JPH0719105Y2 - 接続具の取付構成体 - Google Patents
接続具の取付構成体Info
- Publication number
- JPH0719105Y2 JPH0719105Y2 JP1993004681U JP468193U JPH0719105Y2 JP H0719105 Y2 JPH0719105 Y2 JP H0719105Y2 JP 1993004681 U JP1993004681 U JP 1993004681U JP 468193 U JP468193 U JP 468193U JP H0719105 Y2 JPH0719105 Y2 JP H0719105Y2
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- Japan
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- attached
- insulating cylinder
- piece
- pieces
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ウェッジベースバル
ブや扁平ヒューズを接続具と共に耐熱性ホルダを介して
被取付部材に取着したものに関する。
ブや扁平ヒューズを接続具と共に耐熱性ホルダを介して
被取付部材に取着したものに関する。
【0002】
【従来の技術】直管ランプやガラス管ヒューズを自動車
の天井などに実装するものとして、従来実願平2−44
127号(実開平4−5082号公報)のマイクロフィ
ルムおよび実願平1−47818号(実開平2−137
783号公報)のマイクロフィルムのものが周知であ
る。これらの従来例はいずれも、方形平枠状のバルブホ
ルダ部材にU字形の挾持接続具を直交して固定するとと
もに、上記ホルダ部材を自動車の天井材等の被取付体に
係止鉤片を利用して取着したものである。
の天井などに実装するものとして、従来実願平2−44
127号(実開平4−5082号公報)のマイクロフィ
ルムおよび実願平1−47818号(実開平2−137
783号公報)のマイクロフィルムのものが周知であ
る。これらの従来例はいずれも、方形平枠状のバルブホ
ルダ部材にU字形の挾持接続具を直交して固定するとと
もに、上記ホルダ部材を自動車の天井材等の被取付体に
係止鉤片を利用して取着したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来例のうち前者
は、被取付体11に対するバルブホルダ9 の上下の取付け
に当り、鍔片 2b,2b自体は前記取着孔10内に係入でき
ず、バルブホルダ9 はその鍔片 2b方向から先にしては
被取付体11に取着実装できない。また、後者では、被取
付体11の下方からは接続具組立体9 を取着できない。し
たがって、両者共、自動組立て実装時におけるバルブホ
ルダ等の部品自動給送の上下の方向性自由度が半減して
しまうことになり、パーツフィーダの方向性保守管理が
繁雑になるという第1の問題点が有る。
は、被取付体11に対するバルブホルダ9 の上下の取付け
に当り、鍔片 2b,2b自体は前記取着孔10内に係入でき
ず、バルブホルダ9 はその鍔片 2b方向から先にしては
被取付体11に取着実装できない。また、後者では、被取
付体11の下方からは接続具組立体9 を取着できない。し
たがって、両者共、自動組立て実装時におけるバルブホ
ルダ等の部品自動給送の上下の方向性自由度が半減して
しまうことになり、パーツフィーダの方向性保守管理が
繁雑になるという第1の問題点が有る。
【0004】また、各従来技術は、いずれも平枠状の絶
縁筒体1 の平面に対し、U字形の挾持片5 を直交して突
設したので、絶縁筒体の上面から突出した挾持片5 の周
囲には電気的保護部材が全く無く、したがって、車修理
や保守点検時に無用な外部導体(ドライバその他の工具
類)が挾持片5 やこれに挾持した直管ランプの導電部に
不意に接触し、短絡事故や感電事故が生じ易く、危険で
あるという第2の問題点も有る。
縁筒体1 の平面に対し、U字形の挾持片5 を直交して突
設したので、絶縁筒体の上面から突出した挾持片5 の周
囲には電気的保護部材が全く無く、したがって、車修理
や保守点検時に無用な外部導体(ドライバその他の工具
類)が挾持片5 やこれに挾持した直管ランプの導電部に
不意に接触し、短絡事故や感電事故が生じ易く、危険で
あるという第2の問題点も有る。
【0005】さらに、各従来例は、絶縁筒体1 の上面か
