JPH04124032A - 超電導体及びその合成法 - Google Patents

超電導体及びその合成法

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JPH04124032A
JPH04124032A JP2244045A JP24404590A JPH04124032A JP H04124032 A JPH04124032 A JP H04124032A JP 2244045 A JP2244045 A JP 2244045A JP 24404590 A JP24404590 A JP 24404590A JP H04124032 A JPH04124032 A JP H04124032A
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JP
Japan
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superconducting material
temperature
superconductor
elements
molar ratio
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JP2244045A
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English (en)
Inventor
Toshiya Doi
俊哉 土井
Seiji Takeuchi
瀞士 武内
Atsuko Soeda
添田 厚子
Yuichi Kamo
友一 加茂
Shinpei Matsuda
松田 臣平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新しい超電導体にかかわり、Nb。
V、Tj、Taのうち、単独或は複数の元素と、B a
 + S r t Ca、 T Y を希土類+ L 
jt N aから選ばれる単独或は複数の元素と、Tl
,Bi。
Pb、In、Sn、Sbから選ばれる単独或は複数の元
素と、酸素を主たる成分として同時に含んでいる超電導
体の改良及び特性改善に関する。
〔従来の技術〕
高い臨界湿度を持つ銅酸化物系のLa−Ba−Cu−0
ペロブスカイト型構造の超電導体が発見された。(例え
ば、特開昭63−260853号、特開昭63−1.9
0712号など)その後、臨界温度が90KaのY −
B a −Cu −0(M、に、Vu、J、R,Ash
urn、Cj。
Torng、Y、Q、Wand and C,V、Ch
u : Phys、Rev、Lott,58 (198
7)908)が発見され、液体窒素を冷媒とする超電導
の応用技術が期待できるようになった。
特により高い臨界温度を持つ材料の開発は、進歩がめざ
まし2く、1988年には、Bj−5r−Ca、 −C
u −0系の酸化物が臨界温度110に級の超電導体と
して発見され(H,Maeda、Y、Tanaka、M
Fukutomi and T、^5ano : Jp
n、Jr、Appl、Phys、 27(1988)L
209)、さらに臨界温度が120に級のT Q −B
 a −Ca −Cu −0系酸化物超電導体が発見さ
れた(Z、Z、Sheng and A、M、Herm
ann :Nature 322 (1988)55)
これらは、いずれも銅酸化物を含むペロブスカイトある
いはその類似の結晶構造をもつもので、その荷電キャリ
アはホールであることが知られている。一方、荷電キャ
リアが電子である系としてNd−Co−CuO系酸化物
が20に級の超電導体として発見された(T、Toku
ra、H,丁akagi、S。
Uchida:Nature 337.345−347
 (1989)。
これらの−船釣な製造法は、それぞれの構成金属の炭酸
塩もしくは酸化物を粉末状に混合粉砕して、空気中ある
いは酸素中または還元雰囲気で800〜1100℃の温
度で5分〜数百時間焼成して得られる。しかしながら、
Y−Ba−Cu−0、B1−8r−Cu−0,TR−B
a−Ca−Cu−0系に代表される層状あるいは複合層
状ペロブスカイト構造には、層数の異なる複数の超電導
体が存在し、それぞれ異なった臨界温度を持っている。
それぞれの超電導体において、層数の異なる構造のあい
だの自由エネルギー変化が小さく、合成に際してそれぞ
れを選択的に分別合成するのは非常に困難である。例え
ば、B i −S r −Ca−Cu−0系においては
、B i xs rzc u、xos(臨界温度7に:
低温相)、BizSrzCaxCuzOg(臨界温度8
0〜90に:中温相)。
Bias rxcazcuaoxo (臨界温度110
に:高温相)のそれぞれが超電導体であり、この中で臨
界温度の最も高いBias rzcazcuaox。
(臨界温度110に:高温相)のそれぞれが超電導体で
あり、この中で臨界温度の最も高いBizsrzcaz
cu+s○工0を合成するために原料の原子比を2:2
:2:3に調整しても焼結体は中温相と高温相の混合状
態として合成され、単一相を得ることは困難である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、Nb、V、Ti,Taのうちの単独或は
複数の元素と、Ba、Sr、Ca、Y。
希土類、Li、Naから選ばれる単独或は複数の元素と
、Tl,Bi+ Pbt In、Sn、Sbから選ばれ
る単独或は複数の元素を同時に含んでいる超電導体は非
常に不安定な物質であり、現状のままでは実用材料とし
て用いることはできない。
本発明の目的は、該超電導体を改良して、大気中での安
定性を確保することに有る。
〔課題を解決するための手段〕
従来の超電導物質に関する問題点については、まだ明確
ではないが、実用化にあたり、解決すべき点は多い0本
発明は、上記した問題点を解決する新しい超電導体にか
かわり、臨界温度が高く。
安定な酸化物超電導体及びそれらを用いた超電導材料、
デバイス、機器を提供することを目的としたものである
本発明のもう一つの目的は上記の酸化物超電導体の合成
法を提供することである。
上記目的を達成するために発明者らは鋭意研究した結果
、以下に示す組成、製造方法、応用デバイス、装置を発
見するにいたった。即ち化学組成式が一般式 A−A’ −B−B’ −C−〇 但し、 A  :Ba、Sr,K,Na,La,、Ceのうちか
ら選ばれた少なくとも一つ A’  : Sr、Ca、Y、希土類、Liのうちから
選ばれた少なくとも一つ B  :Nb、v、 Ti、Taのうちの少なくとも1
つ B’ :  Tl,Bi、Pb、Sn、In、Sb。
Cuのうちから選ばれた少なくとも1つC: Cr、M
n,Co,Ni,Cu、Zn。
A g t Cd t W + Cp N + S H
P t S 1 eGe、As、Seのうちの単独或は
複数の元素 ○ :酸素 であられされる組成物を例えばヘリウム、アルゴン、窒
素、水素などの酸化不活性あるいは還元雰囲気下で焼成
することによって臨界温度が高く、安定なバナジウムを
含む酸化物超電導体を造ることができる。またもう一つ
の方法として、上記し。
た組成物をA成分とA′成分とB成分の混合物を予め例
えばヘリウム、アルゴン、窒素、水素などの酸化不活性
あるいは還元雰囲気下で焼成し、次いで該焼成物とB′
成分の混合物例えばヘリウム。
アルゴン、窒素、水素などの酸化不活性あるいは還元雰
囲気下で焼成することによって臨界温度が高く、安定な
酸化物超電導体を合成することができる。
また蒸気圧の高いB′成分を含む超電導体を合成するに
あたっては、A成分、A′成分とB成分の混合物、ある
いはA成分とA′成分とB成分を予め例えばヘリウム、
アルゴン、窒素、水素などの酸化不活性あるいは還元雰
