JPH0715115Y2 - 接続具の取付け構成体 - Google Patents

接続具の取付け構成体

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JPH0715115Y2
JPH0715115Y2 JP1992086558U JP8655892U JPH0715115Y2 JP H0715115 Y2 JPH0715115 Y2 JP H0715115Y2 JP 1992086558 U JP1992086558 U JP 1992086558U JP 8655892 U JP8655892 U JP 8655892U JP H0715115 Y2 JPH0715115 Y2 JP H0715115Y2
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JP
Japan
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attached
insulating
holder
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insulating cylinder
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JP1992086558U
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JPH0644075U (ja
Inventor
恒助 高野
康一 新沢
Original Assignee
第一電装部品株式会社
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  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はウェッジベースバル
ブや扁平ヒューズを接続具と共に耐熱性扁平ホルダを介
して被取付部材に取着したものに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の接続具の取付構造としては、従
来、例えば実開平3−46981号公報記載のものが有
った。 この従来の技術は、接続具を取付けたブロックを
被取付部材に取着して使用するものにおいて、絶縁材で
ほぼ直方体枠状に成形した絶縁基体と、この絶縁基体の
側片に突設した複数の係止鉤片および鍔片と、前記側片
間における筒体上下の対向面に突設した対をなす突起
と、弾性導電板をほぼU形に成形し一対の挾持片および
リード線をそれぞれ備えた2個の接続具と、これら2個
の接続具をその挾持片の基部に形成した取付孔で前記対
をなす突起を介して前記対をなす2組の対向片間にそれ
ぞれ装着した接続具組立体と、前記絶縁基体の平面輪郭
よりも僅か に大きい取着孔を形成した被取付体とからな
り、前記接続具組立体を前記係止鉤片と鍔片とで被取付
体に前記取着孔で取着した接続具の取付け構成体であ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来の技術
は、バルブホルダを被取付体に取付けるに当り、バルブ
ホルダをその側片係止鉤片側から先に被取付体の取着孔
の縁辺に係合させつつ、この係止鉤片の弾力に抗してバ
ルブホルダを上記取着孔内に係入させ、取着孔縁辺の上
下にそれぞれ弾力復帰した上記係止鉤片の下面と側片の
鍔片の上面とを係合させてバルブホルダを被取付体に取
付ける必要が有る。
【0004】したがって、この従来例のものは、被取付
体に対するバルブホルダの上下の取付け方向性が生じ、
鍔片自体は前記取着孔内に係入できず、バルブホルダを
その鍔片方向から先にして被取付体に取着実装できない
ので、自動組立て実装時におけるバルブホルダ等の部品
自動給送の上下の方向性自由度が半減してしまうことに
なり、パーツフィーダの方向性保守管理が繁雑になると
いう第1の問題点が有る。
【0005】また、上記従来のものは、平枠状の絶縁基
体の平面に対し、U字形の挾持片を直交して突設したの
で、絶縁基体の上面から突出した挾持片の周囲には電気
的保護部材が全く無く、したがって、無用な外部導体
(ドライバその他の工具類)が挾持片やこれに挾持した
直管ランプの導電部に接触し、短絡事故が生じ易く、危
険であるという第2の問題点も有る。
【0006】さらに、この従来例のものでは、絶縁基体
の上面から突出した挾持片やこれに挾持したランプ特に
ウェッジベースバルブなどがさらに高く突出してしまう
ので、全体としての扁平化が不可能であるから、自動車
の天井灯のように、上下寸法に余裕のない場所には使用
できないという第3の問題点も有る。
【0007】また、前記従来例は、挾持片だけでランプ
などを支持するものであって、他に ランプやヒューズを
ガードするものがないので、ウェッジベースバルブのよ
うに、ランプの給電基部から管球が大きく突き出ている