ら突出した挾持片5 やこれに挾持したランプ特にウェッ
ジベースバルブなどがさらに高く突出してしまうので、
全体としての扁平化が不可能であるから、自動車の天井
灯のように、上下寸法に余裕のない場所には使用できな
いという第3の問題点も有る。
ら突出した挾持片5 やこれに挾持したランプ特にウェッ
ジベースバルブなどがさらに高く突出してしまうので、
全体としての扁平化が不可能であるから、自動車の天井
灯のように、上下寸法に余裕のない場所には使用できな
いという第3の問題点も有る。
【0006】また、各従来技術は、挾持片5 だけでラン
プなどを支持するものであって、他にランプやヒューズ
を直接にガードするものがないので、ウェッジベースバ
ルブのように、ランプの給電基部から管球が大きく突き
出ているものを挾持片5,5 だけで支持使用するにはテコ
の原理で支点である挾持片5 に大きな力が加わり取着不
安定となり、振動などの外乱でランプやヒューズが容易
に外れてしまうというような第4の問題点も有る。
プなどを支持するものであって、他にランプやヒューズ
を直接にガードするものがないので、ウェッジベースバ
ルブのように、ランプの給電基部から管球が大きく突き
出ているものを挾持片5,5 だけで支持使用するにはテコ
の原理で支点である挾持片5 に大きな力が加わり取着不
安定となり、振動などの外乱でランプやヒューズが容易
に外れてしまうというような第4の問題点も有る。
【0007】この考案は、前記した各問題点を除去する
ために、ウェッジベースバルブを耐熱性ホルダを介して
非耐熱性部材に方向性なく取着することで、安価かつ確
実な耐熱と絶縁構造を確保すると共に、全体としての扁
平化を計り、かつ接続具を初めとして上記ホルダの被取
付部材への実装を自動化することを目的とする。
ために、ウェッジベースバルブを耐熱性ホルダを介して
非耐熱性部材に方向性なく取着することで、安価かつ確
実な耐熱と絶縁構造を確保すると共に、全体としての扁
平化を計り、かつ接続具を初めとして上記ホルダの被取
付部材への実装を自動化することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記したこの考案の目的
は、接続具を取付けた絶縁ホルダを被取付部材に取着し
て使用するに当り、耐熱プラスチックでほぼ扁平角筒状
に成形した絶縁筒体と、この絶縁筒体の幅方向の両側に
側辺の内面からそれぞれ細長い放熱孔を存して形成した
対向片と、これらの対向片間における筒体内面に突設し
た突起と、弾性導電板をほぼコ字形に成形し一対の挟持
片および基部に差込み接続片をそれぞれ一体的に備えた
2個の接続具と、これら2個の接続具をその挟持片の基
部に形成した取付孔で前記突起を介して前記対向片間に
それぞれ絶縁筒体の長さ方向に沿わせ平行装着したバル
ブホルダと、前記絶縁筒体の平面輪郭よりも僅かに大き
い取着孔とこの取着孔の縁辺近傍に突設した上下の係止
鉤片とを有する被取付体とからなり、前記バルブホルダ
を前記被取付体にその取着孔内で係止鉤片により取着し
たことで達成できた。
は、接続具を取付けた絶縁ホルダを被取付部材に取着し
て使用するに当り、耐熱プラスチックでほぼ扁平角筒状
に成形した絶縁筒体と、この絶縁筒体の幅方向の両側に
側辺の内面からそれぞれ細長い放熱孔を存して形成した
対向片と、これらの対向片間における筒体内面に突設し
た突起と、弾性導電板をほぼコ字形に成形し一対の挟持
片および基部に差込み接続片をそれぞれ一体的に備えた
2個の接続具と、これら2個の接続具をその挟持片の基
部に形成した取付孔で前記突起を介して前記対向片間に
それぞれ絶縁筒体の長さ方向に沿わせ平行装着したバル
ブホルダと、前記絶縁筒体の平面輪郭よりも僅かに大き
い取着孔とこの取着孔の縁辺近傍に突設した上下の係止
鉤片とを有する被取付体とからなり、前記バルブホルダ
を前記被取付体にその取着孔内で係止鉤片により取着し
たことで達成できた。
【0009】
【作用】被取付体の取着孔縁辺上下に突設した複数の係
止鉤片のうちの上下いずれか一方の係止鉤片から絶縁筒
体を被取付体の取着孔の縁辺間に挿入する際、前記係止
鉤片はその弾力に抗して外側に向け広がった後、係止鉤
片が絶縁筒体の側辺から外れることで、前記係止鉤片が
その弾力で元に戻り、パチンと一発係止によりバルブホ
ルダを被取付体にその取着孔縁辺の係止鉤片で容易に装
着できる。
止鉤片のうちの上下いずれか一方の係止鉤片から絶縁筒
体を被取付体の取着孔の縁辺間に挿入する際、前記係止
鉤片はその弾力に抗して外側に向け広がった後、係止鉤
片が絶縁筒体の側辺から外れることで、前記係止鉤片が
その弾力で元に戻り、パチンと一発係止によりバルブホ
ルダを被取付体にその取着孔縁辺の係止鉤片で容易に装
着できる。
【0010】この装着に当っては、被取付体取着孔縁辺
の上下に係止鉤片を形成したので、上下どちらの鉤片か
らでもバルブホルダを被取付体の取着孔の縁辺に装着で
き、バルブホルダ自体もその上下どちら側からでも装着
でき、装着の上下の方向性はない。
の上下に係止鉤片を形成したので、上下どちらの鉤片か
らでもバルブホルダを被取付体の取着孔の縁辺に装着で
き、バルブホルダ自体もその上下どちら側からでも装着
でき、装着の上下の方向性はない。
【0011】また、ほぼ角筒状の絶縁筒体の上下の対向
面間にコ字形の挾持片を絶縁筒体の長さ方向に沿わせて
内設したので、絶縁筒体の上下各面からは突出するもの
がなく、しかも挾持片の周囲を電気的保護部材である絶
縁筒体で囲んだので、車修理等における無用な外部導体
(ドライバその他の工具類)が挾持片やこれに挾持した
ランプの導電部に不意に接触することがなく、短絡事故
や感電事故は生じない。
面間にコ字形の挾持片を絶縁筒体の長さ方向に沿わせて
内設したので、絶縁筒体の上下各面からは突出するもの
がなく、しかも挾持片の周囲を電気的保護部材である絶
縁筒体で囲んだので、車修理等における無用な外部導体
(ドライバその他の工具類)が挾持片やこれに挾持した
ランプの導電部に不意に接触することがなく、短絡事故
や感電事故は生じない。
【0012】さらに、この考案では、絶縁筒体の上下各
面には挾持片やこれに挾持したランプ特にウェッジベー
スバルブなどが一切突出しないので、全体としての扁平
化が可能である。また、本考案は、挾持片のほかに、ラ
ンプやヒューズの給電基部をガードする筒体対向面が有
るので、ウェッジベースバルブのように、ランプの給電
基部から管球が大きく突き出ているものでも確実安定に
支持補強して使用することができる。
面には挾持片やこれに挾持したランプ特にウェッジベー
スバルブなどが一切突出しないので、全体としての扁平
化が可能である。また、本考案は、挾持片のほかに、ラ
ンプやヒューズの給電基部をガードする筒体対向面が有
るので、ウェッジベースバルブのように、ランプの給電
基部から管球が大きく突き出ているものでも確実安定に
支持補強して使用することができる。
【0013】そして、前記の装着状態においては、被取
付体に対する絶縁筒体の上下方向の動きは一対の係止鉤
片の対向鉤縁がそれぞれ被取付体の上・下両面に当接し
ているからガタツクことがなく、絶縁筒体の水平動き
は、被取付体の取着孔の周縁で規制できる。
付体に対する絶縁筒体の上下方向の動きは一対の係止鉤
片の対向鉤縁がそれぞれ被取付体の上・下両面に当接し
ているからガタツクことがなく、絶縁筒体の水平動き
は、被取付体の取着孔の周縁で規制できる。
【0014】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。先
ず、この考案の基本構成は、接続具を取付けた絶縁ホル
ダを被取付部材に取着して使用する接続具の取付け構成
体を構成するに当り、66ナイロンのような耐熱性プラ
スチックを図1のように扁平角筒状に成形した絶縁筒体
1 の幅方向の両側辺の内面からそれぞれ細長い放熱孔 3
a,3aを図1、図2のように存して形成した対向片3,3
間における筒体上下の対向面 1a,1aまたは一つの対向
面 1aに図3のように突起4,4 を突設する。
ず、この考案の基本構成は、接続具を取付けた絶縁ホル
ダを被取付部材に取着して使用する接続具の取付け構成
体を構成するに当り、66ナイロンのような耐熱性プラ
スチックを図1のように扁平角筒状に成形した絶縁筒体
1 の幅方向の両側辺の内面からそれぞれ細長い放熱孔 3
a,3aを図1、図2のように存して形成した対向片3,3
間における筒体上下の対向面 1a,1aまたは一つの対向
面 1aに図3のように突起4,4 を突設する。
【0015】また、燐青銅などで作った弾性導電板を図
1のようにほぼU形に成形し一対の挟持片5,5 を一体形
成しかつ基部に平面眼鏡状の差込み接続片6 を一体的に
備えた2個の接続具7,7 を前記絶縁基体1 内に図3〜図
5とに示すように挟着する。すなわちこのときは、前記
挾持片5,5 をその弾力に抗してすぼませながらその基部
に形成した取付孔8,8 内に前記対をなす突起4,4 を係入
後各挾持片5,5 を弾力復帰させて前記接続具7,7 を基体
対向面 1a,1a間にそれぞれ図3に示すように装着して
バルブホルダ9 を構成する。なお、上記接続具7 として
