JP2009050098A - ステータおよびその製造方法ならびに圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増大が抑制されるとともに、導体占積率が高く、かつ、モータの効率低下およびモータ駆動時の電磁音の増大が抑制されたステータおよびその製造方法ならびに該ステータを備えた圧縮機を提供する。
【解決手段】ステータは、環状に並ぶように周方向に配列された複数のステータコア片321と、複数のステータコア片321の外周面との間に隙間を形成するようにステータコア片321の外周に設けられ、溶接によりステータコア片321と固定されるパイプ322とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、ステータおよびその製造方法ならびに圧縮機に関し、特に、周方向に並ぶ複数のコア体を含むステータおよびその製造方法ならびに該ステータを備えた圧縮機に関する。
圧縮機の駆動源として、周方向に分割された複数のステータコア片を並べて形成されたステータコアを有するモータが従来から用いられている。
たとえば、特開2004−364444号公報(特許文献1)には、ティース部においてステータコアを分割したモータを備えた圧縮機が記載されている。
また、特開2003−176781号公報(特許文献2)には、分割コア方式のコアからなる固定子を密閉容器に隙間嵌めまたは中間嵌めし、回転軸の軸方向の両端から押圧して固定した圧縮機が記載されている。
また、特開2000−230484号公報(特許文献3)には、周方向に分割されたステータコア片を連結部材によって連結することによりステータを形成したモータを有する圧縮機が記載されている。
特開2004−364444号公報 特開2003−176781号公報 特開2000−230484号公報
ステータコアを密閉容器に焼き嵌め固定すると、密閉容器の内面形状の影響を受けてステータが変形する場合がある。ステータが変形した結果、ロータとステータとのギャップが不均一となり、モータの効率が低下し、さらには、モータ駆動時の電磁音が増大する。
なお、特許文献1では、ティース部においてステータを分割しているため、ステータを周方向に分割した状態でコイルを巻回することができない。したがって、ステータにおける導体占積率を十分に向上させることができない。
また、特許文献2,3では、ステータを固定する押圧部材やステータコア片を連結する連結部材を設けることにより、部品点数が増大する。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、部品点数の増大が抑制されるとともに、導体占積率が高く、かつ、モータの効率低下およびモータ駆動時の電磁音の増大が抑制されたステータおよびその製造方法ならびに該ステータを備えた圧縮機を提供することにある。
本発明に係るステータは、環状に並ぶように周方向に配列された複数のコア体と、複数のコア体の外周面との間に隙間を形成するように該コア体の外周に設けられ、溶接によりコア体と固定される管状部材とを備える。
上記構成によれば、管状部材とコア体とを溶接により固定することで、コア体の固定のために部品点数が増大することを抑制することができる。また、周方向に並ぶ複数のコア体によりステータを形成することにより、ステータにおける導体占積率を向上させることができる。さらには、コア体の外周面と管状部材との間に隙間を設けることにより、管状部材の形状に対応してステータが変形することが抑制される。この結果、モータの効率低下およびモータ駆動時の電磁音の増大が抑制される。
上記ステータにおいて、1つの実施態様では、溶接は、複数のコア体どうしの接合部分に施される。
上記ステータにおいて、1つの実施態様では、コア体の複数の軸方向断面上において、溶接が施される。
上記ステータにおいて、1つの実施態様では、コア体の外周面にコア体の軸方向に延びる溝部が形成される。
本発明に係るステータの製造方法は、複数のコア体が環状に並ぶように該コア体を周方向に配列する工程と、複数のコア体の外周面と管状部材との間に隙間が形成されるように、複数のコア体を管状部材に挿入する工程と、溶接により複数のコア体と管状部材とを固定する工程とを備える。
上記方法によれば、管状部材とコア体とを溶接により固定することで、コア体の固定のために部品点数が増大することを抑制することができる。また、周方向に並ぶ複数のコア体によりステータを形成することにより、ステータにおける導体占積率を向上させることができる。さらには、コア体の外周面と管状部材との間に隙間を設けることにより、管状部材の形状に対応してステータが変形することが抑制される。この結果、モータの効率低下およびモータ駆動時の電磁音の増大が抑制される。
