JP2001207981A - ロータリ圧縮機 - Google Patents

ロータリ圧縮機

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JP2001207981A
JP2001207981A JP2000011435A JP2000011435A JP2001207981A JP 2001207981 A JP2001207981 A JP 2001207981A JP 2000011435 A JP2000011435 A JP 2000011435A JP 2000011435 A JP2000011435 A JP 2000011435A JP 2001207981 A JP2001207981 A JP 2001207981A
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compression
suction
muffler chamber
chamber
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Katsuharu Fujio
勝晴 藤尾
Sadao Kawahara
定夫 河原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのシリンダ内に複数の圧縮室を有するロ
ータリ圧縮機の吸入通路に生じる脈動による弊害の低減
と吸入通路内潤滑油の滞留を防止するものである。 【解決手段】 圧縮室26の吸入口28,圧縮室27の
吸入口30と圧縮機外部吸入配管系との間に共通のマフ
ラー室50を配設し、吸入口28,30とマフラー室5
0との間を接続する連通管64,65のマフラー室50
への開口端をマフラー室50の底部壁面に対向接近させ
るものである。それによって、各吸入口経路に生じる圧
力脈動を圧縮機外部吸入配管系に伝播させることなく軽
減すると共に、マフラー室内での潤滑油滞留を防ぐこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロータリ圧縮機の吸
入通路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空調機用圧縮機に多く使用されているロ
ーリングピストン型ロータリ圧縮機の構造は、図4に示
す縦断面,図5に示す圧縮要素部横断面で代表される如
く、周知されている。
【0003】すなわち、密閉容器101の内部に電動機
102と、この電動機102に駆動される圧縮部103
を設けて構成され、圧縮部103の駆動軸106が電動
機102に連結されてシリンダブロック111の両側に
配置された主軸受108と副軸受109で支持されてい
る。
【0004】シリンダ119を備えたシリンダブロック
111の内側には、駆動軸106の主軸から偏心したク
ランク部107に外装するローラ110がシリンダ11
9の内壁に接近して配置され、圧縮室115を形成して
いる。
【0005】シリンダブロック111の案内溝112に
は、ブレード114とブレード114の先端をローラ1
10に付勢するバネ装置113が配置されており、圧縮
室115が吸入側と圧縮側とに区画されている。シリン
ダブロック111には、ブレード114を境としてシリ
ンダ119に開口する吸入口116と吐出口117が設
けられている。
【0006】吸入口116には、低圧側冷媒を貯溜する
ためのアキュームレータ160が接続されている。
【0007】しかしながら、このような一つの圧縮室1
15を有する構成のロータリ圧縮機は、圧縮トルク変動
が大きいことから、振動が大きく圧縮機配管系を破損す
るという課題があり、図6に示す如く、シリンダ219
内に二つの圧縮室を備えたローリングピストン型ロータ
リ圧縮機が提案されている。
【0008】同図は、シリンダブロック211に設けた
案内溝220にブレード221とバネ装置222を、案
内溝223にブレード224とバネ装置225を各々配
置して、圧縮室226と圧縮室227を備えている。
【0009】圧縮室226には吸入口228と吐出口2
29が開口し、圧縮室227には吸入口230と吐出口
231が開口している。
【0010】このような二つのブレードを備えた構成の
圧縮機は、図7に示す如く、駆動軸206の一回転当り
の圧縮トルク作用範囲が2分割され、圧縮機振動が図4
と図5の構成の圧縮機よりも半減する(特開昭63−2
08688号公報)。
【0011】一方、上述のシリンダブロック211に吸
入口228と吸入口230を備えた圧縮機は、例えば図
8で示す如く、吸入側に第1のアキュームレータ218
と第2のアキュームレータ214を配置する構成とな
り、圧縮機全体が大型化する。この改善策として、吸入
配管系簡素化のために図9に示す構成が提案されている
(特開平1−249977号公報)。
【0012】同図は、アキュームレータ350が密閉容
器301の側壁を貫通して一方の圧縮室の吸入口349
に接続される共に、吸入口349が他方の圧縮室の吸込
口に密閉容器301内の連通管363を介して連通させ
ている。連通管363は、駆動軸336を支持する主軸
受334の軸受ボス部を迂回して構成されている。
【0013】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、以下に述べる如く、吸入気体流れに基づ
く課題があつた。
【0014】すなわち、上述のような一つのシリンダブ
ロックに二つのブレードを配置してシリンダ内に二つの
圧縮室を形成する圧縮機の圧縮原理は、図10(a)〜
図10(d)に示す通りである。
【0015】すなわち、図10(a)における斜線で示
す空間は、圧縮室の最大吸入行程容積の状態を示す。図
10(b)における斜線で示す空間は、圧縮室の最小吸
入行程容積の状態で吸入口が閉塞される直前の圧縮室を
示し、図10(a)における最大吸入行程容積の状態か
ら縮小している。この吸入行程容積の減少は、吸入気体
が吸入口を通じて吸入配管系に逆流することを意味す
る。図10(c)における斜線で示す空間は、吸入口が
閉塞されて実質的な圧縮開始の状態を示す。図10
(d)における斜線で示す空間は、圧縮室圧力が上昇し
た結果、吐出口を通じて圧縮室から排出される状態を示
す。
【0016】このような吸入・圧縮行程における吸入気
体の流入と逆流が生じるので、図9のような不均等な吸
入経路の分流と吸入経路の迂回による経路長さが異なる
構成では、吸入経路に生じる脈動が互いに干渉し合い、
その結果、吸入経路抵抗が大きくなり、圧縮効率が著し
く低下するという課題があった。
【0017】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、圧縮効率の向上と吸入配管系の振動低減を
図ることを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、各圧縮室の吸入口と圧縮機吸入配管系との
間に共通のマフラー室を設けて各吸入口経路への互いの
脈動干渉を緩和するものである。
【0019】上記マフラー室の設置によって、圧縮機吸
入配管系の脈動が低減し、吸入配管系の通路抵抗が少な
く、圧縮機の吸入効率向上と振動低減が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、各圧縮
室の吸入口と圧縮機吸入配管系との間に配設した共通の
マフラー室に開口し且つ各吸入口に接続された各連通管
を、マフラー室の底部域面に対向接近して開口させたも
のである。そしてこの構成によれば、各連通管内で生じ
るシリンダへの気体流入と、シリンダからマフラー室へ
の一部気体逆流とに基づく吸入気体の脈動がマフラー室
で減衰され、互いの連通管内気体脈動への影響が緩和さ
れ、各圧縮室の吸入効率と各圧縮トルク変動もそれぞれ
独立した状態で発生して、駆動軸が一回転する間のトル
ク変動が分散する。この結果、電動機の負荷変動に対す
る効率向上と圧縮機配管系の振動低減ができる。また、
マフラー室の底部の潤滑油が多量滞留することなく連通
管からシリンダ内に取り込まれ、潤滑油膜による圧縮室
隙間の密封作用に提供される。
【0021】請求項2に記載の発明は、各連通管の開口
端に対向するマフラー室の底部域面は、他の底部域面に
対して少なくとも同一高さ面以下に配設されたものであ
る。そしてこの構成によれば、マフラー室の底部の潤滑
油の滞留を少なくできる。
【0022】請求項3に記載の発明は、各連通管の開口
端に対向するマフラー室の底部域面は互いに概同一高さ
であると共に、各底部域の間は潤滑油が互いに独立して
滞留することなく、流出入できるべくマフラー室の底部
壁面が構成されたものである。そしてこの構成によれ
ば、各連通管の開口端に対向する潤滑油面の深さが概同
じ状態に保持され、各連通管からマフラー室内に逆流す
る際の気体圧力脈動の緩衝効果を同程度にして、各シリ
ンダ内の圧力状態を同じにできる。
【0023】請求項4に記載の発明は、各圧縮室の吸入
口と圧縮機吸入配管系との間に共通のマフラー室を配設
した構成において、マフラー室の容積は、各圧縮室内に
取り込まれた吸入気体が吸入口が閉塞されて圧縮行程が
開始するまでにシリンダの外部に排出される最大気体体
積を超えて設定されたものである。そしてこの構成によ
れば、各連通管内で生じるシリンダへの気体流入と、シ
リンダからマフラー室への一部気体逆流とに基づく吸入
気体の脈動がマフラー室で減衰される効果が大きくな
る。そして、互いの連通管内気体脈動への影響が一層緩
和される結果、各圧縮室の吸入効率と各圧縮トルク変動
もそれぞれより独立した状態で発生して、駆動軸が一回
転する間のトルク変動が分散する。この結果、電動機の
負荷変動に対する効率向上と圧縮機配管系の振動低減が
できる。
【0024】請求項5に記載の発明は、マフラー室の容
積は、各圧縮室内に取り込まれた吸入気体が吸入口が閉
塞されて圧縮行程が開始するまでにシリンダの外部に排
出される最大気体体積と、各圧縮室内に取り込まれれる
最大吸入気体体積との和を超えて設定されたものであ
る。そしてこの構成によれば、各連通管内で生じるシリ
ンダへの気体流入と、シリンダからマフラー室への一部
気体逆流とに基づく吸入気体の脈動がマフラー室で減衰
される効果が大きくなる。また、マフラー室からシリン
ダ内に取り込まれる吸入気体量に不足が生じることな
く、シリンダ内に吸入気体が流入する際の追従性を速く
できる。
【0025】請求項6に記載の発明は、各圧縮室の各吸
入口と圧縮機外部吸入配管系との間に共通のマフラー室
を密閉容器の外端部に配設した構成において、密閉容器
の外端部を構成する外端部シェルと、各吸入口とマフラ
ー室との間を接続する連通管と、マフラー室とを予め接
合の後、密閉容器の本体シェルに溶接固定するものであ
る。そしてこの構成によれば、密閉容器の本体を溶接す
る際の熱伝導と熱変形による圧縮部構成部品への変形影
響を軽減することができる。
【0026】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0027】(実施例1)図1は、ローリングピストン
型ロータリ冷媒圧縮機の縦断面を表し、密閉容器1の内
部の上部に電動機2、下部に圧縮部3が配置され、圧縮
機の外部配管系に接続する吐出管49が電動機2の上部
空間に接続されている。密閉容器1の底外部に圧縮部3
の吸入側に連通するマフラー室50が配置され、吸入冷
媒の気液分離と貯溜を兼ねたアキュームレータ90の吸
入内管90aに接続されている。
【0028】圧縮部3は、密閉容器1に内接固定された
主軸受8と副軸受9がシリンダブロック11を挟んで固
定されている。
【0029】電動機2の回転子5に連結した駆動軸6が
主軸受8と副軸受9に支持され、駆動軸6のクランク部
7にローラ10が装嵌されている。
【0030】図2に示す如く、シリンダブロック11に
設けた案内溝12にはブレード14が装着され、バネ装
置13によってブレード14の先端がローラ10に押接
されている。また、その反対側位置に設けた案内溝23
にはブレード24が装着され、バネ装置25によってブ
レード24の先端がローラ10に押接されている。
【0031】ブレード14とブレード24によって仕切
られた圧縮室26と圧縮室27に開口する吸入口28と
吸入口30がシリンダブロック11の副軸受9取り付け
面側に、吐出口29と吐出口31がシリンダブロック1
1の主軸受8取り付け面側にそれぞれ対称位置に設けら
れている。
【0032】吐出弁装置61と吐出弁装置62と吐出ガ
イド63とが主軸受8に配置されて吐出冷媒通路の一部
を成す。
【0033】吸入口28に連通する連通管64と吸入口
30に連通する連通管65は、副軸受9と密閉容器1の
側端部(底部)を軸方向に貫通して、マフラー室50に
通じている。
【0034】連通管64と連通管65の開口端はマフラ
ー室50の底部壁面に対向して接近配置されている。そ
して、連通管64と連通管65の開口端が対向するマフ
ラー室50のそれぞれの底部壁面は、ほぼ同一高さで配
置されている。
【0035】連通管64と連通管65は、密閉容器1の
側端部シェル(底部)1bとマフラー室50とに銀ロー
付けされた後、副軸受9に挿入接続され、更に、マフラ
ー室50が密閉容器1の本体シェル1aに溶接固定され
る。マフラー室50の外径はを密閉容器1の本体シェル
1aの外径より小さく設定されており、密閉容器1の側
端部シェル(底部)1bと本体シェル1aとの溶接作業
を容易にしている。
【0036】本圧縮機構では、各圧縮室26,27の吸
入容積が最大になった時点から各吸入口28,30がロ
ーラ10によって閉塞されるまでの間に、各圧縮室2
6,27に取り込まれた吸入冷媒ガスの一部がマフラー
室50に押し戻される特異性を有している。このため、
マフラー室50の内容積は、各圧縮室26,27からマ
フラー室50への押し戻し冷媒ガスの体積よりも大きく
設定されている。
【0037】電動機2を収納する電動機室70の上部空
間と下部空間とは、電動機2の固定子4の外側に設けた
冷却通路71で連通しており、油溜35は電動機室70
の下部空間に通じている。
【0038】圧縮機支持脚72は、密閉容器1の側端部
シェル(底部)1bと本体シェル1aとの3部品を同時
溶接固定が容易にできるように配置されている。
【0039】なお、マフラー室50とアキュームレータ
との接続は、連通管64,65と密閉容器1の本体シェ
ル1aとマフラー室50との一体構成を本体シェル1a
に溶接固定の後に実施される。
【0040】以上のように構成されたローリングピスト
ン型ロータリ冷媒圧縮機について、その動作を説明す
る。電動機6の回転子5に連結された駆動軸6が回転す
るに伴い、前述の図10(a)〜図10(d)の圧縮原
理によって冷媒ガスが圧縮室26と圧縮室27とでそれ
ぞれ吸入・圧縮され、吐出弁装置61と吐出弁装置6
2,吐出ガイド63を経て電動機室70に排出される。
【0041】電動機室70に排出された冷媒ガス中に含
まれる潤滑油の一部は分離されて油溜35に帰還し、残
りの潤滑油は冷媒ガスと共に吐出管49を経て圧縮機外
部に送出される。
【0042】一方、冷凍サイクル配管系の低圧側からア
キュームレータ90を経由してマフラー室50に流入し
た冷媒ガス(潤滑油を含む)は、潤滑油の一部を分離し
て連通管64と連通管65を経由して圧縮室26と圧縮
室27の吸入側に交互に流入する。
【0043】連通管64と連通管65の開口端がマフラ
ー室50の底部壁面に対向接近しているので、マフラー
室50の冷媒ガスが連通管64と連通管65に吸い込ま
れる際に、マフラー室50の底部に貯溜する潤滑油も一
緒に吸い込まれる。
【0044】圧縮室26と圧縮室27で吸入行程中の吸
入冷媒ガスは、図10(a)〜図10(d)で説明した
吸入・圧縮原理によって連通管64,連通管65内を出
入りする。
【0045】連通管64と連通管65は直管形状で且つ
長さが短いので、圧縮室26に通じた連通管64を逆流
する吸入冷媒ガスは、マフラー室50の底部壁面との衝
突により逆流速度および連通管64内で生じた吸入圧力
脈動が緩和されて、圧縮室27の吸入行程中に通じた連
通管65に瞬時に吸い込まれる。
【0046】このために、マフラー室50内で生じる吸
入冷媒ガスの脈動が抑制される。また、シリンダ15内
に取り込まれた冷媒ガスがマフラー室50に向かって連
通管64,連通管65を逆流する時、吸入口28,30
が閉塞するでの吸入行程中での昇圧は極めて小さい。
【0047】以上のように上記実施例によれば、圧縮室
26,27の吸入口28,30とアキュウームレータ9
0との間に配設した共通のマフラー室50に開口し且つ
吸入口28,30に接続された連通管64,65を、マ
フラー室50の底部域面50aにそれぞれ対向接近して
開口させたことにより、連通管64,65内で生じるシ
リンダ15への吸入冷媒ガスの流入と、シリンダ15か
らマフラー室50への一部冷媒ガスの逆流とに基づき発
生する吸入冷媒ガスの圧力脈動が、吸入冷媒ガス逆流時
にマフラー室50の底部域面50aに衝突して潤滑油9
1を拡散させる際に減衰され、連通管64,65内圧力
脈動に対して互いの影響が緩和されるので、吸入通路抵
抗を少なくして吸入損失の低減を図ることができる。ま
