JPH04127995U - 電球ソケツト - Google Patents

電球ソケツト

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JPH04127995U
JPH04127995U JP4367891U JP4367891U JPH04127995U JP H04127995 U JPH04127995 U JP H04127995U JP 4367891 U JP4367891 U JP 4367891U JP 4367891 U JP4367891 U JP 4367891U JP H04127995 U JPH04127995 U JP H04127995U
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広徳 塚本
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株式会社小糸製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電球の着脱を容易に行う一方で、電球を安定
に保持することを可能にしたウェッジベース型電球用の
電球ソケットを得る。 【構成】 ソケット本体2内に支持されるコンタクトの
うちのコンタクト3,4に係止片34,42を設け、こ
の係止片34,42をソケット本体2内に嵌入されるウ
エッジベース電球7のベース部72に設けた係合突起7
4に係合させて該電球7を保持するように構成した電球
ソケットに適用され、係止片34,42の後側にコンタ
クト3,4の一部を曲げ形成した補強片35,43を沿
設して係止片34,42の後側への傾倒を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はウエッジベース型電球に用いられる電球ソケットに関し、特に電球の 着脱を容易に行うとともに、電球を安定に保持させるようにした電球ソケットに 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用灯具に用いられるウエッジベース型電球の電球ソケットは、ソケ ット本体内に内装したコンタクトで、電球のベース部に設けたリード線に電気接 触して通電を行うようになっている。又、コンタクトの一部には電球のベース部 に設けた係合突起に係合して電球をソケットに保持させるための係止片が設けら れている。図5は従来のコンタクトの一例を示す斜視図であり、金属板材を切断 及び曲げ加工して形成している。このコンタクト3Bは、ソケット本体内にコン タクトを固定するための側縁片31を上方に真直に形成するとともに、その隣接 部位には電球のリード線に接触する接触片33を下方に向けて曲げ形成し、更に 電球のベース部の係合突起に係合する係止片34を上方に向けて曲げ形成してい る。又、コンタクト3Bの下部には外部電源等に接続するためのコード9をかし め固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の電球ソケットでは、コンタクト3Bを一枚の金属板を切断、 曲げ加工しており、しかも接触片33や係止片34は電球のベース部に設けたリ ード線や係合突起に対応させて細幅に形成されている。このため、接触片33や 係止片34のばね力を大きくすることには限界があり、特に係止片34では係合 突起に対する係合力が小さくなり、係止片34が簡単に後側に傾倒して係合突起 との係合が外れ易く、電球をソケット内に安定に保持することが難しい。これに 対しては、コンタクトを構成する金属板材に厚い素材を使用することが考えられ るが、加工が困難になるとともに、係止片34のばね力が大きくなり、この係止 片34を弾性変形させながら行う電球の着脱に際しての操作性が悪くなる。 本考案の目的は電球の着脱を容易に行う一方で、電球を安定に保持することを 可能にした電球ソケットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の電球ソケットは、コンタクトの一部に設けた係止片の後側にコンタク トの一部を曲げ形成した補強片を沿設している。
【0005】
【作用】
本考案によれば、補強片によって係止片が後側に傾倒されることを防止し、係 止片が電球の係合突起から容易に外れないようにして保持強度を向上させる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1及び図2は本考案の一実 施例を示す図であり、ここではダブルフィラメント構造のウエッジベース電球用 のソケットに適用した例を示している。図1は一部を破断した部分分解斜視図、 図2は電球を装着した状態の断面図である。これらの図において、7はウエッジ ベース型電球であり、バルブ部71と一体にガラスで形成された偏平なベース部 72を有し、このベース部72の両側面にバルブ部71内のダブルフィラメント (図示せず)につながる二対のリード線73を露出させ、ベース部72の各反対 の表面に沿設させている。また、ベース部72の両側面には係合突起74を一体 に形成し、後述するコンタクト3,4の係止片34,42に係合してその脱落が 防止されるようになっている。
【0007】 又、電球ソケット1は樹脂等の絶縁材料を成形したソケット本体2と、このソ ケット本体2に内装された金属材料からなるコンタクト、ここでは第1乃至第3 の3個のコンタクト3,4,5とで構成される。ソケット本体2は電球7のベー ス部72に対応して偏平な筒状の電球装着部21を有し、この電球装着部21内 に前記コンタクト3,4,5を内装し、かつその先端開口に前記ウエッジベース 電球7のベース部72を嵌入支持するように構成される。
【0008】 更に、ソケット本体2の下部には円形のスリーブ22を一体に形成し、このス リーブ22内にはゴム等で構成される円板状のブッシュ8が圧入され、スリーブ 22内を密封することができる。このブッシュ8には前記コンタクト3,4,5 に接続されるコード9を挿通させるための孔81を開設している。又、ソケット 本体2の外側中間部には円形のフランジ23とこれにつながる円筒部24とを有 し、フランジ23上には円環状をしたガスケット(図示せず)が嵌装され、円筒 部24の外周面には図外のランプボディの開口縁に嵌合される嵌合突起25を一 体形成し、これらフランジ23,ガスケット、嵌合突起25でバヨネット構造の ソケット取付部を構成する。
【0009】 ところで、前記3個のコンタクト3,4,5は夫々が異なる形状に曲げ形成さ れる。第1のコンタクト3はコ字状に曲げ形成され、その一部には前記電球装着 部21内に嵌入される側縁片31を設け、その一部に設けた切起片32を利用し て電球装着部21内に固定している。又、その両側片にはそれぞれ電球7のリー ド線73に接触される接触片33を曲げ形成し、かつ一方の側片には電極ベース 部72の係合突起74に係合される係止片34を曲げ形成している。更に、図3 に拡大図示するように、コンタクト3の一部に細長い部分を設けてこれを横方向 に曲げることで、前記係止片34の後側に沿うように立設した補強片35を設け ている。
【0010】 第2のコンタクト4はその一部に電球装着部21内に固定するための切起片4 1を形成するとともに、電球7のベース部72の反対側に設けた係合突起74に 係合される係止片42を形成し、この係止片42の後側にはコンタクト4の一部 の細長い部分を横方向に曲げて沿設した補強片43を設けている。又、この第2 のコンタクト4にも、図には明確に示されていないが、電球のリード線73に接 触される接触片を曲げ形成している。 第3のコンタクト5は同様にその一部に電球装着部21内に固定するための切 起片51を形成するとともに、電球7のリード線73に接触される接触片52を 設けている。 尚、3個のコンタクト3,4,5にはコード9をかしめ固定し、このコード9 は前記ブッシュ8の孔81を通してソケット本体2の外部に導出している。
【0011】 この構成によれば、ウェッジベース型電球7が電球装着部21内に嵌入される と、第1及び第3のコンタクト3,5の各接触片33,52が夫々電球7のリー ド線73に接触されることで電気的な通電が行われる。又、同時に第1及び第2 のコンタクト3,4の係止片34,42が電球7の係合突起74の上縁部に係合 することで電球7を電球装着部21内に保持させる。この場合、係止片34,4 2は従来と同様の素材,寸法に形成しているため、そのばね力が大き過ぎること はなく、電球7の装着及び離脱を容易に行うことができる。これに対し、各コン タクト3,4の係止片34,42には、その後側に補強片35,43が沿設され ているため、係止片34,42が所要以上に後側に傾倒することが補強片35, 43によって防止され、係止片34,42の傾倒方向の強度が高められる。した がって、電球7のベース部の72との係合力が高められ、係合突起74が係止片 34,42を変形させて離脱されることが抑制され、電球7の保持強度を高めて 安定に保持することが可能となる。
【0012】 尚、図4に示すコンタクト3Aのように、補助片35Aは係止片34の下側部 分に設けた細長い部分を垂直方向に曲げ形成して後側に沿設してもよい。又、図 示は省略するが補強片は係止片の基部部分にのみ設けても、係止片の傾倒を有効 に防止することができる。 ここで、前記実施例はダブルフィラメント構造のウエッジベース電球用の電球 ソケットに本考案を適用した例を示しているが、シングルフィラメント構造のウ エッジベース電球用のソケットについても同様に適用することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、コンタクトの一部に設けた係止片の後側にコン タクトの一部を曲げ形成した補強片を沿設しているので、係止片のばね力を大き くすることなく係止片が後側に傾倒されることを防止でき、これにより電球の着 脱力を増大することなく係止片が容易に電球の係合突起から外れることを防止し 、電球の保持強度を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部を破断した部分分解斜
視図である。
【図2】電球を装着した状態のソケットの縦断面図であ
る。
【図3】第1のコンタクトの要部の拡大斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例のコンタクトの要部の拡大
斜視図である。
【図5】従来の電球ソケットのコンタクトの一部の斜視
図である。
【符号の説明】
1 電球ソケット 2 ソケット本体 3,4,5 コンタクト 7 電球 33,52 接触片 72 ベース部 34,42 係止片 73 リード線 35,43 補強片 74 係合突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体内に支持されるコンタクト
    の一部に係止片を設け、この係止片をソケット本体内に
    嵌入されるウエッジベース電球のベース部に設けた係合
    突起に係合させて該電球を保持するように構成した電球
    ソケットにおいて、前記係止片の後側にコンタクトの一
    部を曲げ形成した補強片を沿設したことを特徴とする電
    球ソケット。
JP1991043678U 1991-05-16 1991-05-16 電球ソケット Expired - Lifetime JP2531955Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01129772U (ja) * 1988-02-26 1989-09-04
JPH0247785U (ja) * 1988-09-28 1990-04-03

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JPH0247785B2 (ja) * 1984-05-17 1990-10-22 Fujitsu Ltd Paipurainseigyokairo

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