JP2011007077A - アキュムレータ一体型圧縮機 - Google Patents

アキュムレータ一体型圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011007077A
JP2011007077A JP2009149268A JP2009149268A JP2011007077A JP 2011007077 A JP2011007077 A JP 2011007077A JP 2009149268 A JP2009149268 A JP 2009149268A JP 2009149268 A JP2009149268 A JP 2009149268A JP 2011007077 A JP2011007077 A JP 2011007077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical shell
accumulator
compression mechanism
stator
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009149268A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5173948B2 (ja
Inventor
Shinobu Kokubu
忍 國分
Yasuyuki Akahori
康之 赤堀
Toshiaki Iwasaki
俊明 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009149268A priority Critical patent/JP5173948B2/ja
Publication of JP2011007077A publication Critical patent/JP2011007077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5173948B2 publication Critical patent/JP5173948B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】部品数を少なくでき、製造が容易で試験も簡単なアキュムレータ一体型圧縮機を得る。
【解決手段】直径が一様に形成された、または、軸方向の一端部側及び/もしくは他端部側が段部に連なる大径部A1、A2に形成された第1の円筒状シェル1と、この第1の円筒状シェルの内部に軸方向に並設されたステータ2及び圧縮機構部3と、上記第1の円筒状シェルの周りに所定間隙を介して配設され、軸方向一端部が上記ステータの反圧縮機構部側端部近傍に対応する上記第1の円筒状シェルの外周部に固定され、軸方向他端部が上記ステータと上記圧縮機構部との間の部分に対応する上記第1の円筒状シェルの外周部に固定され、上記第1の円筒状シェルの外周面との間にアキュムレータ空間10を形成する第2の円筒状シェル9とを備えるようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、冷凍サイクルを利用する例えば冷蔵、冷凍、空調、温水機器などに好ましく用いられるアキュムレータ一体型圧縮機に関するものである。
従来のアキュムレータ一体型圧縮機として、密閉容器であるシェルの外周面に上ケーシング、胴ケーシング、下ケーシングからなるケーシングを固定することによりアキュムレータ空間を形成し、アキュムレータの剛性を増大させ、振動を軽減させるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。また、開口端にフランジ部を有する第1の有底円筒ケース(潤滑油を貯蔵する)とその円筒ケースのフランジ部の外縁に取り付けられる蓋体で密閉容器を構成すると共に、有底円筒ケースの外周に第2の有底円筒ケースを固定し、アキュムレータ空間を形成するようにしたものがある(例えば特許文献2参照)。
特開2008−248717号公報(第1頁、図1) 実公平4−44869号公報(第2頁、第2図)
上記のような従来のアキュムレータ一体型圧縮機においては、アキュムレータ空間内に吸入管を設置していると共に、圧縮機構部のシェルとの固定部(溶接で固定される場合がある)を内在するため、下記のような課題を有する。
(1)圧縮機構部及びステータを内在するシェルの外周にケーシングを固定するため、少なくとも3つのケーシング部品からケーシングを構成しており、部品費用が大となる。また、特許文献2のような構造では特許文献1のような構造に比べて部品点数が削減されるが、第2の有底円筒ケーシングを製作する際、設備費が高価な静水圧プレス法を用いるか、材料の延性、降伏強度等、必要な機械的強度を合わせ持つ特殊材料を素材として絞りプレス加工するか何れかの方法で加工する必要があり、何れにしても部品が高価となる。