囲気下で焼成したものとB′成分を例えばヘリウム、ア
ルゴン、窒素。
水素などの酸化不活性あるいは還元雰囲気下でB′成分
の気相と反応させたり、A成分とA′成分とB成分の混
合粉末あるいは焼結粉末とB′成分の気相を例えばヘリ
ウム、アルゴン、窒素、水素などの酸化不活性あるいは
還元雰囲気下で焼成して造ることができる。
さらに、ヘリウム、アルゴン、窒素、水素などの酸化不
活性あるいは還元雰囲気下で焼成して得られたものを、
大気中に取り出す前に、CO2ガスで緩酸化することに
よって、大気中での安定性をさらに高めることができる
〔作用〕
本発明になる組成物の原料は、焼成時に反応して複合酸
化物を与えるものであれば特に限定はなく、化学組成式
が一般式 A−A’ −B−B’ −C−0 但し。
A  HBa、Srs K、Na、La、Ceのうちか
ら選ばれた少なくとも一つ A’  : S rg Ca、’y、希土類+Liのう
ちから選ばれた少なくとも一つ : Nbe Ve Ti、Taのうちの少なくとも1つ B’  :Tl,Bi、Pb、Sn、In、Sb。
Cuのうちから選ばれた少なくとも1つC: Cr y
 M n g Co p N i+ Cu t Z n
 +Ag、Cd+ W、C,N、S、P)Si。
Ge、As、Seのうちの単独或は複数の元素 O:酸素 であられされる組成物を構成するA、A’ 、B。
B’、C元素の酸化物、硝酸塩、炭酸塩、アンモニウム
塩、ハロゲン化物、有機酸塩、有機金属錯体などを用い
ることができる。中でも酸化物、アンモニウム塩、有機
酸塩などをもちいることは好ましい。原料の混合に関し
ても各成分が均質に分散混合していれば特に限定はなく
、原料物質の固体を直接混合粉砕する方法や、原料の水
溶液あるいは非水溶液から上記組成物の前駆体である不
溶性の混合水酸化物、混合蓚酸塩及び混合錯塩あるいは
これらを複合した形態でつく方法、例えば、共沈法(逐
次沈殿法、緊密共沈法など)、沈殿混線法などが上げら
れる。また、原料物質の二〜三の成分を予め共沈法や沈
殿混線法で調製したあとに残余の成分の溶液を含浸して
合成することもできる。またA、A’ 、B、Cの2つ
以上の混合原料を予め高温で溶融し、これを急冷して非
晶質物をつくり、これを焼成することによって合成する
こともできる。上記のような方法で調製された組成物の
焼成は、混合粉末のままあるいはペレットなどの形状に
成形したものを700℃以上の温度で焼成することによ
って合成することができる。
この時の雰囲気は、Nbの平均原子価が+3〜+5価の
低原子価を与えることが、■の平均原子価が+3〜+4
価の低原子価を与えることが、Tiの平均原子価が+3
〜+4価の低原子価を与えることが、Taの平均原子価
が+4〜+5価の低原子価を与えることが必要で酸化不
活性あるいは還元性雰囲気が好ましい。例えばアルゴン
、ヘリウム、窒素などの不活性雰囲気あるいは水素、−
酸化炭素などの還元性ガスまたはこれらの混合ガス雰囲
気が好ましい。またこのような焼成法で合成するときは
焼成体を再度粉砕して焼成する工程を複数回繰り返すこ
とは、均質で体積率の高い、特性の優れた超電導体を合
成するためには有効な方法である。
合成反応は、上記したような通常の粉末あるいはペレッ
トなどを焼成して得る他に、蒸着法、スパッタ法、CV
D法や溶射法などで組成物を直接膜状に形成する方法な
ども好ましい方法である。
この時、膜をつくる基板を加熱する方法や還元性ガスを
活性化したものを膜に供給しながら形成することは、良
質の薄膜を形成する上で好ましい方法である。薄膜を形
成するさいに、蒸気圧の高いB′成分を含む超電導膜で
は、成膜した後にこの膜をB′成分の蒸気雰囲気でアニ
ールする方法やA成分、A′成分、B成分 B /成分
、C成分をその結晶構造、組成に合わせて交互に積層す
る方法は有効である。またこの交互積層方法は特定の結
晶構造の超電導体を選択的に合成する方法としても有効
な方法である。
得られた酸化物超電導体を線材化する方法には、塑性加
工法のように、超電導体あるいは粉末混合原料を金属パ
イプに充填して、これを延伸加工して、細線化する方法
、基板上に溶射法、CVD法。
スパッタ法、蒸着法などで成膜して、テープ状線材とす
る方法や超電導体あるいはその原料を融液化してこれを
芯材に塗布する方法、溶湯急冷法。
超電導体あるいはその原料粉末をバインダーとともにス
ラリーあるいはペースト化してテープキャスティング法
、印刷法で線状に加工する方法がとられる。以下に塑性
加工法で線材化する場合を例にとって詳細に説明する。
予め、前に述べた方法で合成された超電導材料をライカ
イ機あるいはボールミルで平均粒径が数ミクロンから十
数ミクロン程度に粉砕する。この粉末を4〜10+m径
の金属パイプ(例えば、金。
銀、金−パラジウム、銀−パラジウム、銅−ニッケル、
銅−アルミニウムなど)に充填して、これをスェージャ
−で延伸し1mm以下の線状に加工する。これをこのま
ま用いるかあるいはさらにロール、プレスなどで圧延し
てテープ状にしたものを700℃以上の温度で焼結する
ことによって超電導線材を製造することができる。
この焼結によって超電導粉末は結合することになるので
、線材をコイル状に加工したり、配線加工などの目的に
適応する場合には、その形状に加工した後に焼結するこ
とが好ましい。この時シース線材中で異方性超電導体の
配向性を高める目的で、予め板状結晶粒を合成し、これ
に剪断力与えながら加工する方法やシース中に充填され
た超電導体あるいは原料を溶融して一方向凝固する方法
は有効である。
〔実施例〕
実施例1゜ S ro、VxOs、CuO粉末をモル比でに〇、5 
: 0.1になるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間
粉砕し、混合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて
、980℃で10時間、空気中で焼成する。これを再度
粉砕し、980℃で10時間、空気中で焼成する。これ
を4%Hz+96%Arの混合ガス気流中で、1050
℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これにTQz
OδをSr:TQの原子比が、1 : 0.2 になる
ように混合し、直径20■の円盤状に成形する。これを
4%H2+96%He  の混合ガス気流中で、840
℃で5時間焼成する。得られた焼結体の電気抵抗の温度
変化を、直流4端子法で測定した。試料の温度が低下す
るにつれて抵抗値はゆっくりと減少して行くが、140
に付近で不連続な大きな抵抗のドロップが観測された。
交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べたところ、
試料中の体積率にして約20%程度の部分が超電導状態
であることが確認できた。7日間大気中、室温に放置し
た後にもういちど交流帯磁率法によってマイスナー効果
を調べたところ、試料中の体積率にして約20%程度の
部分が超電導状態であった。
実施例2゜ S r O、VzOa(7)粉末をモル比で1:0.5
  になるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し
、混合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、98
0℃で10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し
、980℃で10時間、空気中で焼成する。これを4%
H,+96%Ar の混合ガス気流中で、1050’C
で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これにTQ20
