JPH1162862A - ローリングピストン型ロータリ圧縮機 - Google Patents

ローリングピストン型ロータリ圧縮機

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JPH1162862A
JPH1162862A JP9232079A JP23207997A JPH1162862A JP H1162862 A JPH1162862 A JP H1162862A JP 9232079 A JP9232079 A JP 9232079A JP 23207997 A JP23207997 A JP 23207997A JP H1162862 A JPH1162862 A JP H1162862A
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rotary compressor
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Katsuharu Fujio
勝晴 藤尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのシリンダ内に複数の圧縮室を有するロ
ーリングピストン型ロータリ圧縮機の吸入通路に生じる
脈動による弊害を低減するものである。 【解決手段】 圧縮室26の吸入口28,圧縮室27の
吸入口30と圧縮機外部吸入配管系との間に共通のマフ
ラー室50を設けると共に、吸入口28,30とマフラ
ー室50との間の連通管64,65の長さをほぼ同じに
するものである。それによって、各吸入口経路に同等の
脈動が生じ、各圧縮室25,27の吸入効率と各圧縮ト
ルク変動も同様に発生して、駆動軸6が一回転する間の
トルク変動が分散し、電動機2の効率向上と圧縮機配管
系の振動低減ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロータリ圧縮機の吸
入通路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調機用圧縮機に多く使用されているロ
ーリングピストン型ロータリ圧縮機の構造は、図4に示
す縦断面,図5に示す圧縮要素部横断面で代表される如
く、周知されている。
【0003】すなわち、密閉容器101の内部に電動機
102と、この電動機102に駆動される圧縮部103
を設けて構成され、圧縮部103の駆動軸106が電動
機102に連結されてシリンダブロック111の両側に
配置された主軸受108と副軸受109で支持されてい
る。
【0004】シリンダ119を備えたシリンダブロック
111の内側には、駆動軸106の主軸から偏心したク
ランク部107に外装するローラ110がシリンダ11
9の内壁に接近して配置され、圧縮室115を形成して
いる。
【0005】シリンダブロック111の案内溝112に
は、ブレード114とブレード114の先端をローラ1
10に付勢するバネ装置113が配置されており、圧縮
室115が吸入側と圧縮側とに区画されている。
【0006】シリンダブロック111には、ブレード1
14を境としてシリンダ119に開口する吸入口116
と吐出口117が設けられている。
【0007】吸入口116には、低圧側冷媒を貯溜する
ためのアキュームレータ160が接続されている。
【0008】しかしながら、このような一つの圧縮室1
15を有する構成のロータリ圧縮機は、圧縮トルク変動
が大きいことから、振動が大きく圧縮機配管系を破損す
るという課題があり、図6に示す如く、シリンダ219
内に二つの圧縮室を備えたローリングピストン型ロータ
リ圧縮機が提案されている。
【0009】同図は、シリンダブロック111に設けた
案内溝120にブレード121とバネ装置122を、案
内溝123にブレード124とバネ装置125を各々配
置して、圧縮室126と圧縮室127を備えている。
【0010】圧縮室126には吸入口128と吐出口1
29が開口し、圧縮室127には吸入口130と吐出口
131が開口している。