(2)通常、容器の密閉性を確認するため、製品を完成状態で水没させ、吐出管あるいは吸入管より内部に気体を封入し、気泡の発生の有無を確認することにより密閉性を判定するが(水没試験と呼ぶ)、この方法で密閉性を確認する場合、圧縮機構部とシェルに取り付けられた吸入管の接合部及び圧縮機構部とシェルの固定部がアキュムレータ空間内部に存在するため、製品の完成状態で気泡の発生位置を特定することが困難であり、品質管理上の問題を生じる。なお、アキュムレータ空間内部に圧縮機構部とシェルに取り付けられた吸入管の接合部及び圧縮機構部とシェルの固定部の気密状態を確認するため、アキュムレータを固定する前に水没試験をする方法があるが、アキュムレータの固定部分も気密性を要求されるため、アキュムレータ固定前と固定後の2回の試験をする必要があり、試験コストが増大する。
この発明は、上記のような従来技術の課題を解消するためになされたもので、部品数を少なくでき、製造が容易で試験も簡単なアキュムレータ一体型圧縮機を得ることを目的としている。
この発明に係るアキュムレータ一体型圧縮機は、直径が一様に形成された、または、軸方向の一端部側及び/もしくは他端部側が段部に連なる大径部に形成された第1の円筒状シェルと、この第1の円筒状シェルの内部に軸方向に並設されたステータ及び圧縮機構部と、上記第1の円筒状シェルの周りに所定間隙を介して配設され、軸方向一端部が上記ステータの反圧縮機構部側端部近傍に対応する上記第1の円筒状シェルの外周部に固定され、軸方向他端部が上記ステータと上記圧縮機構部との間の部分に対応する上記第1の円筒状シェルの外周部に固定され、上記第1の円筒状シェルの外周面との間にアキュムレータ空間を形成する第2の円筒状シェルと、を備えるようにしたものである。
この発明においては、第1の円筒状シェルと第2の円筒状シェルからなる2つの部品に挟まれた空間によってアキュムレータを形成するようにしたので、部品数が削減され、製造も容易であり、従って安価にできる。また、第1の円筒状シェルと第2の円筒状シェルの接合部、アキュムレータ空間に対する冷媒ガスの吸入管や、アキュムレータ空間から圧縮機構部に冷媒ガスを送給する送出管の接合部、及び圧縮機構部と第1の円筒状シェルの固定部等を何れも外から見える部分に配設することが可能となるので、気密状態を製品の完成状態で容易に確認することができる。
この発明の実施の形態1によるアキュムレータ一体型圧縮機を概念的に示す図であり、(a)は平面図、(b)は縦断面図。 図1に示された第1の円筒状シェルを示す図であり、(a)は平面図、(b)は縦断面図。 図1に示されたアキュムレータの外殻部分である第2の円筒状シェルを示す図であり、(a)は平面図、(b)は縦断面図。 図1に示された第2の円筒状シェルに設けられた送出管の接続部近傍を拡大して示す断面図。 図1に示された第1の円筒状シェルを加工する際に用いる拡管機の要部を概念的に示す図であり、(a)は側面断面図、(b)は図5(a)のVb−Vb線における矢視断面図。 図5に示された拡管機による加工工程を説明する図であり、(a)は一端部を拡管した状態を示す側面断面図、(b)は他端部を拡管した状態を示す側面断面図。 この発明の実施の形態2によるアキュムレータ一体型圧縮機の要部を概念的に示す縦断面図。 この発明の実施の形態3によるアキュムレータ一体型圧縮機の要部を概念的に示す縦断面図。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1によるアキュムレータ一体型圧縮機について図1〜図6を参照して説明する。図において、アキュムレータ一体型圧縮機は、中央部が括れた形状で軸方向に2つの段部A1、A2を有する第1の円筒状シェル(段付中間シェル)1、この第1の円筒状シェル1の内部の括れた小径部分に焼嵌によって固定されたステータ2、第1の円筒状シェル1の図の下側の大径部1bの内側に溶接で固定された圧縮機構部3を備えている。第1の円筒状シェル1の下側の大径部1bの外周上には、圧縮機構部3を溶接固定したときに形成された溶接ナゲット4が複数箇所存在する。第1の円筒状シェル1の上方の大径部1aの端部には上部シェル5が溶接により固定され、下方の大径部1bの端部には下部シェル6が溶接固定され、上記第1の円筒状シェル1、上部シェル5、及び下部シェル6によって密閉容器を形成している。
なお、上部シェル5及び下部シェル6の第1の円筒状シェル1に対する溶接部は図示されていない。また、各シェルの肉厚は誇張して図示されている。上部シェル5の上端部には圧縮機構部3で圧縮されたガスを密閉容器外に吐出するための吐出管7、外部の駆動電源を接続し、ステータ2に電力を通電させるためのガラス端子8が固定されている。なお、ステータ2とガラス端子8を接続する配線は図示されていない。第1の円筒状シェル1の外周部には、軸方向に離間された上方の段部A1と下方の段部A2の大径部1a、1b相互に跨るように第2の円筒状シェル(アキュムレータシェル)9が嵌合され、第1の円筒状シェル1の各大径部1a、1bにおいてそれぞれ溶接固定され、第1の円筒状シェル1の外周面との間に環状のアキュムレータ空間10を形成している。なお、第2の円筒状シェル9の上下両端には、溶接の際形成された円周溶接部11が形成されている。