aをSr:TQの原子比が、1 : 0.2  になる
ように混合し、直径20Iの円盤状に成形する。これを
4%H2+96%Heの混合ガス気流中で、840℃で
5時間焼成する。
得られた焼結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子法
で測定した。試料の温度が低下するにつれて抵抗値はゆ
っくりと減少して行くが、140に付近で不連続な大き
な抵抗のドロップが観測された。交流帯磁率法によって
マイスナー効果を調べたところ、試料中の体積率にして
約20%程度の部分が超電導状態であることが確認でき
た。
7日間大気中、室温に放置した後にもういちど交流帯磁
率法によってマイスナー効果を調べたところ、試料中の
体積率にして約5%程度の部分が超電導状態であった。
実施例3゜ S ro、VzOat AgxOの粉末をモル比で2:
0.45:0.1になるように混合し、メノウ乳鉢で約
1時間粉砕し、混合する。これをアルミナ製のるつぼに
入れて、980℃で10時間、空気中で焼成する。これ
を再度粉砕し、980℃で10時間、空気中で焼成する
。これを4%H2+96%Arの混合ガス気流中で、1
050℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これに
T(Axo8をSr:TQの原子比が、2 : 0.2
  になるように混合し、直径20■の円盤状に成形す
る。これを4%Hz+96%Ar  の混合ガス気流中
で、840℃で5時間焼成する。得られた焼結体の電気
抵抗の温度変化を、直流4端子法で測定した。試料の温
度が低下するにつれて抵抗値はゆっくりと減少して行く
が、75に付近で不連続な大きな抵抗のドロップが観測
された。交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べた
ところ、試料中の体積率にして約15%程度の部分が超
電導状態であることが確認できた。7日間大気中、室温
に放置した後にもうぃちど交流帯磁率法によってマイス
ナー効果を調べたところ、試料中の体積率にして約14
%程度の部分が超電導状態であった。
実施例4゜ SrO,VzOg、の粉末をモル比で2 : 0.5に
なるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、混合
する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980℃で
10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、98
0℃で10時間、空気中で焼成する。これを4%Hz+
96%Ar  の混合ガス気流中で+ 1050℃で5
時間焼成する。これを再度粉砕し、これにTQzO+s
をSr:TQの原子比が、2 : 0.2  になるよ
うに混合し、直径20■の円盤状に成形する。これを4
%H2+96%Arの混合ガス気流中で、840℃で5
時間焼成する。得られた焼結体の電気抵抗の温度変化を
、直流4端子法で測定した。試料の温度が低下するにつ
れて抵抗値はゆっくりと減少して行くが、75に付近で
不連続な大きな抵抗のドロップが観測された。交流帯磁
率法によってマイスナー効果を調べたところ、試料中の
体積率にして約15%程度の部分が超電導状態であるこ
とが確認できた。7日間大気中、室温に放置した後にも
ういちど交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べた
ところ、試料中の体積率にして約2%程度の部分が超電
導状態であった。
実施例5゜ SrO,Vz○3.CoOの粉末をモル比で3=0.9
 : 0.2になるように混合し、メノウ乳鉢で約1時
間粉砕し、混合する。これをアルミナ製のるつぼに入れ
て、980℃で10時間、空気中で焼成する。これを再
度粉砕し、980℃で10時間、空気中で焼成する。こ
れを4%H2+96%A、 rの混合ガス気流中で、1
050℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これに
TQzogをSr:TQの原子比が、3 : 0.2 
 になるように混合し、直径20mの円盤状に成形する
。これを4%Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、
840℃で5時間焼成する。得られた焼結体の電気抵抗
の温度変化を、直流4端子法で測定した。試料の温度が
低下するにつれて抵抗値はゆっくりと減少して行くが、
50に付近で不連続な大きな抵抗のドロップが観測され
た。交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べたとこ
ろ、試料中の体積率にして約15%程度の部分が超電導
状態であることが確認できた。
実施例6゜ S r O、V2O3、の粉末をモル比で4 :1.5
になるように混合し、メノウ乳鉢出約1時間粉砕し、混
合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980”
Cで10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、
980”Cで10時間、空気中で焼成する。これを4%
H2+96%Ar の混合ガス気流中で、1050℃で
5時間焼成する。これを再度粉砕し、これにTQzOI
IをSr:TQの原子比が、4 : 0.2  になる
ように混合し、直径20閣の円盤状に成形する。これを
4%Hz +96%Arの混合ガス気流中で、840℃
で5時間焼成する。得られた焼結体の電気抵抗の温度変
化を、直流4端子法で測定した。試料の温度が低下する
につれて抵抗値はゆっくりと減少して行くが、30に付
近で不連続な大きな抵抗のドロップが観測された。交流
帯磁率法によってマイスナー効果を調べたところ、試料
中の体積率にして約15%程度の部分が超電導状態であ
ることが確認できた。大気中に室温状態で7日間放置し
た後、再度交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べ
たが、超電導体積率に変化はなかった。
実施例7゜ Bizoa、Sro、VzOa、NiOの粉末をモル比
で0.5 : 2 : 0.5 : 0.1  なるよ
うに混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、混合する。
これをアルミナ製のるつぼに入れて、980℃で10時
間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、980℃で
10時間、空気中で焼成する。これを4%Hz+96%
Ar の混合ガス気流中で、1050℃で5時間焼成す
る。これを再度粉砕し、直径20■の円盤状に成形する
。これを4%Hz +96%Arの混合ガス気流中で、
840℃で5時間焼成する。得られた焼結体の電気抵抗
の温度変化を、直流4端子法で測定した。試料の温度が
低下するにつれて抵抗値はゆっくりと減少して行くが、
30に付近で不連続な大きな抵抗のドロップが観測され
た。交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べたとこ
ろ、試料中の体積率にして約5%程度の部分が超電導状
態であることが確認できた。大気中に室温状態で7日間
放置した後、再度交流帯磁率法によってマイスナー効果
を調べたが、超電導体積率に変化はなかった。
実施例8゜ BizOa、SrO,Cab、VzOa、ZnOの粉末
をモル比で0.5 : 2 : 1 : 1 : 0.
1なるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、混
合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980℃
で10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、9
80’Cで10時間、空気中で焼成する。
これを4%Hz+96%Arの混合ガス気流中で、10
50℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し。
直径20■の円盤状に成形する。これを4%H2+96
%Arの混合ガス気流中で、840℃で5時間焼成する
。得られた焼結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子
法で測定した。試料の温度が低下するにつれて抵抗値は
ゆっくりと減少して行くが、30に付近で不連続な大き
な抵抗のドロップが観測された。交流帯磁率法によって
マイスナー効果を調べたところ、試料中の体積率にして
約3%程度の部分が超電導状態であることが確認できた
。大気中に室温状態で7日間放置した後、再度交流帯磁
率法によってマイスナー効果を調べたが、超電導体積率
に変化はなかった。
実施例9゜ B 1zos、S ro、Cab、VzOa、Ag2O
の粉末をモル比で0.5 : 2 : 2 :1.5 
: 0.1なるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉
砕し。
混合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980
℃で10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、
980℃で10時間、空気中で焼成する。これを4%H
z+96%Ar の混合ガス気流中で、1.050’C
で5時間焼成する。これを再度粉砕し、直径2o■の円
盤状に成形する。これを4%Hz+96%Ar の混合
ガス気流中で、840℃で5時間焼成する。得られた焼
結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子法で測定した
試料の温度が低下するにつれて抵抗値はゆっくりと減少
して行くが、15に付近で不連続な大きな抵抗のドロッ
プが観測された。交流帯磁率法によってマイスナー効果
を調へたところ、試料中の体積率にして約60%程度の
部分が超電導状態であることが確認できた。大気中に室
温状態で7日間放置した後、再度交流帯磁率法によって
マイスナー効果を調へたが、超電導体積率に変化はなか
った。
実施例10゜ Bi20x、Sr○、Vans、S i○2の粉末をモ
ル比で1 : 2 : 0.5 : 0.1なるように
混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、混合する。これ
をアルミナ製のるつぼに入れて、980”Cで10時間
、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、980℃で1
0時間、空気中で焼成する。これを4%H2+96%A
r の混合ガス気流中で、1050℃で5時間焼成する
。これを再度粉砕し、直径20■の円盤状に成形する。
これを4%H2+96%Arの混合ガス気流中で、84
0℃で5時間焼成する。得られた焼結体の電気抵抗の温
度変化を、直流4端子法で測定した。試料の温度が低下
するにつれて抵抗値はゆっくりと減少して行くが、30
に付近で不連続な大きな抵抗のドロップが観測された。
交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べたところ、
試料中の体積率にして約5%程度の部分が超電導状態で
あることが確認できた。大気中に室温状態で7日間放置
した後、再度交流帯磁率法によってマイスナー効果を調
べたが、超電導体積率に変化はなかった。
実施例11゜ BizOa、Sr○、Cab、VzOa、CdOの粉末
をモル比で1:2:1:1:0.05 になるように混
合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、混合する。これを
アルミナ製のるつぼに入れて。
980℃で10時間、空気中で焼成する。これを再度粉
砕し、980℃で10時間、空気中で焼成する。これを
4%Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、1050
℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、直径20mの
円盤状に成形する。これを4%Hz+96%Ar の混
合ガス気流中で、840℃で5時間焼成する。得られた
焼結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子法で測定し
た。
試料の温度が低下するにつれて抵抗値はゆっくりと減少
して行くが、30に付近で不連続な大きな抵抗のドロッ
プが観測された。交流帯磁率法によってマイスナー効果
を調べたところ、試料中の体積率にして約3%程度の部
分が超電導状態であることが確認できた。大気中に室温
状態で7日間放置した後、再度交流帯磁率法によってマ
イスナー効果を調べたが、超電導体積率に変化はなかっ
た。
実施例1−2゜ B 1zos、S rO,Ca O,VzOx+ W2
O5の粉末をモル比で1 : 2 : 2 :1.5 
: 0,1になるように混合し、メノウ乳鉢出約1時間
粉砕し、混合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて
、980℃で10時間、空気中で焼成する。これを再度
粉砕し、980℃で10時間、空気中で焼成する。これ
を4%Hz+96%Ar  の混合ガス気流中で、10
50℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、直径20
閾の円盤状に成形する。これを4%H2+96%Ar 
 の混合ガス気流中で、840℃で5時間焼成する。得
られた焼結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子法で
測定した。
試料の温度が低下するにつれて抵抗値はゆっくりと減少
して行くが、15に付近で不連続な大きな抵抗のドロッ
プが観測された。交流帯磁率法によってマイスナー効果
を調べたところ、試料中の体積率にして約60%程度の
部分が超電導状態であることが確認できた。大気中に室
温状態で7日間放置した後、再度交流帯磁率法によって
マイスナー効果を調べたが、超電導体積率に変化はなか
った。
実施例13゜ Bi20a、SrO,Cab、V2O3,Mn0zの粉
末をモル比で1 : 2 : 2 :1.5 : 0.
1になるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、
混合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980
℃で10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、
980℃で10時間1.空気中で焼成する。これを4%
H2+96%Ar の混合ガス気流中で、1050℃で
5時間焼成する。これを再度粉砕し、直径20mの円盤
状に成形する。これを4%Hz+96%Ar  の混合
ガス気流中で、840℃で5時間焼成する。得られた焼
結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子法で測定した
試料の温度が低下するにつれて抵抗値はゆっくりと減少
して行くが、15に付近で不連続な大きな抵抗のドロッ
プが観測された。交流帯磁率法によってマイスナー効果
を調べたところ、試料中の体積率にして約60%程度の
部分が超電導状態であることが確認できた。大気中に室
温状態で7日間放置した後、再度交流帯磁率法によって
マイスナー効果を調べたが、超電導体積率に変化はなか
った。
実施例14゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し、4%H2+96%Ar の
混合ガス気流中で、1050℃で5時間焼成する。これ
を再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値となるよ
うにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合する
。この粉末を直径2C)+nの円盤上にプレス成型し、
4%H2+96%Ar の混合ガス気流中で、800℃
から900℃で5時間焼成した。得られた焼結体の電気
抵抗の温度変化を、直流4端子法で測定した試料の温度
をゆっくりと下げながら電圧端子に発生する電圧をモニ
ターし、電圧が急激に減少する温度を、試料が超電導転
移を始めた温度であると考え、その温度をここでは臨界
温度Tcとした。
また大気中、室温状態に7日間放置した後、再度臨界温
度Tcを測定した。次の表に組成式%式% せる試料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例15゜ 元素群A、A’ 、B、B’およびCの酸化物粉末の所
定量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべ
てをメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10
時間保持する。これを粉砕し54%Hz+96%Ar 
 の混合ガス気流中で、 1050℃で5時間焼成する
。これを再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値と
なるようにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混
合する。この粉末を直径20■の円盤上にプレス成型し
、4%Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、840
℃で5時間焼成した。得られた焼結体の電気抵抗の温度
変化を、直流4端子法で測定した試料の温度をゆっくり
と下げながら電圧端子に発生する電圧をモニターし、電
圧が急激に減少する温度を、試料が超電導転移を始めた
温度であると考え、その温度をここでは臨界温度Tcと
しておく。また大気中、室温状態に7日間放置した後、
再度臨界温度Tcを測定した。次の表に組成式 %式% せる試料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例16゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し、4%Hz+96%Ar  
の混合ガス気流中で、 1.050℃で5時間焼成する
。これを再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値と
なるようにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混
合する。この粉末を直径20■の円盤上にプレス成型し
、4%Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、800
℃から900℃で5時間焼成した。得られた焼結体の電
気抵抗の温度変化を、直流4端子法で測定した試料の温
度をゆっくりと下げながら電圧端子に発生する電圧をモ
ニターし、電圧が急激にに減少する温度を、試料が超電
導転移を始めた温度であると考え、その温度をここでは
臨界温度Tcとしておく。また大気中、室温状態に7日
間放置した後、再度臨界温度Tcを測定した。次の表に
組成式(Ao、a−xA’ x)x(Bx−yB’ y
)zco、z○7+2で表わせる試料についてのTc値
の測定結果をまとめで示す。
実施例17゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し。
4%H2+96%Ar  の混合ガス気流中で、105
0℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これに各元
素の比率が所定の値となるようにB′元素の酸化物を加
えて、十分に粉砕、混合する。この粉末を直径20■の
円盤上にプレス成型し、4%Hz+96%Ar  の混
合ガス気流中で、800℃から900”Cで5時間焼成
した。得られた焼結体の電気抵抗の温度変化を、直流4
端子法で測定した。試料の温度をゆっくりと下げながら
電圧端子に発生する電圧をモニターし、電圧が急激に減
少する温度を、試料が超電導転移を始めた温度であると
考え、その温度をここでは臨界温度Teとしておく、ま
た大気中、室温状態に7日間放置した後、再度臨界温度
Tcを測定した。次の表に組成式(Ao、a−xA’ 
 x)4(Bi−yB’  y)gco、zoio+z
  で表わせる試料についてのTc値の測定結果をまと
めで示す。
実施例18゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し、4%Hz+96%Ar  
の混合ガス戴流中で、1050℃で5時間焼成する。こ
れを再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値となる
ようにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合す
る。この粉末を直径20■の円盤上にプレス成型し、4
%H2+96%Ar の混合ガス気流中で、840℃で
5時間焼成した。得られた焼結体の電気抵抗の温度変化
を、直流4端子法で測定した。試料の温度をゆっくりと
下げながら電圧端子に発生する電圧をモニターし、電圧
が急激に減少する温度を、試料が超電導転移を始めた温
度であると考え、その温度をここでは臨界温度Tcとし
ておく。また大気中、室温状態に7日間放置した後、再
度臨界温度Tcを測定した。次の表に組成式 %式% 結果の例を示す。
実施例19゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900’Cで10
時間保持する。これを粉砕し、4%Hz+96%Ar 
の混合ガス気流中で−1,050℃で5時間焼成する。
これを再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値とな
るようにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合
する。この粉末を直径2o■の円盤上にプレス成型し、
4%Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、800℃
から900℃で5時間焼成した。得られた焼結体の電気
抵抗の温度変化を、直流4端子法で測定した試料の温度
をゆっくりと下げながら電圧端子に発生する電圧をモニ
ターし、電圧が急激に減少する温度を、試料が超電導転
移を始めた温度であると考え、その温度をここでは臨界
温度Tcとした。
また大気中、室温状態に7日間放置した後、再度臨界温
度Tcを測定した0次の表に組成式%式% る試料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例20゜ 元素群A、A’ 、B、B’およびCの酸化物粉末の所
定量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべ
てをメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10
時間保持する。これを粉砕し、4%H2+96%Ar 
の混合ガス気流中で、 1050℃で5時間焼成する。
これを再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値とな
るようにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合
する。この粉末を直径20■の円盤上にプレス成型し、
4%Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、840’
Cで5時間焼成した。得られた焼結体の電気抵抗の温度
変化を、直流4端子法で測定した試料の温度をゆっくり
と下げながら電圧端子に発生する電圧をモニターし、電
圧が急激に減少する温度を、試料が超電導転移を始めた
温度であると考え、その温度をここでは臨界温度Tcと
しておく。また大気中、室温状態に7日間放置した後、
再度臨界温度Tcを測定した。次の表に組成式 %式% る試料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例21゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し、4%Hz+96%Ar の
混合ガス気流中で、1050℃で5時間焼成する。これ
を再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値となるよ
うにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合する
。この粉末を直径20■の円盤上にプレス成型し、4%
Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、800℃から
900℃で5時間焼成した。得られた焼結体の電気抵抗
の温度変化を、直流4端子法で測定した試料の温度をゆ
っくりと下げながら電圧端子に発生する電圧をモニター
し、電圧が急激に減少する温度を、試料が超電導転移を
始めた温度であると考え、その温度をここでは臨界温度
