JPH041252Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH041252Y2
JPH041252Y2 JP18977787U JP18977787U JPH041252Y2 JP H041252 Y2 JPH041252 Y2 JP H041252Y2 JP 18977787 U JP18977787 U JP 18977787U JP 18977787 U JP18977787 U JP 18977787U JP H041252 Y2 JPH041252 Y2 JP H041252Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
reference plane
vertically movable
pedestals
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18977787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0192461U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18977787U priority Critical patent/JPH041252Y2/ja
Publication of JPH0192461U publication Critical patent/JPH0192461U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH041252Y2 publication Critical patent/JPH041252Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数の収容部用の台座が立体的に配
置された立体収容装置に関する。
[従来の技術] 立体的収容装置は、複数の収容部の台座を立体
的に配置したものであり、各収容部を垂直または
水平に移動させて、収容部の台座を基準面(例え
ば、地面)に一致させ、収容物を各収容部に納め
るか、取りだしている。この立体収容装置は、空
間を有効に利用でき、便利である。
これらの立体収容装置には、例えば立体駐車装
置がある。第6図は、従来の立体駐車装置の説明
図である。自動車1,2及び3が駐車された台座
は、基準面、すなわち地面Hに対して垂直方向に
移動可能であり、自動車4及び6が駐車された台
座は、水平方向に移動可能である。また、地面H
の下に配置され、自動車7,8及び9が駐車され
た台座は、垂直方向に移動可能である。図示の状
態の場合、総ての台座に自動車が駐車されてお
り、このままの状態で、自動車4,2及び6は出
入が可能である。自動車1または7を出入するに
は、自動車2の台座を上昇させ、自動車4の台座
を右方向に移動させた後、自動車1または7の台
座を下降または上昇させる。また、自動車3また
は9を出入するには、自動車2の台座を上昇させ
た後、自動車6の台座を左に移動させ、自動車3
または9の台座を下降または上昇させる。さら
に、自動車8を出入するには、自動車2の台座を
上昇させた後に、自動車8の台座を上昇させる。
[考案が解決しようとする問題点] 第6図の立体駐車装置の場合、昼間は自動車の
出入が頻繁なため、3行3列の空間の内の1つを
台座移動用の空き空間としている。しかし、夜間
は自動車の出入がないため、この空き空間が無駄
になるという問題が生じる。同様な構造の立体収
容装置を倉庫に応用した場合も、同じ問題が生じ
る。また、自動車2の台座が上昇しているとき、
床のない領域ができ、運転者または操作者が誤つ
て落下する危険性があつた。
従つて、本考案の目的は、空間を有効に利用で
きると共に、安全性の高い立体収容装置の提供に
ある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の立体収容装置は、基準面に配置され、
この基準面に対して水平方向に移動可能な水平移
動中央台座と、基準面より下方で垂直方向に移動
可能な少なくとも1個の垂直移動中央台座と、水
平移動中央台座及び垂直移動中央台座の上部に設
けられ、基準面より上方で垂直方向に移動可能な
上部台座と、水平移動中央台座及び上記垂直移動
中央台座の下部に設けられ、基準面より下方で垂
直方向に移動可能な下部台座とを具え、上記垂直
移動中央台座と該垂直移動中央台座の真下の上記
下部台座とが一体に垂直移動可能に連結してい
る。
[作用] 本考案の立体収容装置によれば、垂直移動中央
台座とその垂直移動中央台座の真下の下部台座と
が一体に垂直方向に移動するので、この下部台座
が基準面より下で、垂直移動中央台座が基準面に
あるとき、この垂直移動中央台座に対して収容物
の出入ができる。また、垂直移動中央台座に収容
物がなく、下部台座及び垂直移動中央台座が僅か
に下方に移動すると、垂直移動中央台座が基準面
より僅かに下り、この空間を利用して、水平移動
中央台座が水平方向に移動できる。また、上部台
座及び下部台座も空いた空間を利用して垂直方向
に利用できる。よつて、この場合は、垂直移動中
央台座以外の台座に対して、収容物の出入が従来
と同様にできる。
[実施例] 第1図は、立体駐車装置に適用した本考案の好
