JPH0117831Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0117831Y2
JPH0117831Y2 JP17335683U JP17335683U JPH0117831Y2 JP H0117831 Y2 JPH0117831 Y2 JP H0117831Y2 JP 17335683 U JP17335683 U JP 17335683U JP 17335683 U JP17335683 U JP 17335683U JP H0117831 Y2 JPH0117831 Y2 JP H0117831Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
pin
hook portion
stopper pin
fulcrum pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17335683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6080686U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17335683U priority Critical patent/JPS6080686U/ja
Publication of JPS6080686U publication Critical patent/JPS6080686U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0117831Y2 publication Critical patent/JPH0117831Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《考案の分野》 この考案は、電気器具をソケツト本体上に機械
的に固定するフツクを備えたソケツトの改良に関
する。
《従来技術とその問題点》 この種のフツクを備えたソケツトの一例として
は、実公昭48−17739号公報に見られるソケツト
がある。
このフツクは、例えば第1図に示すように、鉤
状をしたフツク部1の下部に、ソケツト本体側に
形成された溝2に嵌合する支点ピン3を形成し、
かつフツク部1の先端に係止突起4を形成した構
造となつている。
そして、電気器具をソケツト本体側にプラグイ
ン式に差込んだ状態で、その係合フランジ部5に
対し、aに示すようにフツク部1を矢印イ方向に
回動させることで、bに示すように係止突起4が
フランジ部5を乗り越えて弾撥的に係合し、これ
によつて電気器具を機械的にソケツト本体に固定
するようにしている。
しかしながら、このような構造では、フツク部
1の係止突起4のみがフランジ部5の外れに対す
る抵抗力となつているために、そのかかり強度は
弱く、係止突起の摩耗等により簡単に外れ易い欠
点があつた。
《考案の目的》 この考案は、フツクが電気器具のフランジ部に
係止した状態で、その前傾姿勢が深く保たれるよ
うにし、これによつてフツクを確実かつ安定して
電気器具側に固定できるようにすることを目的と
する。
《考案の構成と効果》 前記目的を達成するために、本考案は、フツク
の構造を鉤状をしたフツク部と、このフツク部の
下端に突設された支点ピンと、フツク部の遊端と
支点ピン間に突設されたストツパピンとにより構
成し、また本体には、前記支点ピンを回動および
係脱可能に包囲する軸受溝と、この軸受溝の上部
にあつて、前記ストツパピンを移動可能に保持
し、かつフツク部の所要前傾角度位置でその移動
を規制する係止溝を形成してなり、ストツパピン
の規制位置でフツク部を更に前傾させることによ
り、支点ピンが軸受溝より弾撥的に離脱するとと
もに、ストツパピンを回転中心として更にフツク
部が前傾できるようにしたことを特徴とする。
前記構成によれば、フツクが電気器具側に係合
した状態で、充分な傾き角度で前傾位置に保持さ
れるために、電気器具の確実かつ安定した固定を
行なうことができる。
《実施例の説明》 第2図ないし第4図はこの考案を適用したソケ
ツトを示すものである。
図において、ソケツト本体10は基板11およ
びこの基板11の上面に係合されたカバー12と
を備えている。
この本体10の周囲には捩込み式の外部配線用
の端子金具13,13…が配置されている。ま
た、カバー12の中央側には一端を各端子金具1
3の先端に一体化され、電気器具のピンパターン
に対応して複数のレセプタクル金具14,14…
が環状に配置されている。
そして、この本体10の中央部には電気器具固
定用のフツク15を装着するための一対の溝1
6,16が形成されている。
フツク15は先端に係止突起151を形成した
鉤形をなすフツク部152と、このフツク部15
2の下端一体に突設された支点ピン153と、こ
の支点ピン153の上部に一体化されたストツパ
ピン154と、フツク部152の上部一端に突設
された着脱操作用の突子155とからなつてい
る。
他方、本体10の溝16を構成する基板11お
よびカバー12は、特に第4図に明確に示すよう
に以下の如く構成されている。
まず、基板11の取付溝の上部には抜け止め用
ブロツク111a,111bの中央に前記支点ピ
ン153を挿通させるためのピン挿通溝111が
形成されている。このピン挿通溝111の下部に
は基板11の縁端部を回動基点とするバネ部11
2が中央側に向けて突設され、またその遊端側に
は支持突起112aが一体に突設されている。
更に、バネ部112の遊端側には、係止段部1
13が形成されており、この係止段部113とバ
ネ部112の先端で囲われる部分で支点ピン15
3の軸受溝を構成している。
更に、前記カバー12には前記ストツパピン1
54を移動可能に保持し、かつ、フツク部152
の前傾および後傾位置で、その移動を規制するた
めの係止溝121が形成されている。
次に、以上のように構成されたソケツトのフツ
ク15を用いて電気器具を固定する場合について
第5図を用いて説明する。
まず、フツク15が電気器具の係合フランジ部
5から離間している状態ではaに示すように、支
点ピン153はバネ部112の支持突起112a
より先端位置と、係止段部113と、抜け止め用
ブロツク112aで包囲された軸受溝内に回転可
能に保持され、またストツパピン154は係止溝
121の後端に当接した状態である。
この状態から突子155を押して矢印イ方向に
回動させると、フツク部112は支点ピン153
を回動基点としてフランジ部5側に向けて傾動す
る。
次いで、ストツパピン154が係止溝121の
先端側に当接し、これによりその前傾位置が規制
される。
この状態から、更に突子155を押圧すると、
係止突起151がフランジ部5に乗り上げ、今度
はストツパピン154を回動基点としてフツク部
152が傾動する。
これに伴い、支点ピン153はバネ部112を
bに想像線で示すように下方に撓め、支持突起1
12aを乗り上げた状態で矢印ロ方向に移動す
る。
この状態で移動が完了すると、係止突起151
はフランジ部5にかかり、また支点ピン153の
移動完了状態で再びバネ部が正常位置に戻り、今
度はこの支持突起112aが支点ピン153の前
方への移動を規制する。
したがつて、電気器具に対しフツク15が係合
した状態においては、フツク15は充分な前傾位
置を保ち、しかも係止突起151による弾撥力に
加え、支点ピン153の前進が支持突起112に
よつて規制されるために、電気器具を強固で安定
した状態に保持する。
なお、この状態から再びフツク15を取り外す
場合には、前記と逆の動作順序で行なわれるが、
まず、支点ピン153を回動中心として矢印イ方
向とは逆方向に回転が行なわれ、ストツパピン1
54が係止溝121の後端部に当接することによ
つて再びこのストツパピン154が回動基点とな
り、支点ピン113は支持突起112aに乗り上
げ、再びバネ部112の先端、すなわち軸受溝に
回転可能に支持されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来のフツクによる固定構造を
示す説明図、第2図は本考案に係る端子台の平面
図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
フツク取付箇所を示す要部断面斜視図、第5図
a,bは本考案のフツクによる取付構造を示す説
明図である。 10……ソケツト本体、15……フツク、11
2……バネ部、112a……支持突起、113…
…係止段部、121……係止溝、152……フツ
ク部、153……支点ピン、154……ストツパ
ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電気器具を接続するソケツト本体と、この本体
    に傾動可能に取付けられ、遊端が電気器具側面に
    係合することで電気器具を本体に固定するフツク
    を備えたソケツトであつて; 前記フツクは鉤状をしたフツク部と、このフツ
    ク部の下端に突設された支点ピンと、フツク部の
    遊端と支点ピン間に突設されたストツパピンを備
    える一方、本体には前記支点ピンを回動および係
    脱可能に包囲する軸受溝と、この軸受溝の上部に
    あつて、前記ストツパピンを移動可能に保持し、
    かつフツク部の所要前傾角度位置でその移動を規
    制する係止溝を形成してなり; ストツパピンの規制位置でフツク部を更に前傾
    させることにより、支点ピンが軸受溝より弾撥的
    に離脱するとともに、ストツパピンを回転中心と
    して更にフツク部が前傾できるようにしたことを
    特徴とする電気器具のソケツト。
JP17335683U 1983-11-09 1983-11-09 電気器具のソケツト Granted JPS6080686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17335683U JPS6080686U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 電気器具のソケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17335683U JPS6080686U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 電気器具のソケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6080686U JPS6080686U (ja) 1985-06-04
JPH0117831Y2 true JPH0117831Y2 (ja) 1989-05-24

Family

ID=30377669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17335683U Granted JPS6080686U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 電気器具のソケツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6080686U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH033992Y2 (ja) * 1987-06-22 1991-01-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6080686U (ja) 1985-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4130327A (en) Electrical connector having a resilient cover
JPH0594950U (ja) 電池ホルダ
US20050142924A1 (en) Connector with control mechanism of engagement with mating connector
JP2740322B2 (ja) 電気アイロン
JPH07276261A (ja) 差込み式補助ハンドル装置
JP2670517B2 (ja) Icキャリア搭載形ソケットにおける接触機構
JPH0117831Y2 (ja)
JPH0565186A (ja) Icキヤリア又はicソケツト
JP2000151129A (ja) ケースの固定構造
JP2821427B2 (ja) 電池パック着脱構造
JP3576981B2 (ja) Fpcコネクタ
JP2000355270A (ja) 車両用ワイパ
JPH06333638A (ja) 回動嵌合型コネクタ
JP3883779B2 (ja) 片口金ランプソケットおよび照明器具
JP3706233B2 (ja) 箱体へのカバーの固定構造
JPH09430U (ja) 電気コネクタ装置
JP2512285Y2 (ja) 竪樋支持具
JPH0713190Y2 (ja) コネクター用コンタクトピン
JPH0218951Y2 (ja)
JPH0136708B2 (ja)
JPS6025982Y2 (ja) ミシンの補助テ−ブル取付装置
JP3211864B2 (ja) ワイヤレスリモコン用取付具
JPH052332U (ja) 3接点式スイツチの可動接触板取付構造
JPH0744170Y2 (ja) ハンドバッグ等の閉止金具
JPS6332777Y2 (ja)