Tcとしておく。また大気中、室温状態に7日間放置し
た後、再度臨界温度Tcを測定した。次の表に組成式%
式% る試料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例22゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し、4%H2+96%Ar  
の混合ガス気流中で、1050℃で5時間焼成する。こ
れを再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値となる
ようにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合す
る。この粉末を直径20■の円盤上にプレス成型し、4
%Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、800℃か
ら900℃で5時間焼成した。得られた焼結体の電気抵
抗の温度変化を、直流4端子法で測定した試料の温度を
ゆっくりと下げながら電圧端子に発生する電圧をモニタ
ーし、電圧が急激にに減少する温度を、試料が超電導転
移を始めた温度であると考え、その温度をここでは臨界
温度Tcとした。また大気中、室温状態に7日間放置し
た後、再度臨界温度Tcを測定した。次の表に組成式%
式% る試料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例23゜ 元素群A、A’ 、B、B’およびCの酸化物粉末の所
定量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべ
てをメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10
時間保持する。これを粉砕し、4%H2+96%Ar 
の混合ガス気流中で、1050℃で5時間焼成する。こ
れを再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値となる
ようにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合す
る。この粉末を直径20mの円盤上にプレス成型し、4
%H2+96%Ar の混合ガス気流中で、840℃で
5時間焼成した。得られた焼結体の電気抵抗の温度変化
を、直流4端子法で測定した試料の温度をゆっくりと下
げながら電圧端子に発生する電圧をモニターし、電圧が
急激にに減少する温度を、試料が超電導転移を始めた温
度であると考え、その温度をここでは臨界温度T cと
しておく。また大気中、室温状態に7日間放置した後、
再度臨界温度Tcを測定した。次の表に組成式 %式% る試料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例24゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し、4%H2+96%Ar の
混合ガス気流中で、1050℃で5時間焼成する。これ
を再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値となるよ
うにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合する
。この粉末を直径20■の円盤上にプレス成型し、4%
Hz+96%Ar の混合ガス気流中で、800℃から
900℃で5時間焼成した。得られた焼結体の電気抵抗
の温度変化を、直流4端子法で測定した試料の温度をゆ
っくりと下げながら電圧端子に発生する電圧をモニター
し、電圧が急激に減少する温度を、試料が超電導転移を
始めた温度であると考え、その温度をここでは臨界温度
Tcとしておく。また大気中、室温状態に7日間放置し
た後。
再度臨界温度Tcを測定した。次の表に組成式%式% る試料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例25゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすべて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し。
4%H2+96%Ar  の混合ガス気流中で、105
0℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これに各元
素の比率が所定の値となるようにB′元素の酸化物を加
えて、十分に粉砕、混合する。この粉末を直径20■の
円盤上にプレス成型し、4%H2+96%Ar の混合
ガス気流中で、800℃から900℃で5時間焼成した
。得られた焼結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子
法で測定した。試料の温度をゆっくりと下げながら電圧
端子に発生する電圧をモニターし、電圧が急激に減少す
る温度を、試料が超電導転移を始めた温度であると考え
、その温度をここでは臨界温度Tcとしておく。また大
気中、室温状態に7日間放置した後、再度臨界温度Tc
を測定した。次の表に組成式(AX−XA’ x)4(
Bx−yB’ y)sco、zoxo+zで表わせる試
料についてのTc値の測定結果をまとめて示す。
実施例26゜ 元素群A、A’ 、B、B’及びCの酸化物粉末の所定
量を秤量し、まずB′元素の酸化物を除いた他のすへて
をメノウ乳鉢で粉砕、混合し大気中で900℃で10時
間保持する。これを粉砕し、4%Hz+96%Ar の
混合ガス気流中で、1050℃で5時間焼成する。これ
を再度粉砕し、これに各元素の比率が所定の値となるよ
うにB′元素の酸化物を加えて、十分に粉砕、混合する
。この粉末を直径20■の円盤上にプレス成型し、4%
Hz+96%Ar  の混合ガス気流中で、840℃で
5時間焼成した。得られた焼結体の電気抵抗の温度変化
を、直流4端子法で測定した。試料の温度をゆっくりと
下げながら電圧端子に発生する電圧をモニターし、電圧
が急激に減少する温度を、試料が超電導転移を始めた温
度であると考え、その温度をここでは臨界温度Tcとし
ておく。また大気中、室温状態に7日間放置した後、再
度臨界温度Tcを測定した。次の表に組成式 %式% 実施例27゜ SrO,V2O3粉末をモル比で1 : 0.5  に
なるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、混合
する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980℃で
10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、98
0℃で10時間、空気中で焼成する。これを4%H2+
96%Ar の混合ガス気流中で、1050℃で5時間
焼成する。これを再度粉砕し、これにT Q 208を
Sr:TQの原子比が、1 : 0.2  になるよう
に混合し、直径20■の円盤状に成形する。これを4%
H2+96%Heの混合ガス気流中で、840℃で5時
間焼成する7、試料の温度が300℃になったとき、C
Ozガスを試料部に導入し、試料表面を緩酸化した後大
気中に試料を取だした。得られた焼結体の電気抵抗の温
度変化を、直流4端子法で測定した。試料の温度が低下
するにつれて抵抗値はゆっくりと減少して行くが、14
0に付近で不連続な大きな抵抗のドロップが観測された
。交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べたところ
、試料中の体積率にして約20%程度の部分が超電導状
態であることが確認できた。7日間大気中、室温に放置
した後にもういちど交流帯磁率法によってマイスナー効
果を調べたところ、試料中の体積率にして約20%程度
の部分が超電導状態であった。
実施例28゜ Sr○+V2O3の粉末をモル比で1 : 0.5  
になるように混合し、 メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、
混合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980
℃で10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、
980”Cで10時間、空気中で焼成する。これを4%
Hz+96%Ar  の混合ガス気流中で、1050℃
で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これにTQzO
sをSr:TQの原子比が、1 : 0.2  になる
ように混合し、直径20amの円盤状に成形する。これ
を4%Hz+96%Heの混合ガス気流中で、840℃
で5時間焼成する。
得られた焼結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子法
で測定した。試料の温度が低下するにつれて抵抗値はゆ
っくりと減少して行くが、140に付近で不連続な大き
な抵抗のドロップが観測された。交流帯磁率法によって
マイスナー効果を調べたところ、試料中の体積率にして
約20%程度の部分が超電導状態であることが確認でき
た。
7日間大気中、室温に放置した後にもういちど交流帯磁
率法によってマイスナー効果を調べたところ、試料中の
体積率にして約5%程度の部分が超電導状態であった。
実施例29゜ Sr○,VzO+sの粉末をモル比で2 : 0.45
になるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕し、混
合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980℃
で10#1lff、空気中で焼成する。これを再度粉砕
し、980℃で10時間、空気中で焼成する。これを4
%H2+96%Ar  の混合ガス気流中で、1050
℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これにTLz
O8をSr:Tflの原子比が、2 : 0.2  に
なるように混合し、直径20mの円盤状に成形する。こ
れを4%H2+96%Arの混合ガス気流中で、840
”Cで5時間焼成する。試料の温度が300℃になった
とき、CO2ガスを試料部に導入し、試料表面を緩酸化
した後大気中に試料を取だした。得られた焼結体の電気
抵抗の温度変化を、直流4端子法で測定した。試料の温
度が低下するにつれて抵抗値はゆっくりと減少して行く
が、75に付近で不連続な大きな抵抗のドロップが観測
された。交流帯磁率法によってマイスナー効果を調べた
ところ、試料中の体積率にして約15%程度の部分が超
電導状態であることが確認できた。7日間大気中、室温
に放置した後にもういちど交流帯磁率法によってマイス
ナー効果を調べたところ、試料中の体積率にして約14
%程度の部分が超電導状態であった。
実施例30゜ S r O、V2O11(7)粉末をモル比で2:0.
