JPH04125121U - パネル組付構造 - Google Patents

パネル組付構造

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JPH04125121U
JPH04125121U JP1991028184U JP2818491U JPH04125121U JP H04125121 U JPH04125121 U JP H04125121U JP 1991028184 U JP1991028184 U JP 1991028184U JP 2818491 U JP2818491 U JP 2818491U JP H04125121 U JPH04125121 U JP H04125121U
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JP
Japan
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panel
panels
plate
side edge
bottom frame
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Application number
JP1991028184U
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English (en)
Inventor
紘一 前川
Original Assignee
株式会社クボタ
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 立ち姿勢の矩形状のパネル3の複数枚が、隣
り合うもの同士の側縁部を対向させて組み付けられる。
各パネル3の底部側部分が、底枠1に締付具4によって
取り付けられ、隣り合うパネル3の一方の側縁部に、パ
ネル上下幅の略全幅に亙り且つ両パネル3間に亙って位
置される板状体7が固着され、他方のパネル3の側縁部
と前記板状体7とが締付具4によって接続される。 【効果】 ケーシングの枠組を構成するのに、底枠以外
の要素が不要となるので従来必要であった底枠への柱枠
の取付作業が不要となる。また、前記板状体はパネルの
一方の側縁部に元々固着されているので、複数枚のパネ
ルを組み付けるときにはそれらを片方の側縁部を締付固
定するだけで済む。更に、前記枠組の構成要素が従来よ
りも減り、枠組の材料費削減・重量軽減が可能となる。
また、前記板状体の存在によって隣接パネルの間隙から
の騒音漏れが抑止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパネル組付構造に関し、更に詳しくは、立ち姿勢の矩形状のパネルの 複数枚が、隣り合うもの同士の側縁部を対向させて組み付けられたケーシング用 のパネル組付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパネル組付構造においては、底枠に柱枠が取り付けられることによって 構成される本体の枠組に対し、前記パネルの複数枚が夫々固定されていた。尚、 その固定は具体的には、各パネルの両側縁部におけるボルト等の締付具による締 付固定によって行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来の構造にあっては、前記枠組を構成するのに、底枠に柱枠を取り付 ける必要があり、その取付作業に手間がかかるという作業性の問題があった。ま た、複数枚のパネルを組み付けるに際しては、それらパネルを両側縁部において 夫々、前記枠組に対して締付固定していたので、その作業にも手間がかかるとい う問題があった。 更に、前記底枠及び柱枠の各部には鋼等の構造用材料が使用されるため、前記 枠組の材料費が嵩む上、前記枠組はその重量が重くなって取扱い難い、というコ スト上の問題及び取扱い上の問題もあった。尚、前記パネル組付構造によって得 られるケーシングの内部に騒音源等がある場合、前記ケーシングの隣接パネルの 相互間隙から騒音が漏れる等の虞れがあるため、前記間隙を何らかの手段にてシ ールする必要があるというシール性の問題があった。
【0004】 本考案は、かかる実情に着目して創案されたものであり、前記作業性の問題、 コスト上の問題、及び取扱い上の問題を一挙に解消し得ると共に、前記シール性 の問題をも解消し得る手段を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るパネル組付構造の特徴構成は、前記各パネルの底部側部分が、底 枠に締付具によって取り付けられ、隣り合うパネルの一方の側縁部に、パネル上 下幅の略全幅に亙り且つ両パネル間に亙って位置される板状体が固着され、他方 のパネルの側縁部と前記板状体とが締付具によって接続されている点にある。
【0006】
【作用】