適な一実施例の概略図である。この実施例では台
座を3行3列に配置している。すなわち、上部台
座10−14は、基準面である地面Hより垂直方
向に移動できる。また、中央台座16−20は水
平移動中央台座16及び18と、垂直移動中央台
座20とに分かれており、第1図に示すごとく、
垂直移動中央台座20が基準面Hより僅かに下に
あるとき、水平移動中央台座16及び18は、水
平方向に移動できる。下部台座22−26は、基
準面Hよりも下方で垂直方向に移動できる。特
に、下部台座26は、垂直移動中央台座20と連
結部材28により連結しており、一緒に垂直方向
に移動する点に留意されたい。なお、第1図で
は、各台座を垂直方向または水平方向に移動させ
る移動機構を図示していないが、これら移動機構
の詳細は後述する。
昼間のように自動車を頻繁に出入する場合、台
座20は基準面Hより僅かに下がつており、この
台座20は利用しない。まず、台座10に対して
自動車1を出入する場合、台座20の空いた空間
に台座18を(右側に)移動し、台座16も右側
に移動して、台座10を基準面Hまで降ろす。台
座12に対して自動車2を出入する場合は、台座
18を右側に移動した後、台座12を基準面Hま
で降ろす。台座14に対して自動車3を出入する
場合は、単に台座14を基準面Hまで降ろせばよ
い。台座16及び18に対して、自動車4及び5
を夫々出入する場合、第1図の状態のままでよ
い。台座22に対して自動車7を出入する場合
は、台座18及び16を右側に移動した後、台座
22を基準面Hにまで上昇させる。台座24に対
して自動車8を出入する場合は、台座18を右側
に移動した後台座24を基準面Hにまで上昇させ
る。さらに、台座26に対して自動車9を出入す
る場合は、単に台座26を基準面Hにまで上昇さ
せればよい。
夜間のように、自動車、すなわち、収容物の出
入がない場合は、第2図に示すごとく、補助移動
機構30によつて、台座20及び26を僅かに上
昇させ、台座20を基準面Hに一致させて、自動
車6を台座20に収容する。よつて、空間を有効
に利用できる。
第3A図は、台座10,12,14,22及び
24の垂直移動の状態を示す。これら台座は代表
的に参照番号32で示す。台座32は、立体駐車
装置の鉄骨フレーム34に沿つて、上昇及び下降
するようになつている。この垂直移動機構の詳細
を第3B図に示す。台座32の4隅にチエーン用
ガイドホイール36−42を設ける。また、両端
にチエーン用ガイドホイール46及び48を有す
る固定アーム44を台座32に固定する。同様
に、両端にチエーン用ガイドホイール52及び5
4を有する往復動アーム50を台座32にスライ
ド可能に取り付けると共に、油圧往復内蔵シリン
ダ56をアーム44及び50間に配置して、これ
らアーム44および50間の距離を調整可能にす
る。チエーン58の一端を鉄骨フレーム34の上
部に固定し、その他端は、ホイール36及び54
を介してアーム44に固定する。また、チエーン
60の一端を鉄骨フレーム34の上部に固定し、
その他端は、ホイール38及び48を介してアー
ム50に固定する。同様に、チエーン62は、ホ
イール40及び46を介して鉄骨フレーム34及
びアーム50を接続詞、チエーン64は、ホイー
ル42及び52を介して鉄骨フレーム及びアーム
44間に接続する。よつて、シリンダ56が延び
て、アーム44及び50間の距離を広げると、台
座32は上昇する。また、シリンダ56が縮ん
で、アーム44及び50間の距離が短かくなる
と、台座32は下降する。これら垂直移動機構、
特に、シリンダ56は、台座32上に設けたカバ
ー66内に収容してもよい。
第4A図は、台座16及び18(これら台座を
代表的に参照番号66で示す)の水平方向の移動
を示す概略図である。鉄骨フレーム34の基準面
Hの位置には、水平移動用レール68が設けられ
ており、これらレール68に沿つて台座66が水
平に移動する。第4B図は、水平移動機構の詳細
を示す。台座66には、水平移動用レール68に
沿つて車輪70−76が設けられており、シリン
ダ(図示せず)によつて台座66が水平方向に移
動する。
第5A図は、台座26,20の垂直方向の移動
状態を示す。第1図及び第2図のように台座26
を僅かに、例えば30cmだけ基準面から下に移動さ
せるには、補助移動機構である4個の油圧シリン
ダ30を利用する。また、台座26を底から基準
面Hにまで大幅に移動させるには、第3図の場合
と同様に、鉄骨フレーム34に沿つて台座26を
垂直方向に移動させる。第5B図は、第5A図の
移動機構を詳細に示しているが、これは、第3B
図の移動機構に補助移動機構30を付加しただけ
なので、詳細な説明は省略する。しかし、4個の
連結部材28により台座26が台座20に連結さ
れており、一体に移動することに留意されたい。
上述は、本考案の好適な実施例についてのみ説
明したが、本考案の要旨を逸脱することなく種々
の変形及び変更が可能である。例えば、台座2
6,20用の補助移動機構30は、主移動機構が
微調整可能であるならば不要である。また、第1
図及び第2図の場合、横方向に3台の自動車が収
納可能であるが、横方向に4台以上の自動車を収
納できるようにしてもよい。この場合、台座20
及び26の関係と同じ構造を2つ以上設けてもよ
い。さらに、移動機構をシリンダにより駆動する
代りに、モータで駆動してもよいし、台座を垂直
方向に移動させるためには、チエーンの代りにワ
イヤを利用してもよい。しかし、油圧シリンダに
は、制御が容易であり、位置決めが正確という長
所がある。また、本考案は、立体駐車装置ばかり
でなく荷物を収容する倉庫にも利用できる。
[考案の効果] 上述のごとく本考案によれば、垂直移動中央台
座と下部台座の1つとが連結しており、一緒に垂
直方向に移動できる。よつて、垂直移動中央台座
を基準面より僅かに下げれば、他の台座を垂直及
びまたは水平方向に移動させることにより、他の
台座に対して収容物を出入することができる。ま
た、垂直移動中央台座の位置を基準面と同じ高さ
にすれば、この垂直移動中央台座にも収容物を収
容でき、空間を友好に利用することができる。な
お、垂直移動中央台座が基準面より僅かに下がつ
ている場合、この台座により運転者または操作者
が誤つて落下することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の立体収容装置の好
適な一実施例の概略的な説明図、第3A図及び第
3B図は上部台座及び下部台座用の移動機構を示
す斜視図、第4A図及び第4B図は水平移動中央
台座用の移動機構を示す斜視図、第5A図及び第
5B図は垂直移動中央台座に関連した移動機構を
示す斜視図、第6図は従来の立体収容装置の概略
的説明図である。 10−14……上部台座、16−18……水平
移動中央台座、20……垂直移動中央台座、22
−26……下部台座、28……連結部材、H……
基準面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基準面に配置され、該基準面に対して水平方向
    に移動可能な水平移動中央台座と、 上記基準面より下方で垂直方向に移動可能な少
    なくとも1個の垂直移動中央台座と、 上記水平移動中央台座および上記垂直移動中央
    台座の上部に設けられ、上記基準面より上方で垂
    直方向に移動可能な上部台座と、 上記水平移動中央台座および上記垂直移動中央
    台座の下部に設けられ、上記基準面より下方で垂
    直方向に移動可能な下部台座とを具え、 上記垂直移動中央台座と該垂直移動中央台座の
    真下の下部台座とが一体に垂直移動可能に連結さ
    れていることを特徴とする立体収容装置。
JP18977787U 1987-12-14 1987-12-14 Expired JPH041252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18977787U JPH041252Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18977787U JPH041252Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0192461U JPH0192461U (ja) 1989-06-16
JPH041252Y2 true JPH041252Y2 (ja) 1992-01-16

Family

ID=31480790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18977787U Expired JPH041252Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH041252Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0192461U (ja) 1989-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4971506A (en) Vehicle parking system
US3217905A (en) Storage system apparatus
JPH041252Y2 (ja)
JP3030327B2 (ja) 収納システム
JP2553298Y2 (ja) 立体駐車装置
JPS6334040Y2 (ja)
JPS6324205Y2 (ja)
JP2746765B2 (ja) 2階ガレージ架台
JP2982665B2 (ja) 昇降パレット式エレベータ装置および立体式駐車設備
CN213806850U (zh) 一种智能化移动式停车位
JP3052808B2 (ja) 立体式駐車設備
JP2508737Y2 (ja) 立体駐車装置
JPS6324204Y2 (ja)
JP2525533Y2 (ja) 立体駐車装置の車輛搬出入装置
JPS6320718Y2 (ja)
JPH0996119A (ja) 立体式駐車設備
JPS6324761Y2 (ja)
JPS63312471A (ja) 駐車施設
JPH03194070A (ja) 2段式車両収納装置
JPS58113472A (ja) 立体駐車装置
JPH01118053U (ja)
JPH0620796U (ja) 車庫内受け渡し式立体駐車装置
JPS6357491A (ja) コンテナ用トレ−ラの保管方法
JPH0434182A (ja) 懸垂式昇降並びに往復縦動機構及び立体駐車場
JPH05133132A (ja) 立体駐車装置の自動車収納ラツク装置