JPH04126396U - ステイ機構の安全装置 - Google Patents

ステイ機構の安全装置

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Publication number
JPH04126396U
JPH04126396U JP3795491U JP3795491U JPH04126396U JP H04126396 U JPH04126396 U JP H04126396U JP 3795491 U JP3795491 U JP 3795491U JP 3795491 U JP3795491 U JP 3795491U JP H04126396 U JPH04126396 U JP H04126396U
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JP
Japan
Prior art keywords
main base
chassis
stay
stay mechanism
safety lever
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Pending
Application number
JP3795491U
Other languages
English (en)
Inventor
乙也 酒井
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本ビクター株式会社 filed Critical 日本ビクター株式会社
Priority to JP3795491U priority Critical patent/JPH04126396U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヒンジ結合9したシャーシ1とメインベース
5の側面部間に、シャーシ1に対しメインベース5を開
いた状態に保持する折り畳み可能なステイ機構10を架
設して成る磁気テープ装置において、ステイ機構10の
折り畳み動作を伴ったシャーシ1に対するメインベース
5の閉じ過程で、メインベース5を略半開き位置に規制
する安全レバー21を設ける。 【効果】 ステイ機構10の折り畳み動作を伴ったシャ
ーシ1に対するメインベース5の閉じ過程において、付
加した安全レバー21により、メインベース5を略半開
き位置に規制できるため、安全性の向上を達成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピュータ用等の磁気テープ装置におけるステイ機構の安全装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ用の横型の磁気テープ装置の開き状態と閉じ状態を示す図7及び 図8において、1はシャーシ、5はメインベース、9はヒンジ結合部、10はス テイ機構である。 図7のように、延びた状態のステイ機構10によって、シャーシ1に対しメイ ンベース5が開いた状態に保持されるもので、メインベース5を閉じる場合には 、先ずメインベース5を若干持ち上げて(矢印イ参照)、ステイ機構10の中間 部Aを引いてから(矢印ロ参照)、メインベース5を降ろす(矢印ハ参照)。 これにより図8のように、ステイ機構10が折り畳まれて、シャーシ1上にメ インベース5が重ねられた閉じ状態となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のものでは、シャーシ1の前面部Bに手があると、メインベー ス5を降ろす際に、そのカバー前片6が手に干渉して、メインベース5の重量が 手に直接かかることになり、危険である。
【0004】 そこで本考案の目的は、簡単な構造を付加するだけで、前記磁気テープ装置に おけるシャーシに対するメインベースの閉じ過程において、メインベースを略半 開き位置に規制でき、安全性を向上できるステイ機構の安全装置を提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく本考案は、ヒンジ結合したシャーシとメインベースの 側面部間に、シャーシに対しメインベースを開いた状態に保持する折り畳み可能 なステイ機構を架設して成る磁気テープ装置において、前記ステイ機構の折り畳 み動作を伴った前記シャーシに対する前記メインベースの閉じ過程で、前記メイ ンベースを略半開き位置に規制する安全レバーを設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
ステイ機構の折り畳み動作を伴ったシャーシに対するメインベースの閉じ過程 で、安全レバーによって、メインベースが略半開き位置に規制されるので、安全 性が向上する。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 先ず本考案を適用する磁気テープ装置とステイ機構及び安全レバー等を示した 図6において、前記と同様に、1はシャーシ、5はメインベース、9はヒンジ結 合部、10はステイ機構であり、21は本考案に係る安全レバーである。 図示のように、シャーシ1には電気回路部品が組み込まれ、メインベース5に は磁気テープ駆動機構等が組み込まれており、図1の如くシャーシ1上にメイン ベース5がヒンジ結合部9により開閉自在となっている。
【0008】 シャーシ1とメインベース5の側面部間に架設したステイ機構10は、アッパ ステイ11及びロアステイ16で構成されている。 即ちアッパステイ11は、一端部の丸孔12で、ねじ31により段付きスペー サ32及びスペーサ33を介してメインベース5の側面に枢支されている。 またロアステイ16は、一端部の丸孔17で、ねじ34により段付きスペーサ 35及びワッシャ36を介してシャーシ1の側面に枢支されている。
【0009】 そしてアッパステイ11他端部の長孔13を貫通したねじ37が、段付きスペ ーサ38及びワッシャ39を介してロアステイ16他端部のねじ孔18に締め付 けられており、これによりアッパステイ11及びロアステイ16が長孔13を介 して枢着連結されている。 尚、アッパステイ11の丸孔12側端部には、内側へ折り返した爪部14が形 成されている。