第2の円筒状シェル9の外周部には、該第2の円筒状シェル9の外部から潤滑油が混合している冷媒ガスを吸入するための吸入管12、及びアキュムレータ空間10で潤滑油と分離した冷媒ガスを圧縮機構部3に送出するための送出管13が溶接固定されている。送出管13は、管継手14を介して、連通管15にろう付けで固定され、連通管15は圧縮機構部3の吸入口16に接続されている。上記送出管13は図4に示すように略L字状で曲げ部が滑らかな曲線の流路形状をしており、アキュムレータ空間10で分離したガスと潤滑油の内、比較的軽いガスをアキュムレータ空間10の上部空間より吸入する機能を有する。また、送出管13の中央部には小穴17が開けられており、この小穴17よりアキュムレータ空間10で分離され、下部に溜まった潤滑油(図4では図示省略)の内、吐出管7から流出する潤滑油に見合う適量の油が圧縮機構部3内に導かれ、潤滑油は冷媒ガスと共に循環される。
次に、上記第1の円筒状シェル1の製造方法の一例として拡管機を用いた塑性加工による製造について図5、図6を参照して説明する。拡管機は、円錐形状をした拡管芯金20と、内径側に拡管芯金20の外周面に当接するテーパ斜面を持つ分割円筒形状の拡管外金21と、芯金ロッド22を介して拡管芯金20を図の右方向に引き寄せる芯金引き機構23からなっている。なお、拡管外金21には段部A1、A2を形成するための凸部21aが図の右端部に形成されている。第1の円筒状シェル1を得るには、先ず、第1の円筒状シェル1に加工する円筒部材100を図5(a)に示すように拡管機にセットする。
次に、芯金引き機構23によって、芯金ロッド22を図6(a)の矢印Bに示す方向に引き寄せると、芯金ロッド22に連結された円錐形状の拡管芯金20が拡管外金21のテーパ部分に接触し、くさび効果により拡管外金21の形状に沿って、円筒部材100の図の右端部が径方向に拡張され、一方の段部A1と段部A1に連なる大径部1aが形成される。次に、その円筒部材100の左右を反転させて、再び拡管機にセットして、同様に拡管を行うことにより、図6(b)に示すように、他端部側にも段部A2と段部A2に連なる大径部1bが形成された所望の第1の円筒状シェル1を得ることができる。なお、図6に例示した拡管芯金20は分割個数が8個であるが、これに限定されるものではない。また、段部A1、A2の形状は図の左右で異なるようにしても差し支えない。
上記段部A1は、ステータ2の反圧縮機構部側端部近傍に位置するように形成され、段部A2はステータ2と圧縮機構部3の間部に位置するように形成される。そして、図1(b)に示すように圧縮機構部3の溶接固定位置、及びアキュムレータ空間10から圧縮機構部3に冷媒ガスを導入するための吸入口16は、第2の円筒状シェル9と第1の円筒状シェル1との下側の溶接個所(円周溶接部11)よりも図の下方部の大径部1bに配設されている。なお、圧縮機構部3としては、ステータ2に通電することで回転するロータ18が挿設されている偏心部を持つクランクシャフト、シリンダ、ベーン、バネ、ロータにより構成される例えば一般的なロータリ圧縮機(何れも詳細図示省略)などが好ましく用いられるが、これに限定されるものではない。また、下部シェル6の底部には、圧縮機構部3の潤滑のための潤滑油19が貯留されている。
次に、動作について説明する。上記のように構成された実施の形態1のアキュムレータ一体型圧縮機は、冷凍サイクルを利用する例えば空調装置、冷蔵装置、冷凍装置、温水装置などの冷媒回路(図示省略)に挿入され、ヒートポンプの駆動源として用いられる。なお、圧縮機構部の動作、冷凍サイクルの動作などは、よく知られた従来の技術によるものと同様であるので、説明を省略する。アキュムレータ空間10に流入した油を含む冷媒ガスは、送出管13に至る間に冷媒ガスと油に分離し、分離した軽いガスはアキュムレータ空間10の上部空間から送出管13、連通管15を経て圧縮機構部3に送給される。また、アキュムレータ空間10の底部に溜まった潤滑油19は送出管13に設けられた小穴17から圧縮機構部3内に一定の流量で流出する。
上記のように構成された実施の形態1によれば、第1の円筒状シェル1を、軸方向の両端部に直径が拡大された2つの段部A1、A2と、この段部A1、A2にそれぞれ連なる大径部1a、1bを有する形状とし、第2の円筒状シェル9を、上記第1の円筒状シェル1の2つの段部A1、A2に跨るように設けられた円筒体とし、該第2の円筒状シェル9を第1の円筒状シェル1の段部A1、A2外周面に溶接固定することでアキュムレータ空間10を形成したので、アキュムレータの剛性を高めることができる。その結果、振動が低減されると共に、ステータ2に比べて比較的温度の低いアキュムレータ空間10内のガス及び油がステータ2の熱を奪うため、ステータ2の温度上昇による効率低下を防止することもでき、省エネルギーとなる。
また、アキュムレータ空間10は、第1の円筒状シェル1と第2の円筒状シェル9の2部品で形成したので、部品点数が少なく小型で安価にできる。また、第1の円筒状シェル1を拡管によって加工するようにしたので、設備費用を比較的安価に収めることができる。また、拡管による塑性加工は有底円筒ケーシングを製造するよりも比較的小さい変形率で所望の形状に加工できるため、比較的延性の少ない安価な材料を素材とすることができると共に、特にアキュムレータ空間10の圧力が高い場合で考慮が必要な変形に伴う板厚減少が小さいという利点がある。また、成形加工が容易であるのでエネルギー消費も削減できる。