図1の鎖線で示すように2条の打出しリブを突設したも
のを用いれば挾持弾力を強化できるし、放熱も良くな
る。
1のようにほぼU形に成形し一対の挟持片5,5 を一体形
成しかつ基部に平面眼鏡状の差込み接続片6 を一体的に
備えた2個の接続具7,7 を前記絶縁基体1 内に図3〜図
5とに示すように挟着する。すなわちこのときは、前記
挾持片5,5 をその弾力に抗してすぼませながらその基部
に形成した取付孔8,8 内に前記対をなす突起4,4 を係入
後各挾持片5,5 を弾力復帰させて前記接続具7,7 を基体
対向面 1a,1a間にそれぞれ図3に示すように装着して
バルブホルダ9 を構成する。なお、上記接続具7 として
図1の鎖線で示すように2条の打出しリブを突設したも
のを用いれば挾持弾力を強化できるし、放熱も良くな
る。
【0016】さらに、前記絶縁筒体1 の平面輪郭よりも
僅かに大きい取着孔10とこの取着孔に連設した大孔10a
とを図6に示すように形成した被取付体11に、前記バル
ブホルダ9 を前記取着孔の縁辺上下に突設した係止鉤片
2,2 により被取付体11に前記取着孔10で同図6および前
記各図に示すように取着してこの考案による接続具の取
付構成体を構成する。
僅かに大きい取着孔10とこの取着孔に連設した大孔10a
とを図6に示すように形成した被取付体11に、前記バル
ブホルダ9 を前記取着孔の縁辺上下に突設した係止鉤片
2,2 により被取付体11に前記取着孔10で同図6および前
記各図に示すように取着してこの考案による接続具の取
付構成体を構成する。
【0017】すなわち、被取付体11の取着孔10内にバル
ブホルダ9 を取着するに当っては、絶縁筒体1 を取着孔
10に近づける移動力で被取付体11の係止鉤片2,2 の斜面
部 2aが押されて係止鉤片2 がその弾力に抗して外向き
に撓み曲り、その鉤縁 2bが絶縁筒体1 の側辺3 から外
れると係止鉤片2 はその弾力でパチンと元に戻り、一発
係止により絶縁筒体1 の上下両面を前記鉤縁 2bで支持
してバルブホルダ9 を被取付体11にその取着孔10で容易
に装着できる。
ブホルダ9 を取着するに当っては、絶縁筒体1 を取着孔
10に近づける移動力で被取付体11の係止鉤片2,2 の斜面
部 2aが押されて係止鉤片2 がその弾力に抗して外向き
に撓み曲り、その鉤縁 2bが絶縁筒体1 の側辺3 から外
れると係止鉤片2 はその弾力でパチンと元に戻り、一発
係止により絶縁筒体1 の上下両面を前記鉤縁 2bで支持
してバルブホルダ9 を被取付体11にその取着孔10で容易
に装着できる。
【0018】なお、絶縁筒体1 に図1の鎖線で示すよう
に通気孔 1bを透設すればより一層放熱が良くなり、ま
た前記各係止鉤片2,2 のうちの上向きまたは下向きのい
ずれか一方のものの斜面部 2aは省略することができ、
さらに絶縁筒体1 の側辺3 に図7のように突設した突部
3Aの上下両縁を係止鉤片2,2 で支持してもよい。
に通気孔 1bを透設すればより一層放熱が良くなり、ま
た前記各係止鉤片2,2 のうちの上向きまたは下向きのい
ずれか一方のものの斜面部 2aは省略することができ、
さらに絶縁筒体1 の側辺3 に図7のように突設した突部
3Aの上下両縁を係止鉤片2,2 で支持してもよい。
【0019】次にその使用例を説明する。図1のような
周知のウェッジベースバルブ12をその基部でバルブホル
ダ9 内に図4の鎖線状態から同図実線および図3、図5
のように挿着するのであるが、このときには先ず、バル
ブ12のリード部12a,12aで接続具7 の挾持片5,5 間を
これら各片の弾力に抗して押し広げながらバルブ基部12
bがホルダ段縁 9aに当るまで挿入することでバルブ12
をホルダ9 に前記各図のように挿着できる。
周知のウェッジベースバルブ12をその基部でバルブホル
ダ9 内に図4の鎖線状態から同図実線および図3、図5
のように挿着するのであるが、このときには先ず、バル
ブ12のリード部12a,12aで接続具7 の挾持片5,5 間を
これら各片の弾力に抗して押し広げながらバルブ基部12
bがホルダ段縁 9aに当るまで挿入することでバルブ12
をホルダ9 に前記各図のように挿着できる。
【0020】次いで、図2、図3のように被取付体11の
面に例えば沿わせて配設してあるバスバー13の折曲端13
aを差込み接続片6 に差込み通電することでウェッジベ
ースバルブ12を点灯させることができる。なお、上記ウ
ェッジベースバルブ12の代りに周知の扁平ヒューズを挿
着してもよいが、このときにはバルブホルダ9 をヒュー
