JPH04125135U - 吊下式エアコン据付具 - Google Patents

吊下式エアコン据付具

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JPH04125135U
JPH04125135U JP3609891U JP3609891U JPH04125135U JP H04125135 U JPH04125135 U JP H04125135U JP 3609891 U JP3609891 U JP 3609891U JP 3609891 U JP3609891 U JP 3609891U JP H04125135 U JPH04125135 U JP H04125135U
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air conditioner
hanging
pair
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hanging rod
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隆 芦田
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日晴金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手前側からもエアコンの据付を行うことがで
きる吊下式エアコン据付具を提供する。 【構成】 軒裏等のエアコン吊下面に、下方から2本の
取付フレーム10を並列状態でボルト止めする。取付フ
レーム10の先奥側の端部に、下方へ延びる吊り桿20
が結合され、吊り桿20の下端部には、手前側へ突出す
る片持ち式のアーム30が結合されている。手前側に吊
り桿がないので、アーム30上にエアコンを手前側から
据え付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ルームエアコンの室外機(単にエアコンという)を軒裏等に吊り下 げるために使用する吊下式エアコン据付具に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のマンションの急増に伴い、吊下式エアコン据付具の需要が延びている。 この形式のエアコン据付具は、図6に示すように、4本の吊り桿71を有し、両 側の前後2本の吊り桿71の下端部同士がベース72で連結された構造になって いる。エアコン70は、側方から両側の前後2本の吊り桿71の間に挿入され、 ベース72上に据え付けられる。最近はエアコン70の軽量化が進み、その据付 工事は、吊下式の場合にも、一人で行うことができるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ワンルームマンション等の最近の単身者用集合住宅においては、ベ ランダが極端に狭く、その狭いベランダを有効に活用するために、図6に示され るように、間口に対して直角にエアコン70を据え付けるケースが増えてきた。 その場合、エアコン70を側方から押し込む必要のある従来の吊下式エアコン据 付具にあっては、ベランダから身を乗り出さなければ据付を行うことができず、 大きな危険が伴う。そのため、エアコン70が一人で据付できる程度に軽量化さ れているにもかかわらず、据付に二人の作業者を必要とするという不都合があっ た。
【0004】 また、たとえ二人で据付作業を行っても、大きな危険が伴うことには変わりが ない。
【0005】 更に、エアコン70を側方から押し込むという据付作業は、他の場所、例えば 壁、屋根への据付作業(エアコンを抱え込んで上から載せる作業)とは著しく異 なり、据付作業に大きな違和感が付きまとうというような問題もあった。
【0006】 本考案はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、間口に対して直角にエア コンを据え付ける場合も一人で安全に、また違和感なく、据付作業を行うことが できる吊下式エアコン据付具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる吊下式エアコン据付具は、軒裏等のほぼ水平なエアコン吊下面 に吊り下げられた支承部材上にエアコンを据え付ける吊下式エアコン据付具であ って、前記支承部材上に据え付けられたエアコンの正面側が開放されるように、 支承部材を吊り下げる吊り部材をエアコンの背面側にのみ設け、該吊り部材に支 承部材を片支持したことを特徴としている。
【0008】
【作用】
本考案にかかる吊下式エアコン据付具においては、支承部材上に据え付けられ たエアコンの正面側が開放されているので、壁、屋根への据付作業と同様に、エ アコンを抱え込んで上から据え付けることができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1は本考案の実施例にか かる吊下式エアコン据付具の斜視図、図2は取付フレームの縦断側面図、図3は 吊り桿の内側面図、図4は吊り桿の材料採取状態の説明図である。
【0010】 本エアコン据付具は、図1に示すように、左右2本の取付フレーム10、吊り 部材としての左右2本の吊り桿20、支承部材としての左右2本のアーム30お よび前後2本のベース40を主要構成部材としている。
【0011】 2本の取付フレーム10は、軒裏等のほぼ水平なエアコン吊下面に、所定の間 隔をあけて並列状態でボルト止めされる。各取付フレーム10は、前後対称な形 状のアングルからなり、図2に示すように、両端部上面に夫々2個のボルト孔1 1を有し、内側のボルト孔11に隣接する部分が下方へ切り起こされている。1 3はこの切起片である。
【0012】 2本の吊り桿20は、左右2本の取付フレーム10の各後端部に結合され、そ の各後端部から下方へ延びている。
【0013】 個々の吊り桿20は、図4に示すように、長方形状の板材から採取される。吊 り桿20の外側面は、図3に示すように、下方へ向かうに連れて奥行きが小さく なる裾細りのテーパ形状になっている。外側面部21の前方は、全長にわたって 一定幅で内側へ折り曲げられた耳部22になっている。外側面部21の後方は、 内側へ折り曲げられて一定幅の背面部23を形成し、更に、その外側は、内側面 部24を形成するべく、手前側へ折り曲げられている。内側面部24は、外側面 部21とは逆に、下方へ向かうに連れて奥行きが大きくなる裾広がりのテーパ形 状とされ、このテーパ形状で、外側面部21の裾細りテーパ形状を相殺すること により、材料採取に伴うロスは、図4にハッチングで示すように、僅かとなる。 内側面部24の下端部前方は、耳部25を形成するべく、外側へ折り曲げられて いる。この耳部25によって、吊り桿20の下端部は強固なボックス構造になっ ている。
【0014】 吊り桿20と取付フレーム10との結合は、方向の異なる2本のボルト51、 52により行われている。第1のボルト51は、吊り桿20の外側面部21と取 付フレーム10の側面部12とを結合し、第2のボルト52は、吊り桿20の背 面部23と、取付フレーム10の上面から下方へ延出する切起片13とを結合す る。取付フレーム10に結合された吊り桿20は、トラス60により相互に連結 されている。
【0015】 2本のアーム30は、2本の吊り桿20の各下端部に片持ち支持され、その各 下端部から手前側へ突出している。吊り桿20との結合は、上下2本のボルト5 3により行われている。個々のアーム30は、下面が開放したコ字状の断面形状 を有し、梱包に際しては、上段のボルト53が外され、下段のボルトを中心に後 方へ回転されることにより、吊り桿20に重ねられる。アーム30の上面は水平 か、もしくは手前側が上方へ僅かに持ち上がる程度に傾斜している。
【0016】 2本のベース40は、2本のアーム30と直角に交差し、且つ前後に間隔を開 けた状態で、2本のアーム30上にボルト54により固定されている。ボルト5 4を通す孔31は、ベース40の間隔を調節するために、長孔とされている。
【0017】 エアコンは、2本のベース40上に、4本のボルト55により夫々防振絶縁ゴ ム57を介して取付けられる。ボルト55の通る孔41は、ボルト55の取付位 置を調節するために、長孔とされている。また、ナット56をボルト55にねじ 込むときのボルト55の係止作業がし易いように、スパナを差し込む孔42が、 ベース40の前面に孔41に沿って複数設けられている。
【0018】 本エアコン据付具は、吊下式であるにもかかわらず、吊り桿20が後側に2本 しかなく、正面側が全面的に開放されているので、ベース40上に正面からエア コンを載置することができる。従って、狭いベランダ上に、エアコンを間口に直 角に吊り下げるような場合も、ベランダから身を乗り出す必要がなくなり、作業 の安全性が著しく向上する。これに伴い、作業を一人で行うことが可能になる。 作業の要領が、他の場所へエアコンを据え付ける場合と同様になり、作業を行う 際の違和感もなくなる。
【0019】 更に、本エアコン据付具においては、ボックス構造をした吊り桿20の下端部 にアーム30の付け根が上下2本のボルト53で結合されている。吊り桿20の 上端部は、奥行きが深く、方向の異なる2本のボルト51、52で取付フレーム 10に結合されている。取付フレーム10は、アーム30に平行している。従っ て、正面側の吊り桿を除去した構造であるにもかかわらず、回転モーメントに強 く、ベース40上のエアコンの荷重に対して充分な強度を示す。
【0020】 図5は本考案の他の実施例を示す側面図である。本エアコン据付具は、L状の アーム30を有し、吊り桿20に対するアーム30の取付位置を変更することに より、アーム30の高さを調節できる。アーム30の高さが調節できれば、取付 フレーム10とエアコンとの間から無駄な空間をなくし、エアコン下方の空間を より有効に活用することができる。
【0021】 なお、アーム30は、安全性に対する配慮から、樹脂カバーで覆っても良い。 また、ベース40およびトラス60は省略することができる。各部材の形状、取 付構造等についても、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である 。
【0022】
【考案の効果】
本考案にかかる吊下式エアコン据付具は、吊下式であるにもかかわらず、正面 側からもエアコンを据え付けることができるので、他の場所への据付作業に比し て作業上の違和感が少なく、据付作業が容易である。そして、何よりも、狭いベ ランダの上でエアコンを間口に直角に吊り下げるような場合も、ベランダから身 を乗り出す必要がなくなり、作業の安全性が著しく向上し、作業人員の削減も可 能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかるエアコン据付具の斜視
図である。
【図2】取付フレームの縦断側面図である。
【図3】吊り桿の内側面図である。
【図4】吊り桿の材料採取状態の説明図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す側面図である。
【図6】従来の吊下式エアコン据付具の斜視図である。
【符号の説明】
10 取付フレーム 20 吊り桿 30 アーム 40 ベース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒裏等のほぼ水平なエアコン吊下面に吊
    り下げられた支承部材上にエアコンを据え付ける吊下式
    エアコン据付具であって、前記支承部材上に据え付けら
    れたエアコンの正面側が開放されるように、支承部材を
    吊り下げる吊り部材をエアコンの背面側にのみ設け、該
    吊り部材に支承部材を片支持したことを特徴とする吊下
    式エアコン据付具。
  2. 【請求項2】 軒裏等のほぼ水平なエアコン吊下面に並
    列状態で取付けられる左右一対の取付フレームと、一対
    の取付フレームの各後端部から下方へ延出した一対の吊
    り桿と、エアコンを支持するべく、前記一対の吊り桿の
    各下端部から取付フレームに沿ってその前端側へ延出し
    た一対の片支持式アームとを具備することを特徴とする
    吊下式エアコン据付具。
JP1991036098U 1991-04-19 1991-04-19 吊下式エアコン据付具 Expired - Fee Related JP2521401Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108917079A (zh) * 2018-09-20 2018-11-30 成都明日蔚蓝科技有限公司 一种新风系统
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JP2521401Y2 (ja) 1996-12-25

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