さらに、圧縮機構部3と第1の円筒状シェル1に取り付けられた吸入口16の接続部、圧縮機構部3と第1の円筒状シェル1の固定部、アキュムレータ空間10の円周溶接部11、第2の円筒状シェル9と吸入管12の接続部、及び第2の円筒状シェル9と送出管13、管継手14の接続部は、何れも外部から直接目視できる部分に設けられているため、例えば水没試験による気密性の確認が容易であり、製品の完成状態で確認することも容易である。このため歩留まりの向上を図ることも容易である。また、圧縮機構部3は大径部1bに設けられるため、直径の大きな圧縮機構を装置できる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係るアキュムレータ一体型圧縮機について図7を参照して説明する。なお、各実施の形態及び各図を通じて同一または相当部分には同一符号を付し重複する説明を省略する。図において、第1の円筒状シェル1は、直径が一様の円筒体から構成されている。一方、直径が第1の円筒状シェル1よりも所定寸法大きい第2の円筒状シェル9は、軸方向両端部の直径がそれぞれ縮小され最小内径が第1の円筒状シェル1の外径と同一か若干大きい段部C1、C2が形成されている。そして、第2の円筒状シェル9の図の上端部はステータ2の反圧縮機構部側端部近傍に対応する第1の円筒状シェル1の外周面に接合され、下端部はステータ2と圧縮機構部3との間に対応する第1の円筒状シェル1の外周面に接合されている。その他の構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態2においては、実施の形態1と同様の作用効果が得られる他、実施の形態1と同一外径のステータ2を用いた場合、第1の円筒状シェル1の上端及び下端に装着する上部シェル5、及び下部シェル6(図1参照)の直径を、実施の形態1よりも小さくできる。そのため、接合部に要求される耐圧設計も有利になる。また、ステータ2、圧縮機構部3、上部シェル5、及び下部シェル6などの構成部材を、アキュムレータを一体化しない他の機種と共用化できるなどの効果が得られる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係るアキュムレータ一体型圧縮機について図8を参照して説明する。図において、第1の円筒状シェル1は、図の下側端部にのみ段部A2に連なる大径部1bが設けられている。一方、直径が第1の円筒状シェル1よりも所定寸法大きい第2の円筒状シェル9は、図の上端部側の直径が縮小され、最小内径が第1の円筒状シェル1の外径と同一か若干大きい段部C1が形成されている。そして、第2の円筒状シェル9の図の上端部はステータ2の反圧縮機構部側端部近傍に対応する第1の円筒状シェル1の外周面に接合され、下端部はステータ2と圧縮機構部3との間に対応する第1の円筒状シェル1の大径部外周面に接合されている。その他の構成は実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態3においては、実施の形態1と同様の作用効果が得られる他、第1の円筒状シェル1は、軸方向の一端部側にのみ段部A2を形成すればよいので、図5に例示する拡管機を用いる場合、ワークを加工の途中で反転させる必要がなくなり、製造が容易となる。第2の円筒状シェル9についても同様に製造が容易であるなどの効果が得られる。なお、第1の円筒状シェル1及び第2の円筒状シェル9の段部の位置を図の上下反対に配設しても差し支えない。
なお、上記接合部は溶接あるいはろう付けとしたが、接合手段は特に限定されるものではなく、何れでもよい。また、圧縮機構部3の例としてシリンダが1つのシングルロータリ圧縮機を概略図として示したが、圧縮機構部3の構成は限定されるものではなく、例えば2シリンダ式の圧縮機構部としても良く、その際は、吸入部16、連通管15が2本になり、第2の円筒状シェル9に固定される。また、送出管13と連通管15の固定に際して、実施の形態では管継手14を介して接続したが、直接接続してもよい。さらに、吸入管12と送出管13の位相を、180度としたが、所望の油分離機能を有すればそれ以外の位相差であっても差し支えない。
また、実施の形態1において、第1の円筒状シェル1の段部Aを2箇所としたが、2箇所以上でも良く、その場合、アキュムレータの断面2次モーメントが増加し、その結果アキュムレータの剛性が増加する効果がある。その他、第1の円筒状シェル1及び第2の円筒状シェル9の双方に段部を設け、あるいは第1の円筒状シェル1の大径部1a(1b)の外径と、第2の円筒状シェル9の外径が同じになるように形成するなど、この発明の範囲内で適宜変形や変更が可能であることは言うまでもない。
1 第1の円筒状シェル、 1a、1b 大径部、 2 ステータ、 3 圧縮機構部、 5 上部シェル、 6 下部シェル、 7 吐出管、 9 第2の円筒状シェル、 10 アキュムレータ空間、 11 円周溶接部、 12 吸入管、 13 送出管、 14 管継手、 15 連通管、 16 吸入口、 17 小穴、 18 ロータ、 19 潤滑油、 20 拡管芯金、 21 拡管外金、 21a 凸部、 22 芯金ロッド、 23 芯金引き機構、 100 円筒部材、 A1、A2、C1、C2 段部。

