重合ポリアミドとしては
、ナイロン12/6共重合体、ナイロン12/ポリエー
テルブロック共重合体、ナイロン12/ポリエステルブ
ロック共重合体等が例示される。本発明では、特にナイ
ロン12/ナイロン6共重合体、ナイロン12/ポリエ
ステルブロック共重合体が好ましい。具体的には、ラウ
ロラクタムとカプロラクタムの共重合比が50=50〜
80 : 20の共重合ナイロン、およびナイロン12
と脂肪族ポリエステルのブロック共重合体である。ここ
で脂肪族ポリエステルとしては、ポリエチレンアジペー
ト、ポリカプロラクトン等のガラス転移温度が0°C以
下のポリエステルである。
本発明粘着フィルムを構成する熱可塑性フィルムは、以
上例示した樹脂の中でも、アセトン抽出減量(以下抽出
減量と略称する)が10重量%以下であることが必要で
あり、好ましくは5重量%以下である。抽出減量が多過
ぎると、粘着力の長期信頼性に劣り問題を生じる。
また、該熱可塑性フィルムの5%変形応力(以下F5値
)は、少なくとも任意の一方向の値が10kg/10m
m以下であることが必要であり、好ましくは、0.1〜
8kg/10mmの範囲である。F5値が大き過ぎると
経時で粘着力が低下したり、使用時に大きな力が必要と
なり、実用上問題を生じる。また、さらに該F5値が本
発明フィルムの長手方向において上記範囲を満足してい
ると一層好ましい。
さらに、該熱可塑性フィルムの20℃〜40℃における
平均力学的tanδ(以下tanδと略称する)は、少
なくとも任意の一方向の値が0゜1〜10%の範囲であ
ることが必要であり、好ましくは、0.2〜1.0%の
範囲である。tanδが小さ過ぎる場合、形状フィツト
性が著しく悪化し使用できない。一方、tanδが大き
過ぎる場合、長時間経時後に弛みができたり、ひどい場
合には破断したりする場合がある。また、さらに該ta
nδが本発明フィルムの長手方向にお(1て上記範囲を
満足していると一層好ましい。
また該熱可塑性フィルムは、結晶性であることが耐熱性
、耐薬品性を良好とする上で好ましく、融解エネルギー
が0.2〜10cal/gの範囲であると好ましい。
また、該熱可塑性フィルムは、無配向、−軸配向、二軸
配向等の配向性も適宜選択されるものであるが、特に本
発明においては、実質的に無配向なフィルムであること
がフィツト性を向上する上で好ましい。ここで、実質的
に無配向であるとは、分子鎖の配向程度が充分小さく機
械特性の異方性、光学特性の異方性が充分無視できるレ
ベルにあることを意味し、例えば長手方向と幅方向の破
断強度の比が0.6〜1.4の範囲、あるいは長手方向
、幅方向、厚み方向それぞれの屈折率(Nx。
Ny、Nz)の差の絶対値1Ni−Nj l  (i。
j=x、 y、  Z、  i≠j)が0.1未満、好
ましくは、0.05未満であることが好ましい。
また、該熱可塑性フィルムの25%変形時の弾性回復率
は30〜80%の範囲で、さらに25%変形時の弾性回
復率と50%変形時の弾性回復率の比が0.6〜2、好
ましくは0,7〜1.5の範囲であると粘着フィルムと
しての信頼性が高まるので好ましい。
また、該フィルムの引張りヤング率が0.1〜50kg
/mm2であることが柔軟性、形態保持性を良好とする
上で好ましく、さらに好ましくは、1〜30kg/mm
”の範囲であると良い。
また、該フィルムの100μm換算のヘイズが0.1〜
20%であることが経時での機械特性の変化を低減し、
また透明性が良好であるので好ましく、さらに好ましく
は0.2〜10%としておくことが好ましい。同様な観
点から内部ヘイズは0.2〜15%、好ましくは0,5
〜8%の範囲であることが好ましい。
以上に記載の熱可塑性フィルムには帯電防止剤、有機、
無機のスリップ剤、熱安定剤、酸化防止剤、結晶核剤、
耐候剤、UV吸収剤、顔料等の添加剤を目的にあわせて
用いることができる。
本発明柔軟性熱可塑性フィルムの厚みは用途に応じて設
定されるべきものであるが、通常5〜2000μmの範
囲である。
また、本発明熱可塑性フィルムにはエンボス加工、サン
ドマット加工、梨地加工等の表面凹凸化処理を施しても
良い。
本発明粘着フィルムを構成する粘着剤層としては、周知
のアクリル系、ロジンエステル系、酢酸ビニル系等の粘
着剤を用いることができる。また、粘着剤層の厚みとし
ては、5〜1000μmの範囲が通常用いられる。
また、粘着剤と熱可塑性フィルムとの親和性を向上する
ために、ポリエステルフィルムにコロナ放電処理、低温
プラズマ処理等の表面処理、サンドブラスト処理等の凹
凸加工を施しておくと良い。
本発明粘着フィルムにおいて、該熱可塑性フィルムの一
