JPH0121893Y2 - - Google Patents

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JPH0121893Y2
JPH0121893Y2 JP1982162761U JP16276182U JPH0121893Y2 JP H0121893 Y2 JPH0121893 Y2 JP H0121893Y2 JP 1982162761 U JP1982162761 U JP 1982162761U JP 16276182 U JP16276182 U JP 16276182U JP H0121893 Y2 JPH0121893 Y2 JP H0121893Y2
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JP
Japan
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opening
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JP1982162761U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車のインストルメントパネルに
設けられた自動車用小物入れ装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 通常、自動車のインストルメントパネルには、
その自動車の仕様によつてスイツチおよびメータ
類が配設される穴部が形成されているが、前記ス
イツチおよびメータ類が装着されないスペースに
は、ガスライター、タバコ、口紅および小銭等の
小さな物品が収納できるように助手席側のグロー
ブボツクスの他に、特に運転席の近くに小型の小
物入れが装着されているものがある。
さらに、インストルメントパネルには、ラジオ
および諸々の情報を即座にメモできるように、運
転席側に筆記具(以下、長尺物という)を収納す
るためのペンシルホルダーが装着されているもの
もある。
しかしながら、最近車両に付加価値的要素が要
求されるのにともない、車に追加装備される諸々
の装置および前記装置のスイツチ等が増加する傾
向にあり、上述のような小物入れおよびペンシル
ホルダーを別々に設けたのでは、有限なるスペー
スを有効に利用できない。
このため、従来からの小物入れに単純にペンシ
ルホルダー機能をもたせて兼用する小物入れが考
えられるが、長尺物の安定を図るために小物入れ
の奥行を大にすると、小物入れとしては小物が取
り出し難くく、また逆に奥行が小なるときは長尺
物を入れたときに不安定となり、走行中の振動お
よび発進またはブレーキ時に長尺物がフロア上に
落下するという不具合が生じる。
そこで、例えば実開昭52−97746号公報に開示
される自動車の整備手帳類の格納位置において
は、グローブボツクスの周壁の一部に、グローブ
ボツクスよりもフロント側の開口部に開口する差
し込み口が開設されるか、さらには前記差し込み
口の上端部にヒンジを介して開閉蓋が形成され、
挿入された整備手帳類を前記開閉蓋で押え込む
か、または不使用時には差し込み口を開閉蓋で塞
ぐように形成されたものがある。
また、例えば実開昭50−21839号公報に開示さ
れる自動車用小物入れ装置においては、小物入れ
の開口部上縁に下縁部が内方に湾曲した蓋板を回
動自在に設け、前記蓋板を常時閉方向に付勢する
スプリングを設けるように形成されたものがあ
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前記実開昭52−97746号公報に
開示される自動車の整備手帳類の格納装置では、
根本的にはグローブボツクスに関するものであ
り、また差し込み口を設けただけでは、差し込み
口と整備手帳類とに余裕がある場合には、車両の
動作に応じてグローブボツクス内で整備手帳類が
前後左右に移動し、それに伴つてグローブボツク
ス内の周壁にぶつかり異音が発生する。
さらに、差し込み口の上端部にヒンジを介して
開閉蓋が形成されたものでは、開閉蓋はスプリン
グの如きもので閉方向に付勢されるものではな
く、閉方向への付勢力は開閉蓋の自重のみであ
り、収納された整備手帳類を確実に移動しないよ
うに押え込むといはいえず、依然として車両の動
作に応じて整備手帳類は移動する。
また、厚さの異なる整備手帳類または形状の異
なる長尺物に関しては、押え込むという作用・効
果を有しないものである。
一方、差し込み口に開閉蓋を設けたものでは、
収納された整備手帳類を引き出す際に、前記整備
手帳に開閉蓋が喰いこんで取り出し難くくなると
いう不具合が生じる恐れがある。
また、前記実開昭50−21839号公報に開示され
る自動車用小物入れ装置では、インストルメント
パネルの表面開口部上縁にスプリングで下方に付
勢された硬質蓋板が設けられたものであり、長尺
物を入れた時、蓋板下端が長尺物とほとんど点ま
たは線接触するのみで、長尺物を押え込むことが
できず、車両の振動によつて移動してしまう恐れ
がある。
本考案は、インストルメントパネルの表面に穿
設された穴に装着され、該穴側に形成された入口
と、該入口と対向する奥壁部の下部に形成された
開口とを有する小物入れ本体の前記開口上部に、
長尺物が前記入口より挿入され前記開口より突出
したとき、突出部を把持するように撓曲自在で摩
擦力大なる軟質板状のカバーを取り付けることに
より、従来通りに小物が収納でき、長尺物も車両
の振動で移動しないように収納できるとともに、
長尺物を取り出す時には容易に取り出し可能であ
り、さらに長尺物が収納状態にあつても軟質板状
のカバーによりホコリ等の侵入が防止できる自動
車用小物入れ装置を提供することを目的としてい
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案の自動車用小物入れ装置は、インストル
メントパネルの表面に穿設された穴に装着され、
該穴側に形成された入口と、該入口と対向する奥
壁部の下部に形成された開口とを有する小物入れ
本体の前記開口上部に、長尺物が前記入口より挿
入され前記開口より突出したとき、突出部を把持
するように撓曲自在で摩擦力大なる軟質板状のカ
バーを取り付けてなることを特徴としている。
[作用] 本考案の自動車用小物入れ装置によれば、タバ
コ等の物品5は、第2図に示すように奥壁部22
に当接するまで押し込まれ、また奥に向かつて垂
下するように傾斜を有する延設部23に着接され
るのでズリ落ちずに収納され、一方図示しないが
小銭等の小さな物品は大部分が段差で納置され、
さらに段差を通過した小銭等はカバー3で係止さ
れるように収納される。
また、第3図および第4図に示すように、長尺
物4を自動車用小物入れ装置Aの入口21から挿
入し、開口22aから突出した長尺物4の挿入方
向の突出部がカバー3の下部を上方に持ち上げ撓
曲し、その反力により該カバー3の摩擦力が作用
し長尺物4の突出部を把持し、長尺物4を突出す
