JP2606004Y2 - 自動開閉ドアの点検装置 - Google Patents
自動開閉ドアの点検装置Info
- Publication number
- JP2606004Y2 JP2606004Y2 JP1993054744U JP5474493U JP2606004Y2 JP 2606004 Y2 JP2606004 Y2 JP 2606004Y2 JP 1993054744 U JP1993054744 U JP 1993054744U JP 5474493 U JP5474493 U JP 5474493U JP 2606004 Y2 JP2606004 Y2 JP 2606004Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- ceiling
- driving device
- opening
- room
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、駆動装置で開閉され
る自動開閉ドアの点検装置であって、特に住宅内に設け
られるものに関する。なお、この明細書において自動開
閉ドアとは、特別の操作を行なうことなくセンサーによ
り検知して自動的に開閉するものに限らず、何らかのス
イッチを押すことで自動的に開閉するものをも含むもの
である。
る自動開閉ドアの点検装置であって、特に住宅内に設け
られるものに関する。なお、この明細書において自動開
閉ドアとは、特別の操作を行なうことなくセンサーによ
り検知して自動的に開閉するものに限らず、何らかのス
イッチを押すことで自動的に開閉するものをも含むもの
である。
【0002】
【従来の技術】住宅において、老人や身体障害者のため
に、ドア近傍の壁面に配置したスイッチを操作すること
によって、そのドアを自動的に開閉するようにしたもの
がある。そして、この場合のドアの駆動装置は、ドア近
辺の適当な空間に配置してある。
に、ドア近傍の壁面に配置したスイッチを操作すること
によって、そのドアを自動的に開閉するようにしたもの
がある。そして、この場合のドアの駆動装置は、ドア近
辺の適当な空間に配置してある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、従来に
おいては、ドアの駆動装置をそのドア近辺の適当な空間
へ収納しており、その駆動装置のメンテナンスや修理の
際の点検が困難であるという問題があった。
おいては、ドアの駆動装置をそのドア近辺の適当な空間
へ収納しており、その駆動装置のメンテナンスや修理の
際の点検が困難であるという問題があった。
【0004】この考案は、このような従来の欠点を解消
して、自動ドアの駆動装置の点検を容易に行なえるよう
にすることを目的とするものである。
して、自動ドアの駆動装置の点検を容易に行なえるよう
にすることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案では、駆動装置によって開閉される自動ド
アにおいて、このドアによって仕切られる一方の室の天
井と他方の室の天井との間に段差を設けて、低い方の天
井空間に前記駆動装置を収納するとともに、その天井空
間と前記高い方の天井を有する室とを仕切る側壁部に、
開閉蓋で覆われた駆動装置の点検口を設けたことを特徴
とする。
め、この考案では、駆動装置によって開閉される自動ド
アにおいて、このドアによって仕切られる一方の室の天
井と他方の室の天井との間に段差を設けて、低い方の天
井空間に前記駆動装置を収納するとともに、その天井空
間と前記高い方の天井を有する室とを仕切る側壁部に、
開閉蓋で覆われた駆動装置の点検口を設けたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】開閉蓋を開けることにより、ドアの直上で容易
に駆動装置の保守点検を行なうことが出来る。
に駆動装置の保守点検を行なうことが出来る。
【0007】
【実施例】図1及び図2において、(1)は、室内
(2)とその室内(2)の外部のホール(3)との間の
出入口であって、この出入口(1)を開閉するための自
動式のドア(4)が取付けられている。この自動ドア
(4)は、スライド型のものであって、図2の矢印方向
に移動させることによって、出入口(1)が開かれるよ
うになっている。
(2)とその室内(2)の外部のホール(3)との間の
出入口であって、この出入口(1)を開閉するための自
動式のドア(4)が取付けられている。この自動ドア
(4)は、スライド型のものであって、図2の矢印方向
に移動させることによって、出入口(1)が開かれるよ
うになっている。
【0008】そして、図1において、自動ドア(4)の
直上における前記ホール(3)の天井空間(5)内に、
この自動ドア(4)を開閉駆動させるための駆動装置
(6)が、その自動ドア(4)へ連結して設置されてい
る。(7)は、前記ホール(3)の天井板を示してい
る。(8)は、室内(2)側の天井板であり、この天井
板(8)は、ホール(3)側の天井板(7)よりも高く
なっている。すなわち、ホール(3)側の天井板(7)
と室内(2)側の天井板(8)との間には段差を有し、
この段差部によって、駆動装置(6)を収納した天井空
間(5)が、高い方の天井板(7)を有する前記室内
(2)側に解放されるようになっている。駆動装置
(6)は、この解放部分に臨ませて設置されている。そ
して、この解放部分を覆うようにして、開閉蓋(9)が
設置されている。
直上における前記ホール(3)の天井空間(5)内に、
この自動ドア(4)を開閉駆動させるための駆動装置
(6)が、その自動ドア(4)へ連結して設置されてい
る。(7)は、前記ホール(3)の天井板を示してい
る。(8)は、室内(2)側の天井板であり、この天井
板(8)は、ホール(3)側の天井板(7)よりも高く
なっている。すなわち、ホール(3)側の天井板(7)
と室内(2)側の天井板(8)との間には段差を有し、
この段差部によって、駆動装置(6)を収納した天井空
間(5)が、高い方の天井板(7)を有する前記室内
(2)側に解放されるようになっている。駆動装置
(6)は、この解放部分に臨ませて設置されている。そ
して、この解放部分を覆うようにして、開閉蓋(9)が
設置されている。
【0009】(10)は、上部階の床或いは屋根を構成す
るコンクリートスラブであって、そのコンクリートスラ