上記ステータの製造方法において、1つの実施態様では、溶接は、複数のコア体どうしの接合部分に施される。
上記ステータの製造方法において、1つの実施態様では、コア体の複数の軸方向断面上において、溶接が施される。
上記ステータの製造方法において、1つの実施態様では、複数のコア体を周方向に配列する工程は、円柱部材の周囲に複数のコア体を配列する工程と、コア体の外周面に形成された該コア体の軸方向に延びる溝部に挿入された治具により複数のコア体を円柱部材に向けて押圧する工程とを含み、複数のコア体を管状部材に挿入する工程は、治具により円柱部材に向けて押圧された状態で複数のコア体を管状部材に挿入する工程を含む。そして、上記ステータの製造方法は、溶接により複数のコア体と管状部材とが固定された後、治具を溝部から取り外す工程をさらに備える。
本発明に係る圧縮機は、上述したステータ、または、上述したステータの製造方法により製造されたステータを含むモータを備える。
本発明によれば、ステータの部品点数の増大を抑制するとともに、ステータにおける導体占積率を向上させ、さらには、モータの効率低下および電磁音の増大を抑制することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の構成を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る圧縮機を示す正面断面図である。図1を参照して、本実施の形態に係る圧縮機100は、高圧ドーム型のロータリ圧縮機であって、ケーシング1と、ケーシング1内に設けられた圧縮部2およびモータ3とを含んで構成される。なお、ケーシング1内では、圧縮部2が下側に、モータ3が上側に配置されている。このモータ3は、駆動軸4を介して圧縮部2を駆動する。
圧縮部2は、図示しないアキュムレータから吸入管5を介して冷媒ガスを吸入する。この冷媒ガスは、圧縮機100とともに冷凍システムを構成する図示しない凝縮器、膨張機構、蒸発器を制御することによって得られる。
圧縮機100は、圧縮した高温高圧の吐出ガスを、圧縮部2から吐出してケーシング1の内部に満たすとともに、モータ3のステータとロータとの間の隙間に該冷媒ガスを流動させてモータ3を冷却した後、吐出管6から該冷媒ガスを外部に吐出するようにしている。ケーシング1内の高圧領域の下部には、潤滑油7が溜められている。
圧縮部2は、シリンダ本体21と、このシリンダ本体21の上下の開口端のそれぞれに取り付けられている上側の端板部材22および下側の端板部材23とを含んで構成される。シリンダ本体21、端板部材22,23によって、シリンダ室24が形成される。
端板部材22は、円板状の本体部22Aと、この本体部22Aの中央から上方に突出するように設けられたボス部22Bとを有する。本体部22Aおよびボス部22Bは、駆動軸4に挿通されている。本体部22Aには、シリンダ室24に連通する吐出口22Cが設けられている。
本体部22Aに対してシリンダ本体21と反対側に位置するように、本体部22Aに吐出弁25が取り付けられている。この吐出弁25は、吐出口22Cを開閉する。
本体部22Aには、吐出弁25を覆うように、カップ型のマフラ本体26が取り付けられている。マフラ本体26は、(ボルト等の)固定部材によって、本体部22Aに固定されている。マフラ本体26は、ボス部22Bに挿通されている。
マフラ本体26および上側の端板部材22によって、マフラ室27が形成される。マフラ室27とシリンダ室24とは、吐出口22Cを介して連通されている。
マフラ本体26は、孔部(図示せず)を有する。この孔部は、マフラ室27とマフラ本体26の外側とを連通する。
下側の端板部材23は、円板状の本体部23Aと、この本体部23Aの中央から下方に突出するように設けられたボス部23Bとを有する。本体部23Aおよびボス部23Bは、駆動軸4に挿通されている。
駆動軸4の支持端側には、シリンダ室24内に位置するように、偏心ピン28が設けられている。この偏心ピン28は、ローラ29に嵌合している。このローラ29は、シリンダ室24内で公転可能に配置される。ローラ29の公転運動により、後述する圧縮作用が実現される。
駆動軸4の一端部は、偏心ピン28の両側において、上側の端板部材22および下側の端板部材23に支持されている。すなわち、駆動軸4は、片持ち構造を有する。駆動軸4の一端部(支持端側)は、シリンダ室24の内部に進入している。