るように確実に保持される。
さらに、搭乗員が長尺物4を取り出す時は、入
口21から一部突出した長尺物4を前記カバー3
の摩擦力に抗して抜きとればよい。
また、カバー3はゴム等の軟質板状であり、撓
曲自在であるため直径および形状の異なる長尺物
4を、単品あるいは複数個でも確実に保持され
る。
[実施例] 以下、本実施例を第1図ないし第5図により説
明する。
1はインストルメントパネルで、搭乗員と対抗
する面に穴1aが設けられており、該穴1aには
本考案にかかる自動車用小物入れ装置Aが装着さ
れている。
2は該自動車用小物入れ装置Aの樹脂製の小物
入れ本体で、搭乗員側には入口21が備えられ、
該入口21の反対側の奥壁部22下部には長尺物
4の直径より大なる開口22aが全横幅に亘つて
設けられている。
3は、前記奥壁部22に取付けられるゴム製等
の軟質板状のカバーで、該カバー3の上部は奥壁
部22の外面上端に係止され、その下部は開口2
2aを被うように冠着されている。
また、小物入れ本体2の開口22aの下縁部に
は、奥に向かつて垂下するように傾斜を有した延
設部23が設けられるとともに、延設部23の途
中には段差が形成されている。
なお、第4図および第5図に示すように、小物
入れ本体2の両側壁24,24の入口付近には、
入口側を残したコの字状のスリツト24b,24
bに囲まれ、断面山形状に形成された山部25
c,25cを有する弾性係止部25,25が形成
されている。
以上の構成により、例えばタバコ等の物品5
は、第2図に示すように奥壁部22に当接するま
で押し込まれ、また奥に向かつて垂下するように
傾斜を有する延設部23に着接されるのでズリ落
ちずに収納され、一方図示しない小銭等の小さな
物品は大部分が段差で納置され、さらに段差を通
過した小銭等はカバー3で係止されるように収納
される。
また、第3図および第4図に示すように、長尺
物4を自動車用小物入れ装置Aの入口21から挿
入し、開口22aから突出した長尺物4の挿入方
向の突出部がカバー3の下部を上方に持ち上げ撓
曲し、その反力により該カバー3の摩擦力が作用
し長尺物4の突出部を把持し、長尺物4を突出す
るように確実に保持される。
さらに、搭乗員が長尺物4を取り出す時は、入
口21から一部突出した長尺物4を前記カバー3
の摩擦力に抗して抜きとればよい。
また、カバー3はゴム等の軟質板状であり、撓
曲自在であるため直径および形状の異なる長尺物
4を、単品あるいは複数個でも確実に保持され
る。
なお、該小物入れ本体2を穴1aに挿入する際
に、該弾性係止部25,25は該穴1aの縁部に
よつて内側方向へ弾性変形し、次に縁部が弾性係
止部25,25の山部25c,25cをのり越え
ると第5図に示すようにもとの状態にもどり、小
物入れ本体2を穴1aに弾性力によつて確実に、
また簡単に装着することができる。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案の自動車用小物入
れ装置によれば、インストルメントパネルの表面
に穿設された穴に装着され、該穴側に形成された
入口と、該入口と対向する奥壁部の下部に形成さ
れた開口とを有する小物入れ本体の前記開口上部
に、長尺物が前記入口より挿入され前記開口より
突出したとき、突出部を把持するように撓曲自在
で摩擦力大なる軟質板状のカバーを取り付けるこ
とにより、従来通りに小物が収納できるととも
に、長尺物の突出部がその形状および個数にかか
わらず軟質板状のカバーで押え込まれるので、長
尺物を車両の振動等に影響されず収納することが
できる。
また、長尺物を軟質板状のカバーで把持してい
るので、取り出し時には若干の力で引けば足り、
硬質蓋板と異なりカバーが喰いこんで抜けなくな
るということはない。
さらに、軟質板状のカバーが長尺物に密着する
ように把持するので、使用時においても隙間が少
なくホコリ等の侵入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の自動車用小物入
れ装置の一実施例を示す図であり、第1図は斜視
図、第2図および第3図は縦断面図、第4図は斜
視図、第5図は横断面図である。 1……インストルメントパネル、1a……穴、
2……小物入れ本体、21……入口、22……奥
壁部、22a……開口、3……カバー、4……長
尺物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インストルメントパネルの表面に穿設された穴
    に挿着され、該穴側に形成された入口と、該入口
    と対向する奥壁部の下部に形成された開口とを有
    する小物入れ本体の前記開口上部に、長尺物が前
    記入口より挿入され前記開口より突出したとき、
    突出部を抱持するように撓曲自在で摩擦力大なる
    軟質板状のカバーを取り付けてなる自動車用小物
    入れ装置。
JP16276182U 1982-10-27 1982-10-27 自動車用小物入れ装置 Granted JPS5966649U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16276182U JPS5966649U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 自動車用小物入れ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16276182U JPS5966649U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 自動車用小物入れ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5966649U JPS5966649U (ja) 1984-05-04
JPH0121893Y2 true JPH0121893Y2 (ja) 1989-06-28

Family

ID=30357322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16276182U Granted JPS5966649U (ja) 1982-10-27 1982-10-27 自動車用小物入れ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5966649U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021839U (ja) * 1973-06-26 1975-03-12
JPS5297746U (ja) * 1976-01-21 1977-07-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5966649U (ja) 1984-05-04

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