Claims (6)

  1. 直径が一様に形成された、または、軸方向の一端部側及び/もしくは他端部側が段部に連なる大径部に形成された第1の円筒状シェルと、この第1の円筒状シェルの内部に軸方向に並設されたステータ及び圧縮機構部と、上記第1の円筒状シェルの周りに所定間隙を介して配設され、軸方向一端部が上記ステータの反圧縮機構部側端部近傍に対応する上記第1の円筒状シェルの外周部に固定され、軸方向他端部が上記ステータと上記圧縮機構部との間の部分に対応する上記第1の円筒状シェルの外周部に固定され、上記第1の円筒状シェルの外周面との間にアキュムレータ空間を形成する第2の円筒状シェルと、を備えたことを特徴とするアキュムレータ一体型圧縮機。
  2. 上記第1の円筒状シェルは、軸方向の両端部に直径が拡大された2つの段部を有し、上記第2の円筒状シェルは、上記第1の円筒状シェルの2つの段部に跨るように設けられた円筒体からなることを特徴とする請求項1記載のアキュムレータ一体型圧縮機。
  3. 上記第1の円筒状シェルは直径が一様に形成され、上記第2の円筒状シェルは、軸方向両端部の直径が縮小形成されてなることを特徴とする請求項1記載のアキュムレータ一体型圧縮機。
  4. 上記アキュムレータ空間に対する冷媒ガスの吸入管、及び上記アキュムレータから上記圧縮機構部に冷媒ガスを送給する送出管は、上記第2の円筒状シェルを貫通するように取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のアキュムレータ一体型圧縮機。
  5. 上記アキュムレータ空間は、少なくとも一部が上記ステータに対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のアキュムレータ一体型圧縮機。
  6. 上記段部は拡管機によって形成されたものであることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のアキュムレータ一体型圧縮機。
JP2009149268A 2009-06-24 2009-06-24 アキュムレータ一体型圧縮機 Expired - Fee Related JP5173948B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009149268A JP5173948B2 (ja) 2009-06-24 2009-06-24 アキュムレータ一体型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009149268A JP5173948B2 (ja) 2009-06-24 2009-06-24 アキュムレータ一体型圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011007077A true JP2011007077A (ja) 2011-01-13
JP5173948B2 JP5173948B2 (ja) 2013-04-03

Family

ID=43564013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009149268A Expired - Fee Related JP5173948B2 (ja) 2009-06-24 2009-06-24 アキュムレータ一体型圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5173948B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022071450A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 株式会社富士通ゼネラル 密閉型圧縮機

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5783287U (ja) * 1980-11-12 1982-05-22
JPS58165272U (ja) * 1982-04-30 1983-11-02 三菱重工業株式会社 アキュムレータ内蔵型密閉ロータリ圧縮機
JPS6357384U (ja) * 1986-10-01 1988-04-16
JPH0666258A (ja) * 1992-08-14 1994-03-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍装置
JPH1162862A (ja) * 1997-08-28 1999-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd ローリングピストン型ロータリ圧縮機
