JPH04127025U - 車両用多機能収納装置 - Google Patents

車両用多機能収納装置

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Publication number
JPH04127025U
JPH04127025U JP4285691U JP4285691U JPH04127025U JP H04127025 U JPH04127025 U JP H04127025U JP 4285691 U JP4285691 U JP 4285691U JP 4285691 U JP4285691 U JP 4285691U JP H04127025 U JPH04127025 U JP H04127025U
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JP
Japan
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box
storage
storage section
case
storage device
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Pending
Application number
JP4285691U
Other languages
English (en)
Inventor
昌昭 山上
清治 米屋
Original Assignee
小島プレス工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 小島プレス工業株式会社 filed Critical 小島プレス工業株式会社
Priority to JP4285691U priority Critical patent/JPH04127025U/ja
Publication of JPH04127025U publication Critical patent/JPH04127025U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カードが盗難にあい難い収納構造を有する車
両用多機能収納装置の提供。 【構成】 ケース14、出し入れ自在に保持されケース
との間に第1の収納部100を形成する第1のボックス
16、第1のボックスの下側にとりつけられ第1のボッ
クスとの間に第2の収納部200を形成する第2のボッ
クス18、第2の収納部200を覆う回動自在の蓋体2
0とから成る。2つの収納部100、200を有してい
るので、第1の収納部100にコインを出し入れしてい
るときでも、第2の収納部200は蓋体20で覆われて
おり、中のカードは見えない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のインスツルメントパネル部に組付けられる収納装置に関し、 コイン入れとカード入れを兼用にした多機能収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用多機能収納装置は、たとえば実開昭63−98234号公報に開 示されているように、また図8に示すように、ケース2と、ケースに対し出し入 れ自在の灰皿4と、禁煙者に対してオプションで取付けられるコインボックス6 と(コインボックス6が取付けられる場合は両面テープで灰皿4に固定される) 、回動可能で上方にばね付勢されたプロテクタ8と、プロテクタ8の下面に設け られたカード入れ10と、を有している。したがって、コインボックス兼カード ケースとして使用できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来装置には、収納部が1つしかないので、クレジットカード等のカ ードを収納できるが、盗難にあいやすい、という問題がある。
【0004】 本考案の目的は、カードが盗難にあい難い収納構造を有する多機能収納装置を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本考案によれば、車両用多機能装置が次の手段を備えることによ って達成される。すなわち、 車両に固定されるケース、 前記ケースに出し入れ自在に保持され前記ケースとの間に第1の収納部を形成 する第1のボックス、 前記第1のボックスの下側に設けられて前記第1のボックスに固定され前記第 1のボックスとの間に第2の収納部を形成する第2のボックス、および 前記第2のボックスの前部に回動自在に設けられ閉時には前記第2の収納部を 覆う蓋体。
【0006】
【作用】
上記本考案装置において、コイン等を取出すときには、コインボックスをケー スから引出し、コインボックスに入っているコインを手で取出す。この時蓋体は 閉ったままなので第2の収納部に入っているカードは見えない。したがって、カ ードは盗難にあいにくい。カードを取出すときは蓋体を開け、第2のボックスに 入っているカードを手で取出す。
【0007】
【実施例】
図1−図5は本考案の第1実施例を示している。 図1、図2に示すように、第1実施例の車両用多機能収納装置12は、総じて 、ケース14と、第1のボックス16と、第2のボックス18と、蓋体20と、 から成る。
【0008】 ケース14は、矩形状の上壁22と、上壁22の左右端から下方に延びそこか ら内側に折れ曲って短く延びるレール部24、24と、から成る。ケース14は 車両のインスツルメントパネル部に固定される。
【0009】 第1のボックス16は、上方が開口した平面視が矩形状のボックスから成り、 ケース14との間に第1の収納部100(図4参照)を形成している。第1のボ ックス16は、水平な底壁26と、底壁26から鉛直方向に延びる後壁28、左 右の側壁30、30と、斜め前方上方に延びる前壁32を有す。前壁32が斜め になっていることによりコインの取出しが容易になるとともに後述する第2の収 納部の前方開口部を前方に向って拡大している。
【0010】 左右の側壁30、30の外面には前後方向に水平に延びるリブ34、34が形 成されており、ケース14のレール部24、24はこのリブ34、34の下面に は摺動自在に接触する。左右の側壁30、30には、リブ34の下方に、穴36 が穿設されている。
【0011】 第2のボックス18は、上方と前方が開口した平面視が矩形状のボックスから 成り、第1のボックス18との間に第2の収納部200(図4参照)を形成して いる。第2のボックス18は、水平な底壁38と、底壁38から鉛直方向に立上 る後壁40と左右の側壁42、42を有している。 左右の側壁42、42には、それぞれ、上方に延びる鈎状の爪44が形成され ており、この爪44を第1のボックス16の左右の側壁30の穴36に係合させ ることにより、第2のボックス18は第1のボックス16に固定される。 左右の側壁42、42の前部にはピン挿通用の穴46が穿設されている。