ブ(10)の下側において、前記開閉蓋(9)の上方部
に、構造材としての溝型鋼からなる上部一対の横フレー
ム(11)(11)が設けられており、その下側の横フレー
ム(11)の下面に、木材製取付け台(12)が固定されて
いる。そして、この取付け台(12)の下面に、蝶番(1
3)により、開閉蓋(9)の上端が連結されるととも
に、その蝶番(13)を介して、開閉蓋(9)は、その下
端側が図1の矢印方向に回転して開かれるような構造と
なっている。
るコンクリートスラブであって、そのコンクリートスラ
ブ(10)の下側において、前記開閉蓋(9)の上方部
に、構造材としての溝型鋼からなる上部一対の横フレー
ム(11)(11)が設けられており、その下側の横フレー
ム(11)の下面に、木材製取付け台(12)が固定されて
いる。そして、この取付け台(12)の下面に、蝶番(1
3)により、開閉蓋(9)の上端が連結されるととも
に、その蝶番(13)を介して、開閉蓋(9)は、その下
端側が図1の矢印方向に回転して開かれるような構造と
なっている。
【0010】なお、ホール(3)側の側壁面には、スイ
ッチパネル(13)が、同じく室内側の側壁面にスイッチ
パネル(14)が、ともにドア(4)の近傍位置に設けら
れ、これらのスイッチパネル(13)(14)のスイッチを
操作することによって、自動ドア(4)の前記駆動装置
(6)が駆動されて、その自動ドア(4)が自動的に開
かれるようになっている。なお、前記室内(2)は、こ
の実施例ではトイレにかかるものであって、ホール
(3)側に、そのトイレを使用中であることを示すラン
プ(15)が設けられて、室内(2)側に入室して自動ド
ア(4)を閉じると、このランプ(15)が点灯するよう
になっている。
ッチパネル(13)が、同じく室内側の側壁面にスイッチ
パネル(14)が、ともにドア(4)の近傍位置に設けら
れ、これらのスイッチパネル(13)(14)のスイッチを
操作することによって、自動ドア(4)の前記駆動装置
(6)が駆動されて、その自動ドア(4)が自動的に開
かれるようになっている。なお、前記室内(2)は、こ
の実施例ではトイレにかかるものであって、ホール
(3)側に、そのトイレを使用中であることを示すラン
プ(15)が設けられて、室内(2)側に入室して自動ド
ア(4)を閉じると、このランプ(15)が点灯するよう
になっている。
【0011】以上のように、この考案によれば、自動ド
アで仕切られる室の天井相互に段差を設けて、低い方の
天井空間に駆動装置を収納して、その収納空間の開放部
を建物の側壁で覆っているため、無機質な駆動装置(ケ
ースを含めて)が外部に露出することがなく外観が良好
となり、しかも、側壁部には開閉蓋を設けていることか
ら下から見上げたりすることなく、点検も容易に行うこ
とが出来る。また、天井空間に収納するため必ずしも駆
動装置用の専用ケースは不要である。
アで仕切られる室の天井相互に段差を設けて、低い方の
天井空間に駆動装置を収納して、その収納空間の開放部
を建物の側壁で覆っているため、無機質な駆動装置(ケ
ースを含めて)が外部に露出することがなく外観が良好
となり、しかも、側壁部には開閉蓋を設けていることか
ら下から見上げたりすることなく、点検も容易に行うこ
とが出来る。また、天井空間に収納するため必ずしも駆
動装置用の専用ケースは不要である。
【図1】この考案の実施例を示す自動ドア部分の縦断面
図である。
図である。
【図2】同じく横断平面図である。
【図3】自動ドア部分を室内側から見た要部の正面図で
ある。
ある。
(2) 室内 (3) ホール (4) 自動ドア (5) ホールの天井空間 (6) 駆動装置(7) 天井板 (8) 天井板 (9) 開閉蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 15/00 - 15/20 E04F 19/08 101
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動装置によって開閉される自動ドアに
おいて、このドアによって仕切られる一方の室の天井と
他方の室の天井との間に段差を設けて、低い方の天井空
間に前記駆動装置を収納するとともに、その天井空間と
前記高い方の天井を有する室とを仕切る側壁部に、開閉
蓋で覆われた駆動装置の点検口を設けたことを特徴とす
る自動開閉ドアの点検装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054744U JP2606004Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 自動開閉ドアの点検装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054744U JP2606004Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 自動開閉ドアの点検装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719564U JPH0719564U (ja) | 1995-04-07 |
JP2606004Y2 true JP2606004Y2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=12979293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054744U Expired - Fee Related JP2606004Y2 (ja) | 1993-09-14 | 1993-09-14 | 自動開閉ドアの点検装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606004Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-14 JP JP1993054744U patent/JP2606004Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0719564U (ja) | 1995-04-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |