JPH04124310A - 鉄筋コンクリート構造物への生物付着防止方法 - Google Patents
鉄筋コンクリート構造物への生物付着防止方法Info
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- JPH04124310A JPH04124310A JP2241183A JP24118390A JPH04124310A JP H04124310 A JPH04124310 A JP H04124310A JP 2241183 A JP2241183 A JP 2241183A JP 24118390 A JP24118390 A JP 24118390A JP H04124310 A JPH04124310 A JP H04124310A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、鉄筋コンクリート構造物への生物付着防止方
法、より詳しくは、発電所における取水路の如き海水の
浸漬面を有する鉄筋コンクリート構造物への生物付着防
止方法に関するものである。
法、より詳しくは、発電所における取水路の如き海水の
浸漬面を有する鉄筋コンクリート構造物への生物付着防
止方法に関するものである。
一般に、海岸域において発電所の冷却水として海水が利
用され、その取水路は鉄筋コンクリートにより建造され
ている。ところでかかる取水路においては、鉄筋コンク
リートの海水浸漬面に、カキ、フジッボ等の海中生物が
付着生長して通水抵抗が増加するために、吸水ポンプ等
の負荷が増大することとなる。
用され、その取水路は鉄筋コンクリートにより建造され
ている。ところでかかる取水路においては、鉄筋コンク
リートの海水浸漬面に、カキ、フジッボ等の海中生物が
付着生長して通水抵抗が増加するために、吸水ポンプ等
の負荷が増大することとなる。
かかることから、一定期間を経過したとき、この取水路
に付着した生物を剥離、除去しなければならないが、そ
の作業は多大の労力と時間を必要とするばかりでなく、
その間の取水ができないという問題があった。
に付着した生物を剥離、除去しなければならないが、そ
の作業は多大の労力と時間を必要とするばかりでなく、
その間の取水ができないという問題があった。
かかることから、近年、この取水路の少なくとも海水浸
漬面に防汚塗料を塗布して付着を防止したり、又は流入
海水中に塩素を注入して、海中生物を死滅させる方法が
採用されている。
漬面に防汚塗料を塗布して付着を防止したり、又は流入
海水中に塩素を注入して、海中生物を死滅させる方法が
採用されている。
しかしながら、前記したように防汚塗料を塗布する方法
においては塗料の寿命がせいぜい1〜2年と比較的短く
、そのためメンテナンスに伴うコストを充分に引き下げ
ることができない。
においては塗料の寿命がせいぜい1〜2年と比較的短く
、そのためメンテナンスに伴うコストを充分に引き下げ
ることができない。
また、塩素を注入する方法においては、流入海水中の多
くの生物を死滅させるばかりでなく、放出される海水中
に残留塩素濃度が高く、そのため周辺海域の生物環境に
及ぼす影響は少なくない。
くの生物を死滅させるばかりでなく、放出される海水中
に残留塩素濃度が高く、そのため周辺海域の生物環境に
及ぼす影響は少なくない。
本発明は、前記したような従来の問題点を解決するため
になされたものであって、鉄筋コンクリート構造物の海
水浸漬面に沿って導電性材料よりなる板状部材を敷設し
、該板状部材を陽極として直流電源に接続するとともに
、前記鉄筋コンクリートに埋設されている鉄筋を陰極と
して前記直流電源に接続して通電し、前記板状部材近傍
を酸性雰囲気に形成させるものである。
になされたものであって、鉄筋コンクリート構造物の海
水浸漬面に沿って導電性材料よりなる板状部材を敷設し
、該板状部材を陽極として直流電源に接続するとともに
、前記鉄筋コンクリートに埋設されている鉄筋を陰極と
して前記直流電源に接続して通電し、前記板状部材近傍
を酸性雰囲気に形成させるものである。
鉄筋コンクリートの表面の海水浸漬面に設けた導電性材
料の表面に酸性雰囲気が発生することにより、鉄筋コン
クリート構造物の海水浸漬面に生物の付着を防止するこ
とができる。
料の表面に酸性雰囲気が発生することにより、鉄筋コン
クリート構造物の海水浸漬面に生物の付着を防止するこ
とができる。
以下、図に基づき本発明による鉄筋コンクリート構造物
への生物付着防止方法の一実施例を説明する。
への生物付着防止方法の一実施例を説明する。
図においてlは取水路であって、鉄筋2が埋設されたコ
ンクリート3で形成されている。この取水路1の内面で
あって、海水の浸漬面に沿って定尺寸法の板状部材4が
互いに隣接して敷設されている。
ンクリート3で形成されている。この取水路1の内面で
あって、海水の浸漬面に沿って定尺寸法の板状部材4が
互いに隣接して敷設されている。
この板状部材4は、白金族系材料や高Si鋳鉄やカーボ
ン系材料の如き導電性材料をポーラス状や織布状、もし
くはメツシュ状として形成したもので使用される。
ン系材料の如き導電性材料をポーラス状や織布状、もし
くはメツシュ状として形成したもので使用される。
そして、特にメツシュ状のものは少ない導電性材料で広
い面積をカバーできるために好適であるが、この場合に
は電流密度の大きさ(0,01〜1.OA/n()に応
じて径がll1lI11程度の糸状物を10〜100
txm目として形成するのが好ましい。この板状部材4
は図示の如く、1M程度のものを浸漬面に互いに隣接し
て多数敷設するようにしているが、ロール状の導電性シ
ートを使用してこれを一方より繰り出し、連続的に浸漬
面に取付けることもできる。
い面積をカバーできるために好適であるが、この場合に
は電流密度の大きさ(0,01〜1.OA/n()に応
じて径がll1lI11程度の糸状物を10〜100
txm目として形成するのが好ましい。この板状部材4
は図示の如く、1M程度のものを浸漬面に互いに隣接し
て多数敷設するようにしているが、ロール状の導電性シ
ートを使用してこれを一方より繰り出し、連続的に浸漬
面に取付けることもできる。
取水路lの底面1″にも板状部材4を敷設することがで
きるが、通常は、この取水路1の底面1゛には土砂等の
堆積物が生ずるので、海中生物の付着が殆どないため、
図示の如く底面への板状部材4の敷設は削除するのが好
ましい。
きるが、通常は、この取水路1の底面1゛には土砂等の
