JPH04123967U - トイレブースの壁構造 - Google Patents

トイレブースの壁構造

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JPH04123967U
JPH04123967U JP3810291U JP3810291U JPH04123967U JP H04123967 U JPH04123967 U JP H04123967U JP 3810291 U JP3810291 U JP 3810291U JP 3810291 U JP3810291 U JP 3810291U JP H04123967 U JPH04123967 U JP H04123967U
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JP
Japan
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toilet
toilet booth
curtain
wall
light
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Pending
Application number
JP3810291U
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English (en)
Inventor
浩 河村
日和 葛上
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 周囲4壁の内の少なくとも1壁が透光壁板1
2とこの透光壁板12にほぼ沿ったカーテン13との2
重構造とされ、前記透光壁板12はトイレルーム1の床
11からトイレルーム1の天井まで掛け渡されているこ
とを特徴としたトイレブースの壁構造。 【効果】 壁板がトイレルームの天井に達しているの
で、音もれは微少となる。又、透光壁板が外光を取入れ
るので、透光壁板が光とともにトイレブース内の照度を
高める。透光壁板が明るくなることでトイレブース使用
者は解放感が得られる。カーテンはブラインド作用を為
し、トイレブースの密室性を保つ。又、カーテンは良好
な吸音材になるとともに、ソフトでやさしいイメージを
与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はトイレブースの壁構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
大便器を4枚の壁で囲って形成したトイレブースは、その目的上、壁が塩化ビ ニール板等の不透明な建材で構成されることが多い。
【0003】 トイレブース内が暗くなるので、トイレブースの上端とトイレルームの天井と の間にある程度の隙間を設け、トイレルーム天井の照明光がトイレブース内部に も入射するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、トイレブースの上端に大きな隙間があるために、水洗音などの音がト イレブース外へ放出されて不快である。
【0005】 又、トイレブースの壁が不透明な建材であると、息苦しく感じる場合が少なく ない。そこで本考案の目的は、音もれが少ない上に、解放感が出せるトイレブー スの壁構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案は、トイレブースの周囲4壁の内の少なくとも1 壁を透光壁板とし、この透光壁板にカーテンを沿わせて2重構造とし、且つ、上 記透光壁板をトイレルームの床から天井まで掛け渡したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
壁板がトイレルームの天井に達しているので、音もれは微少となる。
【0008】 又、透光壁板が外光を取入れるので、透光壁板が光とともにトイレブース内の 照度を高める。透光壁板が明るくなることでトイレブース使用者は解放感が得ら れる。
【0009】 カーテンはブラインド作用を為し、トイレブースの密室性を保つ。又、カーテ ンは良好な吸音材になるとともに、ソフトでやさしいイメージを与える。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。 図1は本考案に係るトイレブースの壁構造を含むトイレルームの平面図であり 、トイレルーム1の一隅に、4個のトイレブース2 ,3 ,4 ,5が設けられ ている。
【0011】 トイレブース2は略中央に洋風大便器6を配置し、これをトイレルームの壁7 ,8と本考案に係るトイレブースの壁9 ,10で囲ってなる。これら壁7〜1 0はトイレルーム1の床11から起立し、図示せぬトイレルームの天井に達して いることに特徴がある。
【0012】 図2は本考案のトイレブースの壁構造図であり、トイレブースの壁9は、透明 又は半透明なガラス又はプラスチックからなる透光壁板12とこれに沿って張設 され得るカーテン13とからなる。なお、透光壁板12は図示する如く細い枠1 2aで縁取りしても良いが、大部分が透光材料で構成されるので透光壁板と称す る。
【0013】 カーテン13は布製が好ましく、カーテンレール14に吊環15…を介して吊 下されている。尚、カーテンレール14はカーテン13の下方にも配設すること はなお好ましい。
【0014】 図3はカーテンとカーテンレールの取合図であり、カーテン13はゆったりと 折曲形状で吊下されている。吊環15はカーテンレール14に沿って移動可能で ある。
【0015】 図4は本考案の構造を扉に適用した例の平面図であり、図右方がトイレブース 内側である。 即ち、扉16は透光壁板12、カーテンレール14、吊環15…及びカーテン 13からなり、基本的には図2に示した壁と同一構造である。
【0016】 図1において、トイレブース3,4,5は、上記したトイレブース2と向きや 寸法が若干異なるだけで構成は同一なので、説明は省略する。
【0017】 以上の構造からなるトイレブースの壁構造の作用を次に述べる。
【0018】 図4において図の左方、トイレブース外方の光L1は透光壁板12を通過し、 いくらか減衰した光L2となり、更にカーテン13を通過して光L3となってト イレブースの内部に至る。従って、外光により透光壁板12及びカーテン13が 明るくなり、トイレブースの利用者は解放感が得られる。
【0019】 上記透光壁板12は、その光透過率を大きくすればカーテン13を厚くするこ とができる。すると、カーテン13の吸音能が向上し、トイレブース2〜5内で 発生した水洗水音などがカーテン13で減衰された後に透光壁板12で減衰され 、且つ透光壁板12が床から天井まで掛け渡されて隙間がないので遮音性は高く 、もって外部への音もれは微少となる。
【0020】 又、図2に示す通りカーテン13は自在に開閉できるので、トイレブース2〜 5内部を清掃したり、備品の補修工事をする際に、カーテン13を全開状態にす れば図4に示す光L2が射光し、トイレブース2〜5内が明るくなり作業性が増 す。
【0021】 カーテン13が汚れた場合には吊環15から外して、洗濯することが出来るこ とは勿論である。
【0022】
【考案の効果】
以上に述べたとおり本考案によれば、壁板がトイレルームの天井に達している ので、音もれは微少となる。
【0023】 又、透光壁板が外光を取入れるので、透光壁板が光とともにトイレブース内の 照度を高める。透光壁板が明るくなることでトイレブース使用者は解放感が得ら れる。
【0024】 カーテンはブラインド作用を為し、トイレブースの密室性を保つ。又、カーテ ンは良好な吸音材になるとともに、ソフトでやさしいイメージを与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るトイレブースの壁構造を含むトイ
レルームの平面図
【図2】本考案のトイレブースの壁構造図
【図3】カーテンとカーテンレールの取合図
【図4】本考案の構造を扉に適用した例の平面図
【符号の説明】
1…トイレルーム、2〜5…トイレブース、6…洋風大
便器、11…トイレルームの床、12…透光壁板、13
…カーテン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレブースの床に載置された便器を壁
    で囲って個室にしたトイレブースにおいて、前記トイレ
    ブースは周囲4壁の内の少なくとも1壁が、透光壁板と
    この透光壁板にほぼ沿ったカーテンとの2重構造とさ
    れ、前記透光壁板はトイレルームの床からトイレルーム
    の天井まで掛け渡されていることを特徴とするトイレブ
    ースの壁構造。
JP3810291U 1991-04-25 1991-04-25 トイレブースの壁構造 Pending JPH04123967U (ja)

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JP3810291U JPH04123967U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 トイレブースの壁構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980508