た、各圧縮トルク変動もそれぞれの圧縮室で独立した状
態で発生して、駆動軸6が一回転する間のトルク変動も
分散する。この結果、電動機2の負荷変動に対する電動
機効率が向上する。また、マフラー室50に接続するア
キュウームレータ90への圧力脈動の伝播が防止される
ので、圧縮機本体および吸入配管系の振動低減ができ
る。
【0048】また、吸入冷媒ガスが連通管64,65か
らマフラー室50に逆流する際に、冷媒ガスがマフラー
室50の底部域面50aに衝突して潤滑油91を拡散さ
せる作用と、マフラー室50の冷媒ガスが連通管64,
65からシリンダ15内に吸入される際に、マフラー室
50の底部の潤滑油91がシリンダ15内に取り込まれ
る。その結果、圧縮機低速運転時などの吸入冷媒ガスの
流速度が小さい場合でも、マフラー室50に潤滑油91
が多量滞留することなく、シリンダ内に取り込まれた潤
滑油膜による圧縮室隙間の密封作用により圧縮効率を向
上できる。
【0049】また上記実施例によれば、連通管64,6
5の開口端に対向するマフラー室50の底部域面50a
は、他の底部域面50bに対して少なくとも同一高さ面
以下に配設されたことにより、マフラー室50の底部の
潤滑油が滞留する量を少なくできる。その結果、シリン
ダ15内に取り込まれた潤滑油膜による圧縮室隙間の密
封作用により圧縮効率を向上できる。また、マフラー室
50のガス空間を大きく活用できるので、連通管64,
65からマフラー室50に逆流する冷媒ガスの圧力脈動
を効果的に減衰でき、上述した如くの吸入損失の低減と
圧縮機振動の低減を効率的に図ることができる。
【0050】また上記実施例によれば、圧縮室26,2
7の吸入口28,30とアキュームレータ90との間に
共通のマフラー室50を配設した構成において、マフラ
ー室50の容積は、圧縮室26,27内に取り込まれた
冷媒ガスが吸入口28,30が閉塞されて圧縮行程が開
始するまでにシリンダ15の外部に排出される最大冷媒
ガスの最大体積を超えて設定されたことにより、連通管
64,65内で生じるシリンダ15への冷媒ガス流入
と、シリンダ15からマフラー室50への一部冷媒ガス
の逆流とに基づく圧力脈動がマフラー室50で減衰され
る効果を大きくできる。そして、互いの連通管64,6
5内圧力脈動への影響が緩和されるので、吸入通路抵抗
が少なくなり吸入損失の低減を図ることができる。
【0051】また上記実施例によれば、マフラー室50
の容積は、圧縮室26,27内に取り込まれた吸入冷媒
ガスが吸入口28,30が閉塞されて圧縮行程が開始す
るまでにシリンダ15の外部に排出される冷媒ガスの最
大体積と、圧縮室26,27内に取り込まれれる冷媒ガ
スの最大体積との和を超えて設定されたことにより、連
通管64,65内で生じるシリンダ15への冷媒ガスの
流入と、シリンダ15からマフラー室50への一部冷媒
ガスの逆流とに基づき発生する圧力脈動がマフラー室5
0で減衰される効果を大きくでき、上述と同様に、吸入
通路抵抗を少なくして吸入損失の低減を図ることができ
る。また、マフラー室50からシリンダ15内に取り込
まれる吸入冷媒ガス量の不足を防止して、シリンダ15
内に吸入冷媒ガスが流入する際の追従性を良くして、吸
入効率の低下を防ぐことができる。
【0052】また上記実施例によれば、圧縮室26,2
7の吸入口28,30とアキュウームレータ90との間
に共通のマフラー室50を密閉容器1の外端部に配設し
た構成において、密閉容器1の外端部を構成する外端部
シェル1bと、吸入口28,30とマフラー室50との
間を接続する連通管64,65と、マフラー室50とを
予め接合の後、密閉容器1の本体シェル1aに溶接固定
することにより、密閉容器1の本体シェル1aを溶接す
る際の熱伝導と熱変形による圧縮部構成部品への変形影
響を軽減できる。その結果、圧縮室隙間の微小確保と摺
動部適性隙間の確保により、圧縮効率と摺動部耐久性を
向上できる。
【0053】(実施例2)図3は、図1におけるマフラ
ー室50の底部形状が異なる他の実施例の構成を示す。
【0054】すなわち、マフラー室51の底部は、その
中央部壁面91cが圧縮機側に山形状を成して突出して
形成されている。連通管64の開口端に対向するマフラ
ー室51の潤滑油51aと、連通管65の開口端に対向
する潤滑油51bとは、互いに出入りができる状態にあ
り、同じ油面高さにある。その他の構成は図1と同様で
ある。
【0055】この構成において、連通管64,65から
マフラー室51に逆流してきた冷媒ガスは、潤滑油51
a,51bを中央部壁面91cの斜面に沿って拡散吹き
上げる。
【0056】アキュームレータ90に近い側の潤滑油5
1aと遠い側の潤滑油51bとは、アキュームレータ9
0からの流入する冷媒ガスの拡散作用の影響度合いが異
なることから、その油面高さに相違が生じるものである
が、これら互いの潤滑油吹き上げ作用によって、連通管
64,65に対向する潤滑油面高さが同じ状態に維持さ
れる。
【0057】また上記実施例によれば、連通管64,6
5の開口端に対向するマフラー室51の底部域面は互い
に概同一高さであると共に、各底部域との間は潤滑油が
互いに独立して滞留することなく、流出入できるべくマ
フラー室51の底部壁面51cが構成されたものであ
る。そしてこの構成によれば、連通管64,65の開口
端に対向する潤滑油51a,51bの深さが概同じ状態
に保持され、連通管64,65からマフラー室51内に
逆流する際の冷媒ガス圧力脈動の減衰効果を同程度にし
て、各シリンダ内の圧力状態を同じにできる。その結
果、各圧縮トルク変動が同じになり、駆動軸6が一回転
する間のトルク変動が均等分散し、電動機2の負荷変動
に対する効率が更に向上できる。
【0058】なお、上記実施例では、マフラー室51の
底部の中央部のみが圧縮機側に突出した構成であるが、
マフラー室51の底部の特定箇所全域が圧縮機側に突出
した構成も可能である。この構成では、潤滑油51aと
潤滑油51bとがそれぞれ独立してマフラー室51の底
部に貯溜される仕組みであるが、連通管64,65から
マフラー室51に逆流してきた冷媒ガスが油面に衝突す
ることによって潤滑油51aと潤滑油51bが拡散さ
れ、一方の側にのみ偏って潤滑油が滞留することはな
い。
【0059】また上記実施例によれば、マフラー室50
を密閉容器1の外部に配置したが、吸入冷媒ガスの吸熱
を許容するならば、マフラー室を密閉容器1の内部(副
軸受9と側端部シェル1bとの間)に配置して、圧縮機
の小型化を図ることも可能である。
【0060】また上記実施例によれば、シリンダブロッ
ク11に二つのブレード14,24を等間隔に配置させ
たが、更に多くのブレードを等間隔または不等間隔で配
置させた場合も同様の作用効果を発揮する。
【0061】また、上記実施例では冷媒圧縮機について
説明したが、他の気体(例えば、酸素,窒素,ヘリウ
ム,空気など)を圧縮する気体圧縮機の場合も同様な作
用・効果を生じるものである。
【0062】
【発明の効果】上記実施例から明かなように、請求項1
に記載の発明は、各圧縮室の吸入口と圧縮機吸入配管系
との間に配設した共通のマフラー室に開口し且つ各吸入
口に接続された各連通管を、マフラー室の底部域面に対
向接近して開口させたもので、この構成によれば、各連
通管内で生じるシリンダへの吸入気体流入と、シリンダ
からマフラー室への一部気体の逆流とに基づき発生する
吸入気体の圧力脈動が、吸入気体逆流時にマフラー室の
底部域面に衝突して潤滑油を拡散させる際に減衰され、
各連通管内圧力脈動に対して互いの影響が緩和されるの
で、吸入通路抵抗を少なくして吸入損失の低減を図るこ
とができる。また、各圧縮トルク変動もそれぞれ独立し
た状態で発生して、駆動軸が一回転する間のトルク変動
も分散する。この結果、電動機の負荷変動に対する効率
が向上する。また、マフラー室に接続する圧縮機外部吸
入配管系への圧力脈動の伝播が防止されるので、圧縮機
本体および吸入配管系の振動低減ができる。
【0063】また、吸入気体が各連通管からマフラー室
に逆流する際に、吸入気体がマフラー室の底部域面に衝
突して潤滑油を拡散させる作用と、マフラー室の吸入気
体が各連通管からシリンダ内に吸入される際に、マフラ
ー室の底部の潤滑油がシリンダ内に取り込まれる。その
結果、圧縮機低速運転時などの吸入気体の流速度が小さ
い場合でも、マフラー室に潤滑油が多量滞留することな
く、シリンダ内に取り込まれた潤滑油膜による圧縮室隙
間の密封作用により圧縮効率を向上できる。
【0064】請求項2に記載の発明は、各連通管の開口
端に対向するマフラー室の底部域面は、他の底部域面に
対して少なくとも同一高さ面以下に配設されたもので、
この構成によれば、マフラー室の底部の潤滑油が滞留す
る量を少なくできる。その結果、シリンダ内に取り込ま
れた潤滑油膜による圧縮室隙間の密封作用により圧縮効
率を向上できる。また、マフラー室の気体空間を大きく
活用できるので、各連通管からマフラー室に逆流する吸
入気体の圧力脈動を効果的に減衰でき、請求項1で上述
した如くの吸入損失の低減と圧縮機振動の低減を効率的
に図ることができる。
【0065】請求項3に記載の発明は、各連通管の開口
端に対向するマフラー室の底部域面は互いに概同一高さ
であると共に、各底部域の間は潤滑油が互いに独立して
滞留することなく、流出入できるべくマフラー室の底部
壁面が構成されたもので、この構成によれば、各連通管
の開口端に対向する潤滑油面の深さが概同じ状態に保持
され、各連通管からマフラー室内に逆流する際の吸入気
体の圧力脈動の減衰効果を同程度にして、各シリンダ内
の圧力状態を同じにできる。その結果、各圧縮トルク変
動が同じになり、駆動軸が一回転する間のトルク変動が
均等分散し、電動機の負荷変動に対する効率が更に向上
できる。
【0066】請求項4に記載の発明は、各圧縮室の吸入
口と圧縮機吸入配管系との間に共通のマフラー室を配設
した構成において、マフラー室の容積は、各圧縮室内に
取り込まれた吸入気体が、吸入口が閉塞されて圧縮行程
が開始するまでに、シリンダの外部に排出される気体の
最大体積を超えて設定されたもので、この構成によれ
ば、各連通管内で生じるシリンダへの気体流入と、シリ
ンダからマフラー室への一部気体の逆流とに基づく圧力
脈動がマフラー室で減衰される効果を大きくできる。そ
して、互いの連通管内圧力脈動への影響が緩和されるの
で、吸入通路抵抗が少なくなり吸入損失の低減を図るこ
とができる。
【0067】請求項5に記載の発明は、マフラー室の容
積は、各圧縮室内に取り込まれた吸入気体が吸入口が閉
塞されて圧縮行程が開始するまでにシリンダの外部に排
出される最大気体体積と、各圧縮室内に取り込まれれる
最大吸入気体体積との和を超えて設定されたもので、こ
の構成によれば、各連通管内で生じるシリンダへの吸入
気体の流入と、シリンダからマフラー室への一部吸入気
体の逆流とに基づき発生する圧力脈動がマフラー室で減
衰される効果を大きくでき、上述と同様に、吸入通路抵
抗を少なくして吸入損失の低減を図ることができる。
【0068】また、マフラー室からシリンダ内に取り込
まれる吸入冷媒ガス量の不足を防止して、シリンダ内に
吸入冷媒ガスが流入する際の追従性を良くして、吸入効
率の低下を防ぐことができる。
【0069】請求項6に記載の発明は、各圧縮室の各吸
入口と圧縮機外部吸入配管系との間に共通のマフラー室
を密閉容器の外端部に配設した構成において、密閉容器
の外端部を構成する外端部シェルと、各吸入口とマフラ
ー室との間を接続する連通管と、マフラー室とを一体的
に接合の後、密閉容器の本体シェルに溶接固定するもの
で、この構成によれば、密閉容器の本体シェルを溶接す
る際の熱伝導と熱変形による圧縮部構成部品への変形影
響を軽減できる。その結果、圧縮室隙間の微小確保と摺
動部適性隙間の確保により、圧縮効率と摺動部耐久性を
向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すローリングピストン型
ロータリ冷媒圧縮機の縦断面図
【図2】図1におけるA−A線に沿った横断面図
【図3】本発明の別の実施例を示すローリングピストン
型ロータリ冷媒圧縮機の要部断面図
【図4】従来のローリングピストン型ロータリ圧縮機の
縦断面図
【図5】同圧縮機の圧縮部横断面図
【図6】従来の別のローリングピストン型ロータリ圧縮
機の圧縮部横断面図
【図7】同圧縮機の負荷トルク変動特性図
【図8】同類圧縮機の横断面図
【図9】従来の更に別のローリングピストン型ロータリ
圧縮機の要部縦断面図
【図10】(a)〜(d)同圧縮機の圧縮原理説明図
【符号の説明】
1 密閉容器 2 電動機 3 圧縮部 6 駆動軸 7 クランク部 8 主軸受 9 副軸受 10 ローラ 11 シリンダブロック 14 ブレード 15 シリンダ 24 ブレード 26 圧縮室 27 圧縮室 28 吸入口 29 吐出口 30 吸入口 31 吐出口 50 マフラー室 50b 底部壁面 51 マフラー室 64 連通管 65 連通管 90 アキュームレータ 91 潤滑油