前記枠組を構成するのに、底枠以外の要素が不要となるので、従来必要であっ た、底枠に柱枠を取り付ける作業が不要となる。また、前記板状体は前記パネル の一方の側縁部に元々固着されているので、複数枚のパネルを組み付けるときに はそれらパネルを片方の側縁部を締付固定するだけで済むようになる。 更に、前記枠組の構成要素が従来よりも減るので、その枠組に使用される材料 が少なくて済み、且つ、その重量も軽くなる。また、パネル組付後においては前 記板状体がパネル上下幅の略全幅に亙り且つ両パネル間に亙って位置するので、 その板状体の存在によってケーシングの隣接パネルの相互間隙からの騒音漏れが 抑止されるようになる。
【0007】
【考案の効果】
前記枠組を構成する上で従来必要であった、底枠に柱枠を取り付ける作業が不 要となり、且つ、複数枚のパネルを組み付けるときにはそれらパネルを片方の側 縁部を締付固定するだけで済むようになるので、従来構造における作業性の問題 が解消されるようになる。 更に、前記枠組に使用される材料も少なくて済み、且つ、その重量も軽くなっ てその取扱いも容易となるので、従来構造におけるコスト上の問題及び取扱い上 の問題が解消される。また、前記板状体の存在によって前記騒音漏れが抑止され るので、前記間隙を何らかの手段にてシールしなければならないというシール性 の問題も解消されるようになる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図4には、本考案の 一実施例、即ち、システムパッケージエアコンのケーシングに対して、本考案の パネル組付構造を適用した実施例が示されている。
【0009】 前記パネル組付構造においては、図2に示す如く、前記エアコンの底部に相当 する箇所に四角盆状の底枠1が左右2個並設され、且つ、その並設状態を維持す べく2個の底枠1が、両底枠1の近接壁部相互間に亙るように挿通される締付具 2(本実施例ではボルト2)によって連結一体化されている。尚、前記底枠1に は脚部1aが付設されている。また、前記底枠1の上にはエアコン本体が配置さ れる。
【0010】 前記底枠1の夫々には、図1及び図2に示す如く、前記ケーシングの前面部及 び背面部に、立ち姿勢の矩形状のパネル3の複数枚(具体的には、前記底枠1の 夫々において前面部に2枚且つ背面部に2枚)が、隣り合うもの同士の側縁部を 対向させた状態に組み付けられる。そのパネル3の組付作業は、後述する締付具 4(本実施例ではボルト4)による隣接パネル3相互間の締付固定及び後述する 締付具6(本実施例ではボルト6)を用いた前記底枠1への締付固定によって行 われる。また、前記ケーシングの両側面部にも立ち姿勢の矩形状のパネル5が1 枚ずつ配されるが、そのパネル5の組付作業は、後述する締付具6(本実施例で はボルト6)を用いた前記底枠1への締付固定によって組み付けられる。
【0011】 前記ケーシングの前面部・背面部に配されるパネル3は、何れも、図3及び図 4に示す如く、矩形状の外壁部3aと、その外壁部3aの周縁部に連なる周壁部 3bと、その周壁部3bの前記外壁部存在側とは反対側の縁部に連なり且つ中央 部に矩形状の開口が形成された内壁部3cとを備える。そして、各パネル3内に は吸音材等の充填材8が充填される。
【0012】 前記各パネル3における外壁部3a及び内壁部3cには、前記締付具4を両壁 部3a,3c及び前記充填材8の全てに亙って挿通させる貫通孔3dが複数形成 されているが、その形成位置は、図3に示す如く上下対称に設定されている(即 ち、上部に形成された貫通孔3dの中心のパネル上端からの寸法C1 と、下部に 形成された貫通孔3dの中心のパネル下端からの寸法C2 とが同寸法に設定され ている)。また、前記内壁部3cのうちのパネル上下に夫々位置する部分の幅は 上下同寸法に設定されている(即ち、上部に位置する内壁部3cの幅B1 と、下 部に位置する内壁部3cの幅B2 とが同寸法に設定されている)。かかる設定が 敢えてなされているのは、前記ケーシングの前面部に配されるパネル3と前記ケ ーシングの背面部に配されるパネル3とが相互の上下反転使用によって兼用され るようにするためである。尚、前記内壁部3cのうちの左右に位置するものは、 その一方が他方に対してパネル厚さ分だけ厚くなっている。そして、厚くなった 方の内壁部3cには、ケーシング側部に配されるパネル5の側縁部が接当される ようになっている。