【0010】 以上のステイ機構10において、実施例では、アッパステイ11とメインベー ス5側面との間に安全レバー21を介設している。 即ち安全レバー21は、図4及び図5にも示すように、一端部に突き当て部2 2を有して、他端部の丸孔23側に摘み突片24を有しており、丸孔23に前記 ねじ31を通すことで、メインベース5側面に枢支されている。
【0011】 そして安全レバー21の摘み突片24とメインベース5側面との間には、スプ リング26が掛装されており、このスプリング26の捩り力によって、安全レバ ー21が側面視時計回り方向に付勢されている。 尚、7はメインベース5側面に設けたスプリング係止部、27はスプリング2 6とメイベース5側面との間に介装するスペーサである。
【0012】 図1のように、アッパステイ11及びロアステイ16が延びた状態のステイ機 構10により、シャーシ1に対しメインベース5が開いた状態から、メインベー ス5を閉じる場合には、前記と同様に、先ずメインベース5を若干持ち上げて( 矢印イ参照)、アッパステイ11及びロアステイ16の枢着連結部Aを引いてか ら(矢印ロ参照)、メインベース5を降ろす(矢印ハ参照)。 この場合、スプリング26の捩り力により、安全レバー21が側面視時計回り 方向に付勢されるとともに、アッパステイ11の爪部14が、安全レバー21の 摘み突片24を押しているので、安全レバー21は、突き当て面22を下方に向 けた姿勢に保持されている。
【0013】 従ってアッパステイ11及びロアステイ16が互いに折り畳まれる過程で、図 2及び図5の通り、安全レバー21の突き当て面22が、シャーシ1の側面部上 に突き当たるとともに、アッパステイ11の爪部14が、安全レバー21上に突 き当たって、メインベース5は、略半開き状態の位置に規制される。 これにより図2のように、例えばシャーシ1の前面部Bに手があって、メイン ベース5を降ろす際に、そのカバー前片6が手に干渉して、メインベース5の重 量が手に直接かかるといった危険を未然に回避できる。
【0014】 そして図2の略半開き状態から、更にメインベース5を閉める場合は、メイン ベース5を若干持ち上げて(矢印ニ参照)、安全レバー21の摘み突片24をス プリング26の付勢に抗し側面視反時計回り方向に押してから(矢印ホ参照)、 メインベース5を降ろす(矢印ヘ参照)。 これにより図3のように、アッパステイ11及びロアステイ16が折り畳まれ て、シャーシ1上にメインベース5が重ねられた閉じ状態となる。 尚、実施例の他、安全レバー21をロアステイ16側に設けても良く、また細 部の構造について適宜に変更しても良いことは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案のステイ機構の安全装置によれば、ステイ機構の折り畳み 動作を伴ったシャーシに対するメインベースの閉じ過程において、付加した安全 レバーにより、メインベースを略半開き位置に規制できるため、安全性の向上を 達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るステイ機構の安全装置を適用した
磁気テープ装置の開いた状態を示す側面図
【図2】本考案のステイ機構の安全装置による磁気テー
プ装置の略半開き位置規制状態を示す側面図
【図3】同じく磁気テープ装置の閉じ状態を示す側面図
【図4】本考案によるステイ機構及び安全レバーの要部
を拡大して示す破断平面図
【図5】同じく側面図
【図6】本考案を適用して成る磁気テープ装置とステイ
機構及び安全レバー等の分解斜視図
【図7】従来一般的なステイ機構を有する磁気テープ装
置の開いた状態を示す側面図
【図8】同じく閉じ状態を示す側面図
【符号の説明】
1…シャーシ、5…メインベース、9…ヒンジ結合部、
10…ステイ機構、11,16…ステイ、21…安全レ
バー、22…突き当て面、24…摘み突片、A…ステイ
枢着連結部、B…シャーシ前面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ結合したシャーシとメインベース
    の側面部間に、シャーシに対しメインベースを開いた状
    態に保持する折り畳み可能なステイ機構を架設して成る
    磁気テープ装置において、前記ステイ機構の折り畳み動
    作を伴った前記シャーシに対する前記メインベースの閉
    じ過程で、前記メインベースを略半開き位置に規制する
    安全レバーを設けたことを特徴とするステイ機構の安全
    装置。
JP3795491U 1991-04-24 1991-04-24 ステイ機構の安全装置 Pending JPH04126396U (ja)

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JP3795491U JPH04126396U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 ステイ機構の安全装置

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JP3795491U JPH04126396U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 ステイ機構の安全装置

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JPH04126396U true JPH04126396U (ja) 1992-11-18

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ID=31919579

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JP3795491U Pending JPH04126396U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 ステイ機構の安全装置

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