5  になるように混合し、メノウ乳鉢で約1時間粉砕
し。
混合する。これをアルミナ製のるつぼに入れて、980
℃で10時間、空気中で焼成する。これを再度粉砕し、
980℃で10時間、空気中で焼成する。これを4%H
x+96%A、 r  の混合ガス気流中で、1050
℃で5時間焼成する。これを再度粉砕し、これにTQz
OaをSr:TΩの原子比が、2 : 0.2  にな
るように混合し、直径201I11の円盤状に成形する
。これを4%I(2+96%Arの混合ガス気流中で、
84.0℃で5時間焼成する。
得られた焼結体の電気抵抗の温度変化を、直流4端子法
で測定した。試料の温度が低下するにつれて抵抗値はゆ
っくりと減少して行くが、75に付近で不連続な大きな
抵抗のドロップが観測された。
交流帯磁率法によってマイスナー効果を調へたところ、
試料中の体積率にして約15%程度の部分が超電導状態
であることが確認できた。7日間大気中、室温に放置し
た後にもういちど交流帯磁率法によってマイスナー効果
を調べたところ、試料中の体積率にして約2%程度の部
分が超電導状態であった。
実施例3]。
実施例1において作成した超電導体の粉末を、内径3閣
、外径4■の銀製のパイプに充填しする。
これをドローベンチにより、銀製パイプの外径が5m+
から2mmに減少するまで線引き加工した。これを水素
ガスの濃度が4%になるようにヘリウムガスで濃度調整
したガスを流通した環境下で810℃で10時間加熱し
た。得られた超電導線材の臨界電流密度を測定したとこ
ろ、77Kにおいて、11000A/a#であった。
実施例32゜ 実施例3において作成した超電導体の粉末を、内径3m
+、外径4Iの銀製のパイプに充填しする。
これをドローベンチにより、銀製パイプの外径が5mm
から2mmに減少するまで線引き加工した。これを水素
ガスの濃度が4%になるようにヘリウムガスで濃度調整
したガスを流通した環境下で840℃で10時間加熱し
た。得られた超電導線材の臨界電流密度を測定したとこ
ろ、77Kにおいて、12000A/dであった。
実施例33゜ 実施例5において作成した超電導体の粉末を′、内径3
 rrrn 、外径4III11の銀製のパイプに充填
しする。
これをドローベンチにより、銀製パイプの外径が5nI
から2閣に減少するまで線引き加工した。これを水素ガ
スの濃度が4%になるようにヘリウムガスで濃度調整し
たガスを流通した環境下で860℃で10時間加熱した
。得られた超電導線材の臨界電流密度を測定したところ
、77Kにおいて、15000A、/cdであった。
実施例34゜ 実施例6において作成した超電導体の粉末を、内径3m
、外径4Iの銀製のパイプに充填しする。
これをドローベンチにより、銀製パイプの外径が5Iか
ら2mに減少するまで線引き加工した。これを水素ガス
の濃度が4%になるようにヘリウムガスで濃度!11整
したガスを流通した環境下で870℃で10時間加熱し
た。得られた超電導線材の臨界電流密度を測定したとこ
ろ、77Kにおいて、10000A/Jであった。
実施例35゜ 実施例7において作成した超電導体の粉末を、内径3 
m 、外径4mの銀製のパイプに充填しする。
これをドローベンチにより、銀製パイプの外径が5nI
から2mに減少するまで線引き加工した。これを水素ガ
スの濃度が4%になるようにヘリウムガスで濃度調整し
たガスを流通した環境下で890℃で10時間加熱した
。得られた超電導線材の臨界電流密度を測定したところ
、77Kにおいて、1.4000A/fflであった。
実施例36゜ 実施例8において作成した超電導体の粉末を、内径3 
m 、外径4wmの銀製のパイプに充填しする。
これをドローベンチにより、銀製パイプの外径が5閣か
ら2II11に減少するまで線引き加工した。これを水
素ガスの濃度が4%になるようにヘリウムガスで濃度調
整したガスを流通した環境下で840℃で10時間加熱
した。得られた超電導線材の臨界電流密度を測定したと
ころ、77Kにおいて。
16000A/allであった。
〔発明の効果〕

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.Nb,V,Ti,Taのうち、単独或は複数の元素
    と、Ba,Sr,Ca,Y,希土類,Li,Naから選
    ばれる単独或は複数の元素と、Tl,Bi,Pb,In
    ,Sn,Sbから選ばれる単独或は複数の元素と、酸素
    を主たる成分として同時に含んでいる超電導物質に、C
    r,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,
    C,N,S,P,Si,Ge,As,Seのうち、単独
    或は複数の元素を、該超電導物質に対してモル比で0.