JP2000265959A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Daikin Ind Ltd アキュムレータ一体型圧縮機
JP2008248717A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsubishi Electric Corp 冷媒圧縮装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5783287U (ja) * 1980-11-12 1982-05-22
JPS58165272U (ja) * 1982-04-30 1983-11-02 三菱重工業株式会社 アキュムレータ内蔵型密閉ロータリ圧縮機
JPS6357384U (ja) * 1986-10-01 1988-04-16
JPH0666258A (ja) * 1992-08-14 1994-03-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍装置
JPH1162862A (ja) * 1997-08-28 1999-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd ローリングピストン型ロータリ圧縮機
JP2000265959A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Daikin Ind Ltd アキュムレータ一体型圧縮機
JP2008248717A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Mitsubishi Electric Corp 冷媒圧縮装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022071450A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 株式会社富士通ゼネラル 密閉型圧縮機
US11927189B2 (en) 2020-09-30 2024-03-12 Fujitsu General Limited Hermetic compressor
JP7452685B2 (ja) 2020-09-30 2024-03-19 株式会社富士通ゼネラル 密閉型圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5173948B2 (ja) 2013-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6289649B2 (ja) 圧縮機及び圧縮機の製造方法
CN102407410A (zh) 一种电阻焊接管及其制备方法和应用
CN102962633A (zh) 储液器与压缩机的组装工艺
JP5173948B2 (ja) アキュムレータ一体型圧縮機
CN105090033B (zh) 压缩机的制造方法
EP2330301A1 (en) Sealed fluid machine producing method and sealed fluid machine
CN102962632A (zh) 压缩机进气管与压缩机的连接方法
JP2009050098A (ja) ステータおよびその製造方法ならびに圧縮機
JP4474613B2 (ja) 密閉形スクロール圧縮機
JPWO2018154689A1 (ja) 圧縮機
JP6234308B2 (ja) 圧縮機容器の溶接方法及びそれを用いた圧縮機の製造方法
WO2019234881A1 (ja) 密閉型圧縮機、及び、密閉型圧縮機の製造方法
CN104929938A (zh) 一种旋转式压缩机
CN104265600B (zh) 压缩机的制造方法
JP2018021628A (ja) 圧力容器、圧力容器を備えた圧縮機及び圧力容器の製造方法
JP5617805B2 (ja) 圧縮機、この圧縮機の製造方法、及びこの圧縮機の製造に用いられる治具
CN1952402A (zh) 压缩机泵体与机壳连接结构
JP7154389B2 (ja) 圧縮機の製造方法
CN202479712U (zh) 一种电阻焊接管和应用电阻焊接管的空调器压缩机
CN101205921A (zh) 封闭式压缩机的曲柄轴及其制造方法
JP5634370B2 (ja) 圧縮機及びこの圧縮機の製造方法
US8262350B2 (en) Heat insulating structure for expansion turbine, and method of manufacturing the same
JP2012251445A (ja) 圧縮機、圧縮機の製造方法及び冷凍サイクル装置
JP7162757B2 (ja) 密閉型圧縮機、冷凍サイクル装置および密閉型圧縮機の製造方法
CN101205907B (zh) 涡旋式压缩机及其组装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5173948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees