JPH04128064U - 回転電機におけるリード線の固定構造 - Google Patents

回転電機におけるリード線の固定構造

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JPH04128064U
JPH04128064U JP4408791U JP4408791U JPH04128064U JP H04128064 U JPH04128064 U JP H04128064U JP 4408791 U JP4408791 U JP 4408791U JP 4408791 U JP4408791 U JP 4408791U JP H04128064 U JPH04128064 U JP H04128064U
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JP
Japan
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corrugated tube
end bracket
fixing
cylindrical body
lead wire
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Pending
Application number
JP4408791U
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English (en)
Inventor
昌基 田口
正道 大塚
Original Assignee
株式会社三ツ葉電機製作所
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Publication date
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンドブラケツトから引出したリード線を、
確実にしかも傷付けることなく、エンドブラケツトに固
定できるようにする。 【構成】 エンドブラケツト1から引出したリード線5
を、外周面が凹凸状になつたコルゲートチユーブ7に挿
通し、該コルゲートチユーブを、基端部6aがエンドブ
ラケツトに固着された固定金具6の先端部6bで抱持し
て支持するように構成し、さらに固定金具の先端部に、
コルゲートチユーブの凹部7aに係止してコルゲートチ
ユーブの抜け方向への移動を規制する係止片6cを形成
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用電装品等に用いられるモータ等の回転電機におけるリード線 の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
一般に、この種回転電機のなかには、刷子ホルダを内装するエンドブラケツト から、刷子に電気的に接続するリード線を引出して構成されるものが有る。とこ ろでこの様な回転電機を、車両のように激しく振動するものに取付けた場合、前 記引出されたリード線が機体振動に基づいて振動し、他部材に干渉したりする不 具合が有る。そこで従来、リード線を挿通せしめた可撓性筒状体を、基端部がエ ンドブラケツトに固着された固定金具の先端部に巻き込むように抱持してリード 線を支持することが提唱される。
【0003】 しかるに従来のものは、図9に示す如く、筒状体8を、湾曲変形せしめた固定 金具9によつて強制的に潰すことで抜け方向の移動を規制するようにしていた。 ところが、固定金具9を、筒状体8の移動規制をする丁度良い状態に潰すことが 難しく、潰しすぎるとリード線5を傷める惧れが有り、潰し足りないと筒状体8 が抜けてリード線5が固定金具9に直接接触して絶縁皮膜の早期破損が促進され てしまう等の問題があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる回転電 機におけるリード線の固定構造を提供することを目的として創案されたものであ つて、刷子が収容される刷子ホルダを、モータケーシングを構成するエンドブラ ケツトに内装し、該エンドブラケツトから、刷子に電気的に接続するリード線を 引出してなる回転電機において、前記リード線が挿通する可撓性を有した筒状体 を、基端部がエンドブラケツトに固着された固定金具の先端部で抱持して支持す るにあたり、前記筒状体は外周面が凹凸状になつたコルゲートチユーブとし、ま た固定金具の先端部には、前記コルゲートチユーブの凹部に係止してコルゲート チユーブの抜け方向への移動を規制する係止凸部を形成したことを特徴とするも のである。
【0005】 そして本考案は、この構成によつて、ブロントブラケツトから引出したリード 線を、確実にしかも傷付けることなくエンドブラケツトに固定できるようにした ものである。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1はモー タのケーシングを構成するエンドブラケツトであつて、該エンドブラケツト1に は、複数の刷子ホルダ2が取付けられた刷子ホルダステー3が内装されていおり 、そして刷子ホルダ2には、コア軸に一体的に取付けられたコンミテータ(図示 せず)に弾圧状に摺接する刷子4が径方向摺動自在に収納されている。
【0007】 また、4aは刷子4に植設されたピグテールであつて、該ピグテール4aには 、絶縁材によつて皮膜されたリード線5が電気的に接続されている。さらにこの リード線5は、エンドブラケツト1に穿設された引出し孔1aを通つてエンドブ ラケツト1外に引出されるが、該引出されたリード線5は、後述するように固定 金具6によつてエンドブラケツト1の外周面に支持されている。つまり、リード 線5のエンドブラケツト1に支持される部位には、可撓性を有し、かつ外周面が 凹凸状になつたコルゲートチユーブ7が外挿されており、該コルゲートチユーブ 7をエンドブラケツト1に固定することで、リード線5がエンドブラケツト1に 固定される構成になつている。
【0008】 前記固定金具6は、基端部6aがエンドブラケツト1外周面に溶接等の適宜手 段によつて固着されているが、先端部6bは略冂形状をしており、そして、該先 端部6bの開口側から前記コルゲートチユーブ7を嵌め込み、この状態で開口側 がエンドブラケツト1外周面に対向するよう先端部6bを折曲せしめることによ つて、コルゲートチユーブ7は、固定金具6の先端部6bに巻き込まれるように して抱持されるようになつている。さらに、固定金具先端部6bの側縁部には係 止片6cが形成されており、そして該係止片6cを、コルゲートチユーブ7の凹 凸状の外周面の凹部7aに係止せしめることによつて、コルゲートチユーブ7は 、固定金具6から抜ける方向への移動が規制されるようになつており、このよう にしてコルゲートチユーブ7のエンドブラケツト1外周面への固定が成される構 成になつている。
【0009】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、前述したように、エンドブラ ケツト1から引出したリード線5をエンドブラケツト1外周面に固定するにあた り、リード線5をコルゲートチユーブ7に挿通し、該コルゲートチユーブ7を固 定金具6によつてエンドブラケツト1に固定することでリード線5の固定が成さ れるようにしたものであるが、この場合に、略冂形状をした固定金具先端部6b の開口側からコルゲートチユーブ7を嵌め込み、この状態で先端部6bでコルゲ ートチユーブ7を巻き込むように先端部6bを折曲せしめることによつて、コル ゲートチユーブ7は、固定金具6によつてエンドブラケツト1外周面に支持され ることになるが、さらに係止片6cをコルゲートチユーブ7外周面の凹部7aに 係止せしめることによつて、コルゲートチユーブ7は、固定金具6から抜ける方 向への移動が規制されて、エンドブラケツト1外周面に確実に固定されることに なる。この結果、従来のように、固定金具によつて筒状体を潰すようにして筒状 体の抜け方向への移動規制をするもののように、筒状体を潰しすぎてリード線を 傷めてしまつたり、あるいは潰し足りなくて筒状体が固定金具から抜けてリード 線が固定金具に直接接触してしまうような不具合を確実に回避することができる ことになる。
【0010】 尚、本実施例は上記実施例に限定されないことは勿論であつて、図8に示す如 く、固定金具の係止凸部は、先端部6bの中間部を突出せしめて形成した凸部6 dであつても良く、この場合には、係止片の切断端によつてコルゲートチユーブ 7が傷付いてしまうような不具合を防止できるという利点が有る。
【0011】
【作用効果】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、エンドブラケ ツトから引出したリード線をエンドブラケツトに固定するにあたり、リード線を 外周面が凹凸状をしたコルゲートチユーブに挿通して、該コルゲートチユーブを 、基端部がエンドブラケツトに固着された固定金具の先端部で抱持して支持する ように構成したものであるが、この固定金具には、コルゲートチユーブ外周面の 凹部に係止する係止凸部が形成されており、そして該係止凸部をコルゲートチユ ーブの凹部に係止せしめることによつて、コルゲートチユーブは、固定金具から 抜ける方向への移動が規制された状態となつてエンドブラケツトに確実に固定さ れることになる。この結果、従来のように、固定金具によつて筒状体を潰すよう にして筒状体の抜け方向への移動規制をするもののように、筒状体を潰しすぎて リード線を傷めてしまつたり、あるいは潰し足りなくて筒状体が固定金具から抜 けてリード線が固定金具に直接接触し絶縁皮膜の早期破損の原因となつてしまう ような不具合を確実に回避することができ、もつてリード線を、確実にしかも傷 付けることなくエンドブラケツトに固定できることができることになり、信頼性 の高い回転電機とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンドブラケツト部の正面図である。
【図2】同上一部背面図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図2のX矢視断面図である。
【図5】図4のB−B断面拡大図である。
【図6】コルゲートチユーブを固定する以前の状態を示
す固定金具の側面図である。
【図7】図6のY矢視図である。
【図8】他例を示す係止凸部の断面拡大図である。
【図9】従来の筒状体の固定構造を示す要部側面図であ
る。
【符号の説明】
1 エンドブラケツト 2 刷子ホルダ 4 刷子 5 リード線 6 固定金具 6c 係止片 7 コルゲートチユーブ 7a 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刷子が収容される刷子ホルダを、モータ
    ケーシングを構成するエンドブラケツトに内装し、該エ
    ンドブラケツトから、刷子に電気的に接続するリード線
    を引出してなる回転電機において、前記リード線が挿通
    する可撓性を有した筒状体を、基端部がエンドブラケツ
    トに固着された固定金具の先端部で抱持して支持するに
    あたり、前記筒状体は外周面が凹凸状になつたコルゲー
    トチユーブとし、また固定金具の先端部には、前記コル
    ゲートチユーブの凹部に係止してコルゲートチユーブの
    抜け方向への移動を規制する係止凸部を形成したことを
    特徴とする回転電機におけるリード線の固定構造。
JP4408791U 1991-05-16 1991-05-16 回転電機におけるリード線の固定構造 Pending JPH04128064U (ja)

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JP4408791U JPH04128064U (ja) 1991-05-16 1991-05-16 回転電機におけるリード線の固定構造

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JPH04128064U true JPH04128064U (ja) 1992-11-20

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ID=31924303

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