モータ3は、ロータ31と、ステータ32と、ステータ32に巻回されたコイル33とを含んで構成される。モータ3を駆動させることにより、ロータ31とともに駆動軸4が回転し、ローラ29の公転運動が実現される。
次に、図2を用いて、圧縮部2による圧縮作用について説明する。図2は、圧縮機100に含まれる圧縮部2の平面図である。図2に示すように、上記ローラ29に一体に設けられたブレード29Aにより、シリンダ室24内が仕切られている。すなわち、図2中において、ブレード29Aの右側では、吸入管5がシリンダ室24に開口して、吸入室(低圧室)24Aが形成されている。他方、図2中において、ブレード29Aの左側では、吐出口22C(図1参照)がシリンダ室24の内面に開口して、吐出室(高圧室)24Bが形成されている。
ブレード29Aの両面には、半円形状の2つのブッシュ29Bが密着している。これにより、シリンダ室24Aがシールされる。ブレード29Aとブッシュ29Bとの間では、潤滑油7による潤滑が行なわれている。
モータ3によって駆動軸4が駆動されると、偏心ピン28が駆動軸4とともに偏心回転し、偏心ピン28に嵌合したローラ29が、その外周面をシリンダ本体21の内周面に接触させながら公転する。
シリンダ室24内でローラ29が公転するのに伴なって、ブレード29Aは、その両側面を2つのブッシュ29Bによって保持されながら進退動する。この結果、吸入管5から低圧の冷媒ガスが吸入室24Aに吸入され、吐出室24Bにおいて圧縮されて高圧にされた後、吐出口22C(図1参照)から高圧の冷媒ガスが吐出される。吐出口22Cから吐出された冷媒ガスは、マフラ室27を経由して、マフラ本体26の外側に排出される。
次に、図3〜図6を用いて、本実施の形態に係るステータおよびその製造方法について説明する。
図3〜図6を参照して、本実施の形態に係るステータは、周方向(矢印DR1方向)に並ぶ複数のステータコア片321と、ステータコア片321の外周に設けられたパイプ322とを含んで構成される。
ステータコア片321は、径方向に延在するティース部と、該ティース部の径方向外方に形成されたヨーク部とを有する。本実施の形態では、各々のステータコア片321ごとに、1つずつのティース部が形成されている。本実施の形態のように、ヨーク部においてステータを分割することで、各々のティース部にそれぞれコイルを巻回した後にステータコア片を周方向に並べることができる。これにより、コイル導体の占積率の高いステータを得ることができる。
パイプ322は、典型的には、上述した圧縮機100におけるケーシング1に相当するが、パイプ322は、ケーシング1とは別体に設けられたものであってもよい。
図3を参照して、ステータコア片321は、ダミーロータ310の周囲に並べられる。これにより、円環状のステータが形成される。この状態から、ステータコア片321およびダミーロータ310は、図4に示すように、パイプ320に挿入される。そして、溶接部321Aにおいて、ステータコア片321とパイプ322とが溶接により固定される。なお、ダミーロータ310の内部は空洞であってもよい。
図4に示すように、溶接部321Aは、ステータコア片321における2箇所の断面A,B上に設けられている。すなわち、本実施の形態では、ステータコア片321の複数の軸方向断面上において溶接が施される。このようにすることで、パイプ322によるステータの保持力を高めることができる。なお、断面A上に位置する複数の溶接部321Aは、典型的には、すべて同時に形成される。同様に、断面B上に位置する複数の溶接部321Aは、典型的には、すべて同時に形成される。
図5に示すように、ステータコア片321の外周面には、ステータコア片321の軸方向に延びる溝部321Bが形成されている。溝部321Bには、ステータコア片321をパイプ322に挿入する際に、ステータコア片321をダミーロータ310に向けて押し付けるための治具が挿入される。
図6に示すように、ステータコア片321の外周面とパイプ322との間には、隙間が形成されている。当該隙間を設けることにより、パイプ322の内周面が若干変形したとしても、ステータコア片321の配置が影響を受けにくくなる。
また、溶接部321Aは、複数のステータコア片321どうしの接合部分に設けられる。このようにすることで、パイプ322に固定されたステータの剛性を高めることができる。
次に、図7を用いて、溶接部321Aを形成する方法について説明する。図7を参照して、本実施の形態に係る溶接工程において用いられる装置は、チャンバ400と、プローブ500と、ワイヤ600と、固定台700とを含んで構成される。
チャンバ400内では、CO2(20%程度)とArとの混合ガス雰囲気が形成されている。プローブ500の印加電圧はたとえば22V程度であり、電流はたとえば240A程度である。プローブ500に自動で送られるワイヤ600は、たとえば銅メッキが施されたFeワイヤであり、線径はたとえば1.2mm程度である。
図7に示されるように、パイプ322におけるステータコア片321に対向する部分には、切れ目が設けられている。そして、ステータコア片321が取り付けられる固定台700は、アースされている。したがって、プローブ500とステータコア片321との間に放電が生じる。これにより、ワイヤ600が溶け出し、パイプ322の切れ目を介してステータコア片321に達する。これにより、ステータコア片321がパイプ322に固定される。なお、上記放電の時間は、たとえば1.2秒程度であり、ワイヤ600とパイプ322とのギャップ(D)は、12mm以上15mm以下程度である。
図8は、本実施の形態に係るステータの製造方法をまとめたフロー図である。図8を参照して、まずステップ11(以下、「S11」のように略す。)において、ダミーロータ310の周囲に複数(9個)のステータコア片321が配列される。次に、S12において、ステータコア片321の外周面に形成されたステータコア片321の軸方向に延びる溝部321Bに治具が挿入され、当該治具により、複数のステータコア片321がダミーロータ310に向けて押圧される。
次に、S20において、複数のステータコア片321の外周面とパイプ322との間に隙間が形成されるように、複数のステータコア片321がパイプ322に挿入される。より具体的には、治具によりダミーロータ310に向けて押圧された状態で、複数のステータコア片321がパイプ322に挿入される。
次に、S30において、溶接により複数のステータコア片321とパイプ322とが固定される。そして、S40において、上記の治具が溝部321Bから取り外されるとともに、ダミーロータ310も取り外される。以上の工程により、上述したステータを製造することができる。
本実施の形態に係るステータおよびその製造方法によれば、パイプ322とステータコア片321とを溶接により固定することで、ステータコア片321の固定のために部品点数が増大することを抑制することができる。また、周方向(矢印DR1方向)に並ぶ複数のステータコア片321によりステータを形成することにより、ステータにおける導体占積率を向上させることができる。さらには、ステータコア片321の外周面とパイプ322との間に隙間を設けることにより、パイプ322の形状に対応してステータが変形することが抑制される。この結果、モータの効率低下およびモータ駆動時の電磁音の増大が抑制される。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係るステータ32は、環状に並ぶように周方向(矢印DR1方向)に配列された複数の「コア体」としてのステータコア片321と、複数のステータコア片321の外周面との間に隙間を形成するようにステータコア片321の外周に設けられ、溶接によりステータコア片321と固定される「管状部材」としてのパイプ322とを備える。
本実施の形態に係るステータの製造方法は、図8に示すように、複数のステータコア片321が環状に並ぶようにステータコア片321を周方向(矢印DR1方向)に配列する工程(S10)と、複数のステータコア片321の外周面とパイプ322との間に隙間が形成されるように、複数のステータコア片321をパイプ322に挿入する工程(S20)と、溶接により複数のステータコア片321とパイプ322とを固定する工程(S30)と、溶接により複数のステータコア片321とパイプ322とが固定された後、治具を溝部から取り外す工程(S40)とを備える。複数のステータコア片321を周方向に配列する工程(S10)は、「円柱部材」としてのダミーロータ310の周囲に複数のステータコア片321を配列する工程(S11)と、ステータコア片321の外周面に形成されたステータコア片321の軸方向に延びる溝部321Bに挿入された治具により複数のステータコア片321をダミーロータ310に向けて押圧する工程(S12)とを含む。複数のステータコア片321をパイプ322に挿入する工程(S20)は、治具によりダミーロータ310に向けて押圧された状態で複数のステータコア片321をパイプ322に挿入することを含む。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係るステータを含む圧縮機を示す正面断面図である。 