【0012】 蓋体20は、図1、図2に示すように、第2のボックス18の前部に回動自在 に設けられ、ピン48を軸にして回動自在に、第2のボックス18に取付けられ る。 蓋体20は、図4の閉状態と図5の開状態との間に回動自在であり、閉時 には第2の収納部200を覆う。 蓋体20は、第2の収納部20を覆う大きさのほぼ矩形状の前壁50と、前壁 50の周囲から直角に折れ曲ってボックス側に短く延びるフランジ52を有する 。フランジ52の一部は第2のボックス18の左右の側壁42の外側に延びてき ており、そこに穴54が穿設されている。この穴54と第2のボックス42の穴 46にピン48を挿通することにより、蓋体20は第2のボックス18に対して 回動自在となる。
【0013】 蓋体20のフランジ52の上方には凸部56が形成されている。一方、第1の ボックス16の前壁32の上端から前方に水平に延びる縁部58には凹部60が 形成されている。蓋体20を閉めたとき、凸部56が凹部60にはまり込むこと によって、閉状態を安定してとることができる。
【0014】 図6、図7は本考案の第2実施例を示しており、第1、第2のボックスの部分 のみを取出して示している。第2実施例では、第2のボックス18´(第1実施 例の第2のボックス18に対応)に第1のボックス16´(第1実施例の第1の ボックス16に対応)をかぶせた構造となっている。その他の構造は第1実施例 に準じる。
【0015】 つぎに、作用を説明する。ただし、第2実施例の作用は第1実施例の作用に準 じるので、以下の作用の説明は第1実施例を例にとる。 第1の収納部100はコインの収納に用いられる。コインを第1の収納部10 0に出し入れするときは、まず、第1のボックス16をケース14から前方(ド ライバ側)に引出す。この場合、第2のボックス18は第1のボックス16に爪 44で連結されているから、第1のボックス16と共に引き出される。第1のボ ックス16の底壁26上にあるコインを指で寄せ斜めに延びる前壁32上を滑ら せて、掌に受ける。蓋体20は閉ったままであるから、第2の収納部200にカ ードが入っているか否かは見えず、盗難にあいにくい。
【0016】 第2の収納部200はカードの収納に用いられる。カードを第2の収納部20 0に出し入れするときは、蓋体20を開けて、図5の状態にする。第1のボック ス16の前壁32が傾斜しているから、第2の収納部200の前部は拡がってお り、カードを出し入れし易い。
【0017】 以上、本考案について説明したが本考案は前記実施例に限定されるものではな いことはいうまでもない。例えば、前記実施例においては、第1のボックスの収 納部100にはコインを、第2のボックス18の収納部200には、カードを収 納することを例示したが、それに限られず他の物品も収納することができる。 また、第1のボックス16、第2のボックス18、蓋体20の組付構成も前記 実施例のものに限られず、他の種々の手段を用いることが可能なことは言うまで もないことである。
【0018】
【考案の効果】
本考案では、第1の収納部と第2の収納の2つの独立の収納部が存在し、第2 の収納部は回動自在の蓋体で覆うことができるので、第1の収納部にコインを出 し入れするときに、蓋体で覆われた第2の収納部に入れられているカードが見ら れずに済み、カードは盗難にあいにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る車両用多機能収納装
置の斜視図である。
【図2】図1の装置の分解斜視図である。
【図3】図2の蓋体を裏面から見たときの斜視図であ
る。
【図4】図1の装置の、蓋体閉時の断面図である。
【図5】図1の装置の、蓋体開時の断面図である。
【図6】本考案の第2実施例に係る車両用多機能装置
の、第1、第2のボックスのみの斜視図である。
【図7】図6の装置の断面図である。
【図8】従来の車両用多機能収納装置の断面図である。
【符号の説明】
12 車両用多機能収納装置 14 ケース 16 第1のボックス 16´ 第1のボックス(第2実施例) 18 第2のボックス 18´ 第2のボックス(第2実施例) 20 蓋体 32 第1のボックスの前壁 100 第1の収納部 200 第2の収納部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に固定されるケースと、前記ケース
    に出し入れ自在に保持され前記ケースとの間に第1の収
    納部を形成する第1のボックスと、前記第1のボックス
    の下側に設けられて前記第1のボックスに固定され前記
    第1のボックスとの間に第2の収納部を形成する第2の
    ボックスと、前記第2のボックスの前部に回動自在に設
    けられ閉時には前記第2の収納部を覆う蓋体と、から成
    ることを特徴とする車両用多機能収納装置。
JP4285691U 1991-05-14 1991-05-14 車両用多機能収納装置 Pending JPH04127025U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285691U JPH04127025U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 車両用多機能収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285691U JPH04127025U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 車両用多機能収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04127025U true JPH04127025U (ja) 1992-11-19

Family

ID=31923277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4285691U Pending JPH04127025U (ja) 1991-05-14 1991-05-14 車両用多機能収納装置

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JP (1) JPH04127025U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4854949A (ja) * 1971-11-08 1973-08-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4854949A (ja) * 1971-11-08 1973-08-02

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