【0013】 前記2個の底枠1の夫々において前記ケーシングの前面部・背面部に配され、 且つ、隣り合うように配される両パネル3の一方の側縁部には、パネル上下幅の 略全幅に亙り、且つ、組付後において前記両パネル3間に亙って位置することと なる矩形状の板状体7が溶接固着されている。その板状体7にも、隣り合う両パ ネル3の他方の側縁部に形成された前記貫通孔3dの位置に組付後において対応 するように、前記締付具4を挿通させる貫通孔7dが形成されている。そして、 それら貫通孔7dに挿通される前記締付具4の締付固定によって前記両パネル3 の連結組付が行われる。また、前記2個の底枠1の相互間において隣り合うよう に配される両パネル3の連結組付も、前記両パネル3の連結組付と同様にして行 われる。即ち、両パネル3の一方の側縁部に、パネル上下幅の略全幅に亙り、且 つ、組付後において前記両パネル3間に亙って位置することとなる矩形状の板状 体7が溶接固着されている。その板状体7にも、前記隣り合う両パネル3の他方 の側縁部に形成された前記貫通孔3dの位置に組付後において対応するように、 前記締付具4を挿通させる貫通孔7dが形成されている。そして、それら貫通孔 7dに挿通される前記締付具4の締付固定によって前記両パネル3の連結組付が 行われる。かかる連結組付が行われる場合、前記ケーシングの前面部・背面部に 配される合計8枚のパネル3のうちの前後各1枚だけには前記板状体7を溶接固 着する必要がない。
【0014】 前記ケーシングの前面部・背面部に配されるパネル3の底部側部分は、前記底 枠1に対して前記貫通孔3dに挿通され且つ前記底枠1にも挿通される前記締付 具6によって締付固定される。また、前記パネル3の中間高さ部分は、前記板状 体7に形成された貫通孔7dに挿通され且つ前記パネル3に形成された貫通孔3 dにも挿通される前記締付具4によって締付固定される。その締付固定に際して は、防音対策のために、前記板状体7と前記パネル3との間にパッキン9が介装 される。尚、前記板状体7は、前記パッキン9を介装させ易くするため、平面視 において若干屈曲した形状となっている。
【0015】 前記ケーシングの両側面部に配されるパネル5は、前記ケーシングの前面部・ 背面部に配されるパネル3と同様に、矩形状の外壁部と、その外壁部の周縁部に 連なる周壁部と、その周壁部の前記外壁部存在側とは反対側の縁部に連なり且つ 中央部に矩形状の開口が形成された内壁部とを備えてなり、その内部には吸音材 等の充填材が充填される。
【0016】 前記両側面部に配されるパネル5における外壁部及び内壁部には、前記前面部 ・背面部に配されるパネル3と同様に、前記締付具6を両壁部及び前記充填材の 全てに亙って挿通させる貫通孔5dが複数形成されている。
【0017】 前記両側面部に配されるパネル5の底部側部分は、前記前面部・背面部に配さ れるパネル3と同様に、前記底枠1に対して前記貫通孔5dに挿通され且つ前記 底枠1にも挿通される前記締付具6によって締付固定される。また、前記パネル 5の中間高さ部分は、前記前面部・背面部に配されるパネル3の中間高さ部分に 対して、前記前面部・背面部に配されるパネル3の貫通孔3dに挿通される前記 締付具4を用いて締付固定されるようになっている。
【0018】 かくして、前記底枠1の上に、前記前面部・背面部に配されるパネル3及び両 側面部に配されるパネル5が組み付けられた後に、それらの上に配される天井パ ネル11が取り付けられることによって前記ケーシングが完成するようになって いる。
【0019】 次に、本考案の別実施例について説明する。 前記板状体7が付設されたパネル3が、各底枠1の前面又は背面に3枚以上設 けられる場合においても、或いは、底枠1が3個以上ある場合においても、本考 案のパネル組付構造を適用することができる。また、システムパッケージエアコ ン以外のケーシングにおいても、本考案のパネル組付構造を適用することができ る。
【0020】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為に符号を記す が、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパネル組付構造を示す水平断面図
【図2】その縦断面図
【図3】パネル単体を示す正面図
【図4】その水平断面図
【符号の説明】
1 底枠 3 パネル 4 締付具 7 板状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立ち姿勢の矩形状のパネル(3)の複数
    枚が、隣り合うもの同士の側縁部を対向させて組み付け
    られたケーシング用のパネル組付構造であって、前記各
    パネル(3)の底部側部分が、底枠(1)に締付具
    (4)によって取り付けられ、隣り合うパネル(3)の
    一方の側縁部に、パネル上下幅の略全幅に亙り且つ両パ
    ネル(3)間に亙って位置される板状体(7)が固着さ
    れ、他方のパネル(3)の側縁部と前記板状体(7)と
    が締付具(4)によって接続されているパネル組付構
    造。
JP1991028184U 1991-04-24 1991-04-24 パネル組付構造 Pending JPH04125121U (ja)

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