ズホルダと読み代えるものとする。
面に例えば沿わせて配設してあるバスバー13の折曲端13
aを差込み接続片6 に差込み通電することでウェッジベ
ースバルブ12を点灯させることができる。なお、上記ウ
ェッジベースバルブ12の代りに周知の扁平ヒューズを挿
着してもよいが、このときにはバルブホルダ9 をヒュー
ズホルダと読み代えるものとする。
【0021】
【考案の効果】この考案は、以上のように構成したの
で、以下に記載の効果を奏する。この考案は、被取付体
11の取着孔縁辺上下に突設した複数の係止鉤片2,2 のう
ちの上下いずれか一方の係止鉤片2 を経て絶縁筒体1 を
その側辺から被取付体11の取着孔10の縁辺間に挿入する
際、前記係止鉤片2 はその弾力に抗して対向する係止鉤
片の間隔が広がる方向に広がった後、係止鉤片2 が筒体
側辺から外れることで、係止鉤片2 がその弾力で元に戻
り、パチンと一発係止によりバルブホルダ9 を被取付体
11の取着孔10内に係止鉤片2 で容易に支持して装着でき
る。
で、以下に記載の効果を奏する。この考案は、被取付体
11の取着孔縁辺上下に突設した複数の係止鉤片2,2 のう
ちの上下いずれか一方の係止鉤片2 を経て絶縁筒体1 を
その側辺から被取付体11の取着孔10の縁辺間に挿入する
際、前記係止鉤片2 はその弾力に抗して対向する係止鉤
片の間隔が広がる方向に広がった後、係止鉤片2 が筒体
側辺から外れることで、係止鉤片2 がその弾力で元に戻
り、パチンと一発係止によりバルブホルダ9 を被取付体
11の取着孔10内に係止鉤片2 で容易に支持して装着でき
る。
【0022】この装着に当って本考案は、被取付体11の
取着孔10の縁辺上下に係止鉤片2 を形成したので、上下
どちらの鉤片からでもバルブホルダ9 を被取付体11の取
着孔10の縁辺に装着でき、しかもバルブホルダ9 自体も
扁平筒体であるので、その上下どちら側からでも装着で
き、装着の上下の方向性はないので、自動組立に当り、
その部品給送の方向性を考慮せずに実施できるという第
1の効果が有る。
取着孔10の縁辺上下に係止鉤片2 を形成したので、上下
どちらの鉤片からでもバルブホルダ9 を被取付体11の取
着孔10の縁辺に装着でき、しかもバルブホルダ9 自体も
扁平筒体であるので、その上下どちら側からでも装着で
き、装着の上下の方向性はないので、自動組立に当り、
その部品給送の方向性を考慮せずに実施できるという第
1の効果が有る。
【0023】また、この考案は、ほぼ角筒状の絶縁筒体
1 の上下の対向片3,3 間にコ字形の挾持片5 を絶縁筒体
1 の長さ方向に沿わせて内設したので、絶縁筒体の上下
各面からは突出するものがなく、しかも挾持片5 の周囲
を電気的保護部材である絶縁筒体1 で囲んだので、車修
理や保守点検時に無用な外部導体(ドライバその他の工
具類)が挾持片5 やこれに挾持したランプの導電部に接
触することがなく、短絡事故や感電事故は生じないの
で、安全であるという第2の効果も有る。
1 の上下の対向片3,3 間にコ字形の挾持片5 を絶縁筒体
1 の長さ方向に沿わせて内設したので、絶縁筒体の上下
各面からは突出するものがなく、しかも挾持片5 の周囲
を電気的保護部材である絶縁筒体1 で囲んだので、車修
理や保守点検時に無用な外部導体(ドライバその他の工
具類)が挾持片5 やこれに挾持したランプの導電部に接
触することがなく、短絡事故や感電事故は生じないの
で、安全であるという第2の効果も有る。
【0024】さらに、この考案では、絶縁筒体1 の上下
各面には挾持片5 やこれに挾持したランプ特にウェッジ
ベースバルブなどが一切突出しないので、全体としての
扁平化が可能であるから、自動車の天井灯のように、上
下寸法に余裕のない場所にも使用できるという第3の効
果も有る。
各面には挾持片5 やこれに挾持したランプ特にウェッジ
ベースバルブなどが一切突出しないので、全体としての
扁平化が可能であるから、自動車の天井灯のように、上
下寸法に余裕のない場所にも使用できるという第3の効
果も有る。
【0025】また、本考案は挾持片5 のほかに、ランプ
やヒューズの給電基部をガードする筒体対向面が有るの
で、ウェッジベースバルブのように、ランプの給電基部
から管球が大きく突き出ているものでも確実安定に支持
補強して使用することができ、振動などの外乱でランプ
やヒューズが外れず安全である等の多くの効果が有る。
やヒューズの給電基部をガードする筒体対向面が有るの
で、ウェッジベースバルブのように、ランプの給電基部
から管球が大きく突き出ているものでも確実安定に支持