【0011】このような二つのブレードを備えた構成の
圧縮機は、図7に示す如く、駆動軸206の一回転当り
の圧縮トルク作用範囲が2分割され、圧縮機振動が図4
と図5の構成の圧縮機よりも半減する(特開昭63−2
08688号公報)。
【0012】一方、上述のシリンダブロック211に吸
入口228と吸入口230を備えた圧縮機は、例えば図
8で示す如く、吸入側に第1のアキュームレータ218
と第2のアキュームレータ214を配置する構成とな
り、吸入配管系簡素化のために図9に示す構成が提案さ
れている(特開平1−249977号公報)。
【0013】同図は、アキュームレータ350が密閉容
器301の側壁を貫通して一方の圧縮室の吸入口349
に接続されると共に、吸入口349が他方の圧縮室の吸
入口に密閉容器301内の連通管363を介して連通さ
せている。連通管363は、駆動軸336を支持する主
軸受334の軸受ボス部を迂回して構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、以下に述べる如く、吸入気体流れに基づ
く課題があった。
【0015】すなわち、上述のような一つのシリンダブ
ロックに二つのブレードを配置してシリンダ内に二つの
圧縮室を形成する圧縮機の圧縮原理は、図10(a)〜
図10(d)に示す通りである。
【0016】すなわち、図10(a)における斜線で示
す空間は、圧縮室の最大吸入行程容積の状態を示す。図
10(b)における斜線で示す空間は、圧縮室の最小吸
入行程容積の状態で吸入口が閉塞される直前の圧縮室を
示し、図10(a)における最大吸入行程容積の状態か
ら縮小している。この吸入行程容積の減少は、吸入気体
が吸入口を通じて吸入配管系に逆流することを意味す
る。図10(c)における斜線で示す空間は、吸入口が
閉塞されて実質的な圧縮開始の状態を示す。図10
(d)における斜線で示す空間は、圧縮室圧力が上昇し
た結果、吐出口を通じて圧縮室から排出される状態を示
す。
【0017】このような吸入・圧縮行程における吸入気
体の流入と逆流が生じるので、図9のような不均等な吸
入経路の分流と吸入経路の迂回による経路長さが異なる
構成では、吸入経路に生じる脈動が互いに干渉し合い、
その結果、吸入経路抵抗が大きくなり、圧縮効率が著し
く低下するという課題があった。
【0018】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、圧縮効率の向上と吸入配管系の振動低減を
図ることを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、各圧縮室の吸入口と圧縮機外部吸入配管系
との間に共通のマフラー室を設けて各吸入口経路への脈
動干渉を緩和するものである。
【0020】上記マフラー室の設置によって、圧縮機外
部吸入管系の脈動が低減し、吸入配管系の通路抵抗が少
なく、圧縮機の吸入効率向上と振動低減が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、各圧縮
室の吸入口と圧縮機外部吸入配管系との間に共通のマフ
ラー室を設けると共に、各吸入口からマフラー室までの
吸入経路長さを概同距離に配置させるものである。そし
てこの構成によれば、各吸入口経路に同等の脈動が生
じ、各圧縮室の吸入効率と各圧縮トルク変動も同様に発
生して、駆動軸が一回転する間のトルク変動が分散す
る。この結果、電動機の効率向上と圧縮機配管系の振動
低減ができる。
【0022】請求項2に記載の発明は、電動機と反対側
の位置に設けて駆動軸を支持し且つシリンダブロックと
隣接した副軸受の側にマフラー室を配置する一方、副軸
受と共に駆動軸を支持し且つ電動機の側に配置された主
軸受の側に吐出口を配置したものである。そしてこの構
成によれば、主軸受と電動機との距離が短くなって駆動
軸の変形を少なくできると共に、脈動吸収に要する充分
な空間のマフラー室を任意の形態で設置可能になる。
【0023】請求項3に記載の発明は、各吸入口経路が
副軸受を軸方向に貫通して配設されたものである。そし
てこの構成によれば、各吸入口経路が短くなるので、脈
動が低減し、圧縮機外部吸入配管系の振動低減と吸入効
率が向上する。
【0024】請求項4に記載の発明は、密閉容器の端部
壁と副軸受との間に仕切り部材を配置してマフラー室を
形成したものである。そしてこの構成によれば、各吸入
口経路を最も短くでき、各吸入口経路で生じる脈動によ
る影響が回避できる。
【0025】請求項5に記載の発明は、副軸受の側の密
閉容器の端部壁外部にマフラー室を配置し、密閉容器の
端部壁を貫通して吸入口経路を設けたものである。そし
てこの構成によれば、吸入口経路の短縮化とマフラー室
の加熱防止を同時に図ることができる。
【0026】請求項6に記載の発明は、副軸受の側の密
閉容器の端部壁外部にマフラー室を配置し、副軸受と密
閉容器の端部壁を貫通して吸入口経路を設けたものであ
る。そしてこの構成によれば、吸入口経路の更なる短縮
化により、吸入気体の加熱を防止できる。
【0027】請求項7に記載の発明は、吸入口経路を構
成する連通管によって主としてマフラー室を密閉容器に
保持させたものである。そしてこの構成によれば、密閉
容器へのマフラー室の取り付けが簡易になる。
【0028】請求項8に記載の発明は、吸入経路のマフ
ラー室への開口位置をマフラー室の中心に対して概対称
に配設したものである。そしてこの構成によれば、マフ
ラー室での脈動減衰作用が大きくなる。
【0029】請求項9に記載の発明は、圧縮機外部吸入
配管系に接続する吸入管の最下流端をマフラー室の中央
部まで侵入させ、最下流端を各吸入経路のマフラー室へ
の開口端よりも上部に配設させたものである。そしてこ
の構成によれば、圧縮機外部吸入配管系からマフラー室
に流入する気液混合流体が各圧縮室にそのまま流入する
のを防止できる。
【0030】請求項10に記載の発明は、各吸入経路の
マフラー室への各開口部に対して共通の概中心に圧縮機
外部吸入配管系に接続する吸入管の最下流端を配設した
ものである。そしてこの構成によれば、マフラー室での
脈動減衰作用が一層大きくなる。
【0031】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0032】(実施例1)図1は、ローリングピストン
型ロータリ冷媒圧縮機の縦断面を表し、密閉容器1の内
部の上部に電動機2、下部に圧縮部3が配置され、圧縮
機の外部配管系に接続する吐出管49が電動機2の上部
空間に接続されている。密閉容器1の底外部に圧縮部3
の吸入側に連通するマフラー室50が配置され、吸入管
51がマフラー室50に接続されている。
【0033】圧縮部3は、密閉容器1に内接固定された
主軸受8と副軸受9がシリンダブロック11を挟んで固
定されている。
【0034】電動機2の固定子5に連結した駆動軸6が
主軸受8と副軸受9に支持され、駆動軸6のクランク部
7にローラ10が装嵌されている。
【0035】図2に示す如く、シリンダブロック11に
設けた案内溝12にはブレード14が装着され、バネ装
置13によってブレード14の先端がローラ10に押接
されている。また、その反対側位置に設けた案内溝23
にはブレード24が装着され、バネ装置25によってブ
レード24の先端がローラ10に押接されている。
【0036】ブレード14とブレード24によって仕切
られた圧縮室26と圧縮室27に開口する吸入口28と
吸入口30がシリンダブロック11の副軸受9取り付け
面側に、吐出口29と吐出口31がシリンダブロック1
1の主軸受8取り付け面側にそれぞれ対称位置に設けら
れている。
【0037】吐出弁装置61と吐出弁装置62と吐出ガ
イド63とが主軸受8に配置されて吐出冷媒通路の一部
を成す。
【0038】吸入口28に連通する連通管64と吸入口
30に連通する連通管65は、副軸受9と密閉容器1の
底部を軸方向に貫通して、マフラー室50に通じてい
る。
【0039】連通管64と連通管65は、密閉容器1の
底部とマフラー室50の外壁とで銀ロー付け固定され、
マフラー室50を支持すべく構成されている。
【0040】電動機2を収納する電動機室70の上部空
間と下部空間とは、電動機2の固定子4の外側に設けた
冷却通路71で連通している。
【0041】油溜35は電動機室70の下部空間に通じ
ている。マフラー室50に侵入している吸入管51の一
部に小孔36が設けられている。
【0042】72は圧縮機支持脚、73は密閉容器1と
マフラー室50との補助固定部材である。
【0043】以上のように構成されたローリングピスト
ン型ロータリ冷媒圧縮機について、その動作を説明す
る。
【0044】電動機6の回転子5に連結された駆動軸6
が回転するに伴い、前述の図10(a)〜図10(d)
の圧縮原理によって冷媒ガスが圧縮室26と圧縮室27
とでそれぞれ吸入・圧縮され、吐出弁装置61と吐出弁
装置62,主軸受8と吐出ガイド63との間の環状の通
路を経て電動機室70に排出される。
【0045】冷媒ガス中に含まれる潤滑油の一部は分離
されて油溜35に帰還し、残りの潤滑油は冷媒ガスと共
に吐出管49を経て圧縮機外部に送出される。
【0046】吐出冷媒ガスが吐出ガイド63の内側を通
過する際に、主軸受8が冷却される。
【0047】一方、冷凍サイクル配管系の低圧側から吸
入管51を経由してマフラー室50に流入した冷媒ガス
(潤滑油を含む)は、障害壁面に衝突後、潤滑油の一部
を分離して連通管64と連通管65を経由して圧縮室2
6と圧縮室27の吸入側に交互に流入する。
【0048】圧縮室26と圧縮室27で吸入行程中の吸
入冷媒ガスは、図10(a)〜図10(d)で説明した
吸入・圧縮原理によって連通管64,連通管65内を出
入りする。
【0049】連通管64と連通管65の長さが短いの
で、圧縮室26に通じた連通管64を逆流する吸入冷媒
ガスは、マフラー室50を介して、圧縮室27の吸入行
程中に通じた連通管65に瞬時に吸い込まれる。
【0050】このために、マフラー室50内で生じる吸
入冷媒ガスの脈動が抑制される。また、冷媒ガスが連通
管64,連通管65を逆流する時、圧縮室26,圧縮室
27での吸入行程中の昇圧は皆無に等しい。
【0051】冷媒ガスが吸入管51を通過する際に生じ
る負圧発生によって、マフラー室50の底部に貯する潤
滑油が小孔36を通じて吸い上げられ、吸入冷媒ガスに
混入する。
【0052】以上のように上記実施例によれば、圧縮室
26の吸入口28および圧縮室27の吸入口30と圧縮
機外部吸入配管系との間に共通のマフラー室50を設け
ると共に、吸入口28,吸入口30とマフラー室50と
の間の連通管64,連通管65の長さをほぼ同じにした
ことにより、圧縮室26および圧縮室27に吸入された
冷媒ガスの一部が一時的に吸入口28と吸入口30とに
逆流する際に脈動が連通管64,連通管65内で180
度の位相をなして同等の大きさで発生する。このため
に、脈動の影響による圧縮室26,圧縮室27の吸入効
率と各圧縮トルク変動が対称的に生じるので、駆動軸6
が一回転する間のトルク変動を分散することができる。
この結果、電動機の効率向上と圧縮機配管系の振動低減
ができる。
【0053】また、連通管64,連通管65を通じてマ
フラー室50に伝播する冷媒ガスの各脈動は、マフラー
室50で減衰される。すなわち、連通管64から逆流す
る冷媒ガスはマフラー室50を通じて連通管65に吸引
され、連通管64から伝播する冷媒ガス脈動は減衰す
る。この結果、吸入管51を通じて圧縮機外部吸入配管
系に冷媒ガス脈動が伝播しないので、圧縮機外部吸入配
管系の振動を少なくできる。
【0054】また、吸入冷媒ガスの著しい過給作用が発
生しないので、過剰な圧縮負荷を防止できる。
【0055】また上記実施例によれば、副軸受9の側に
マフラー室50を配置する一方、主軸受8の側に吐出口
29と吐出口31を配置したものである。そしてこの構
成によれば、主軸受8と電動機2との距離が短くなって
駆動軸6の曲げ変形が少なくなるので、回転駆動系の不
均衡による圧縮機振動と軸受部摩耗を少なくできる。
【0056】また、脈動吸入に必要な空間のマフラー室
50を任意の形態で設置可能になるので脈動減衰効果を
大きくできる。
【0057】また上記実施例によれば、連通管64と連
通管65が副軸受9を軸方向に貫通して配設されたこと
により、マフラー室50までの各吸入口経路が短くなる
ので、脈動の大きさが低減する。この結果、圧縮機外部
吸入配管系の振動を低減し、圧縮機吸入効率を向上でき
る。
【0058】また上記実施例によれば、副軸受9の側の
密閉容器1の端部壁外部にマフラー室50を配置し、密
閉容器1の端部壁を貫通して吸入口28,吸入口30と
マフラー室50との間の連通管64,連通管65を設け
たことにより,吸入口経路の短縮化とマフラー室50の
加熱を防止して圧縮効率を向上できる。
【0059】また上記実施例によれば、副軸受9の側の
密閉容器1の端部壁外部にマフラー室50を配置し、副
軸受9と密閉容器1の端部壁を貫通する連通管64と連
通管65を設けたことにより、吸入口経路の更なる短縮
化により、連通管64と連通管65の内部で生じる脈動
を少なくできると共に吸入冷媒ガスの加熱を防止でき
る。
【0060】また上記実施例によれば、吸入口経路を構
成する連通管64と連通管65によって主としてマフラ
ー室50を密閉容器1に保持させたことにより、密閉容
器1へのマフラー室50の配設が簡易にできる。
【0061】また上記実施例によれば、連通管64と連
通管65のマフラー室50への開口位置をマフラー室5
0の中心に対して概対称に配設したことにより、マフラ
ー室50での脈動減衰作用を大きくでき、吸入配管系の
振動を低減できる。
【0062】また上記実施例によれば、連通管64と連
通管65のマフラー室50への各開口部に対して共通の
概中心に圧縮機外部吸入配管系に接続する吸入管51の
最下流端を配設したことにより、マフラー室50での脈
動減衰作用を一層大きくでき、圧縮効率の向上と吸入配
管系の振動を低減できる。
【0063】(実施例2)図3は、密閉容器80にマフ
ラー室81を内蔵した冷媒圧縮機の構成を示す。
【0064】密閉容器80の内部は、仕切り部材82に
よって上部の高圧空間と下部のマフラー室81とに仕切
られている。
【0065】仕切り部材82の外周は、上部密閉容器8
0aの端部と下部密閉容器80bの端部と共に溶接密封
されている。
【0066】吸入管83の最下流端部は、吸入口28,
吸入口30に連通する連通管84,連通管85の下端部
よりも高い位置に設定され、吸入管83からマフラー室
81に流入する冷媒ガスが、潤滑油を分離することなく
連通管84と連通管85に直接流入するのを阻止してい
る。その他の構成は図1と同様である。
【0067】上記実施例によれば、密閉容器80の端部
壁と副軸受9との間に仕切り部材82を配置してマフラ
ー室81を形成したことにより、各吸入口経路を最も短
くでき、各吸入口経路で生じる脈動による弊害を回避で
きる。
【0068】また上記実施例によれば、圧縮機外部吸入
配管系に接続する吸入管51の最下流端をマフラー室5
0の中央部まで侵入させ、最下流端を連通管64と連通
管65のマフラー室50への開口端よりも上部に配設さ
せたことにより、圧縮機外部吸入配管系からマフラー室
50に流入する気液混合冷媒ガスが圧縮室26と圧縮室
27にそのまま流入するのを防止できる。
【0069】また上記実施例によれば、シリンダブロッ
ク11に二つのブレード14,24を等間隔に配置させ
たが、更に多くのブレードを等間隔に配置させた場合も
同様の作用効果を発揮する。
【0070】また、上記実施例では冷媒圧縮機について
説明したが、他の気体(例えば、酸素,窒素,ヘリウ
ム,空気など)を圧縮する気体圧縮機の場合も同様な作
用・効果を生じるものである。
【0071】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、各圧縮室の吸入口と圧縮機外部吸入
配管系との間に共通のマフラー室を設けると共に、各吸
入口からマフラー室までの吸入経路長さを概同距離に配
置させたもので、この構成によれば、各圧縮室に吸入さ
れた気体の一分が一時的に各吸入口に逆流する際に脈動
が吸入口経路で180度の位相をなして同等の大きさで
発生する。このために、脈動の影響による各圧縮室の吸
入効率と各圧縮トルク変動が対称的に生じるので、駆動
軸が一回転する間のトルク変動を分散することができ
る。この結果、電動機の効率向上と圧縮機配管系の振動
低減ができる。
【0072】また、吸入口経路を通じてマフラー室に伝
播する気体の各脈動は、マフラー室で減衰される。すな
わち、吸入口経路から逆流する気体はマフラー室を通じ
て別の吸入口経路に吸引され、気体脈動は減衰する。こ
の結果、圧縮機外部吸入配管系に吸入気体の脈動が伝播
しないので、圧縮機外部吸入配管系の振動を少なくでき
る。
【0073】また、吸入気体の著しい過給作用が発生せ
ず、過剰な圧縮負荷を防止できる。請求項2に記載の発
明は、電動機と反対側の位置に設けて駆動軸を支持し且
つシリンダブロックと隣接した副軸受の側にマフラー室
を配置する一方、副軸受と共に駆動軸を支持し且つ電動
機の側に配置された主軸受の側に吐出口を配置したもの
で、この構成によれば、主軸受と電動機との距離が短く
なって駆動軸の変形を少なくできるので、回転駆動系の
不均衡による圧縮機振動と軸受部摩耗を少なくできる。
【0074】また、脈動吸収に必要な空間のマフラー室
を任意の形態で設置可能になるので、脈動減衰効果を大
きくできる。
【0075】請求項3に記載の発明は、各吸入口経路が
副軸受を軸方向に貫通して配設されたものである。そし
てこの構成によれば、マフラー室までの各吸入口経路が
短くなるので、脈動の大きさが低減する。この結果、圧
縮機外部吸入配管系の振動を低減し、圧縮機吸入効率を
向上できる。
【0076】請求項4に記載の発明は、密閉容器の端部
壁と副軸受との間に仕切り部材を配置してマフラー室を
形成したものである。そしてこの構成によれば、各吸入
口経路が最も短くでき、各吸入口経路で生じる脈動を抑
制し、脈動による弊害を回避し、圧縮機効率の向上と振
動低減を図ることができる。
【0077】請求項5に記載の発明は、副軸受の側の密
閉容器の端部壁外部にマフラー室を配置し、密閉容器の
端部壁を貫通して吸入口経路を設けたものである。そし
てこの構成によれば、吸入口経路の短縮化とマフラー室
の加熱を防止して圧縮効率を向上できる。
【0078】請求項6に記載の発明は、副軸受の側の密
閉容器の端部壁外部にマフラー室を配置し、副軸受と密
閉容器の端部壁を貫通して吸入口経路を設けたものであ
る。そしてこの構成によれば、吸入口経路の更なる短縮
化により、吸入口経路で生じる脈動を少なくできると共
に吸入気体の加熱を防止し、圧縮効率を更に向上でき
る。
【0079】請求項7に記載の発明は、吸入口経路を構
成する連通管によって主としてマフラー室を密閉容器に
保持させたものである。そしてこの構成によれば、密閉
容器へのマフラー室の配設が簡易にでき、圧縮機の低コ
スト化が実現できる。
【0080】請求項8に記載の発明は、各吸入経路のマ
フラー室への開口位置を前記マフラー室の中心に対して
概対称に配設したものである。そしてこの構成によれ
ば、マフラー室での脈動減衰作用を大きくでき、吸入配
管系の振動を低減できる。
【0081】請求項9に記載の発明は、圧縮機外部吸入
配管系に接続する吸入管の最下流端をマフラー室の中央
部まで侵入させ、前記最下流端を各吸入経路のマフラー
室への開口端よりも上部に配設させたものである。そし
てこの構成によれば、圧縮機外部吸入配管系からマフラ
ー室に流入する気液混合流体が各圧縮室にそのまま流入
するのを防止し、液圧縮を回避して圧縮機耐久性を向上
できる。
【0082】請求項10に記載の発明は、各吸入経路の
マフラー室への各開口部に対して共通の概中心に圧縮機
外部吸入配管系に接続する吸入管の最下流端を配設した
ものである。そしてこの構成によれば、マフラー室での
脈動減衰作用を一層大きくでき、圧縮効率の向上と吸入
配管系の振動を低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すローリングピストン型
ロータリ冷媒圧縮機の縦断面図
【図2】図1におけるA−A線に沿った横断面図
【図3】本発明の別の実施例を示すローリングピストン
型ロータリ冷媒圧縮機の要部断面図
【図4】従来のローリングピストン型ロータリ圧縮機の
