JPH04128594A - 圧縮機の吐出路構造 - Google Patents

圧縮機の吐出路構造

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JPH04128594A
JPH04128594A JP25287790A JP25287790A JPH04128594A JP H04128594 A JPH04128594 A JP H04128594A JP 25287790 A JP25287790 A JP 25287790A JP 25287790 A JP25287790 A JP 25287790A JP H04128594 A JPH04128594 A JP H04128594A
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JP
Japan
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discharge
side cover
cylinder
rotary piston
valve
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JP25287790A
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English (en)
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Kazuhiko Kinoshita
和彦 木下
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧縮機内のサイドカバーに設けられる吐出路
の構造に関する。
(従来の技術) 一般に、例えば、冷凍機においては、圧縮機で圧縮した
冷媒ガスを、凝縮器で液化し、膨張機構で膨張1−2だ
後蒸発器で気化して圧縮機に戻すように構成されている
そ1.て、このような圧縮機は、第5図に示−4ように
、密閉ケーシング(a)内に電動モー タ(b)と該モ
ータ(1))に連係されたベーンポンプ(C)とが収納
されて成り、該ベーンポンプ(e)はシリンダ(d)内
にロータリピストン((・)か偏心して設けられ、該シ
リンダ(d)の両側にロータリピストン(e)の側面が
42’/接するサイドカバー (r)、(r)が設けら
れると共に、上記シリンダ(cl)にブ1ノー ド(g
>がシリンダ(d)内に出没自在に設けられ、該ブレド
(g)の先端か上記ロータリピストン(e)に圧接され
て上記シリンダ(d)内に圧縮室(l〕)か構成され、
上記シリンダ(d)に吸入路(+)と吐出路(j)とか
上記ブレード(g)の両側方に開設されて圧縮’t (
h)に連通されている。
そL2て、上記ケーシング(a)内における一次空間(
k)側のサイドカバー〈r)には、上記吐出路(j)の
吐出口が吐出弁(m)を介して開口しており、該吐出口
の外方には吐出孔(n) 、 (n)をfj゛する円形
ドーム形状のマフラー(0)が設けられている。
従って、この圧縮機は、蒸発器で気化I7た冷奴ガス(
例えばヘリウムガスなど)が吸入路(i)を介してシリ
ンダ(d)内に導入さね、該冷奴ガスをロータリピスト
ン(e)の回転により圧縮した捗・、吐出路(j)の吐
出1コより吐出弁(a)を介11、て77ラー(o) 
内に−U吐出させ、該マフラー(0)の吐出孔(P+)
 −(n)を介12てケーシング(a)内の一次空間(
k)に吐出するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述し7た圧縮機において、ロータリピスト
ン(e)の回転により圧縮された冷媒clスが吐出路(
j)の吐出1]よりマフラー(0)内に吐出すると、第
6図に示すように、冷媒ガス中の圧力脈動の音速と77
ラー(0)の寸法によ−)て決まる周波数の気柱共鳴が
マー7ラー(0)内において発生する。この気柱共鳴に
よる圧力の分布は、ロータリピストン(e)の軸心を通
る直交線(A)に対して、マフラー(o) 内の一側方
の圧力(P+)と、マフラ(o)内の他側方の圧力(P
−)とがUいに逆位相の状態となる。また、第7図に示
すように、第6図に示す吐出路(j)の吐出口をロータ
リピストン(e)の軸心を通る直交線(^)に対]7て
対称位置に設けた場合、気柱共鳴による圧力の分布は、
ロークリピストン(e)の軸心を通る直交線(^)に対
して、マフラー(0)内の一側方の圧力(P−)と、マ
フラ(0)内の他側方の圧力(P+)とが互いに対称な
逆位相の状態となる。
それらの場合、マフラー(o)の吐出孔(n) : (
n)がロータリピストン(e)の軸心に対して対称位置
に設けられていると、第8図に示すように、一方の吐出
孔(n)における圧力脈動(P→)と、他りの吐出孔(
口〉における圧力脈動(P−)とは、互いに逆位相にな
る。そり、て、この両畦出孔(n) −(n)から逆位
相の圧力波が一次空間に伝播されると、第(9図に示す
ように、吐出孔(n)を対称位置に分ける直交線(I3
)に対して圧力(P+)、(P〜)の分布が生ずる。
その結里、一次空間(n)において円周方向の一次モー
ドの圧力脈動が生じ、一次空間(k)内においてローク
リピストン(e)の軸心などを振動させて騒音を引き起
こすことになる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、そのlJ的
とするところは、マフラーにおける一側方の吐出[]か
らの圧力波と、他側方の吐出口からの圧力波とが互いに
打ち消しあうように吐出路を改良して、一次空間内にお
けるロータリピストンの軸心などの振動を防止し7つつ
遮音効果を高めようとするものである。
また、第2吐出口を介して第1吐出口まで至る吐出路に
よってシリンダのトップクリアランスのボリュームが大
きくならないようにサイドカバ〜を改Ql−で、圧縮時
における体積効率の低−ドをuh止することも1■1的
とする。
(課題を解決するだめの手段) 1記[J的を達成するため、請求項(1)に係る発明の
講し、た手段は、圧縮機の吐出路構造として、ケーシン
グ(2)内に収納されたシリンダ(11)内にロータリ
ピストン(12)か偏心して設けられ、該ジノシダ(1
1)の両側にロータリピストン(12)の側面か摺接す
るサイドカバー(+3a) 、 (+3b)が設けられ
ると共に、上記シリンダ(11)にはブレード(15)
によって圧縮室<19)か区画形成され、該圧縮室〈1
9)内に吸入路(1G)を介E7て導入さ第1た流体を
ロータリピストン(12)の回転により圧縮したのち吐
出路(17)を介してノr−シング(2)内の一次空間
(21)に吐出するようにした圧縮機を前提とする。そ
15.て、土シ己サイドカバー(13a) 、 (13
b)のうちの′pなくとも一方のサイドカバー(13a
)に上記吐出路(17)を形成し、該吐出路(17)の
一端を、に記一次空間く21)側に開11する一対の第
1吐出口(42)、(42)によって形成【2、該両吐
出n (42) 、 (42)をロークリビス;・ン(
12)の軸心(5)を直交して通る直交線(ρ)に対]
〜てχ・1b位置に設けるとともに、上記吐出路(17
)の他端を」−記シリンダ(11)側に開【]する1つ
の第2吐出目(44)によって形成し、該第2吐出口(
44)を上記直交線(Ω)七に設ける。さらに、上記サ
イドカバー(Ha)に、上記第1吐出口(42)(42
)を開閉する吐出弁(41)、(41)を設置jる構成
と【またものである。
また、請求項(2)に係る発明の講じた手段は、方のサ
イドカバー(13a)に、第2吐出n(44)を開閉す
る吐出弁(43)’、!:設けて、該第2吐出弁(43
)の剛性強度を、第1吐r++弁(41)、(41,)
に比して開弁期間か短くなるように低く設定する構成と
し、たものである。
さらに、請求項(3)に係る発明の講した1段は、−力
のサイド力”’−(13a)を、ザイドカハーフロント
部(51a)とザイドカハーリャ部(51,1−+)と
に分割1iTflに形成し2、該サイトカバーフロント
)およびサイドカバーリ・ヤ部(511J)に、一対の
第1吐出弁(41)、(41)および第2吐出弁(43
)を個別に取付ける構成としたものである。
(作用) 以11の構成により、請求項(1)に係る発明では、吸
入口(16)を介し,て圧縮室(19)内に導入された
冷媒ガスは、ロー クリピストン(12)の回転により
圧縮されて第2吐出口(44)から吐出路(17)内に
吐出された後、ロータリビストンク12)の軸心(5)
を辿る直交線(Ω)Lより該直交線(ρ)に対し,て対
称位置に開口する6第1吐出日(42)へ向って分岐す
る経路をそれぞれ経て各第1吐出口(42)より第1吐
出弁(41)を介してマフラーなどに吐出されることに
より、−側方の第1吐出口(42)からの冷媒ガス中の
圧力脈動による マフラー内における一側方の圧力(P
+)と他側方の圧力(P−)とがr7いに逆位相となる
圧力の分布状態と、他側方の第1吐出口(42)からの
冷媒ガス中の圧力脈動による1マフラー内における他側
方の圧力(P+)と−側方の圧力(P−)とが互いに逆
位相となる圧力の分布状態とを干渉させて打ち消しあう
ことになる。
また、請求項(2)に係る発明では、第2吐出口(44
)を開閉する第2吐出弁(43)の剛性強度か、各第1
叶出n (42)を開閉する第1吐出弁(41)に比し
て開弁1tl1間が短くなるように低く設定されている
ので、ロー クリピストン(12)の回転により圧縮さ
れた冷奴ガスが第2吐出口(44)から吐出路(17)
を経て8第1吐出口(42)より吐出されると、第2吐
出弁(43)が6第1吐出弁(41)よりも速く閉して
、ローリピストン(12)による次の圧縮T程時に備え
られ、シリンダのトップクリアランスのボリュムが大き
くなることが同避される。
さらに、請求項(3)に係る発明では、一方のサイドカ
バー(1 3a)がサイドカバーフロント部(51a)
とサイドカバーリヤ部(’.+lIi)とに分割1■能
に形成され、一対の第1吐出弁(41)、<41)およ
び第2吐出弁(43)が上記サイドカバーフロント部(
51a)およびサイドカバーリヤ部(51b)に個別に
取付けられているので、冷媒ガスの逆流を防tl−する
上で吐出路(17)内に設けられる第2吐出弁(43)
の脱着が可能となる。
(発明の効果) 以上の如く、請求項(1)に係る本発明によれば、ロー
タリピストン(12)の軸心(5)を通る直交線(Il
)iよりJ直交1(N)に対して対称位置に各第1吐出
口り42)を開口させて、−側方の第11!J−出1コ
(42)からの圧力波と、他側方の第1吐出弁(41)
からの逆位相の圧力波とがマフラー内で打ち消しあえて
気柱共鳴を防止しい一次空間(21)内におけるロータ
リピストン(12)の軸心(5)などの振動を防+tし
て遮B−効W、を高めることかできる。
また、請求項(2)に係る本発明によれば、第2吐出弁
り43)の剛性強度を各第1吐出弁(41)に比し、て
開弁期間か短くなるように低く設定して第2吐出弁(4
3)を各第1吐出弁(41)よりも速く閉じさせること
によっ゛CS第2吐出口(44)を介して第1吐出n 
(42)まで至る吐出路(17)によってシリンダ(I
I)のトップクリアランスのボリュームか大きくなるこ
とを防止して圧縮時の外積効率の低下を防止することが
できる。
また、請求項(3)に係る発明によれば、−力のサイド
fy 7<−(13a)をサイドカバ・−〜−70ンド
部(51a)とサイトカバーリヤ部(51b)とに分割
可能に形成し、該ザイドカバーフロント部(51a)お
よびサイドカバーリヤ部(51b)に一対の第1吐出弁
(41)、(41)および第2吐出弁(43)を個別に
取(−Jけたので、吐出路(17)内の第2吐出弁(4
3)の脱るがi”’iJ能となり、該第2吐出弁(43
)のサービス性の向上を図ることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第3図および第4図に示すように、(1)は冷凍機に設
けられるヘリウム圧縮機であって、蒸発器で気化した冷
奴ガス(ヘリウムガス)を圧縮してIu凝縮器送り出す
ように成っている。
該ヘリウム圧縮機(+)は、全密閉型圧縮機であり、ケ
ーシング(2)か気密状に密閉形成され、該ケーシング
(2)内に電動モータフ3)と該モータ(3)により駆
動されるベーンポンプ(4)とが収納されて構成されて
いる。該モータ(3)はケーシング(2)に固定支持さ
れ、ヘーンポンブク4)のクランク軸(5)が嵌合接続
されCいる。」−記ゲーシング(2)には吸入管(6)
か貫通して取ト」けられ、該吸入’i’′li′(G)
はベー ンボンプ<4)に直結されて蒸発器からの冷媒
ガスがベーンポンプ(4)に送り込まれるように成って
いる。また、ケーシング(2)内はベーンポンプ(4)
で圧縮された高圧の冷媒ガスが充満ず乙ように構成され
、上部に吐出管(7)か接続されている。該吐出管(7
)は、ケーシング(2)内の圧縮された冷媒ガスが吐出
管(7)を通って凝縮器に送り出されるように成ってい
る。
一方、上記ベーンポンプ(4)は、固定翼形ポンプ−ご
あり、シリンダ(11)内にロータリピストン02)が
設けられ°C構成されている。該シリンダ(11)はゲ
ージング(2)に固定支持され、上下両側にはフロント
およびリヤ側のサイドカバー(13a) 、(13b)
が取付けられている。上記口〜クリピストン(12)は
上記モータ(3)に直結されたクランク軸(5)の丁端
部にカム(14〉を介して偏心して設けられ、周面の−
・部がシリンダ(11)の内面に接すると共に、両側面
がサイドカバー(13a) 、 (13b)に摺接して
回転するように構成されている。また、]−記シリンダ
(11)にはブレード(15)か設けられると共に、吸
入路(]8)と吐出路(17)とが設けられている。該
ブレード(15)はシリンダ(I I)に穿設された摺
動孔(18)に嵌合され、シリンダ(11)内に出没自
在に設けられると共に、スプリング活により先端がロー
クリピストン(12)に圧接され、該ブレード(15)
とロタリピストン(I2)によりシリンダ(11)内に
圧縮室(19)が構成されている。上記吸入路(16)
及び吐出路(17)はブレード(15)の両側近傍にお
いてシリンダ(11)内に開口されている。そして、吸
入路(16)には吸入管(6)が接続されて冷媒ガスが
圧縮室(19)に導入される一方、上記フロント側ザイ
ドカハ−(13a)(第3図ではL側)に開口する吐出
路(17)はロータリピストン(12)の回転により圧
縮された冷媒ガスをケーシング(2)内の一次空間(2
1)に吐出するように成っている。更に、上記ケーシン
グ(2)内の下部に油溜め(31)が形成されて冷却油
(32)が貯溜され、該冷却油(32)はケーシング(
2)内の冷媒ガスで高圧雰囲気中に置かれている。
そし、で、第1図および第2図にも示すように、上記フ
ロント側サイドカバー(13a)には、上記−広空間(
21)側に第1吐出弁(4,1)、(41)を介して開
口する吐出路(17>−v流端の一対の第1吐出口(4
2)、 (42)がロータリピストン(12)の軸心と
[2てのクランク軸(5)の中心を通る直交線とし、て
の水平線(l )に対して対称位置に設けられている。
また、上記フロント側サイドカバー(13a)には、上
記シリンダ(11)側に第2吐111弁(43)を介し
て開口する吐出路(17Ll−原端の第2吐出口(44
)が上記水平線〈p)トに設けられていて、上記第2吐
出口(44)から各第1吐出口(42)に至る吐出路(
17)の各糸路が等長で11つ断面形状が一致する断面
路T字状に形成されている。そして、上記第2吐出弁(
43)は、上記各第1吐出弁(41)に比して剛性強度
が低く設定され、閉弁および閉弁が迅速に行われて開弁
期間が短くなっている。また、上記クランク軸(5)に
対して略対称位置(第1図では左右位置)に吐出孔(4
,5) 、 (45)が設けられた略円形ドーム形状の
マ°5クラーク46)か、同様にクランク軸(5)に工
l t、て略々・1称位置(第1図では」7下位置)に
挿通されるボルト部材(4G) 、 (4G)により取
(=Iけられている。
また、−に=己フロ〉1・側サイドカバー(13a)は
、→J゛イドカバーフロント部(51a)とサイドカバ
ーリヤ部(51b)とに分割1す能に構成されている。
」二足すイドカバーフロント部(51a)の−広空間(
21)側の面には、上記一対の第1吐出弁(41)、(
41)かボルト(52) 、 (52)により開閉I′
11能に取付けられている。また、」二足サイドカバー
リヤ部(51b)の−広空間(21)側の而(吐出路(
17)内の而)には、上記第2吐出弁(43)がポル)
 (52)により開閉可能に取付けられている。
次に、このヘリウム圧縮機(1)の圧縮動作について説
明する。
先ず、蒸発器で気化した冷媒ガスは吸入管(G)を通り
、吸入路(16)を介(、てシリンダ(11)内に導入
される。一方、ロータリピストン(12)は電動モタ(
3)の駆動によりシリンダ(11)内を偏心11.て回
転する。該ロータリピストン(12)のシリンダ(11
)に対する摺接部かブレードク15)の位置に来ると、
該ブレー ド(15)はシリンダ(11)内に最も没入
し、た状態となり、シリンダ(11)内に1つの圧縮室
(19)が構成され、吸入動作及び吐出動作が共に終了
し5た状態となる。この状態よりロータリピストン(1
2)が回動すると、ブレード(15)が該ロータリピス
トン(12)に圧接されてシリンダ(11)内に突出し
、このブレード(15)で区画されて吸入側と吐出側と
の2つの圧縮室(19)が構成される。そして、吸入側
圧縮室(19)には吸入路(lB)より冷媒ガスが導入
される一方、吐出側圧縮室(19)は収縮し、充填され
た冷媒ガスか圧縮される。その後、ロークリピストン(
12)が史に同動し、冷媒ガスが所定圧に圧縮されると
、吐出弁(20)か開動し、圧縮された冷媒ガスが第2
吐出口(44)から第2吐出弁(43)を介(、て吐出
路(17)内に吐出された後、クランク軸(5)を通る
水平線<R”) lより該水平線(Ω)に灯し、て対称
位置に開口する各第1吐出口(42)へ向って分岐する
経路をそれぞれ経て各第1吐出口(42)より第1吐出
弁(41)を介してマフラー(46)内に−F]吐出さ
れる。これにより、第8図の(C)点て示すように、−
側方の第1吐出口(42)からの冷媒ガス中の圧力脈動
による。マフラー(4G)内における一側h″の圧力(
P+)と他側h゛の圧力(P−)とか互いに逆位相とな
る圧力の分/+i状態と、他側方の第1吐出口(42)
からの冷媒ガス中の圧力脈動による。マフラー(46)
内における他側力の圧力(P+)と−側方の圧力(P−
)とか互いに逆位相となる圧力の分布状態とか干渉しあ
って打ち消され、気柱共鳴を防止できる。
そして、このマフラー(4[i)内の冷媒ガスが万いに
逆位相となる圧力波を伴わすに吐出孔(45)、(45
)を介してケーシング(2)内の一次空間(21〉に放
出されて、−広空間(21)内におけるロータリピスト
ン(!2)の軸心(5)などの振動を防止(、て連名効
果か高められる。しかる後、ロータリピストン(12)
のシリンダ(II)に対する摺接部がブレード(15)
の位置に戻ると初期状態となる。この動作を繰り返し、
冷媒ガスが順次圧縮される。
その場合、第2吐H1弁(43)の剛性強度が、各第1
吐出弁(41)に比して開弁期間が短くなるように低く
設定されているので、ロータリピストン(12)の回転
により圧縮された冷媒ガスが第2吐出口(44)から吐
出路(17ンを経て各第1吐出口(42)より吐出され
ると、第2吐出弁(43)が各第1吐出弁(41)より
も速く閉して、ロータリピストン(12)による次の圧
縮工程に伺えられる。この結果、第2吐出[1”1 (
44)を介して第1吐出口(42)まで至る吐出路(1
7)によ−)てシリング(11)のトップクリアランス
のボリュームが大きくなることを防■ト【72、圧縮時
の体積効率の低下を防止することができる。
また、フロント側サイドカバー(13a)かサイドカバ
ー70ント部(51a)とサイトカバーリヤ部(511
))とに分割iiJ能に構成され、一対の第1吐出弁(
41)、(41)がサイドカバーフロント部(51a)
の−広空間(21)側の而に、第2吐出弁(43)がサ
イトカバーリヤ部(51b)の−広空間(21)側の面
にそれぞれボルト(52)により開閉iiJ能に取付け
られているので、冷媒ガスの逆流を防止する上で吐出路
(17)内に設けられる第2吐出弁(43)の脱ろが可
能となり、該第2吐出弁(43)のサービス性の向上を
図ることかできる。
尚、本発明は−I−記各実施例に限定されるものではな
く、その他種々の変形例を包含するものである。例えば
、上記実施例では、サイドカバーリヤ部(51b)の−
広空間(21)側の而に第2吐出弁(43)を設けたか
、第2吐出弁を設けなくとも、−側力の第1吐出口から
の冷奴ガス中の圧力脈動による。
マフラー内における一側方の圧力(P+)と他側方の圧
力(P−)とか互いに逆位相となる圧力の分布状態と、
他側方の第1吐出口からの冷媒ガス中の圧力脈動による
。マフラー内における他側方の圧力(P+)と−側方の
圧力(P−)とか互いに逆位相となる圧力の分布状態と
を干渉させて気柱共鳴を防止して、一次空間内における
ロータリピストンの軸心などの振動を防止して遮音効果
を高めることかで八る。
また、上記実施例では、吐出路(17)をフロント側サ
イドカバー(13a)に設けたか、リヤ側サイドカバー
、又はフロント側サイドカバーおよびリヤ側サイドカバ
ーに吐出路か設けられるようにし、でも良い。
さらに、上記実施例では、圧縮機とし7てはヘリウムガ
スを冷媒ガス出するヘリウム圧縮機を用いたか、他の流
体を冷媒ガスとする圧縮機にも適用できるのは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
一次空間より視たフロント側サイドカバの平面図、第2
図は第1図の■−■線における断面図、第3図はベーン
ポンプの概略平面図、第4図はヘリウム圧縮機の縦断面
図である。 また、第5図ないし9図は従来例を示し、第5図は第2
図相当図、第6図はマフラー内の気柱共鳴による圧力の
分布状態を示す説明図、第7図は第6図相当図、第8図
はマフラーにおけるδ吐出孔からの逆位相の圧力波の波
形特性を示す説明図、第9図は各吐出孔からの一次空間
に対する圧力の分布状態を示す説明図である。 (5)・・・クランク軸(軸心) (11)・・・シリンダ (12)・・・ロータリピストン (13a)、(+3b)−サイトカバ (15)・・・ブレード (IG)・・吸入路 (17)・・・吐出路 (19)・・圧縮室 (21)・・・−広空間 (41)・・・第1吐出弁 (42)・・・第1吐出口 (43)・・・第2吐出弁 (44)・・・第2吐出口 (51a)・・・サイドカバーフロント部(51b)・
・・サイドカバーリヤ部 (1)・・・水平線(直交線) ばか1名 (5)  クランク軸(軸心) (11):・す、夕 (Iり  ロータリピストン (13a)、(+3b) −サイドカバ(]5)ブレー
ド <16)  吸入路 (17)・吐出路 (19)・圧縮室 (21)・・一次空間 (41)・・第1吐出弁 第 図 第 図 第 図 第 図 −張りia窮+otffiロFi@IE71R動第 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシング(2)内に収納されたシリンダ(11
    )内にロータリピストン(12)が偏心して設けられ、
    該シリンダ(11)の両側にロータリピストン(12)
    の側面が摺接するサイドカバー(13a)、(13b)
    が設けられると共に、上記シリンダ(11)にはブレー
    ド(15)によって圧縮室(19)が区画形成され、該
    圧縮室(19)内に吸入路(16)を介して導入された
    流体をロータリピストン(12)の回転により圧縮した
    のち吐出路(17)を介してケーシング(2)内の一次
    空間(21)に吐出するようにした圧縮機において、 上記サイドカバー(13a)、(13b)のうちの少な
    くとも一方のサイドカバー(13a)に上記吐出路(1
    7)が形成され、該吐出路(17)の一端は、上記一次
    空間(21)側に開口する一対の第1吐出口(42)、
    (42)によって形成され、該両吐出口(42)、(4
    2)がロータリピストン(12)の軸心(5)を直交し
    て通る直交線(l)に対して対称位置に設けられている
    とともに、上記吐出路(17)の他端は上記シリンダ(
    11)側に開口する1つの第2吐出口(44)によって
    形成され、該第2吐出口(44)が上記直交線(l)上
    に設けられており、上記サイドカバー(13a)には、
    上記第1吐出口(42)、(42)を開閉する吐出弁(
    41)、(41)が設けられていることを特徴とする圧
    縮機の吐出路構造。
  2. (2)一方のサイドカバー(13a)には、第2吐出口
    (44)を開閉する吐出弁(43)が設けられていて、
    該第2吐出弁(43)は、第1吐出弁(41)、(41
    )に比して開弁期間が短くなるよう、剛性強度が低く設
    定されている請求項(1)記載の圧縮機の吐出路構造。
  3. (3)一方のサイドカバー(13a)は、サイドカバー
    フロント部(51a)とサイドカバーリヤ部(51b)
    とに分割可能に形成され、該サイドカバーフロント部(
    51a)およびサイドカバーリヤ部(51b)には、一
    対の第1吐出弁(41)、(41)および第2吐出弁(
    43)が個別に取付けられている請求項(1)記載の圧
    縮機の吐出路構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031814A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 東芝キヤリア株式会社 圧縮機及び冷凍サイクル装置

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JP2017031814A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 東芝キヤリア株式会社 圧縮機及び冷凍サイクル装置

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