補強して使用することができ、振動などの外乱でランプ
やヒューズが外れず安全である等の多くの効果が有る。
【0026】請求項2によれば、接続具7 の腰すなわち
挾持弾力を強化できると共に、放熱が良くなるという効
果を付加できる。
挾持弾力を強化できると共に、放熱が良くなるという効
果を付加できる。
【図1】この考案装置の分解斜視図
【図2】この考案装置の切断平面図
【図3】図2のA−A線における断面図
【図4】図2のB−B線における断面図
【図5】図2のC−C線における断面図
【図6】この考案装置の使用例を示す斜視図
【図7】絶縁基体の取付部分の他の例を示す要部断面図
1 絶縁筒体 1a 対向面 2 係止鉤片 3 対向片 3a 放熱孔 4 突起 5 挾持片 6 差込み接続片 7 接続具 8 取付け孔 9 バルブホルダ 10 取着孔 11 被取付体 12 ウェッジベースバルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 接続具を取付けた絶縁ホルダを被取付部
材に取着して使用するものにおいて、耐熱プラスチック
でほぼ扁平角筒状に成形した絶縁筒体1 と、この絶縁筒
体の幅方向の両側に側辺の内面からそれぞれ細長い放熱
孔 3a,3aを存して形成した対向片3,3 と、これらの対
向片3,3 間における筒体内面 1aに突設した突起4 と、
弾性導電板をほぼコ字形に成形し一対の挟持片5,5 およ
び基部に差込み接続片6 をそれぞれ一体的に備えた2個
の接続具7,7 と、これら2個の接続具7,7 をその挟持片
5,5 の基部に形成した取付孔8,8 で前記突起4 を介して
前記対向片3,3 間にそれぞれ絶縁筒体1 の長さ方向に沿
わせ平行装着したバルブホルダ9 と、前記絶縁筒体1 の
平面輪郭よりも僅かに大きい取着孔10とこの取着孔10の
縁辺近傍に突設した上下の係止鉤片2,2 とを有する被取
付体11とからなり、前記バルブホルダ9 を前記被取付体
11にその取着孔10内で係止鉤片2 により取着してなる接
続具の取付構成体。 - 【請求項2】 接続具7 に縦の打出しリブを形成してな
る請求項1記載の接続具の取付構成体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993004681U JPH0719105Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 接続具の取付構成体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993004681U JPH0719105Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 接続具の取付構成体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658582U JPH0658582U (ja) | 1994-08-12 |
JPH0719105Y2 true JPH0719105Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=11590641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993004681U Expired - Lifetime JPH0719105Y2 (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 接続具の取付構成体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719105Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02137783U (ja) * | 1989-04-24 | 1990-11-16 | ||
JPH0616431Y2 (ja) * | 1990-04-25 | 1994-04-27 | 第一電装部品株式会社 | 接続具の取付け構成体 |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP1993004681U patent/JPH0719105Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0658582U (ja) | 1994-08-12 |
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