図1に示される圧縮機に含まれる圧縮部の平面図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの製造方法の第1工程を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの製造方法の第2工程を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータを構成する複数のステータ片を周方向に並べた状態を示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの平面図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの製造方法における溶接工程を説明する図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの製造方法を説明するフロー図である。
符号の説明
1 ケーシング、2 圧縮部、3 モータ、4 駆動軸、5 吸入管、6 吐出管、7 潤滑油、21 シリンダ本体、22,23 端板部材、22A,23A 本体部、22B,23B ボス部、22C 吐出口、24 シリンダ室、24A 吸入室、24B 吐出室、25 吐出弁、26 マフラ、27 マフラ室、28 偏芯ピン、29 ローラ、29A ブレード、29B ブッシュ、31 ロータ、32 ステータ、33 コイル、100 圧縮機、310 ダミーロータ、321 ステータコア片、321A 溶接部、321B 溝部、322 パイプ、400 チャンバ、500 プローブ、600 ワイヤ、700 固定台。

Claims (9)

  1. 環状に並ぶように周方向に配列された複数のコア体(321)と、
    複数の前記コア体(321)の外周面との間に隙間を形成するように該コア体(321)の外周に設けられ、溶接により前記コア体(321)と固定される管状部材(322)とを備えた、ステータ。
  2. 前記溶接は、複数の前記コア体(321)どうしの接合部分に施される、請求項1に記載のステータ。
  3. 前記コア体(321)の複数の軸方向断面(A,B)上において、前記溶接が施される、請求項1または請求項2に記載のステータ。
  4. 前記コア体(321)の外周面に前記コア体(321)の軸方向に延びる溝部(321B)が形成された、請求項1から請求項3のいずれかに記載のステータ。
  5. 複数のコア体(321)が環状に並ぶように該コア体(321)を周方向に配列する工程(S10)と、
    複数の前記コア体(321)の外周面と管状部材(322)との間に隙間が形成されるように、複数の前記コア体(321)を前記管状部材(322)に挿入する工程(S20)と、
    溶接により複数の前記コア体(321)と前記管状部材(322)とを固定する工程(S30)とを備えた、ステータの製造方法。
  6. 前記溶接は、複数の前記コア体(321)どうしの接合部分に施される、請求項5に記載のステータの製造方法。
  7. 前記コア体(321)の複数の軸方向断面(A,B)上において、前記溶接が施される、請求項5または請求項6に記載のステータの製造方法。
  8. 複数の前記コア体(321)を周方向に配列する工程(S10)は、円柱部材(310)の周囲に複数の前記コア体(321)を配列する工程(S11)と、前記コア体(321)の外周面に形成された該コア体(321)の軸方向に延びる溝部(321B)に挿入された治具により複数の前記コア体(321)を前記円柱部材(310)に向けて押圧する工程(S12)とを含み、
    複数の前記コア体(321)を前記管状部材(322)に挿入する工程(S20)は、前記治具により前記円柱部材(310)に向けて押圧された状態で複数の前記コア体(321)を前記管状部材(322)に挿入する工程を含み、
    前記ステータの製造方法は、前記溶接により複数の前記コア体(321)と前記管状部材(322)とが固定された後、前記治具を前記溝部(321B)から取り外す工程(S40)をさらに備える、請求項5から請求項7のいずれかに記載のステータの製造方法。
  9. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のステータ、または、請求項5から請求項8のいずれかに記載のステータの製造方法により製造されたステータを含むモータを備えた、圧縮機。
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