縦断面図
【図5】同圧縮機の圧縮部横断面図
【図6】従来の別のローリングピストン型ロータリ圧縮
機の圧縮部横断面図
【図7】同圧縮機の負荷トルク変動特性図
【図8】同類圧縮機の横断面図
【図9】従来の更に別のローリングピストン型ロータリ
圧縮機の要部縦断面図
【図10】(a)〜(d)同圧縮機の圧縮原理説明図
【符号の説明】
1 密閉容器 2 電動機 3 圧縮部 6 駆動軸 7 クランク部 8 主軸受 9 副軸受 10 ローラ 11 シリンダブロック 14,24 ブレード 15 シリンダ 26,27 圧縮室 28,30 吸入口 29,31 吐出口 50 マフラー室 64,65 連通管 82 仕切り部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器の内部に電動機と圧縮部を配置
    し、前記圧縮部のシリンダブロックに設けた円筒内面を
    有するシリンダと、前記電動機に連結する駆動軸のクラ
    ンク部に外装し且つ前記シリンダの内面に沿って移動す
    るローラと、前記ローラの外周面に先端が摺接すべく前
    記シリンダブロックから前記シリンダ内に出没して前記
    円筒内面と前記ローラの外周面とで形成される圧縮室を
    等間隔で仕切る複数のブレードと、分割された各圧縮室
    にそれぞれ吸入口と吐出口を備えたローリングピストン
    型ロータリ圧縮機において、前記各圧縮室の吸入口と圧
    縮機外部吸入配管系との間に共通のマフラー室を設ける
    と共に、前記各吸入口から前記マフラー室までの各吸入
    経路長さを概同距離に配置させたローリングピストン型
    ロータリ圧縮機。
  2. 【請求項2】 電動機と反対側の位置に設けて駆動軸を
    支持し且つシリンダブロックと隣接した副軸受の側にマ
    フラー室を配置する一方、前記副軸受と共に前記駆動軸
    を支持し且つ前記電動機の側に配置された主軸受の側に
    各圧縮室の吐出口を配置した請求項1記載のローリング
    ピストン型ロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】 各圧縮室の各吸入口経路が副軸受を軸方
    向に貫通して配設された請求項2記載のローリングピス
    トン型ロータリ圧縮機。
  4. 【請求項4】 密閉容器の端部壁と副軸受との間に仕切
    り部材を配置してマフラー室を形成した請求項1記載の
    ローリングピストン型ロータリ圧縮機。
  5. 【請求項5】 副軸受の側の密閉容器の端部壁外部にマ
    フラー室を配置し、前記密閉容器の端部壁を貫通して各
    吸入口経路を設けた請求項1記載のローリングピストン
    型ロータリ圧縮機。
  6. 【請求項6】 副軸受の側の密閉容器の端部壁外部にマ
    フラー室を配置し、前記副軸受と前記密閉容器の端部壁
    を貫通して吸入口経路を設けた請求項5記載のローリン
    グピストン型ロータリ圧縮機。
  7. 【請求項7】 各吸入口経路を構成する連通管によって
    主としてマフラー室を密閉容器に保持させた請求項5記
    載のローリングピストン型ロータリ圧縮機。
  8. 【請求項8】 各吸入経路のマフラー室への開口位置を
    前記マフラー室の中心に対して概対称に配設した請求項
    1記載のローリングピストン型ロータリ圧縮機。
  9. 【請求項9】 圧縮機外部吸入配管系に接続する吸入管
    の最下流端をマフラー室の中央部まで侵入させ、前記最
    下流端を各吸入経路のマフラー室への開口端よりも上部
    に配設させた請求項1記載のローリングピストン型ロー
    タリ圧縮機。
  10. 【請求項10】 各吸入経路のマフラー室への各開口部
    に対して共通の概中心に圧縮機外部吸入配管系に接続す
    る吸入管の最下流端を配設した請求項1記載のローリン
    グピストン型ロータリ圧縮機。
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