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器の内部に電動機と圧縮部を配置
    し、前記圧縮部のシリンダブロックに設けた円筒内面を
    有するシリンダと、前記電動機に連結する駆動軸のクラ
    ンク部に外装し且つ前記シリンダの内面に沿って移動す
    るローラと、前記ローラの外周面に先端が摺接すべく前
    記シリンダブロックから前記シリンダ内に出没して前記
    円筒内面と前記ローラの外周面とで形成される圧縮室を
    仕切る複数のブレードと、分割された各圧縮室にそれぞ
    れ吸入口と吐出口を備えたロータリ圧縮機機構を形成
    し、前記各圧縮室の吸入口と圧縮機吸入配管系との間に
    配設した共通のマフラー室に開口し且つ前記各吸入口に
    接続された各連通管を、前記マフラー室の底部域面に対
    向接近して開口させたロータリ圧縮機。
  2. 【請求項2】 各連通管の開口端に対向するマフラー室
    の底部域面は、他の底部域面に対して少なくとも同一高
    さ面以下に配設されたことを特徴とする請求項1記載の
    ロータリ圧縮機。
  3. 【請求項3】 各連通管の開口端に対向するマフラー室
    の底部域面は互いに概同一高さであると共に、各底部域
    の間は潤滑油が互いに独立して滞留することなく、流出
    入できるべくマフラー室の底部壁面が構成されたことを
    特徴とする請求項2記載のロータリ圧縮機。
  4. 【請求項4】 密閉容器の内部に電動機と圧縮部を配置
    し、前記圧縮部のシリンダブロックに設けた円筒内面を
    有するシリンダと、前記電動機に連結する駆動軸のクラ
    ンク部に外装し且つ前記シリンダの内面に沿って移動す
    るローラと、前記ローラの外周面に先端が摺接すべく前
    記シリンダブロックから前記シリンダ内に出没して前記
    円筒内面と前記ローラの外周面とで形成される圧縮室を
    仕切る複数のブレードと、分割された各圧縮室にそれぞ
    れ吸入口と吐出口を備えたロータリ圧縮機機構を形成
    し、前記各圧縮室の吸入口と圧縮機吸入配管系との間に
    共通のマフラー室を配設した構成において、前記マフラ
    ー室の容積は、前記各圧縮室内に取り込まれた吸入気体
    が前記吸入口が閉塞されて圧縮行程が開始するまでに前
    記シリンダの外部に排出される最大気体体積を超えて設
    定されたロータリ圧縮機。
  5. 【請求項5】 マフラー室の容積は、各圧縮室内に取り
    込まれた吸入気体が吸入口が閉塞されて圧縮行程が開始
    するまでにシリンダの外部に排出される最大気体体積
    と、各圧縮室内に取り込まれれる最大吸入気体体積との
    和を超えて設定された請求項4記載のロータリ圧縮機。
  6. 【請求項6】 密閉容器の内部に電動機と圧縮部を配置
    し、前記圧縮部のシリンダブロックに設けた円筒内面を
    有するシリンダと、前記電動機に連結する駆動軸のクラ
    ンク部に外装し且つ前記シリンダの内面に沿って移動す
    るローラと、前記ローラの外周面に先端が摺接すべく前
    記シリンダブロックから前記シリンダ内に出没して前記
    円筒内面と前記ローラの外周面とで形成される圧縮室を
    仕切る複数のブレードと、分割された各圧縮室にそれぞ
    れ吸入口と吐出口を備えたロータリ圧縮機機構を形成
    し、前記各圧縮室の各吸入口と圧縮機外部吸入配管系と
    の間に共通のマフラー室を前記密閉容器の外端部に配設
    した構成において、前記密閉容器の外端部を構成する外
    端部シェルと、前記各吸入口と前記マフラー室との間を
    接続する連通管と、前記マフラー室とを一体的に接合の
    後、前記密閉容器の本体シェルに溶接固定するロータリ
    圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111315993A (zh) * 2017-11-09 2020-06-19 三星电子株式会社 压缩机

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