    2以下の量を添加したことを特徴とする超電導体。
  2. 2.Nb,V,Ti,Taのうち、単独或は複数の元素
    と、Ba,Sr,Ca,Y,希土類,Li,Naから選
    ばれる単独或は複数の元素と、Tl,Bi,Pb,In
    ,Sn,Sbから選ばれる単独或は複数の元素と、酸素
    を主たる成分として同時に含んでいる超電導物質に関し
    て、該超電導物質の主たる成分のうちの1種または2種
    或は3種類を、Cr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,
    Ag,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,
    Seのうちの単独或は複数の元素によって、モル比で0
    .2以下の量だけ置換したことを特徴とする超電導体。
  3. 3.化学組成が、 一般式A−A′−B−B′−O ただし A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tl,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に、Cr,Mn,Co,Ni,Cu,
    Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,
    As,Seのうち、単独或は複数の元素を、該超電導物
    質に対してモル比で0.2以下の量を添加したことを特
    徴とする超電導体。
  4. 4.化学組成が、 一般式A−A′−B−B′−O ただし A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tl,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換したこと
    を特徴とする超電導物質。
  5. 5.組成式が、 (A_1_−_xA′_x)(B_1_−_yB′_y
    )O_3_+_zただし0≦x≦1 0≦y≦1 −0.5≦z≦1 A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tl,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換した超電
    導物質、或はCr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,A
    g,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,S
    eのうちの単独或は複数の元素を、該超電導物質に対し
    てモル比で0.2以下の量を添加したことを特徴とする
    超電導体。
  6. 6.請求項3記載の物質のうち、その組成式が、A_2
    BB′O_5_+_z或はA_2BB′_2O_6_+
    _zただし−1≦z≦1.5 A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tn,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換した超電
    導物質、或はCr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,A
    g,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,S
    eのうちの単独或は複数の元素を、該超電導物質に対し
    てモル比で0.2以下の量を添加したことを特徴とする
    超電導体。
  7. 7.請求項3記載の物質のうち、その組成式が、A_2
    A′B_2B′O_7_+_z或はA_2A′B_2B
    ′_2O_8_+_zただし−1≦z≦1.5 A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tn,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換した超電
    導物質、或はCr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,A
    g,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,S
    eのうちの単独或は複数の元素を、該超電導物質に対し
    てモル比で0.2以下の量を添加したことを特徴とする
    超電導体。
  8. 8.請求項3記載の物質のうち、その組成式が、A_2
    A′_2B_3B′O_9_+_z或はA_2A′_2
    B_3B′_2O_1_0_+_zただし−1≦z≦1
    .5 A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tl,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換した超電
    導物質、或はCr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,A
    g,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,S
    eのうちの単独或は複数の元素を、該超電導物質に対し
    てモル比で0.2以下の量を添加したことを特徴とする
    超電導体。
  9. 9.請求項3記載の物質のうち、その組成式が、(A_
    1_−_xA′_x)_2BO_4_+_zただし0≦
    x≦1 −1≦z≦1 A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tl,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換した超電
    導物質、或はCr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,A
    g,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,S
    eのうちの単独或は複数の元素を、該超電導物質に対し
    てモル比で0.2以下の量を添加したことを特徴とする
    超電導体。
  10. 10.請求項3記載の物質のうち、その組成式が、(A
    _1_−_xA′_x)_3(B_1_−_yB′_y
    )_2O_7_+_zただし0≦x≦1 0≦y≦1 −1≦z≦1 A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tl,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換した超電
    導物質、或はCr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,A
    g,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,S
    eのうちの単独或は複数の元素を、該超電導物質に対し
    てモル比で0.2以下の量を添加したことを特徴とする
    超電導体。
  11. 11.請求項3記載の物質のうち、その組成式が、(A
    _1_−_xA′_x)_4(B_1_−_yB′_y
    )_3O_1_0_+_zただし0≦x≦1 0≦y≦1 −1≦z≦1 A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tl,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換し超電導
    物質に、或はCr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,A
    g,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,S
    eのうちの単独或は複数の元素を、該超電導物質に対し
    てモル比で0.2以下の量を添加したことを特徴とする
    超電導体。
  12. 12.請求項1ないし2記載の物質のうち、その組成式
    が、 (A_1_−_xA′_x)(B_1_−_yB′_y
    )(O_1_−_wX_w)_3_+_zただし A:Ba,Sr,K,Na,La,Ceの 少なくとも1つ A′:Sr,Ca,Y,希土類,Liのうちの少なくと
    も1つ B:Nb,V,Ti,Taのうちの少なく とも1つ B′:Tl,Bi,Pb,Sn,In,Sb,Cuのう
    ちの少なくとも1つ O:酸素 X:N,S,F,Cl,Brのうちの少な くとも1つ 0≦x≦1 0≦y≦1 0≦w≦1 −1≦z≦1.5 である超電導物質に関して、該超電導物質の主たる成分
    のうちの1種または2種或は3種類を、Cr,Mn,C
    o,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W,C,N,S,
    P,Si,Ge,As,Seのうちの単独或は複数の元
    素によって、モル比で0.2以下の量だけ置換した超電
    導物質、或はCr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,A
    g,Cd,W,C,N,S,P,Si,Ge,As,S
    eのうちの単独或は複数の元素を、該超電導物質に対し
    てモル比で0.2以下の量を添加したことを特徴とする
    超電導体。
  13. 13.請求項1ないし12のいずれか1つに記載の物質
    を含んだ超電導線材。
  14. 14.Nb,V,Ti,Taのうち、単独或は複数の元
    素と、Ba,Sr,Ca,Y,希土類,Li,Naから
    選ばれる単独或は複数の元素と、Tl,Bi,Pb,I
    n,Sn,Sbから選ばれる単独或は複数の元素と、酸
    素を主たる成分として同時に含んでいる超電導物質に、
    Cr,Mn,Co,Ni,Cu,Zn,Ag,Cd,W
    ,C,N,S,P,Si,Ge,As,Seのうち、単
    独或は複数の元素を、該超電導物質に対してモル比で0
    .2以下の量を添加したことを特徴とする超電導物質を
    合成する過程において、濃度0.1%以上の水素ガスを
    含む雰囲気のもとで800℃以上の高温に加熱する工程
    と、その後にCO_2ガスによって緩酸化する工程を含
    むことを特徴とする超電導物質の合成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007019795A1 (fr) * 2005-08-16 2007-02-22 Wanhai Sun Substance superconductrice et son procede de preparation
JP2009107925A (ja) * 2001-06-13 2009-05-21 Seiko Epson Corp セラミックス、ならびに誘電体キャパシタ、アクチュエータ、光変調器、及び超音波センサ
JP2012020927A (ja) * 2010-07-15 2012-02-02 Silberline Manufacturing Co Inc 酸化マンガンバナジウムタンタル、およびそれで被覆されたブラックメタリック効果を有する顔料

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