ものを挾持片だけで支持使用するにはテコの原理で取着
不安定となり、振動などの外乱でランプやヒューズが容
易に外れてしまうというような第4の問題点も有る。
【0008】この考案は前記した各問題点を除去する
ために、ウェッジベースバルブを耐燃性ホルダを介して
非耐熱性部材に方向性なく取着することで、安価かつ確
実な耐熱と絶縁構造を確保すると共に、全体としての偏
平化を計り、かつ接続具を初めとして上記ホルダの被取
付部材への実装を自動化することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記したこの考案の目的
は、接続具を取付けた絶縁ホルダを被取付部材に取着し
て使用するに当り、絶縁材でほぼ扁平角筒状に成形した
絶縁体と、この絶縁体の側辺の上下に突設した複数
係止鉤片と、前記側辺間における体上下の対向面に
突設した突起と、弾性導電板をほぼコ字形に成形し一対
の挟持片および基部にリード線をそれぞれ備えた2個の
接続具と、これら2個の接続具をその挟持片の基部に形
成した取付孔で前記突起を介して前記対向面間にそれぞ
絶縁筒体の長さ方向に沿わせ平行装着したバルブホル
ダと、前記絶縁体の平面輪郭よりも僅かに大きい取着
孔を形成した被取付体とからなり、前記バルブホルダを
前記上下の係止鉤片により被取付体にその取着孔で取着
したことで達成でき
【0010】
【作用】絶縁筒体の側辺上下に突設した複数の係止鉤片
のうちの上下いずれか一方の係止鉤片の外面を被取付体
の取着孔の縁辺間に圧入する際、前記側辺はその弾力に
抗して内方向に押し寄せた後、係止鉤片が取着孔の縁辺
から外れることで、前記側辺が元に戻り、パチンと一発
係止によりバルブホルダを被取付体にその取着孔で容易
に装着できる。
【0011】この装着に当っては、絶縁筒体側辺の上下
に係止鉤片を形成したので、上下ど ちらの鉤片からでも
バルブホルダを被取付体の取着孔の縁辺に装着でき、バ
ルブホルダは、その上下どちら側からでも装着でき、装
着の上下の方向性はない。
【0012】また、ほぼ角筒状の絶縁筒体の上下の対向
面間にコ字形の挾持片を絶縁筒体の長さ方向に沿わせて
内設したので、絶縁筒体の上下各面からは突出するもの
がなく、しかも挾持片の周囲を電気的保護部材である絶
縁筒体で囲んだので、無用な外部導体(ドライバその他
の工具類)が挾持片やこれに挾持したランプの導電部に
接触することがなく、短絡事故は生じない。
【0013】さらに、この考案では、絶縁筒体の上下各
面には挾持片やこれに挾持したランプ特にウェッジベー
スバルブなどが一切突出しないので、全体としての扁平
化が可能である。 また、本考案は、挾持片のほかに、ラ
ンプやヒューズの給電基部をガードする筒体対向面が有
るので、ウェッジベースバルブのように、ランプの給電
基部から管球が大きく突き出ているものでも確実安定に
補強して支持使用することができる。
【0014】そして、前記の装着状態においては被取
付体に対する絶縁基体の上下方向の動きは一対の係止鉤
片の対向鉤縁がそれぞれ被取付体の上・下両面に当接し
ているから規制でき、ガタツクことがなく、絶縁基体の
水平動きは、被取付体の取着孔の周縁で規制できる。
【0015】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。先
この考案の基本構成は、接続具を取付けた絶縁ホル
ダを被取付部材に取着して使用する接続具の取付け構成
体を構成するに当り、66ナイロンのような耐熱性プラ
スチックを図1のように扁平角筒状に成形した絶縁
1の左右両側辺に上下対をなす係止鉤片2,2を同図1
のように周知の3方開閉金型などで成形する。そして
前記絶縁体1の幅方向の両側に前記側辺間における
体上下の対向面1a,1aに図3のように突起4,4を
対向突設する。
【0016】また、燐青銅などで作った弾性導電板を図
1のようにほぼU形に成形し一対の挟持片5,5および
基部に圧着端子により圧着接続したリード線6をそれぞ
れ備えた2個の接続具7,7を前記絶縁体1内に図3
〜図5のように挟着する。すなわちこのときは前記挾持
片5,5をその弾力に抗してすぼませながらその基部に
形成した取付孔8,8内に前記対をなす突起4,4を係
入して前記接続具7,7を基体対向面1a,1a間にそ
れぞれ図3に示すように装着してバルブホルダ9を構成
する。
【0017】さらに前記絶縁体1の平面輪郭よりも僅
かに大きい取着孔10とこの取着孔に連設した補助孔1
0aとを図6に示すように形成した被取付体11に、前
記バルブホルダ9を前記係止鉤片2,2により被取付体
11に前記取着孔10で同図6および前記各図に示すよ
うに取着してこの考案による接続具の取付け構成体を
構成する。
【0018】次にその使用例を説明する。図1のような
周知のウェッジベースバルブ12をその基部でバルブホ
ルダ9内に図4の鎖線状態から同図実線および図3、図
5のように挿着するのであるが、このときには先ずバル
ブ12のリード部12a,12aで接続具7の挾持片
5,5間をこれら各片の弾力に抗して押し広げながらバ
ルブ基部12bがホルダ段縁9aに当るまで挿入するこ
とでバルブ12をホルダ9に前記各図のように挿着で
きる。
【0019】次いで図2、図6のように被取付体11の
面に例えば沿わせて配設してあるリード線6に通電する
ことで、ウェッジベースバルブ12を点灯させることが
できる。なお上記ウェッジベースバルブ12の代りに
周知の扁平ヒューズを挿着してもよいが、このときには
バルブホルダ9をヒューズホルダと読み代えるものとす
る。
【0020】
【考案の効果】この考案は以上ように構成したので、
以下に記載の効果を奏する。絶縁筒体1の側辺上下に突
設した複数の係止鉤片2,2のうちの上下いずれか一方
の係止鉤片2の外面を被取付体11の取着孔10の縁辺
間に圧入する際、前記側辺はその弾力に抗して内方向に
押し寄せた後、係止鉤片2が取着孔10の縁辺から外れ
ることで、前記側辺が元に戻り、パチンと一発係止によ
りバルブホルダ9を被取付体11にその取着孔10で容
易に装着できる。
【0021】この装置に当って本考案は、絶縁筒体側辺
の上下に係止鉤片2を形成したので、上下どちらの鉤片
からでもバルブホルダ9を被取付体11の取着孔10の
縁辺に装着でき、バルブホルダ9は、その上下どちら側
からでも装着でき、装着の上下の方向性はないので、自
動組立に当り、その部品給送の方向性を考慮せずに実施
できるという第1の効果が有る。
【0022】また、この考案は、ほぼ角筒状の絶縁筒体
1の上下の対向面1a,1a間にコ字形の挾持片5を絶
縁筒体1の長さ方向に沿わせて内設したので、絶縁筒体
の上下各面からは突出するものがなく、しかも挾持片5
の周囲を電気的保護部材である絶縁筒体1で囲んだの
で、無用な外部導体(ドライバその他の工具類)が挾持
片5やこれに挾持したランプの導電部に接触することが
なく、短絡事故は生じないので、安全であるという第2
の効果も有る。
【0023】さらに、この考案では、絶縁筒体1の上下
各面には挾持片5やこれに挾持したランプ特にウェッジ
ベースバルブなどが一切突出しないので、全体としての
扁平化が可能であるから、自動車の天井灯のように、上
下寸法に余裕のない場所にも使用できるという第3の効
果も有る。
【0024】また、本考案は、挾持片5のほかに、ラン
プやヒューズの給電基部をガードする筒体対向面1a,
1aが有るので、ウェッジベースバルブのように、ラン
プの給電基部から管球が大きく突き出ているものでも確
実安定に補強して支持使用することができ、振動などの
外乱でランプやヒューズが外れず安全であるという第4
の効果も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案装置の分解斜視図
【図2】この考案装置の切断平面図
【図3】図2のA−A線における断面図
【図4】図2のB−B線における断面図
【図5】図2のC−C線における断面図
【図6】この考案装置の使用例を示す斜視図
【符号の声明】
1 絶縁体 1a 対向面 2 係止鉤片 3 対向片 4 突起 5 挾持片 6 リード線 7 接続具 8 取付け孔 9 バルブホルダ 10 取着孔 11 被取付体 12 ウェッジベースバルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続具を取付けた絶縁ホルダを被取付部
    材に取着して使用するものにおいて、絶縁材でほぼ扁平
    角筒状に成形した絶縁体1と、この絶縁体1の側辺
    の上下に突設した複数の係止鉤片2,2と、前記側辺間
    における体上下の対向面1aに突設した突起4と、弾
    性導電板をほぼコ字形に成形し一対の挟持片5および基
    部にリード線6をそれぞれ備えた2個の接続具7と、こ
    れら2個の接続具7をその挟持片5の基部に形成した取
    付孔8で前記突起4を介して前記対向面1a間にそれぞ
    絶縁筒体1の長さ方向に沿わせ平行装着したバルブホ
    ルダ9と、前記絶縁体1の平面輪郭よりも僅かに大き
    い取着孔10を形成した被取付体11とからなり、前記
    バルブホルダ9を前記上下の係止鉤片2,2により被取
    付体11にその取着孔10で取着してなる接続具の取付
    け構成体。
JP1992086558U 1992-11-24 1992-11-24 接続具の取付け構成体 Expired - Lifetime JPH0715115Y2 (ja)

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JPH0644075U JPH0644075U (ja) 1994-06-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0644075U (ja) 1994-06-10

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