堆積物が生ずるので、海中生物の付着が殆どないため、
図示の如く底面への板状部材4の敷設は削除するのが好
ましい。
5は直流電源であって、電線6により陽極として板状部
材4に接続する。一方、電線7により陰極としてコンク
リート構造物に埋設されている鉄筋2に接続されている
。
材4に接続する。一方、電線7により陰極としてコンク
リート構造物に埋設されている鉄筋2に接続されている
。
かかる構成において、今、直流電源5より0、QIA/
イ〜1.OA/ボの射流電流を陽極としての板状部材4
に与えると、コンクリート3に浸漬している海水を経て
陰極としての鉄筋2に通電される。
イ〜1.OA/ボの射流電流を陽極としての板状部材4
に与えると、コンクリート3に浸漬している海水を経て
陰極としての鉄筋2に通電される。
このとき、陽極としての板状部材4近傍に酸性雰囲気が
形成される。即ち、陽極としての板状部材4ではC1z
が発生し、海水に溶解してC12+ H2O→ HCl
0 + H” + ClHCl0→0CI−+
)!” となり海水のpHは陽極界面で酸性側に変化する。
形成される。即ち、陽極としての板状部材4ではC1z
が発生し、海水に溶解してC12+ H2O→ HCl
0 + H” + ClHCl0→0CI−+
)!” となり海水のpHは陽極界面で酸性側に変化する。
この)ICIOは強い殺菌力があり、そのため海中生物
はこの酸性雰囲気領域を忌避する。したがって、生物の
付着を防止できるのである。
はこの酸性雰囲気領域を忌避する。したがって、生物の
付着を防止できるのである。
なお、陰極としての鉄筋2には電気防食に必要な電流が
流れる。そのだめ、鉄筋2の防食をも可能にすることが
できる。
流れる。そのだめ、鉄筋2の防食をも可能にすることが
できる。
0、OIA/nf 〜1.0^/rrrの電流密度は、
わが国の近海における海中生物とコンクリート構造物へ
の付着性との関係について検討の結果、限定されたもの
であって、これより多い場合には電力設備が大きくなり
、コスト的に不利となる。また、これより少ない場合に
は生物の付着防止効果が劣ると言う問題がある。
わが国の近海における海中生物とコンクリート構造物へ
の付着性との関係について検討の結果、限定されたもの
であって、これより多い場合には電力設備が大きくなり
、コスト的に不利となる。また、これより少ない場合に
は生物の付着防止効果が劣ると言う問題がある。
以上の説明から明らかなように、本発明による鉄筋コン
クリ−構造物への生物付着防止方法によれば、海中生物
を忌避させて付着を防止するものであるため、その生物
を死滅させることもなく、その海域への悪影響を与える
こともない。又、消費電力は極めて少なく、かつ長期間
使用に耐えるためメンテナンスのコストも少なくなるな
どの効果がある。
クリ−構造物への生物付着防止方法によれば、海中生物
を忌避させて付着を防止するものであるため、その生物
を死滅させることもなく、その海域への悪影響を与える
こともない。又、消費電力は極めて少なく、かつ長期間
使用に耐えるためメンテナンスのコストも少なくなるな
どの効果がある。
図は、本発明による鉄筋コンクリート構造物への生物付
着防止方法の一実施例を説明するものであって、取水路
の斜視図である。 工・・・取水路 2・・・鉄筋 3・・・コンクリート 4・・・板状部材5・・・直流
電源 6,7・・・電線。
着防止方法の一実施例を説明するものであって、取水路
の斜視図である。 工・・・取水路 2・・・鉄筋 3・・・コンクリート 4・・・板状部材5・・・直流
電源 6,7・・・電線。
Claims (1)
- 鉄筋コンクリート構造物の海水浸漬面に沿って導電性材
料よりなる板状部材を敷設し、該板状部材を陽極として
直流電源に接続するとともに、前記鉄筋コンクリートに
埋設されている鉄筋を陰極として、前記直流電源に接続
して通電し、前記板状部材近傍を酸性雰囲気に形成する
ことにより鉄筋コンクリート構造物の海水浸漬面への海
中生物の付着を防止するようにしたことを特徴とする鉄
筋コンクリート構造物への生物付着防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2241183A JPH04124310A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 鉄筋コンクリート構造物への生物付着防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2241183A JPH04124310A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 鉄筋コンクリート構造物への生物付着防止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04124310A true JPH04124310A (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=17070466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2241183A Pending JPH04124310A (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 | 鉄筋コンクリート構造物への生物付着防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04124310A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02144406A (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 取水溝の防汚装置 |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP2241183A patent/JPH04124310A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02144406A (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 取水溝の防汚装置 |
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