JPH04127708A - 矩形状atカット水晶振動子 - Google Patents
矩形状atカット水晶振動子Info
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- JPH04127708A JPH04127708A JP24965190A JP24965190A JPH04127708A JP H04127708 A JPH04127708 A JP H04127708A JP 24965190 A JP24965190 A JP 24965190A JP 24965190 A JP24965190 A JP 24965190A JP H04127708 A JPH04127708 A JP H04127708A
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- 239000004575 stone Substances 0.000 claims 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 abstract description 18
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 7
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- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
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- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
C産業上の利用分野〕
本発明はATカット水晶振動子の形状に関する。
[従来の技術]
第2図に従来の矩形状ATカット水晶振動子の主要形状
図を示す。第2図(a)は平面図、第2図(b)は側面
図である。第2図において11は水晶振動片、21は励
振用電極、31はマウント電極である。励振用量ti2
1のある部分を主振動部、マウント電極のある部分をマ
ウント部と呼ぶ。
図を示す。第2図(a)は平面図、第2図(b)は側面
図である。第2図において11は水晶振動片、21は励
振用電極、31はマウント電極である。励振用量ti2
1のある部分を主振動部、マウント電極のある部分をマ
ウント部と呼ぶ。
ここで、矩形状ATカット水晶振動子の各部の寸法設計
方法を簡単に説明する。まず、水晶振動片の厚みについ
ては、目的の振動周波数により一義的に決定できる。振
動周波数は水晶振動片11の厚みに反比例する0次に巾
寸法であるが、これは、主振動である厚みすべり振動以
外の幅振動、特に巾方向に伝播する面すべり振動が極力
小さくなるように設定される1面すべり振動は、水晶振
動片11の厚みと巾寸法で決まる周波数で振動するので
、厚みすべり振動周波数から充分能れた面すべり振動周
波数となるように巾寸法を決定する。さらに長さ寸法に
ついては、パッケージに収納可能範囲で長くする。すな
わち水晶振動子としてはクリスタルインピーダンス(以
下CI値)の低い発振しやすい振動子が必要なわけで、
CI値を下げるには励振用電極21の面積を充分大きく
とり振動に寄与する部分を大きくとるZ・要があるから
である。
方法を簡単に説明する。まず、水晶振動片の厚みについ
ては、目的の振動周波数により一義的に決定できる。振
動周波数は水晶振動片11の厚みに反比例する0次に巾
寸法であるが、これは、主振動である厚みすべり振動以
外の幅振動、特に巾方向に伝播する面すべり振動が極力
小さくなるように設定される1面すべり振動は、水晶振
動片11の厚みと巾寸法で決まる周波数で振動するので
、厚みすべり振動周波数から充分能れた面すべり振動周
波数となるように巾寸法を決定する。さらに長さ寸法に
ついては、パッケージに収納可能範囲で長くする。すな
わち水晶振動子としてはクリスタルインピーダンス(以
下CI値)の低い発振しやすい振動子が必要なわけで、
CI値を下げるには励振用電極21の面積を充分大きく
とり振動に寄与する部分を大きくとるZ・要があるから
である。
一方、励振用電極21については、次のようにして決定
される。ATカット水晶振動子では、励振用電極2部の
国有振動周波数とそれ以外の電極の存在しない部分の固
有振動周波数が異なる。これは、励振用電極2が重りの
効果を示すからである。これにより励振用電極21の部
分で発生した振動は通常、他の部位に伝播するわけであ
るが、固有振動周波数が異なるため伝播しにくくなって
いる。このことは、振動エネルギーが励振用電極21か
ら他へ漏れることなく、励振用電極21部に閉じ込めら
れるということであり、この効果により安定的に発振が
継続される。すなわち励振用電極21の寸法は、水晶振
動片1の外形寸法に対して、充分エネルギー閉し込めが
できる小ささに設定される。励振用電極21を最適値よ
り大きくした場合、エネルギー閉し込めが不完全となり
逆にCI値が低下する。
される。ATカット水晶振動子では、励振用電極2部の
国有振動周波数とそれ以外の電極の存在しない部分の固
有振動周波数が異なる。これは、励振用電極2が重りの
効果を示すからである。これにより励振用電極21の部
分で発生した振動は通常、他の部位に伝播するわけであ
るが、固有振動周波数が異なるため伝播しにくくなって
いる。このことは、振動エネルギーが励振用電極21か
ら他へ漏れることなく、励振用電極21部に閉じ込めら
れるということであり、この効果により安定的に発振が
継続される。すなわち励振用電極21の寸法は、水晶振
動片1の外形寸法に対して、充分エネルギー閉し込めが
できる小ささに設定される。励振用電極21を最適値よ
り大きくした場合、エネルギー閉し込めが不完全となり
逆にCI値が低下する。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、前述の従来技術では、水晶振動片の寸法と励振
