JPH076635Y2 - ウエッジベースバルブ用ソケット - Google Patents

ウエッジベースバルブ用ソケット

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JPH076635Y2
JPH076635Y2 JP1988127890U JP12789088U JPH076635Y2 JP H076635 Y2 JPH076635 Y2 JP H076635Y2 JP 1988127890 U JP1988127890 U JP 1988127890U JP 12789088 U JP12789088 U JP 12789088U JP H076635 Y2 JPH076635 Y2 JP H076635Y2
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JP
Japan
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valve
socket
terminal
base portion
base
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JP1988127890U
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JPH0247782U (ja
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剛 井澤
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車用灯具等に使用されるウエッジベースバ
ルブ用のソケットに関するものである。
〈従来の技術〉 従来のウエッジベースバルブでは、第7図に示す如くベ
ース部2の左右両面に係合凹部2aを形成せしめ、ソケッ
ト本体7内に組込んだ端子Cの挟持片Caでもって上記係
合凹部2aを係合挟持することによりバルブソケットに装
着保持させていた。その為に、バルブAをバルブソケッ
トに装着する際や装着した後などに、バルブAに少し強
い下方向への力が加わると、図面の二点鎖線で示す如く
バルブAが下方へ落ち込んでフィラメント3の位置が正
規位置からずれてしまいやすい不具合があった。
又、最近新しい規格として、前記係合凹部2aを廃止して
ベース部に、上面側が短斜面をなし下面側が長斜面をな
す断面略三角形状をした上向き傾斜突起と下面側が短斜
面をなし上面側が長斜面をなす断面略三角形状をした下
向き傾斜突起とを突設したウエッジベースバルブが提案
されているが、この新バルブを使用する場合、従来のバ
ルブソケットでは端子の挟持片でもってバルブのベース
部をしっかりと挟持して正規位置に保持できない不具合
がある。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたもので
あり、バルブベース部に上向き傾斜突起と下向き傾斜突
起とを突設したウエッジベースバルブを装着する際や装
着した後などに、当該バルブに下方向への力が加わって
も、バルブが下方へ落ち込んでフィラメントの位置が正
規位置からずれてしまうような惧れがなく、しかもバル
ブをガタ付くことなくしっかりと装着保持することが出
来るウエッジベースバルブ用ソケットを提供せんとする
ものである。
〈課題を解決するための手段〉 斯る目的を達成する本考案のウエッジベースバルブ用ソ
ケットは、ベース部に上面側が短斜面をなし下面側が長
斜面をなす断面略三角形状をした上向き傾斜突起と下面
側が短斜面をなし上面側が長斜面をなす断面略三角形状
をした下向き傾斜突起とを突設したウエッジベースバル
ブを装着するためのソケットであって、ソケット本体の
バルブ挿入口内に、前記バルブベース部の下向き傾斜突
起と当接係合する係止段部を形成すると共にバルブのリ
ード線と電気的に接触する接触子を備えた端子を一体的
に組込み、該端子に前記バルブベース部の上向き傾斜突
起を下方向へ弾圧する押圧片を同一体に形成せしめ、且
つ上記押圧片の先端に略水平状の平坦部を形成し、上記
接触子を内巻きにカールさせた形状に形成した事を特徴
としたものである。
〈実施例〉 以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明する。
ウエッジベースバルブAは、電球部1の下部に偏平状の
ベース部2を同一体に形成せしめ、そのベース部2の下
端からフィラメント3のリード線4を導出させてベース
部2の左右両面上に添設すると共に、ベース部2の左右
両面に各々1個ずつ合計2個の上向き傾斜突起5と2個
ずつ合計4個の下向き傾斜突起6を同一体に突設して構
成される。そして、これら上向き傾斜突起5と下向き傾
斜突起6はベース部2の左右両面上に添設した各リード
線4の左右を挟む位置に各々配設される。即ち、上向き
傾斜突起5はベース部2の中央部(リード線4に対して
内側位置)に位置させてベース部2の左右両面に夫々1
個ずつ合計2個突設させ、下向き傾斜突起6はベース部
2の側部(リード線4に対して外側位置)に位置させて
ベース部2の左右両面に夫々2個ずつ合計4個を突設す
るものである。この時、シングルフィラメントバルブの
場合には第3図に示す如く、リード線4が添設されてい
ない方の下向き傾斜突起6′を他方の下向き傾斜突起6
よりも下方に位置させて突設せしめ、ダブルフィラメン
トバルブの場合には第6図に示す如く、上向き傾斜突起
5及び下向き傾斜突起6とも同じ高さ位置に突設され、
シングルフィラメントバルブ用ソケトにダブルフィラメ
ントバルブを装着したりダブルフィラメントバルブ用ソ
ケットにシングルフィラメントバルブを装着するなどの
誤装着を起さないようになっている。
バルブソケットBには、ソケット本体7の内部に組込ん
だ端子Cに直接外部コネクタDを電気的に接続させる所
謂直結タイプ(第1図乃至第3図に示した実施例)と、
端子CにコードEを接続しそのコードEにターミナル
(図示せず)を介して外部コネクタを接続させる所謂コ
ードタイプ(第4図乃至第6図に示した実施例)とがあ
り、更に両タイプ共に夫々シングルフィラメントバルブ
用(第1図乃至第3図に示した実施例)とダブルフィラ
メントバルブ用(第4図乃至第6図に示した実施例)と
があるが、いずれのタイプの場合にも、ソケット本体7
のバルブ挿入口8内に装着されたバルブAを、ソケット
本体7のバルブ挿入口8内に形成した係止段部9とソケ
ット本体7のバルブ挿入口8内に組込んだ端子Cの押圧
片10とでもって正規位置に且つ不用意に脱落しないよう
に装着保持できるように構成される。即ち、ソケット本
体7のバルブ挿入口8はバルブAのベース部2を挿入装
着した際にバルブAが前後及び左右方向にグラ付かない
ように、バルブAのベース部2外形とほぼ適合する平面
略細長矩形状に形成し、このバルブ挿入口8の内壁面に
バルブベース部2の下向き傾斜突起6と当接係合する係
止段部9を形成せしめると共に、バルブ挿入口8内にバ
ルブAのリード線4と電気的に接触する接触子12と、バ
ルブベース部2の上向き傾斜突起5を下方向へ弾圧する
押圧片10とを同一体に形成した端子Cを一体的に組込
み、上記係止段部9と端子Cの押圧片10とでもってバル
ブAのベース部2を装着方向(上下方向)に規制して、
バルブAを正規位置に且つ脱落しないように装着保持す
るものである。尚、特にシングルフィラメント用バルブ
ソケットの場合には、第1図乃至第3図に示す如くソケ
ット本体7のバルブ挿入口8内壁面に、バルブベース部
2の上向き傾斜突起5と下向き傾斜突起6′との間の平
面部19に当接する凸条20をバルブ挿入口8の奥方向に沿
って突設することにより、バルブAを一層安定的に装着
保持することが出来るようになる。
端子Cは組込まれるソケットのタイプによってその数や
形状が若干異なる。即ち、シングルフィラメントバルブ
用ソケットに組込まれる端子Cは第1図乃至第3図に示
す如く、アース用とプラス用とも同一形状に形成した2
個の端子C1を使用し、その端子C1はバルブベース部2上
に添設したリード線4と電気的に弾接触する接触子12
と、バルブベース部2に突設した上向き傾斜突起5を下
方向へ弾圧する押圧片10とを同一体に形成すると共に、
直結タイプの場合にはコネウタ側接続子13をコードタイ
プの場合にはコード接続部14を各々同一体に形成してな
るものである。また、ダブルフィラメントバルブ用ソケ
ットに組込まれる端子Cは第4図乃至第6図に示す如
く、1つのアース用端子C2と形状の異なる2種類のプラ
ス用端子C3,C4を使用し、アース用端子C2はバルブベー
ス部2の側面を取り囲む略コ字形に形成した支持壁部11
の上部に、バルブベース部2上に添設した2つのアース
用リード線4aと電気的に弾接触する2個の接触子12と、
バルブベース部2の一方の上向き傾斜突起5を下方向へ
弾圧する1個の押圧片10とを同一体に形成してなり、一
方のプラス用端子C3はバルブAのメインフィラメント3a
用リード線4bと電気的に弾接触する接触子12と、バルブ
ベース部2の他方の上向き傾斜突起5を下方向へ弾圧す
る押圧片10とを同一体に形成してなり、また他方のプラ
ス用端子C4はバルブAのサブフィラメント3b用リード線
と電気的に弾接触する接触子12のみを形成してなり、そ
して各端子C2,C3,C4には直結タイプの場合にはコネク
タ側接続子13を、コードタイプの場合にはコード接続部
14を各々同一体に形成してなるものである。この際、各
端子C(C1〜C4)における押圧片10の先端に略水平状の
平坦部10′を形成せしめると共に、上記接触子12を図示
例の如く、内巻きにカールさせた形状に形成する。ま
た、各端子C(C1〜C4)にはソケット本体7のバルブ挿
入口8内壁面に形成した各取付溝15a〜15d内に挿入係合
される取付片16a〜16dを同一体に形成すると共に、ソケ
ット本体7内に形成した取付溝内に弾性係合される抜止
め係止片17を同一体に突出形成させる。
而して、各端子C(C1〜C4)をソケット本体7のバルブ
挿入口8内に、直結タイプの場合には上方(バルブ挿入
口8側)から挿入させて一体的に組込み、コードタイプ
の場合には各端子C(C2〜C4)のコード接続部14にコー
ドEをカシメ付け接続した後、下方(バルブ挿入口8と
反対側)から挿入させて一体的に組込むと共に必要に応
じてコードE側をブッシュ18で密封するものである。
〈考案の効果〉 本考案ウエッジベースバルブ用ソケットは斯様に構成し
たので、バルブを装着した際にバルブのベース部を、ソ
ケット本体のバルブ挿入口内に形成した係止段部とソケ
ット本体のバルブ挿入口内に一体的に組込んだ端子の押
圧片とでもってバルブ装着方向(上下方向)に対してし
っかりと保持することが出来る。即ち、バルブを装着す
る際や装着した後などに、バルブに下方向への力が加わ
ってもバルブベース部の下向き傾斜突起がソケット本体
のバルブ挿入口内に形成した係合段部に当接係合してそ
れ以上バルブが下方へ落ち込む惧れが全くなく、逆にバ
ルブの抜け方向(上方向)に対してはソケット本体のバ
ルブ挿入口内に一体的に組込んだ端子の押圧片が常時バ
ルブベース部の上向き傾斜突起を下方向へ弾性的に押圧
してバルブの脱落を防止しており、従ってバルブに外圧
が加わってもバルブのフィラメント位置を常時正規位置
に保持することが出来ると共に、バルブをガタ付くこと
なくしっかりと装着保持することが出来るものである。
しかも、バルブベース部を下方向へ弾圧するための押圧
片の先端に略水平状の平坦部を形成せしめたので、バル
ブのベース部をソケット本体のバルブ挿入口に挿込む際
に、バルブのベース部が押圧片に引掛るようなことがな
くスムーズに挿入させることが出来る。
更に、バルブのリード線と電気的に接触する接触子を内
巻きにカールさせた形状に形成したので、接触子に耐久
性に優れた強い弾性力を付与させることが出来、従っ
て、バルブリード線との電気的接触の信頼性を高めるこ
とが出来ると共に、その信頼性を長期に亘って維持する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はバルブソケットが直結タイプのシン
グルフィラメントバルブ用である本考案実施の一例を示
し、第1図は第2図の(1)−(1)線断面図、第2図
は第1図の(2)−(2)線断面図、第3図は一部切欠
分解斜視図である。 第4図乃至第6図はバルブソケットがコードタイプのダ
ブルフィラメントバルブ用である本考案実施の一例を示
し、第4図は第5図の(4)−(4)線断面図、第5図
は第4図の(5)−(5)線断面図、第6図は一部切欠
分解斜視図である。 第7図は従来例を示す断面図である。 図中、Aはウエッジベースバルブ、Bはバルブソケッ
ト、C(C1〜C4)は端子、Dは外部コネクタ、Eはコー
ド、2はベース部、3(3a,3b)はフィラメント、4(4
a,4b)はリード線、5は上向き傾斜突起、6(6′)は
下向き傾斜突起、7はソケット本体、8はバルブ挿入
口、9は係止段部、10は押圧片、12は接触子、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部に上面側が短斜面をなし下面側が
    長斜面をなす断面略三角形状をした上向き傾斜突起と下
    面側が短斜面をなし上面側が長斜面をなす断面略三角形
    状をした下向き傾斜突起とを突設したウエッジベースバ
    ルブを装着するためのソケットであって、ソケット本体
    のバルブ挿入口内に、前記バルブベース部の下向き傾斜
    突起と当接係合する係止段部を形成すると共にバルブの
    リード線と電気的に接触する接触子を備えた端子を一体
    的に組込み、該端子に前記バルブベース部の上向き傾斜
    突起を下方向へ弾圧する押圧片を同一体に形成せしめ、
    且つ上記押圧片の先端に略水平状の平坦部を形成し、上
    記接触子を内巻きにカールさせた形状に形成した事を特
    徴とするウエッジベースバルブ用ソケット。
JP1988127890U 1988-09-28 1988-09-28 ウエッジベースバルブ用ソケット Expired - Lifetime JPH076635Y2 (ja)

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JPH0247782U JPH0247782U (ja) 1990-04-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH025291U (ja) * 1988-06-22 1990-01-12

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JPH0247782U (ja) 1990-04-03

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