方の面に粘着剤層を形成する場合、他方の面に離型性を
有するコーティング層あるいは表面処理層を形成してお
いてもよく、例えばコーティングによる場合、公知のシ
リコーン系、弗化炭素系等のコート剤を用いることがで
きる。また表面処理による場合、弗素等の雰囲気中での
コロナ放電処理、低温プラズマ処理等が挙げられる。
更に、本発明粘着フィルムは印刷層、コーティング層等
の他の層を積層されていても良い。
次に、本発明粘着フィルムの製造方法について説明する
が、もちろんこれに限定されるものではない。
熱可塑性樹脂を融点+20〜50℃の範囲で溶融し、T
型ダイ等を用い、シート状に溶融押出し、冷却ドラム等
を用い冷却固化するが、この際冷却速度をあまり大きく
しないようサンドブラスト処理を施したキャスティング
ドラム等を用いて空気層を介して徐冷することか本発明
フィルムを得る上で好ましい。引き続き該キャストフィ
ルムを加熱ロールを用いて100℃〜(該熱可塑性樹脂
の融点−10°C)の温度範囲で熱処理して巻取る。
こうして得られた熱可塑性フィルムを周知の方法で粘着
樹脂をコーティングし、離型背面処理、あるいは離型紙
または離型フィルムを併せ巻き取る。
[効果] 本発明粘着フィルムは、アセトン抽出減量が10重量%
以下で、少なくとも一方の5%変形応力が10kg/1
0mm以下、20℃〜40℃における平均力学的tan
δが0.1〜10%の範囲である熱可塑性フィルムの少
なくとも片面に粘着剤層を有する構成とすることにより
以下の効果を有するものである。
(1)粘着力の経時変化が小さい。
(2)形状フィツト性に優れさまざまな形態の対象物に
張ることができる。
[用途コ 粘着の経時変化が小さく、形状フィツト性に優れている
ので、粘着テープ、マーキングフィルム、マスキングフ
ィルム、絶縁テープあ名いはフィルムとして好適である
[特性の測定方法及び効果の評価方法1次に本発明フィ
ルムの特性の評価方法および効果の評価方法について説
明する。
(1)アセトン抽出減量 試料より粘着剤層等の他の層を取り除き熱可塑性フィル
ムのみとして、真空中、100℃にて12時間乾燥後、
直ちに重量Wl(g)を測定する。
次いで該サンプルをソックスレー抽出器を用いてアセト
ンにて8時間抽出する。次いで抽出されたサンプルを真
空中100℃にて12時間乾燥後重量W2を測定し、次
式で求める。
アセトン抽出減量(%) = (1−W2/Wl)X100 (2)5%変形応力(F5値) サンプルを10mm幅、試長が100mmになるように
切り取り、引張り速度200mm/分にて伸長した際に
5%引っ張り変形を加えた際の応力を測定し、F5値と
する。単位はkg/10m(3)機械特性 強度、伸度、ヤング率はASTM  D−88281(
A法)に準じて測定する。
(4)力学的tanδ サンプルを断面積が0.1〜IM2、測定長が40mm
となるようにサンプリングし、動的粘弾性測定装置(パ
イブロン)を用い、昇温速度2℃/分、歪振幅16 X
 10””mm、測定周波数110Hzにて保存弾性率
E゛および損失弾性率E”を測定し、20〜40℃にお
ける平均tanδを測定する。
なお、tanδ=E’ /E″X100 (%)で定義
する。また、サンプル面積は、上記範囲内で測定条件が
良好となるように適宜選択する。
(5)100.czm換算のヘイズ(Htoo)J I
 S−に−6714に準じて測定し、次式で求める。
Hloo(%)=HxlOO/cl ただし、Hはヘイズの実測値(%)、dは該ヘイズ測定
部のフィルム厚み(μm)。
また、内部ヘイズはテトラリンを入れた石英セル中に浸
漬して同様に測定する。
(6)弾性回復率 フィルムを幅10mmにサンプリングし、引っ張り試験
機に試長が50mmになるように装着し、引っ張り速度
10mm/分で、試長の25%あるいは50%の引張り
変形を与えて、ただちに同速度で収縮させて、引っ張り
応力が0になったサンプル長(L)を測定し次式で求め
る。
25%歪弾性回復率(%) = (62,5−L)/12.5X10050%歪弾性
回復率(%) = (75−L)/25xlOO (7)固有粘度(1,V) O−クロロフェノールを溶媒として、25℃で測定する
。単位はd l / g 。
(8)屈折率 アツベの屈折率計を用いる。光源はナトリウムD線を用
いる。
(9)融点(Tm)、ガラス転移温度(Tg)、冷結晶
化温度(Tcc)、融解エネルギー(△HU) 示差走査型熱量計DSC2(パーキンエルマー社製)を
用いて求める。
測定は、サンプル10mgを窒素気流下にて、280℃
×5分間溶融保持し、次いで液体窒素を用いて急速冷却
した。
こうして得られたサンプルを10℃/分の昇温速度で昇
温していった際に、ガラス状態→ゴム状態への転移にも
とずく比熱変化を読み取りこの温度をガラス転移温度(
Tg)とする。また、結晶化に伴う発熱ピーク温度を冷
結晶化温度(Tcc)、結晶融解に基づく吸熱ピーク温
度を融点(T m )とした。さらに該融解ピーク面積
より融解エネルギー△Huを求める。なお、融解エネル
ギーはインジウムの融解エネルギーより校正した。
(10)粘着フィルムのフィツト性 粘着フィルムを幅15mmのテープ状に加工し、長手方
向に10%伸長して、4cm角のアルミ製角柱に一周あ
たり20mm進むようにスパイラル状に貼り付ける。さ
らに該角柱を40℃、90%湿度中に1週間放置した後
の状態を観察し、以下のランクで分類した。
ランクA:初期状態とほとんど変化の無いものランクB
:部分的に剥離したもの ランクC:はとんどの部分が剥離したもの[実施例] 次に実施例を用いて本発明の実施態様について詳細に説
明する。
実施例1 酸成分としてダイマー酸ジメチル(ユニケマ社製)20
モルとジメチルテレフタレート70モル%、ジメチルイ
ソフタレート10モル%アルコール成分として1.4ブ
タンジオ一ル100モル%からなる固有粘度(IV)が
0.74dl/gの樹脂を得た。
該樹脂を真空中で150℃にて4時間乾燥し、40mm
φ押出機にて溶融押出し、T型ダイよりシート状に押出
し、表面粗さ1μmの凹凸を形成したサンドブラストド
ラム(表面温度20’C)上で冷却固化し、次いで15
0℃の加熱ロールを用いて5秒間熱処理して巻取った。
こうして得られたフィルムは50μmであり、更に緒特
性は表1に示すごとくであった。
次いで、該フィルムにアクリル系粘着剤を50μ塗布し
てフィツト性を調べた結果、表1に示すごとくランクA
と優れていた。
比較例1 ポリ塩化ビニル100部に可塑剤としてDOP(ジオク
チルフタレート)40部添加して、実施例1に準じて厚
さ60μのフィルムを得た。ただし、熱処理は行なわな
かった。こうして得られたフィルム特性は表1に示すご
とくであり、実施例1と同様にして作成した粘着テープ
のフィツト性はランクBと劣っている。
実施例2 熱可塑性樹脂として、ナイロン12/6ランダム共重合
体(60:40モル比)を用いて、実施例1と同様に溶
融押出し、厚さ100μmのフィルムを得た。直ちに該
キャストフィルムを130℃の熱処理ロールを用いて熱
処理を行なった。
こうして得られたフィルム特性は表1に示すごとくであ
り、実施例1と同様にして得られた粘着フィルムの特性
もランクAと優れていた。
比較例2 酸成分としてテレフタル酸、アルコール成分として1,
4ブタンジオールを用意し、ポリテトラメチレングリコ
ール(分子量4000)を30重量%ブロック状に共重
合した。こうして得られた樹脂を実施例1と同様に溶融
押出し、鏡面ドラム上に密着キャストし、次いで150
℃の加熱ロールを用いて5秒間熱処理して巻取った。こ
の結果得られたフィルムは厚さ80μmであり、特性は
表1に示すごとくであり、実施例1と同様にして得られ
た粘着フィルムのフィツト性はランクBと劣っていた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アセトン抽出減量が10重量%以下で、少なくと
    も一方向の5%変形応力が10kg/10mm以下、少
    なくとも一方向の20℃〜40℃における平均力学的t
    anδが0.1〜10%の範囲である熱可塑性フィルム
    の少なくとも片面に粘着剤層を有することを特徴とする
    粘着フィルム。
  2. (2)熱可塑性フィルムが実質的に無配向フィルムであ
    ることを特徴とする請求項(1)に記載の粘着フィルム
  3. (3)熱可塑性フィルムが酸成分として50〜95モル
    %の芳香族ジカルボン酸および/または脂環属ジカルボ
    ン酸と5〜50モル%の脂肪族ジカルボン酸とからなる
    ポリエステル共重合体を主成分とすることを特徴とする
    請求項(1)または(2)に記載の粘着フィルム。
  4. (4)熱可塑性フィルムがナイロン12を主成分とする
    共重合ポリアミドを主成分とすることを特徴とする請求
    項(1)または(2)に記載の粘着フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007066640A1 (ja) * 2005-12-05 2007-06-14 Kyodo Giken Chemical Co., Ltd. 粘接着フィルム
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