用電極の寸法設計だけでは、これ以上CI値を向上させ
ることはできないという課題を有する。
用電極の寸法設計だけでは、これ以上CI値を向上させ
ることはできないという課題を有する。
また、発振周波数の異なる矩形状ATカット水晶振動子
を何種類も製造しようとする場合、水晶振動片の巾寸法
はそれぞれ異なる。このため、製造用治具をそれぞれ用
意する必要がある。
を何種類も製造しようとする場合、水晶振動片の巾寸法
はそれぞれ異なる。このため、製造用治具をそれぞれ用
意する必要がある。
そこで本発明は、このような課題を解決するもので、そ
の目的とするところは、CI値の低い矩形状ATカット
水晶振動子を提供するところにある。
の目的とするところは、CI値の低い矩形状ATカット
水晶振動子を提供するところにある。
他の目的は、異なった発振周波数でも共通の製造用治具
な用いることができ量産性の高い矩形状ATカット水晶
振動子を提供するところにある。
な用いることができ量産性の高い矩形状ATカット水晶
振動子を提供するところにある。
[課題を解決するための手段]
本発明の矩形状ATカット水晶振動子は、水晶原石から
、所定のカットアングル及び所定の厚みの水晶振動片を
切り出してなる矩形状ATカット水晶振動子において、
マウント部の巾寸法が、主振動部の巾寸法と異なること
を特徴とする。
、所定のカットアングル及び所定の厚みの水晶振動片を
切り出してなる矩形状ATカット水晶振動子において、
マウント部の巾寸法が、主振動部の巾寸法と異なること
を特徴とする。
[実 施 例]
第1図は本発明の実施例における矩形状ATカット水晶
振動子の主要形状図であって、第1図(a)は平面図、
第1図(b)は側面図である。
振動子の主要形状図であって、第1図(a)は平面図、
第1図(b)は側面図である。
lは所定のカットアングル、厚みに切り出された水晶振
動片、2は水晶振動片lの表裏主面に金属膜で形成され
た励振用電極、3は、外部接続用に形成されたマウント
電極である。外部からマウント電極3を通じて電圧を印
加すると、主面の表裏に形成された励振用電極2のあい
だに電界を生じ、水晶振動片1が振動する。
動片、2は水晶振動片lの表裏主面に金属膜で形成され
た励振用電極、3は、外部接続用に形成されたマウント
電極である。外部からマウント電極3を通じて電圧を印
加すると、主面の表裏に形成された励振用電極2のあい
だに電界を生じ、水晶振動片1が振動する。
励振用電極2部(以下主振動部)の巾寸法は、従来の矩
形状A丁カット水晶振動子と同様であるが、マウント電
極3部(以下マウント部)の巾寸法は、主振動部にくら
べ、大きい。
形状A丁カット水晶振動子と同様であるが、マウント電
極3部(以下マウント部)の巾寸法は、主振動部にくら
べ、大きい。
第1図の矩形状ATカット水晶振動子の場合、主振動部
で発生した振動は、マウント部との境で巾寸法が変化す
るところで、固有振動数が変化するので、マウント部へ
は伝播しない。特に副振動である面すベリ振動に対する
効果が大きい。従って主振動部での振動エネルギーの閉
し込めがより完全となり、CI値が向上する。
で発生した振動は、マウント部との境で巾寸法が変化す
るところで、固有振動数が変化するので、マウント部へ
は伝播しない。特に副振動である面すベリ振動に対する
効果が大きい。従って主振動部での振動エネルギーの閉
し込めがより完全となり、CI値が向上する。
また、異った周波数の矩形状ATカット水晶振動子であ
っても、主振動部の巾寸法を変更するのみで対応できる
ため、マウント部の巾寸法は同のものを使用できる。従
って、外部接続部品との巾方向位置決めを、マウント部
の巾方向で常に行うことができる。
っても、主振動部の巾寸法を変更するのみで対応できる
ため、マウント部の巾寸法は同のものを使用できる。従
って、外部接続部品との巾方向位置決めを、マウント部
の巾方向で常に行うことができる。
第3図は本発明の他の実施例における矩形状ATカット
水晶振動子の主要形状図であって、第3図(a)は平面
図、第3図(b)は側面図である。第3図において、1
2は水晶振動片、22は励振用電極32はマウント電極
である。
水晶振動子の主要形状図であって、第3図(a)は平面
図、第3図(b)は側面図である。第3図において、1
2は水晶振動片、22は励振用電極32はマウント電極
である。
第1図の矩形状ATカット水晶振動子は、底部のみで外
部接続及び支持するタイプであるが、第3図の矩形状A
Tカット水晶振動子は、上部、下部の二ケ所に別々の極
性のマウント電極3を持ち外部接続及び支持するタイプ
である。
部接続及び支持するタイプであるが、第3図の矩形状A
Tカット水晶振動子は、上部、下部の二ケ所に別々の極
性のマウント電極3を持ち外部接続及び支持するタイプ
である。
上下のマウント部の巾寸法は、主振動部にくらべ、小さ
くなっている。この形状においても同様の効果がある。
くなっている。この形状においても同様の効果がある。
第4図は、本発明のさらに他の実施例における矩形状A
Tカット水晶振動子の平面図である。第4図のATカッ
ト水晶振動子は、上下の区別なく使用できるという利点
を有する。
Tカット水晶振動子の平面図である。第4図のATカッ
ト水晶振動子は、上下の区別なく使用できるという利点
を有する。
第5図は、本発明のさらに他の実施例における矩形状A
Tカット水晶振動子の平面図である。第5図の矩形状A
Tカット水晶振動子は、マウント部の突起で左右方向を
位置決め出来ると同時に、スリット穴をもつ外部接続端
子をマウントする際、度当りとして使用できる利点をも
つ。
Tカット水晶振動子の平面図である。第5図の矩形状A
Tカット水晶振動子は、マウント部の突起で左右方向を
位置決め出来ると同時に、スリット穴をもつ外部接続端
子をマウントする際、度当りとして使用できる利点をも
つ。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、主振動部とマウント
部の巾寸法を異った値としたため、振動エネルギーの閉
じ込め効果が増大し、CI値のすぐれた矩形状ATカッ
ト水晶振動子を提供できた。
部の巾寸法を異った値としたため、振動エネルギーの閉
じ込め効果が増大し、CI値のすぐれた矩形状ATカッ
ト水晶振動子を提供できた。
また、異った周波数の振動子であってもマウント部の巾
寸法を共通にできるため、製造吊具が共通化でき、少量
多品種の製造に適した矩形状、A丁カット水晶振動子を
提供できたという効果を有する。
寸法を共通にできるため、製造吊具が共通化でき、少量
多品種の製造に適した矩形状、A丁カット水晶振動子を
提供できたという効果を有する。
第1図は本発明の矩形状ATカット水晶振動子の一実施
例を示す主要形状図で (a)は平面図、 (b)は側面図。 第2図は従来の矩形状ATカット水晶振動子を示す主要
形状図で、 (a)は平面図、 (b)は側面図。 第3図は本発明の矩形状ATカット水晶振動子の他の実
施例を示す主要形状図で、 (a)は平面図、 (b)は側面図。 第4図は本発明の矩形状ATカット水晶振動子のさらに
他の実施例を示す平面図6 第5図は本発明の矩形状ATカット水晶振動子のさらに
他の実施例を示す平面図。 1.11.12・ ・水晶振動片 2.21.22・・・励振用電極 3.31.32・・・マウント電極
例を示す主要形状図で (a)は平面図、 (b)は側面図。 第2図は従来の矩形状ATカット水晶振動子を示す主要
形状図で、 (a)は平面図、 (b)は側面図。 第3図は本発明の矩形状ATカット水晶振動子の他の実
施例を示す主要形状図で、 (a)は平面図、 (b)は側面図。 第4図は本発明の矩形状ATカット水晶振動子のさらに
他の実施例を示す平面図6 第5図は本発明の矩形状ATカット水晶振動子のさらに
他の実施例を示す平面図。 1.11.12・ ・水晶振動片 2.21.22・・・励振用電極 3.31.32・・・マウント電極
Claims (1)
- (1)a)水晶原石から、所定のカットアングル及び所
定の厚みの水晶振動片を切り出してなる矩形状ATカッ
ト水晶振動子において、 b)マウント部の巾寸法が、主振動部の巾寸法と異なる
ことを特徴とする矩形状ATカット水晶振動子。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24965190A JPH04127708A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 矩形状atカット水晶振動子 |
DE69129957T DE69129957T2 (de) | 1990-04-27 | 1991-04-29 | In AT-Richtung geschnittenes Kristalloszillatorelement und sein Herstellungsverfahren |
EP91303877A EP0459631B1 (en) | 1990-04-27 | 1991-04-29 | AT-cut crystal oscillating element and method of making the same |
US07/860,667 US5376861A (en) | 1990-04-27 | 1992-03-30 | At-cut crystal oscillating reed and method of etching the same |
US07/901,287 US5304459A (en) | 1990-04-27 | 1992-06-19 | At-cut crystal oscillating reed and method of etching the same |
US07/901,293 US5314577A (en) | 1990-04-26 | 1992-06-19 | At-cut crystal oscillating reed and method of etching the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24965190A JPH04127708A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 矩形状atカット水晶振動子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04127708A true JPH04127708A (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=17196194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24965190A Pending JPH04127708A (ja) | 1990-04-26 | 1990-09-19 | 矩形状atカット水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04127708A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006013647A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 表面実装用の水晶振動子 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP24965190A patent/JPH04127708A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006013647A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 表面実装用の水晶振動子 |
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