JPH04128643U - 隙間隠蔽部材の支持構造 - Google Patents

隙間隠蔽部材の支持構造

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JPH04128643U
JPH04128643U JP4458991U JP4458991U JPH04128643U JP H04128643 U JPH04128643 U JP H04128643U JP 4458991 U JP4458991 U JP 4458991U JP 4458991 U JP4458991 U JP 4458991U JP H04128643 U JPH04128643 U JP H04128643U
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JP
Japan
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counter
support
gap
bracket
concealing member
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Pending
Application number
JP4458991U
Other languages
English (en)
Inventor
聡史 坂
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カウンター側端とこれに対向する壁面との間
の隙間を埋めるべく配される隙間隠蔽部材を支持するに
際して、これを簡単な作業で行えるようにする。 【構成】 カウンター10側端とこれに対向する壁面1
6との間の隙間を隠蔽する隙間隠蔽部材18の支持構造
であって、カウンター10側端部の下面にカウンター支
持用のブラケット12を固定するに際して、ブラケット
12とカウンター10裏面ないし該裏面に固定された裏
材20との間に支持具34を挾み込ませることによって
支持具34をブラケット12及びカウンター10に固定
し、この支持具34によって隙間隠蔽部材18を支持さ
せる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はカウンター側端と対向する壁面との間の隙間を埋めるための隙間隠 蔽部材の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カウンターを設置する場合、工場生産したカウンターを建物のカウンタ ー設置空間の間口に合せて予め一定長さに切断し、これを現場に搬入して設置施 工している。
【0003】 ところで、工場で切断したカウンターを現場に搬入したところ、カウンター設 置部の間口と切断したカウンターの長さとが一致していないということがあり、 而してカウンターの長さが間口よりも短い場合には、カウンターの端とカウンタ ー設置空間を形成する壁面との間に隙間が生ずることになる。
【0004】 これに対処するため、カウンターの側端と対向する壁面とにまたがって細幅の 隙間隠蔽部材を配し、同部材にて隙間を隠蔽することが行われている。
【0005】 しかしながらこの場合、隙間隠蔽部材を如何にして取り付け、或いは支持させ るかが問題となる。 図4(A)はこの隙間隠蔽部材の取付構造として従来知られているものを示し たものである(実開昭61−172556号)。図示のようにこの例では、建物 壁面100に固定金具102を取り付け、この固定金具102により、カウンタ ー104の側端と壁面100とにまたがって配された隙間隠蔽部材106を支持 するようにしている。
【0006】 しかしながらこの支持構造による場合、壁面100がベニヤ,合板等にて構成 されている場合には充分な支持強度が得られず、従って隙間隠蔽部材106の上 に手を付いたりして重みが加わると隙間隠蔽部材106がぐらついたり、場合に よって金具102の取付部等で壁面が一部破断したりする不都合を生ずる。
【0007】 また逆に壁面100が石とかコンクリート(打放しの場合等)或いはタイル等 でできていると、専用のドリルを用いて壁面100に金具取付けのための穴加工 を施さなければならず、金具取付けに難儀する。
【0008】 そこで本考案者は先の実用新案登録願(実願平1−90168号)の実施例に おいて、図4(B)に示すような支持構造、即ちカウンター104側端部の下面 に裏木108を接着するとともに、この裏木から垂下させたボルト110とナッ ト112とによって平板状の支持具114を固定し、この支持具114によって 隙間隠蔽部材106を支持する構造を提案した。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこの支持構造の場合、カウンター104設置のためにはブラケット1 16とカウンター104との固定作業に加えて裏木108の接着固定作業、ボル ト110及びナット112による裏木108への支持具114の固定作業が必要 である問題があり、また隙間隠蔽部材106に上から荷重がかかった場合、裏木 108がカウンター104下面から剥がれる方向に力が作用するといった問題が あった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記先願に係る支持構造の改良に係るもので、その要旨は、カウンタ ー側端とこれに対向する壁面との間の隙間を隠蔽する隙間隠蔽部材の支持構造で あって、該カウンターの側端部の下面に該カウンター支持用のブラケットを固定 するに際して、該ブラケットと該カウンターの裏面ないし該裏面に固定された裏 材との間に支持具を挾み込ませることによって該支持具を該ブラケット及び該カ ウンターに固定し、該支持具によって前記隙間隠蔽部材を支持させるように成し たことにある。
【0011】 [作用及び考案の効果] 本考案の支持構造によれば、カウンター側端部の下面にカウンター支持用のブ ラケットを固定するに際してそれらブラケットとカウンターとの間に支持具を挾 み込ませるだけで支持具を取り付けることができる。 従って上記従来の支持構造のように壁面やカウンター裏面に特別の細工を施す 必要がなく、それ故隙間隠蔽部材の取付けのための手間が少なくなって作業が容 易となる。
【0012】 また本考案の支持構造では、カウンターとブラケットとの間の支持具を外せば 通常のカウンターとブラケットとの固定構造と同じとなり、隙間隠蔽部材を取り 付ける必要が無いときにはこれらカウンターとブラケットとの間の支持具を外す だけで容易に対処できる。
【0013】 加えて本考案の支持構造においては、隙間隠蔽部材に対して上から荷重がかか ったとき、図4(B)に示す先願の支持構造のように裏材に対してこれを剥がす 向きの力が作用するといったことがなく、隙間隠蔽部材にかかった荷重がそのま まブラケットによって受けられるため、隙間隠蔽部材の支持強度も高くなる利点 を有する。
【0014】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図3において10はカウンターであって、ブラケット12により正面の壁面1 4に取り付けられている。 このカウンター10の側端と側面の壁面16との間には隙間が生じており、そ の隙間が隙間隠蔽部材18によって隠蔽されている。
【0015】 この隙間隠蔽部材18の支持構造が図1及び図2に具体的に示されている。こ れらの図において20はカウンター側端部の下面に接着剤にて固着された裏木( 補強木)であって、これよりボルト22が下向きに延び出し、そのボルト22が ブラケット12の基端のボルト穴26を挿通し、先端にナット28がねじ込まれ ている。
【0016】 一方ブラケット12の前端においては、ビス穴30をビス32が貫通して裏木 20にねじ込まれており、これらボルト22とビス32とによって、カウンター 10とブラケット12とが締結されている。
【0017】 裏木20とブラケット12との間には、一対の板状の支持金具34が挾み込ま れ、ボルト22及びビス32の締付力によってカウンター10及びブラケット1 2に強固に固定されている。 各支持金具34には長穴36が形成されており、これら長穴36を上記ボルト 22及びビス32が挿通している。
【0018】 一対の支持金具34はカウンター10の長手方向外側に突出しており、各先端 に高さ調節用のアジャストボルト38が取り付けられ、それらボルト38の上端 部40が上記隙間隠蔽部材18の下面に当接し、これを支持している。
【0019】 本例の支持構造の場合、カウンター10下面又は壁面16に対して隙間隠蔽部 材18支持のための特別の細工を施すことは必要でなく、カウンター10とブラ ケット12とを固定する際にそれらの間に一対の支持金具34を挾み込ませるだ けで、隙間隠蔽部材18を支持することができる。
【0020】 従ってこのような隙間隠蔽部材18が不要である場合には、カウンター10の 取付けに際して支持金具34を装着しなければ良く、隙間隠蔽部材18が必要で ある場合,不必要である場合の何れにも容易に対処することができる。
【0021】 また隙間隠蔽部材18に上から荷重がかかった場合、その荷重は直接ブラケッ ト12によって受けられるため、隙間隠蔽部材18の支持強度も強い利点がある 。
【0022】 以上本考案の実施例を詳述したが、これはあくまで一例示であり、本考案はそ の主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形 態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である支持構造の分解斜視図
である。
【図2】同じ支持構造の断面図である。
【図3】カウンター取付状態を上側から示す斜視図であ
る。
【図4】本考案の背景説明図のための説明図である。
【符号の説明】
10 カウンター 12 ブラケット 16 壁面 20 裏木 34 支持金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンター側端とこれに対向する壁面と
    の間の隙間を隠蔽する隙間隠蔽部材の支持構造であっ
    て、該カウンターの側端部の下面に該カウンター支持用
    のブラケットを固定するに際して、該ブラケットと該カ
    ウンターの裏面ないし該裏面に固定された裏材との間に
    支持具を挾み込ませることによって該支持具を該ブラケ
    ット及び該カウンターに固定し、該支持具によって前記
    隙間隠蔽部材を支持させるように成したことを特徴とす
    る隙間隠蔽部材の支持構造。
JP4458991U 1991-05-18 1991-05-18 隙間隠蔽部材の支持構造 Pending JPH04128643U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4458991U JPH04128643U (ja) 1991-05-18 1991-05-18 隙間隠蔽部材の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4458991U JPH04128643U (ja) 1991-05-18 1991-05-18 隙間隠蔽部材の支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04128643U true JPH04128643U (ja) 1992-11-24

Family

ID=31924677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4458991U Pending JPH04128643U (ja) 1991-05-18 1991-05-18 隙間隠蔽部材の支持構造

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JP (1) JPH04128643U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006814A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Cleanup Corp 洗面化粧台のカウンターユニット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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